パイロットを目指せる大学があるって、知ってる?

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はじめに

「将来は飛行機のパイロットになりたい!」そう思っている方はいませんか。大きな飛行機を操縦し、大空を翔ける……多くの人が一度は憧れたことがあるかもしれません。
パイロットは競争倍率の高い職業として知られています。目指す上でのハードルは高く、航空会社に就職して訓練を受ける、航空大学校を卒業し航空会社に就職するなど、いくつかの道があります。
実はもうひとつの選択肢として、大学の航空関連学科に進学する道があるのをご存知でしょうか。
大学在学中に航空ライセンスを取得できる学校の数はわずか。ですが、周りよりも早く専門分野を学べる点は大きな魅力ですよね。
そこで今回は、パイロットを目指して大学で学び、航空会社からの内定をもらっている千葉科学大学危機管理学部 航空技術危機管理学科の学生にインタビューを実施!
パイロットを目指した理由や授業内容について、お伺いしました。

小さな頃から、パイロットになりたいと思っていました

向かって左が、4年生の菅沼恵都さん、右が同じく4年生の岡本真帆さんです!

――はじめに、簡単に自己紹介をお願いします。
菅沼:エアラインパイロットを目指すパイロットコースに所属しています。大学では、訓練や座学を通じて、必要な知識や技術を習得しました。現在はすべての訓練を終了して、ゼミの先生のもとでライン運航に必要な知識や考え方を学んでいます。

岡本:私も同じくパイロットコースに所属しています。現在は小型ジェット旅客機であるボーイング737の取り扱い方や、航空会社で働く上での運航に対する考え方などを学んでいます。

――パイロットを目指したきっかけを教えてください。
菅沼:小さな頃に、初めて乗った飛行機でパイロットに憧れを抱いたのがきっかけです。ただ格好良いだけでなく、とても温かい対応をしてくれたことが記憶に残っています。それ以来、自分自身がお客様にしっかりと寄り添い、想いを運び、つないでいくパイロットになりたいと思うようになりました。

岡本:実家が関西国際空港から近いこともあり、飛行機をよく見にいっていました。私が手を振ると振り返してくれたパイロットの方がいて、自分もこうなりたいと憧れを抱くようになりました。また小学校4年生のときの、「国内初旅客機の女性機長が誕生」というニュースが記憶に残っています。女性の自分も頑張ればパイロットになれるんだと、強く勇気づけられました。


パイロットとして活躍し、いつかは自分も夢を与えられる存在になりたい

――これまでの授業では、どんなことを学んできましたか。
菅沼:1年生の頃は元々パイロットとして働いていたことのある先生から、航空気象学や航空工学など、パイロットになるために必要な知識を学びました。2年生、3年生ではアメリカと神戸の飛行場にて、実際に飛行機を操縦しながら実技を学びました。

岡本:入学時には、座学は数学や物理など理数系の授業が多いのではないかと想像していましたが、実際は必要な法律や知識を覚える暗記モノが多いのが印象的でした。資格を取り終えた3年生の後半から4年生にかけては、飛行機を操縦するだけでなく、エアラインパイロットとしてのマネジメントなども学ぶようになりました。

――千葉科学大学の魅力は、どんなところにありますか。
菅沼:入学直後から、自身の夢である職業についてしっかりと学ぶことができ、就職も含めてサポート体制が整っている点が大きな魅力です。先生との距離も近く、授業でわからないことがあっても、納得いくまで教えてもらうことができます。

岡本:アメリカと神戸で訓練できる点が魅力です。アメリカでは空を飛ぶ楽しさや大変さを学び、日本ではそれらに加え、国内のルールや飛び方を学ぶことができました。
また3年生の後半までに資格をすべて取り終えるため、就職活動に向けた準備時間をたくさん持てるのも良い点だと思います。

――今後の目標について聞かせてください。

菅沼:私は、日本航空株式会社から内定を頂くことができました。パイロットになり、将来は機長、そしてその後は飛行教官として、私が受けた恩を返すべく、後進の方々の育成に関わりたいと考えています。また広報活動にも携わって、より多くの方々にパイロットの魅力を広め、将来の選択肢として夢を与えられるようになりたいです。

岡本:私も無事に就職先が決まり、春からパイロットになります。自分がパイロットを目指したように、将来はたくさんの人たちにパイロットを目指すきっかけになってもらえるような先輩になりたいです。


おわりに

お二人の話はいかがでしたか。
二人とも知識や技術をしっかりと身につけ、春からパイロットとしての一歩を踏み出します。もしかしたら二人が操縦する飛行機に、いつか乗ることがあるかもしれませんよ。

専門的な学びを得られる大学が少ないなか、今回ご紹介した千葉科学大学はしっかりと知識と技術を身につけられ、就職にも強い点が大きな魅力です。各航空会社の系列に沿った先生が在籍し、ES対策や面接対策も実施しているため、万全の体制で就職活動に臨むことができるでしょう。パイロットになりたいと少しでも思ったことのある方は、ぜひ調べてみてはいかがでしょうか。

また以下の動画では、千葉科学大学でパイロットを目指す学生をご紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね。

この記事を書いた人
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