埼玉医科大学

医学部では、入学と同時に「すぐれた臨床医」になるために必要な多くの科目（ユニット）が始まります。異なる内容を順番に学ぶのではなく、教養も基礎医学も臨床医学も同時に始まり、学年が上がるにつれて内容の密度と比率が変化していくのです。
そうして、医師に必要な「知識を身につける」こと、そして、「考える力を磨く」という2つの核を6年間かけて養います。各ユニットが相互に連携し、最大限の効果が得られるように編成されており、それらはとても実践的で、医療の現場を常に意識できるものです。また、選択必修ユニットでは倫理や医療政策・経済をはじめとして、様々なテーマを用意しています。さらに、未来の医学研究者を育てる研究医養成プログラムという選択肢もあります。
教員は「師弟同行」の理念に基づき常に学生の傍らに立ち続けます。学びを深める教育環境とシステムを活用し、仲間とともに自らが意欲を持って取り組めば、得られる知識と経験は貴重な一生の財産となるでしょう。知識と専門性を兼ね備え、患者さんに真摯に向き合える人間味あふれる医師への軌跡を形づくる6年間が待っています。