社会領域プログラム
社会領域プログラムの学び
●歴史学
歴史とは「過去」について学ぶことですが、実は、「現在」を考えることでもあるのです。過去の人々が残した多様な史料との対話から作られる歴史イメージとそれをめぐる議論こそが、現在の自分を見つめ直すという、歴史学の重要な作業につながると考えています。
●文化人類学
文化人類学は、地球上のさまざまな異文化についての学びを通じて自文化や自己を相対的に捉える鍛錬をし、文化の持つ個別性や多様性、動態性への洞察力を深める学問です。また単に講義や本を通して学ぶだけでなく、実際に現地に赴いて参与観察し体験的に学ぶという手法も文化人類学の特徴です。異文化理解力はグローバル時代に生きる私たちにとっては大切な知的インフラともなるものです。
●国際関係・政治学 ※2026年4月より名称変更予定
貧富の格差など社会の分断が進む中、良識ある市民として生きるための知識と教養を身に付けることを目標にします。さらに激動する国際関係を、歴史や理論、あるいはアジア・欧米・中東地域の政治や社会について学ぶことで理解していきます。
●経済学
私たちが生きる市場経済の特徴は、企業や個人など個々の経済主体が、自らの利益に基づき行動する中、それらが「価格」を通じて調整され、様々な財の価格や生産量が決まっていく点にあります。こうした市場の仕組みは、財サービスの生産や雇用、物価といった身の回りの多くの問題にも影響を与えています。こうした市場経済の仕組みを理解し、それを政策や企業戦略に応用できる能力を養うことを目的としています。
●社会学
社会と文化について幅広く学び、世の中の仕組みの解明を目指します。こうした学びを通して、国際社会や地域社会において、自分の文化とは 異なる多様な文化を理解し、互いの違いを認め合いながら共生していくことのできる、幅広い視野を備えた人材を育成します。
キャンパス:町田キャンパス
入試:総合型選抜/学校推薦型選抜/一般選抜 /大学入学共通テスト利用選抜/国際学生選抜/社会人/編入学者選抜