特色
答えのない“Big Question”に挑む
1918年、当時日本では聞き馴染みのなかった「リベラルアーツ」。
そのリベラルアーツ教育を行う女子大学として創立されたのが東京女子大学です。
常に変化を続ける激動の時代である今、求められるのは「人間の幸せやより良い社会」について問い直し、知性と行動力を持つこと。
東京女子大学は日本のリベラルアーツ教育の先駆として、さらにリベラルアーツ教育を進化させ、知性と行動力を持つ自立した女性を育成します。
「知のかけはし科目」35科目順次開講
全35科目計70名の教員が関心のあるテーマをもとにペアになり、ティーム・ティーチングを行う授業です。異なる研究領域の教員2名が一つの科目を担当し、授業内では、教員間、教員・学生間、学生間での対話プロセスを重視します。共通テーマについてそれぞれの観点から論じることで、自分の常識や専門を共有しない他者と対話し、相互理解を深める能力を身につけます。
例1:コミュニケーション × パンダ政治外交
「かわいい」が持つ社会的な影響力について、コミュニケーション学、社会心理学、ジェンダー、国際政治、国際関係、外交などの視点から検討する
例2:情報数理学 × 日本古典文学・古典芸能
図形を、「離散幾何学」と「江戸の美術」から理解・分析し、図形の魅力を発見する
AI・データサイエンス科目 AI・データサイエンスの学びが必修に
AI(人工知能)技術が私たちの日常生活に浸透し、その概念とともに一般常識となりつつある昨今、AI・データサイエンスに関する知識やスキルの修得は、文系理系を問わず重要なものとなっています。
2024年度から新たに始まったAI・データサイエンス科目は、AI・データサイエンスの基礎的な手法を学び、社会におけるその重要性と意義を理解するための科目です。
情報通信社会で必要となる、コンピュータやネットワークに関する基礎的なスキルを修得するとともに、多様なデータ分析の手法を理解し、データから有益な情報や知見を引き出すための実践的なデータ分析力を身につけます。また、学びの機会を広げるため、フルオンデマンドプログラムによる「早稲田大学連携科目」を開設します。
※文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(MDASH)」(リテラシーレベル、応用基礎レベル)モデルカリキュラムに対応。