フランス語圏文化学科
フランス語を軸に世界の文化をとらえ、柔軟な広い視野を身につける
語学や文学、思想に限らす、フランスやそのほかのフランス語文化圏の社会、文化を幅広く吸収できる多彩なカリキュラムを提供しています。世界の共通語のひとつであるフランス語を軸に、世界の複数の文化をとらえることで柔軟な広い視野を身につけます。
フランス語圏を構成する地域的な広がりと、その中で文化がもちうる複数性、多元性(さまざまな位相の文化事象)を学問領域として視野に入れた学びの場を「フランス語圏文化学科」は提供しています。
本学科の特色としては、まず徹底した語学教育です。フランス語教育の質の高さと厳しさは昔から定評がありますが、特に、1、2年次では、各週5回(一回90分)、日本人教員、フランス人教員によって徹底したフランス語教育を行います。また本学科ではコース制を導入しています。学生は1、2年次で基礎知識を学んだうえで、3年次からは各自が興味と関心に応じて4つからなるコースのいずれかを選択し、ゼミを中心にコース別の講義・演習を優先的に履修します。
【言語・翻訳コース】フランス語や言語一般の特性や体系、あるいは日本語とフランス語の関係を研究します。
【文学・思想コース】フランス語圏の文学や思想を研究します。
【舞台・映像コース】舞台芸術(演劇・オペラ・バレエなど)や映像芸術を研究します。
【広域文化コース】上記3コースに収まらないテーマ(音楽、絵画、マンガ、都市など)やヨーロッパ以外のフランス語圏文化の地域を研究します。
さらに本学科には歴代の教授陣が選んだり寄贈してきた約8万冊の蔵書があり、常に学生のために開放されています。また、ビデオやDVDなどの映像資料も充実しています。
最後の4年次には卒業論文、卒業翻訳、卒業演習のいずれかを選択し、本学科での4年間の勉学の集大成とします。
定員:65人
入試制度:一般選抜/共通テスト利用選抜/学校推薦型選抜/その他編入学試験等
初年度納入金(予定額):1,393,800円