特色
社会に新たな価値を生み出しAI時代を先取りする進路選択
近い将来、現在ある仕事の約半分が人工知能(AI)やロボットに代替されると言われています。AIが得意とする「既存の枠組みの中で生かされる力」ではなく、新たな価値を生む「創造的な力」が重要視される中、本学は建学以来、まさにそうした力を持つ人材を多数輩出してきました。課題を発見し、創造的な力で解決に導く多様な人材を今後も育成すべく、近年は共通テストのみ(実技試験なし)で受験可能な学科を拡充しており、総合大学と併願する受験生も増えています。
共通テストのみ(実技試験なし)で挑戦できるから総合大学と併願しやすい
2024年度の入試実績では、プロダクトデザイン専攻、建築・環境デザイン学科(建築・都市環境・インテリア)、情報デザインコース、芸術学科(学芸員・編集者・研究者)、統合デザイン学科、劇場美術デザインコース(舞台美術・映像美術)で、実技試験を課さず、共通テストのみで受験可能な入試方式を実施しました。高い思考力と表現意欲を持った生徒が実際にこの方式で受験し、入学後に多彩な活躍をみせています。なお、2025年度入試の詳細は、6月頃ホームページで発表予定です。
年間約200社(自動車・家電・民放各社他)が学内で説明会 就職者の70.3%がデザイン・クリエイティブ職へ
(参照元:多摩美大HP掲載「企業の人事担当者・卒業生に聞く」)
2023年3月卒業生は、就職者の70.3%となる432名がデザイン・クリエイティブ職に内定。自動車・家電・広告・建築・IT・ゲーム・映像・舞台美術・イラスト・アニメーション等のクリエイターはもちろん、プロデューサーや企画職にも多くの人材を輩出。年間約200社(自動車・家電・民放各社他)が本学学生への説明会を実施するほか、デザイン部門を持つ企業を招いての公開プレゼンテーションや産官学連携プログラムなど、志望する企業と接触できる点が大きな特徴です。クリエイティブ職に特化した情報が得られる就活ポータルサイトや独自のアーティスト支援プログラムも、進路選択の鍵となっています。
●過去3年間の卒業生の主な就職実績
トヨタ自動車、本田技術研究所、ソニー、NEC、パナソニック、日立製作所、富士フイルム、味の素、山崎製パン、資生堂、コーセー、任天堂、スクウェア・エニックス、ポケモン、ミズノ、アクセンチュア、サイバーエージェント、電通、博報堂、スタジオジブリ、オリエンタルランド、劇団四季、NHK、小学館、ヤフー、凸版印刷、教員など