南山大学

心理人間学科は、人を理解し、人と関わり、人を支援する態度と、専門的な知識・技能を備えた人材の育成を目指しています。そのために、人間関係論のような学問的見地から、人間関係、社会問題などに関する専門的知識、それらと向き合う態度、さらに研究する力を涵養します。こういった専門的な知識や力の修得は、批判的思考力やプレゼンテーション能力のような基礎的能力に支えられ、これらの力を身につける科目も準備されています。本学科の学びの特色は、実体験を通して学ぶ、仲間と共に学ぶという点にあります。ラボラトリー方式の体験学習を用いた学びが展開され、自らの体験から知見を導き出すトレーニングを重ねて、実社会で活用できる能力を身につけていきます。また研究の方法を身につける授業でも、受講生仲間とともに演習を通して学び、ゼミでも、教員や仲間の力を得ながら、各自が自分の研究テーマを追究し、研究プロジェクト論文にまとめます。