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はじめに
大学受験では一般入試以外にも推薦やAOなど様々な方法がありますよね。受験回数が多いほど合格チャンスは増える一方、推薦で落ちてから一般対策をしても間に合わないかもという、それぞれで必要な対策が違うからこその不安も。
今回は、AO入試での失敗を乗り越え、一般入試で第一志望への合格を現役で手にした、早稲田大学1年生の明日香さんにお話をお聞きしました!
◆「受かるだろう」と甘い読みから本命のAO入試に不合格
決まっていました。10月にAO試験があったため、AO対策を主に行っていました。一般対策をしている時間はなかったので、一般の勉強に関しては、学校の勉強を確実にこなす事に努めていました。
ー振り返ってみると、どういったことが印象的でしたか?
結局、第一志望であった早稲田大学国際教養学部のAO入試に不合格で、その直後(11月終わり)に第一志望を政治経済学部に変え、対策を一から始めたことです。
もう少しAOの対策を本気でやっていれば良かったですね。受かるだろうとタカをくくって、ろくに対策をしなかったら落ちたので...。
◆効率的に勉強するコツは「学校の勉強を完璧にこなす」こと
国際教養学部にAOで受かった子たちに負けてたまるか、見返してやる、という一心で、絶対に何が何でも受かるんだと自分に言い聞かせました。
また、お世話になった塾の先生に『落ちました』なんて言いに行けない!と思い、自分を励ましました。
どんなに難関校でも、高校で習う基礎が出来ていなければ応用も解けるわけがないと思い、時間がない中で効率的に勉強するには学校の勉強を完璧にこなすのが一番良いと思ったためです。
秋に学校の勉強をしっかりやって基礎力が出来ていたからこそ、冬になってAOに落ち、一般の勉強を追い込む時点になっても何とか間に合ったので、効果的だったと思います。
◆どこだろうと、『集中できない』なんて言ってる場合じゃない!
自分の部屋では集中できなかったので、塾の自習室に篭っていました。しかし、受験直前は自分の部屋では集中できないとか言ってる場合じゃなくなって、取り憑かれたように起きている間は勉強していたので、自分の部屋でやっていました(受験数週間前)。
ーこの他、集中力を上げるためにスマホを機内モードにしたり、SNSを全て消したりといった工夫をしていたそう。気分転換には、どういったことをしていたのでしょう。
トイレに行く。スタバに行く。甘いものを飲む、食べる。友達と休憩する。やる気が出なくても何もしないよりはマシだと、とりあえず机に向かっていました。
ーちなみに、勉強に欠かせないグッズは?
テフレーヌというバインダーがとても使いやすかったです。フリクションペンも書き直すことができるので、とても良かったですね。暗記ペンの透けない青いやつが優秀でした。あと、コーヒーは必需品でした。