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はじめに
みなさんは学校や自宅、塾・予備校などで、勉強に集中したいときにどんな工夫をしていますか?
イヤホンをして好きな音楽を聴く、眠くならないようにコーヒーや緑茶でカフェインを補充など色々な工夫があると思います。でも、学校の勉強や部活でヘトヘトになった、あともう一息!というときに集中力を持続させるのは、大変ですよね……。そんなときにオススメのアイテムをご紹介します!
チョコレートで脳を活性化!?驚くべきその効果とは
それは『チョコレート』!聞いたことがある人もいるかもしれませんが、チョコレートの原材料“カカオ”の成分には、脳のエネルギー源となるブドウ糖やテオブロミン、カカオポリフェノールが多く含まれており、脳を活性化する効果があるといわれています。テオブロミンには記憶力をアップし、やる気を引き出す効果もあるというからびっくりですよね。
ワンポイントアドバイス!
チョコレートの種類の選び方として、脳のエネルギーになるブドウ糖を補うためにはミルクチョコレート、脳の働きを活性化させるポリフェノールを補うためにはカカオの含有量が多いビターチョコレートがおすすめです。チョコレートに含まれているカカオ・ポリフェノールには、ストレスをやわらげる効果もあるので嬉しいことづくしですね。
また食べるタイミングも大切で、集中力や記憶力をアップさせたい試験のときは1時間前がいいとのこと!
ただし食べすぎには注意です!
身近なチョコレートの原料「カカオ」をめぐる“ビターな”国際問題って!?
チョコレートの原材料が「カカオ」であるというのは聞いたことがあると思いますが、カカオ畑って見たことありますか?見たことある人はほぼいないはずです。というのも、カカオはコートジボワール、ガーナなどの発展途上国を中心に生産されているからです。1400万人もの人たちがカカオ生産によって生計を立てているそうです。
私たちにとって、チョコレートはコンビニに行けば100%目にするほど“身近”なモノですが、原材料の“カカオ”はほぼ輸入に頼っているんです。
しかし、カカオの国際価格はここ数十年間下がり続けており、カカオ農家の深刻な「貧困問題」が浮き彫りになっています。特にこの貧困の一番の問題は、家計を助けるために子どもたちが学校へ行くことができず、働きに出てしまう「児童労働」に繋がっていることです。
例えば、世界一のカカオ生産国であるコートジボワールでは、およそ80万人の「児童」がカカオ産業に従事しているといわれています。そのため、学校に通えず、必然的に読み書きなどができない児童が増えてしまい、その子たちが農家を引き継ぐので、貧困のサイクルが続いているのが現状なのです。いかにカカオ農家の貧困問題が深刻であるかがわかりますね……。
身近なモノから読み解く国際関係という学び
私たちの身近なチョコレートを一つとっても、 “国際”的な関係で成り立っていることが分かります。「日本という“輸入に頼っている”国」で生きている我々にこそ、国際関係学は身近な学問といえるかもしれません。
大学ではいわゆる「5教科」だけにとどまらず、私たちの身の回りのありとあらゆる事柄を学問として学ぶことができます!
PICKUP!京都産業大学の国際関係学部
今日ご紹介したような、「貧困」や「格差」、国際的な「経済活動」など、一国では解決できないような問題について学びたいと思った人には、京都産業大学の国際関係学部がオススメです!
国際関係学部には①政治、②経済、③共生の3コースが展開されていて、自分の興味に合わせて国際関係学への理解・知識を深めていくことができます。
理想の国際関係をイメージしながら、人類の平和と幸福のために貢献できる人材を育成することを目指しているそう。
幅広い視野で国際関係を学びたい人にはぴったりですね。またカリキュラムとして、1年次の2、3月に3週間の海外実習「海外フィールド・リサーチ」が含まれています。費用は学費に含まれていますので、在学中に一度は留学してみたいと思っている人にはオススメです!
また、国際関係学を学ぶ上で重要なのは自分の興味に関連する分野も学べる環境があるかどうか。京都産業大学は、文理10学部、学生数約14,000人規模の大学ですが、キャンパスは一拠点!国際関係学部で学びを深めながら、“興味をもった「経済学部」の授業を卒業単位として履修する”、“語学力向上のために「外国語学部」のセミナーを受講する”、といったことも可能です。大学時代はいろんなことにチャレンジしたい、学びに触れたい、というあなたにはぴったりな学習環境が整っています。
おわりに
今回は、チョコレートから読み解く国際関係について紹介しましたが、こういった国際問題は普段から私たちの身近にあるものです。将来世界で活躍したいと思っている人や国際社会の問題について学びたい人は、ぜひ京都産業大学の国際関係学部を候補にいれてみてくださいね。