人間健康学科 スポーツと健康コース/福祉と健康コース
スポーツと健康コース、福祉と健康コース、両コースの学生が履修可能な「人間健康学プログラム群」を設置。4つのプログラムを副専攻として履修可能。
「人間にとって真に必要な健康の在り方」という新たな観点から、人間の心身、健康、幸せを総合的に捉えるための専門性を身に付け、健康に関わる諸問題の解決手法を探究します。1年次に基礎科目を履修し、人間健康学の基礎知識を得るなかで、どのようなテーマを研究するのかを固めます。そして2年次に自身の興味関心に沿ったコースを選択し、分属します。
◆スポーツと健康コース
生涯スポーツを通した人間形成やコミュニティの再生、スポーツ教育を通した新たな人間の健康の在り方を探究。身体に関わる文化的・科学的な基本知識と、健康に関する幅広い知識をもったスポーツ指導者などを育成します。また、ジョギングやレクリエーションなど市民の健康増進と生活設計をサポートする方法を考え、人がより良く生きる社会づくりに貢献します。
◆福祉と健康コース
人間の健康の在り方や社会福祉に関する知識と実践的アプローチを学び、福祉社会をささえる力を養成。福祉専門職としての倫理と価値を兼ね備えたソーシャルワーカーなどを育成します。また、少子高齢化に伴う生活上の健康福祉問題を研究し、健康増進と福祉支援の連携や地域コミュニティーにおける福祉文化の構築などの諸課題にも取り組みます。
◆人間健康学プログラム群(両コースの学生が履修可能)
◇人間関係学プログラム
レクリエーションやアドベンチャープログラムなどの体験学習法や、ソーシャルワークなどの社会福祉学に関連する科目を学びます。多様性を尊重し、健康で良好な関係を築くための「場づくり」の経験を積んでいきます。
◇ユーモア学プログラム
健やかで幸せな暮らしを構成するユーモアと笑いについて、その特徴と機能を専門的に学びます。人々の健康と幸福のさまざまな側面について話し合う能力を養い、知識と共感にささえられた人間理解の態度を育成します。
◇地域デザイン学プログラム
グローカルに活躍できる人材の育成をめざします。地域連携や地域活性化などをキーワードに、地域が抱える課題を発見し、みんなが健康で暮らせるような持続可能な社会づくりについて考えていきます。
◇臨床心理プログラム
臨床心理学の基礎から多様な分野での応用まで、講義・演習・実習を通じて幅広く学び、「こころの健康」について理解を深めます。科学的根拠に基づいた視点から思考し分析する力と、自分を含めたあらゆる人々のこころの問題に関心をもち、温かな態度で寄り添える力を育みます。
定員:330人
キャンパス:堺キャンパス