グローバルに学びながら、withコロナ時代を乗り越える大学って?

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はじめに

将来グローバルに活躍したいと思っている人にとって、大学での4年間は国際感覚を身につけるための大切な期間ですよね。けれども、2020年に全世界で巻き起こった新型コロナウイルスの蔓延によって、国際間の移動は大きな制限を受ける状況となりました。留学を考えていた人は「どうすれば?」と悩んでいる人も多いかもしれません。でも、大丈夫! この状況下であっても、グローバルな学びにチャレンジできる環境が整った大学があるんです。

語学留学レベル! 関西外国語大学のSuper IESプログラムとは?

関西外国語大学の「Super IESプログラム」は、英語が母語でない人への英語教育に定評のあるアメリカ、オーストラリア、カナダの4つの海外協定大学と協働開発したプログラムです。つまり、海外への語学留学と同レベルの授業が関西外国語大学のキャンパス内に用意されているというわけです。
本格的な学部留学に備えるプログラムのため、「聞く・話す・読む・書く」の英語の4技能の向上に加えて、Content-based Approach(内容中心教授法)による授業が行われ、リサーチペーパーの書き方やプレゼンテーションの方法などアカデミックスキルも身につきます。世界中で人気のプレゼンテーション動画やニュース記事、海外の大学のテキストなどを教材として、その文脈を理解しながら英語を学ぶため、実際の言葉の使われ方や内容をより深く理解できます。
特に今年の春学期は授業がオンラインとなり、学生同士の交流が少ないので、Web会議システムを使った交流イベントも活発に行われています。Super IESプログラムの受講生が先輩からアドバイスを受けたり、少人数ブースに分かれて同級生同士で語り合う機会もあり、仲間の存在に勇気づけられた学生もたくさんいたようです。また、協定校のハンバー大学(カナダ)が主催するオンラインプロジェクトに参加し、世界各国からの大学生370名とともに、社会問題のグループワークを行った学生も。
オンラインをフルに使って、グローバルな学びや交流を実現しているんですね。

留学生とともに学ぶ「関西外大流グローバル人材育成プログラム」

関西外国語大学は、海外55の国と地域で393大学の大学と協定を結んでいます。これは、単位互換が可能な「世界に通用するレベル」の授業を行っているという証。そして、毎年30の国と地域から留学生を受け入れているため、留学生とともに学ぶことで海外留学を疑似体験できます。

この強みが集約されているのが「関西外大流グローバル人材育成プログラム」。 例えば、アップル社でマーケティングマネジャーとして活躍していた英語キャリア学部のレイノルズ教授の専門分野はプレゼンテーションやビジュアルコミュニケーション。ディスカッションしながらプレゼンテーションのスキルを学んだり、ビジュアルを効果的に使うテクニックを実践を通じて獲得するなど、グローバルに活躍するのに欠かせない能力を磨くことができます。もちろん、授業はALL ENGLISH! 動画を見ると、留学生と受講する学生たちの表情がイキイキしているのがわかりますよね。

グローバルな学びを通して、グローバル企業への内定を獲得した現役学生にインタビュー!

「Super IESプログラム」「関西外大流グローバル人材育成プログラム」の履修を経て、アメリカにあるウェストバージニア大学でのリベラルアーツ留学を達成した外国語学部英米語学科4年生の小山幸さんにお話を伺いました。

小山幸さん(関西外国語大学 外国語学部 英米語学科 4年生)

──「Super IESプログラム」で得られたものは何ですか?

視野の広がりですね。SpeakingやWritingのスキルだけでなく、世界情勢について毎日ディスカッションしたおかげで幅広い視点で考えることができるようになりました。また、レポートの書き方やプレゼンテーションの方法など留学で求められるアカデミックスキルを身につけることができ、留学先でのレベルの高い授業にもスムーズに適応することができました。授業でジェンダー学を学んだことが、留学先でジェンダー学を学ぶきっかけとなりました。

──「関西外大流グローバル人材育成プログラム」で得られたものは何ですか?

リーダーシップです。意見を出し合い、教授や多国籍のクラスメートと授業を作りあげるスタイルなので、能動性が要求されます。英語力はもちろん、自分の意見を伝え、メンバーの意見をまとめる力、すなわちリーダーシップが養われました。

──現在のwithコロナでの環境で、どう学んでいますか?

ALL ENGLISHのオンライン授業で、コッサ先生の「War & Peace」を履修し、国際安全保障(インターナショナルセキュリティ)を学んでいます。将来グローバルに活躍したいと考えているので、国際安全保障のために、かつてどんな歴史的な事象があったのか、現代の私たちはどう向き合うべきかを学べて興味深いです。世界情勢についての知識を増やし、各国政府の考え方・あり方を理解したいです。その他、秘書検定・MOS・韓国語など資格取得のための学びも、大学のオンライン授業やサービスで学べるので、これからもチャレンジを続けたいです。

──楽天株式会社に内定されたそうですが、就職の決め手は何ですか?

楽天のミッション「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」に強く共感しました。また、楽天は「新しいことに挑戦する」という私のポリシーを実現している企業でもあります。この企業でグローバルに活躍できるように頑張りたいと思えたのが志望の決め手となりました。
内定を獲得できたのは、大学での数々の経験と成長の賜だと思います。Super IESプログラムを履修した1年次に立てた目標は、フルスカラシップ(留学先大学での学期期間中の授業料+住居費+食費を免除または支給)でのアメリカ留学。これを実現して2年次に1年間の留学をし、帰国後も留学生と関西外大の学生が共に暮らしながら学ぶ「GLOBAL COMMONS結-YUI-」に入居し、留学生をはじめとした入居者のサポートをするRA(レジデントアシスタント)を務めました。挑戦を楽しみながら成長した先に出会えたのが、楽天という企業だと感じています。

withコロナ時代でも心の国境はオープンに!

これを読んでいるあなたも、オンライン授業が増えたり、通学日に人数制限があったりと、これからどんな時代になるんだろうと不安になっているかもしれませんね。そんな時は関西外国語大学のスペシャルサイト「Take Action! 踏み出そう、未来への一歩」にぜひアクセスしてください。この時代を乗り越えるための、学生や卒業生からのメッセージや、グローバルな取り組みなど、あなたが元気になれる情報がいっぱいです。どんな時も前向きで、心の国境がフルオープンな関西外国語大学の学風が、きっと伝わってくると思います。

おわりに

withコロナ時代でもグローバルな学びができることを紹介してきました。関西外国語大学でさまざまなプログラムにトライすることが、Afterコロナ時代のグローバルリーダーになる近道かもしれませんね。

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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