入試のココが変わる!京都女子大学の入試方式をチェック!

はじめに

大学に進学するために必ず通らなければならないのが入学試験です。最近では選抜方式の種類が増えて、それに応じた受験対策も複雑化しています。「併願校はどうすればいい?」「それぞれの入試制度の違いはどこ?」「自分に向いているのはどの入試制度?」など、悩みも出てきますよね。そこで今回は、大学入試制度について解説します。

併願校をどう組み込むか? 入試スケジュールの上手な立て方とは

まずは第1志望の受験校を決めること。自分の好きなこと、学びたいこと、卒業後のキャリアなど、様々な角度から検討しましょう。この時に、偏差値だけで決めるのではなく、入試科目や出題傾向などもチェックすることが大切です。そして、第1志望の大学の入試日程をスケジュール帳に書き込みます。複数回受けるチャンスがあるなら、何回受けるかも決めて書き込みます。
第1志望を専願したい場合はこれで終了ですが、そうでない場合は次に併願校を決めていきます。合格間違いなしの「安全校」、実力にふさわしい「身分相応校」、実力より上の「チャレンジ校」に分けて、合格しやすい大学から難しそうな大学の順に受験するようにしましょう。こうすれば、「できた!」という手応えを感じながら受験に慣れ、第1志望の受験をベストコンディションで迎えられます。

京都女子大学の専願は、最大3方式から受験方式を選べる!

関西の女子大学の中でも、伝統・知名度・人気・実力のいずれもが高い京都女子大学。当然ながら受験難易度の高い大学のひとつとして知られています。けれども、新しくなった受験制度をうまく利用すれば合格にぐっと近づける方法があります。

まずご紹介するのは、「京都女子大学1択!」という人に向けた、専願制の総合型選抜。家政学部・法学部・データサイエンス学部は1方式ですが、国文学科、史学科、心理共生学科、現代社会学科はA・Bの2方式から、英語文化コミュニケーション学科と教育学科はCも加えた3方式から、自分が高得点を獲得できそうな方式を選んで受験することができます。各方式は学科によって異なりますが、面接やグループディスカッションがあるもの、書類審査と小論文のものなど、自分の強みを活かすことができます。

公募型学校推薦選抜は、いろんな併願の仕方が可能!

次は早期合格を考える人に向けた、併願制の公募型学校推薦選抜です。この公募型学校推薦選抜は「基礎評価型」と「総合評価型」「音楽重視型」の3方式があります。11月19日(日)に実施される「基礎評価型」は1科目または2科目を90分間で解答するマークシートの試験(適性検査)のみで判定する、まるで一般入試のような試験です。翌日の11月20日(月)に実施される「総合評価型」は、適性審査に調査書の評定値を加えて判定します。また、教育学科のみ、適性検査と音楽実技を組み合わせた「音楽重視型」(11月19日に本学のみで実施)も用意されています。
適性検査は「国語」「英語」「数学」「理科」のなかから1科目または2科目を90分間で解答する基礎的な試験なので、負担なく受験を検討できます。また、基礎評価型と総合評価型は併願可能で、2併願目の入学検定料は半額以下に割引される特典も。また、同一学科を受験しても、方式毎に異なる学科を受験することもでき、一般選抜や大学入学共通テスト利用型選抜とも併願可能です。
一般選抜では前期A方式の選択科目「日本史」「世界史」「生物」「化学」が記述式から「マークシート式」に変更になるため、より一層受験しやすくなります。また、公募型学校推薦選抜と一般選抜前期の試験会場では「和歌山」に新たに試験会場が設置されます。
自分に合った受験方式を複数選んで併願することで、合格がぐっと近くなりそうですね。

受け継がれる伝統と、新時代に向けた進化を合わせ持つ「京女」

1899年に学園が創始し、1920年に創立された「京都女子高等専門学校」を起源とする「京都女子大学」。「京女=きょうじょ」の愛称で名高く、現在では学生数約6,000人、文学部・発達教育学部・家政学部・現代社会学部・法学部・データサイエンス学部の6学部を有する歴史ある女子大学です。常に関西の人気女子大学の上位に入っており、女子大学としては珍しく「法学部」が設置されています。2023年4月にスタートした「データサイエンス学部」では、社会のあらゆるデータを活用・分析するための知識とスキルを学ぶことができます。京都府や京都市、JR西日本やオムロンなど様々な自治体や企業と連携し、実社会の現場におけるデータ・課題を題材として学修する機会が多数用意されています。また、2024年4月には「心理、福祉、養護・保健」をキーワードにした7番目の学部「心理共生学部」が新たに誕生します。
京都女子大学は、新入生全員にノートパソコンを配付し(初年度学費に含む)、Microsoft Officeを無償利用できるなどICT教育の整備とともに、2021年にカフェテリア・ラウンジ・研究室・教室が一体となったE校舎が完成したほか、2024年には新校舎も完成予定で、新しい時代の教育と学生生活をサポートする環境整備に力を入れています。伝統を大切にしつつも、時代に合わせて進化を続けているところも魅力ですね!

おわりに

今回は、京都女子大学の入試方式の変更点をご紹介しました。変わらぬ人気とブランド力で不動の地位をキープし続ける「京女」。もし興味があるなら、ぜひ入試について入念にチェックし、万全の体制で受験に挑んでいただくことをおすすめします。

この記事を書いた人
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