【東京大学(文二)】非進学校という環境のハンデを塾やStudyplusの仲間とはね返す!!
2018/10/21この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。内容が古くなっているのでご注意ください。
はじめに
周りに同じ目標を持って頑張る仲間がいるかどうかで、自分のモチベーションも大きく変わってきます。
今回は、非進学校にいながら東京大学を目指し、Studyplusや塾の仲間と一緒に頑張ることでモチベーション高く勉強を続けたあまねさんに話を聞きました。
◆秋からは10~20年分の過去問にチャレンジする!
志望校は決まっていたので、秋は過去問をひたすら解いていました。秋の時点で過去問を解くレベルに到達したと思ったため、過去問研究に時間を費やしたんです。
その中で、わからないことや苦手な分野が出てきたら、基礎の参考書や問題集に戻って確認するという作業を続けました。
―その勉強に重点を置いたのはなぜですか。
「高3の秋からは過去問を解くように」と塾の先生に言われたからです。秋に始めれば全教科10~30年分過去問を解けるなと思っていました。実際、受験までに数学は10年分を2回、20年分を1回解くことができました。
今になって思うのは、秋の時点で「過去問を解く」ことができるレベルに達していれば、冬までに「得点を高める」ところまで到達できます。
逆に、冬になって過去問を解きはじめて点数が足りないようでは、合格点に達する前に受験に突入してしまうと思います。
しっかりと効果があったと思っています。過去問をたくさん解くことは自分の自信につながりました。私はメンタルが弱いことを自覚していたので、受験の日に焦らないために自分に自信をつけることは重要だったと思います。
―秋の受験勉強を振り返って、こうすればよかったと思う点を教えてください。
もうこれ以上はやることはないと思って力尽きてしまったので、「もっと高みを目指せよ」と当時の自分に言いたいです。
受験意識が低い高校の同級生にイライラ…。東大を目指す塾の友だちが刺激に!
非進学校なので周りの人が受験への意識が低く、それにイライラしてしまったことがありました。学校の授業も聞く意味があるのだろうかと思ってしまいがちでした。
また、高校3年生になって本格的に勉強を始めた世界史がなかなか覚えられなくて苦労しました。
―それをどうやって乗り越えましたか。
学校へのイライラは、塾に行くことで解決しました。塾の友だちはみんな東大に向けて頑張っていたので、「自分も頑張ろう!」と思えたし、授業も新たな発見が多くて楽しかったです。
世界史以外の教科は高2のうちに基礎固めを終えていたので、高3では世界史に多くの時間をかけて巻き返しを図りました。
ー勉強続きで時には疲れてしまうこともあったと思います。そんな時の気分転換の方法を教えてください。
その他の役立ちグッズとして松岡修造の応援ソングを聴いていました。受験当日の休み時間もずっと聴いていましたよ。「できる!できる!」と聴き続けたら脳が騙されて前向きになりました。
◆Studyplusのタイムラインでモチベーションアップ!
高2の8月から、教科別にどれくらい勉強したかを見るために使い始めました。
日本史が好きだったので、日本史ばかり勉強してしまいがちだったのですが、グラフを確認することでそれを是正することができたと思います。
東大の配点は、英:数:国:日:世が6:4:6:3:3です。自分は数学と世界史に時間をかけた方が良いとわかっていたので、高3では英:数:国:日:世が3:3:2:2:3になるように勉強していました。
タイムラインがなかったら、もっと勉強しようという気にはならなかったと思います。
勉強をたくさんするのが苦手な自分が、高3の夏に毎日9時間くらい勉強できたのも、周りのユーザーが毎日10時間以上勉強していたのを見たからです。
―どのような効果が得られましたか。
まず、学習時間管理をすることで苦手な教科から逃げないようになったと思います。
もう一つは、学校には東大志望があまりいなかったので、Studyplusの東大志望ユーザーから刺激を受けたことですね。受験期には一緒に頑張る仲間のような感じがして、自分の心の支えになりました。