人文学科(2025年4月設置)
AI時代に人間と文化を学ぶ
■POINT1 DXで人間を学びます
人文学の研究は、フィールドワークや文献調査などによって集めたデータを分析することで問題の解明に取り組みます。文字資料や文学作品を読んで気づいたことや、現地を訪れて見聞きしたことなどをデータとして蓄積し整理して、事実と根拠に基づいて説得力のある結論を導き出していきます。
データを用いて現状を俯瞰し多角的・多面的に考える力は、実社会でも役立ちます。「データサイエンス」(3専攻共通)の授業については、全学部共通科目で基礎を学んだ後、人文学部では2つの専門授業を設けています。「データサイエンス(ことば)」では、会話や文章を計量的に分析します。「データサイエンス(地理空間)」では、地域の動態を時間的・空間的に分析します。
■POINT2 多様な社会に直結する学びです
異なる文化的背景を持つ人々が共生する多文化の中にあっては、違う習慣・価値観・歴史・宗教などを互いに理解しようとする異文化理解に根差した多様性への対応力が求められます。
「異文化論入門」(3専攻共通)のほか、「多文化社会論」(歴史地理専攻)、「比較文化」(日本語日本文化専攻)、「アメリカ文化研究」(英語英米文化専攻)などの専門科目とともに、体験的に学ぶ海外渡航・国内研修プログラムや演習科目をとおして、多様性について理解を深めていきます。
※これらのプログラムは、希望者全員に大学が費用のサポート(奨学金)をします。
■POINT3 地域創生を現場で学びます
地域の課題解決の方法を学びます。将来、グローバルに活躍するためにも、まずは自分の地域の強みを深く理解することは欠かせません。「地域創生探究」(3専攻共通)では、地域を創るスペシャリストから実践的に学ぶ機会があります。
世界から注文が殺到している伝統産業の最先端や、アニメや小説のベストセラーを生み出している岐阜の人文資産を活かした地域の課題解決を現場の目線から学びます。
羽島キャンパス
募集人員:150名(英語英米文化専攻(80名)/日本語日本文化専攻(35名)/歴史地理専攻(35名))
入試:総合型選抜/学校推薦型選抜/一般選抜/共通テスト