特色
社会から求められる⼒が⾝に付く「⾃主創造」の実現
日本大学は16学部86学科を擁する日本最大級の総合大学です。大規模ながら専門教育は少人数制を徹底。学生が「何をできるようになるのか」を意識し,目標とする学修成果の達成を重視したアウトカム基盤型教育の実現を目指しています。社会で求められる⼒とは,専⾨知識や教養に加え,学んできたことをいかに社会やビジネスシーンで⽣かせるかということも⼤切な要素です。日本大学では,各学部独⾃の「個性ある専⾨的な授業」と全学共通で展開している「基礎教育の徹底」,16学部86学科という規模で⾏われる「多様性を⽣かした交流授業」などにより,⾼い倫理観や問題を発⾒し解決する能⼒,リーダーシップ,省察⼒などの汎⽤的能⼒を⾝に付け,実社会におけるあらゆる課題を克服,乗り越えることができる「⾃主創造」の⼒を養います。
2016年に制定された「⽇本⼤学教育憲章」には,卒業後も発展させていくべき「⽇本⼤学マインド」が定義されています。現代社会では,地球環境や経済,国際関係,医療,⽂化,倫理などあらゆる領域は多様性を持ち,さらに災害やテロリズム,ウイルスのまん延などが複雑に絡み合うといった深刻な課題を抱えています。それらの課題,問題に対応できる⼈材とは「⽇本⼤学マインド」が定義する,⽇本の特質を理解し伝える⼒を持ち,多様な価値を受容し⾃らの⽴場・役割を認識でき,その⼒で社会に貢献できる「⾃主創造型パーソン(⽇⼤⼈)」なのです。
人間性と幅広い視野を養う「自主創造」プログラム
全学共通教育科⽬「⾃主創造の基礎」は,日本大学の学⽣としての基礎的要素を⾝に付ける教育科⽬です。⾼校での受動的な学びから,⼤学での能動的な学びへシフトするためのトレーニングを積むプログラムで,レポート作成やグループワーク,プレゼンテーション⽅法を学びます。日本大学ワールド・カフェ【通称:N-MIX】では,異なる分野の学⽣が触れ合う機会を設け,「多様性」をキーワードに多様な価値観,考え⽅に触れながら,チームワークを磨きます。
多様な価値観・広い視野を養う⽇本⼤学ワールド・カフェ【通称:N-MIX】
1年次生の約16,000人が,学部を横断してグループワークを行うワールド・カフェ。6人のグループに分かれた上で『日本大学について考えてみよう』をテーマにグループ内でディスカッション。そして,グループでまとめた内容をほかのグループと共有するなど,活発にコミュニケーションします。対面またはオンライン形式での開催となりますが,開催形式によらず,学生たちは多様な価値観に触れることができ,視野を広げる良い機会となっています。このワールド・カフェが学生同士の交流が深まるきっかけとなっています。