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はじめに
厚生労働省によると、最近ではこころの病気が増えていて、生涯を通じて5人にひとりがかかるともいわれています。そこで注目されているのが、体の健康ではなくこころの健康状態を表すメンタルヘルスで、その研究の最前線にある「心理学」を学ぶ人も増えています。
そして、心理学とひと言にいっても、その研究分野は実にさまざま。それぞれの学びを活用できる状況は日常生活だけでなく、ビジネスやスポーツなど幅広い分野へと広がっています。特に心理学を活用できる仕事は心理カウンセラー、メンタルトレーナーなどにとどまらず、ヒューマンケアや対人援助を実践する看護、福祉、介護、子どもといった分野にまで拡大しています。
そこで今回は、心理学を学ぶメリットやその内容、さらには社会のさまざまな現場で求められる心理学の学びを身につけられる大学をご紹介します。
心理学ってどんな学問? そして、学ぶメリットは?
心理学とは、人間(ときには動物も含む)のこころと行動・身体の仕組みを、科学的に解明する学問です。人間の行動のもととなるこころの動きについて研究するため、工学や理学、医学などとの結びつきも深く、マーケティングや教育などの分野でも、これから発展性が見込まれています。
このように心理学という学問は、専門の分野が実に多岐にわたっています。そして、こころが人間の行動に与える影響やメカニズムについて学ぶことで得られるメリットも、数多くあります。
たとえば、人のこころを学ぶことは、自分のこころを理解することにもつながります。自分のことがわかれば、ネガティブな感情をコントロールし、前向きな生活を送ることができます。人間関係のコミュニケーション不全も心理学の大きなテーマであることから、学習を通じて職場や学校だけでなく、家庭や友人関係などプライベートでも、人間関係の改善が期待できます。
ほかにも、自分を知ると、ストレスの原因や自分に合ったストレスの対処方法が明確になることから、イライラの軽減にも効果あり。相手のこころを理解し、信頼されるコミュニケーション方法を身につければ、社会に出たとき、営業や販売、マネジメントなどで確実に成績をアップすることも可能です。
看護・福祉・子どもだけでなく、一般企業を含めたすべての仕事で役立つ心理学の学びを提供
このように多くのメリットがある心理学を、どの学科においても基礎的な科目として学べるカリキュラムを用意しているのが新潟青陵大学です。
看護や福祉の現場で重要となる人間心理を理解し、ヒューマンケア、対人援助を実践するため、それぞれの分野にかかわる学びにプラスアルファで心理学の学びを提供。専門職としてはもちろん、社会人としてあらゆるシーンで活用できる価値ある学びを身につけられるのが大きな特長となっています。
また、看護・福祉・心理・子どもといった人と深くかかわる仕事では、専門的な知識と技能だけでなく、相手の心の痛みを感じとり、どんな状況でも自分の言葉で語り、人と接する能力が求められます。その能力とは、ケアする者、ケアを受ける者が互いに尊重し合い、成長していくというケアの本質に立ち、相手の気持ちを理解して専門的な知識・技術を統合させて行う「ケアのこころ」です。新潟青陵大学では、この考え方を教育基盤となる重要な概念に位置づけ、全学科で一貫して「ケアのこころ」をもった人材の育成をめざしています。
こうした基礎的な心理学の学びに加え、新潟県内唯一の臨床心理学科では、より専門的に心理学をきわめられます。4年間のカリキュラムのなかで基礎から応用へ順序立てて学ぶことで、人間を多角的に見る力と、こころの複雑なしくみを整理し、多層的に理解する力を養っていきます。さらに、併設の大学院では「公認心理師」「臨床心理士」を養成していて、両受験資格を同時にめざすことも可能です。
さまざまな魅力にあふれた新潟青陵大学の特長とは?
「看護学部」と「福祉心理子ども学部」の2学部で、看護・福祉・介護・心理・子どもを専門的に学べる新潟青陵大学では、心理学をしっかり学べるカリキュラム以外にもさまざまな特長があります。たとえば、質の高い経験が積める実習先で実践力を磨くことが可能で、特に看護学部の実習は新潟市内の主要病院すべてが提携先となっています。
また、キャリア支援も充実しており、徹底したサポート体制で毎年ほぼ100%の就職実績を達成。全学科で国家資格をはじめとするWライセンスの取得が可能で、希望する資格取得に向けて早くから対策講座を実施し、万全の支援体制で合格へと導きます。
2021年「看護師・保健師国家試験」合格率 全国第1位
2021年「助産師国家試験」合格率 全国第1位
2021年「実就職率(学部系統別編(看護・保健・医療系))」全国第1位
※大学通信「大学探しランキングブック2022」より
こうした学びを支えるのが、本州日本海側最大の都市である政令指定都市・新潟の中心地である中央区に置かれたキャンパスです。5棟の校舎にはアクティブラーニング専用の講義室のほか、ラーニングコモンズやゼミ室、実習室のほか、新潟県内私立大学トップクラスの蔵書数を誇る図書館で、学生の「学びたい」という意欲に応えてくれます。
おわりに
心理学を学ぶメリットや、心理学を基礎とした学びを提供してくれる新潟青陵大学の魅力を、みなさんご理解いただけましたでしょうか。
特に、大学から大学院まで6年間のカリキュラムを経て、「公認心理師」や「臨床心理士」の受験資格を取得できる臨床心理学科は、心理職の専門家をめざしている方にオススメです。資格取得後は「医療」や「福祉」の現場だけでなく、「教育」「産業・労働」「司法・法務・警察」「大学・研究機関」など、さまざまなフィールドで活躍することが期待されているため、進路の選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
また、体験型プログラムが満載のオープンキャンパスは、年間を通して随時開催。通常開催に加えて、参加条件が受験生限定、高校2年生以下限定などもあるため、自分に合った開催会を選ぶことができます。今回の記事をきっかけに、心理学に興味をもった方、新潟青陵大学のカリキュラムに関心をもったという方は、ホームページを確認のうえ、ぜひ一度、参加してみてください!