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はじめに
そろそろ夏休みが始まり、受験勉強も本番。皆さんは、もう過去問題を解いてみましたか? 学校や塾・予備校でも教えられたかもしれませんが、「過去問題」は志望大学合格への最初の一歩であり、最大の秘訣でもあります。
先輩大学生に聞く!夏休みにやっておきたい勉強
そこで実際に同志社大学に通う先輩方に、高校3年生の夏休みの勉強への取り組み方や夏休みの過ごし方について聞いてきました。
お話を伺ったのはこの2人!
・石井雅人さん(同志社大学文学部英文学科4年生 ※取材時)
静岡県出身。高校3年生の夏までは野球部に所属し部活に集中。夏休みから本格的に国立大学を目指して受験勉強を開始。
・ 佐本陽香さん(同志社大学文学部英文学科3年生 ※取材時)
奈良県出身。夏までは国立大学を目指して受験勉強をしていたが、夏休みに同志社大学のオープンキャンパスに訪問して一目惚れ。そこから同志社大学に目標を定め、見事現役合格を果たす。
ズバリ、過去問題っていつやればいいの?
――基礎固めが大事だからまだやってないという人も多いかもしれません。でも、過去問題に取り組むべきベストタイミングは“夏”なんです!
一回やったら、やりっぱなしにしないことが大事。一週間後、一カ月後に解き直しました。例えば、英語の長文では、一度解いたことのあるものでも、読むスピードを上げていくことを意識しました。そうすると、初見の長文も読むスピードが早くなります。これを5回程繰り返し練習することをおすすめします!
実際に過去問題を問いてみても、「難しいけど勉強したらいけそう」という感触がありました。基礎ができていれば解ける良い問題が多く、取り組むことでさらなる勉強のモチベーションになりました。
――この時期に、実際に過去問題を解いて傾向を掴んでいた佐本さんと過去問題を解いておけば良かったと後悔している石井さんを参考に、まずは一度取り組んでみましょう。
同志社の過去問題の特徴は?国公立対策が同志社の対策に!?
――実際に同志社大学の過去問題についてお伺いすると、ある共通点が浮かび上がりました。それは「国公立大学対策」をしていれば、自然と同志社の対策にもなるということなんです!
最後に、夏休みの過ごし方の「ワンポイントアドバイス」をいただきました!
石井:夏休みは近所の図書館に行き、オープンからクローズまで8時間勉強していました。実際に、学校へ行っている時よりも勉強していました。英語は「単語」「長文」にひたすら取り組んでいました。得意な日本史や世界史は、ストーリーや横軸縦軸をしっかり把握することに注力。単語を覚えるのはあとでできるので、ストーリーをおぼえて肉付けしました。苦手だった数学は、もっとやっておけば良かったと後悔しています。
佐本:私は睡眠をしっかりとるために、21時に寝て4時に起きていました!受験時に風邪を引いてしまったらもともこもないので、ご飯もしっかり食べて、健康的な生活を心がけました。私は朝に頭に入ってくるタイプなので、朝に単語などの暗記に取り組みました。
冬になってから良い参考書を見つけたことは後悔しているので、もっと早く自分に合う参考書をリサーチしておけば良かったです。
――2人とも夏休みはメリハリをつけてしっかり勉強に取り組んでいたのがわかりますね!
おわりに
夏休みに過去問題はまだまだ早いと思っている人も多いかもしれません。でも、傾向を掴むためにも、今後の勉強方針のためにも、早い時期から過去問題に取り組むことに意味があるんです!
同志社大学は2021年度の一般選抜入試において、入試制度や出題方針は従来通りで変更ありませんので、早く対策するほど合格率UPにも繋がりやすいです。
同志社大学の一般選抜入試の傾向と対策については、こちらの動画をご覧ください。
撮影場所:同志社大学東京サテライト・キャンパス