現代心理学部
立教大学 現代心理学部の学部紹介
心と身体と映像を軸とした従来の枠にとらわれない新しい人間学へ
心とは何か。これは太古の昔から存在する問いですが、「心理学」という独立した学問領域が成立したのは、わずか100年余り前のことです。比較的新しい学問といえる心理学は、特に近年大きな変貌を遂げてきました。扱う問題も基礎から応用まで人間の営みのあらゆる領域に広がり、単一の学問領域として捉えきれないほど多様化し、細分化されてきました。現代心理学部の心理学科は、多彩な専門分野の教員を擁して、こうした現代の心理学を追究しています。
一方、映像身体学科は映像と身体に関する思考や表現を追究する、全く新しい学問領域に挑む学科です。テレビ、映画、演劇、ダンス、身体技法などの芸術・表現分野について、技法と理論を並行して学ぶカリキュラムを用意しており、表現行為の実際と理論的基礎をともに追究するのが、この学科の特徴といえるでしょう。
一見対照的な2つの学科は「心」というキーワードでつながっており、心理学科は心の仕組みと働きを、映像身体学科は心の表現を探究しています。教育・研究面でも、両学科は緊密な協力関係にあります。