「カトリックの愛の精神」を具現化する学び舎

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特色

いのちに耳を澄ませて、そして問いかける

21世紀に入り人類は目覚ましい発展と共に、環境問題、貧困や難民問題、開発途上国における人口爆発、先進国の少子高齢化問題等さまざまな問題に直面しています。医療の分野でも、遺伝子操作、脳死や臓器移植問題など、人の生命について真剣に考えるべき問題が多く生まれています。

本学では建学の精神である「カトリックの愛の精神」に基づき、人間の尊厳、すなわち一人ひとりの人間の存在そのものに価値を見出し、そのかかわりを通して自己を高め、より豊かな人間性を育み、高い倫理観を持って判断し行動できる人材の育成を目指しています。
そのため、本学においては、先の「カトリックの愛の精神」を基盤に、学生さん一人ひとりの人格と看護実践者としての成熟を目指したカリキュラムを構築しています。

愛は、国と国を、人と人をひとつにする。

現在、国際社会は大きな転換期にあり、開発途上国を中心に人口問題、新興・再興感染症などの保健衛生上の課題などがあります。

また、国際社会が日々変化するにつれ、国家間や地域間の貧富の差はいっそう大きくなりつつあります。これらに伴い、決して差が生まれてはいけない人々の健康/医療問題にも焦点が当てられています。

国際看護学ではこのような状況にある地球上の人々の健康に対しどう対応していくか、看護からの貢献を考え、真に国際社会で様々な医療問題と向き合っていける看護の技術を備えた学生を育てていきます。

著名な看護理論をカリキュラムに。

1990年当時より、Sister Callista Roy の臨床体験から生まれた看護教育と臨床看護実践の看護モデルの発祥の地であるMount St.Mary’sと姉妹校提携を結んでおり、現在まで両校の学生・教員の活発な交流が行われています。

聖マリア学院大学の開学と共に、アメリカに本部を持つRoy Adaptation Association(RAA)の日本支部(RAA-J)が、聖マリア学院大学、聖母大学(現 上智大学総合人間科学部看護学科)、天使大学の3つのカトリック系看護大学により結成されました。

平成30(2018)年4月に、本学大学院棟に「ロイアカデミア看護学研究センター」を設置、アメリカのRAAによって承認されました。

RAA-J福岡Branchの本学においては、ロイ適応看護モデルの検証を通して、本学が目指す「いのちの支援者」としての看護専門家の育成に貢献していきたいと考えています。

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