国際商経学科
経済学・経営学の両輪で、地域社会・グローバル社会を切り拓く
■経済学コース:経済学を通して社会や暮らしを分析
経済学では「家計」「企業」「政府」といった経済主体間の経済行動を分析するため、「お金」のイメージが強いかもしれません。しかし、地球環境保護や人間関係における葛藤など、社会におけるあらゆる事象が経済学の分析対象となります。個別のテーマを分析するには、考え方の基礎となる経済理論(ミクロ経済学・マクロ経済学)に加えて専門的な理論、実証分析の方法等を学ぶことが必要です。また、社会的な視点を持つことも大切です。
■経営学コース:多様な視点で考える組織の経営
経営学とは、組織の仕組みのあり方を考え、組織をうまく運営するための方法を考える学問です。一般的な企業だけでなく、NPOや自治体などの公益性の高い組織も分析対象となります。国際商経学部の学生は全員が経済学も学んでいるため、企業を取り巻く経済システムに関する経済学的視点を持ちながら経営学を深く学ぶことができます。
■グローバルビジネスコース:経済学・経営学をすべて英語で学ぶ
専門科目の授業はすべて英語で学びます。入学後1年間はキャンパス内にある国際学生寮で留学生との共同生活を送ります。一緒に生活しながら留学生の出身地域の文化や考え方の違いを知ることで、より深い異文化理解が可能となります。また、6週間のフィリピン語学研修など、国内外での経験から得た多角的な視点がその後の経済学・経営学への深い理解につながるとともに、新しい時代を担うリーダーとしての自覚と素養を培います。
定員:経済学・経営学コース 280名、グローバルビジネスコース 80名
入試:学校推薦型選抜/一般選抜/帰国生選抜・帰国生特別選抜/外国人留学生特別選抜