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国立受験者必読!センター国語の勉強法【9割目指す解き方のコツ】

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はじめに

センター試験は国立大学を受験する人にとっての最初の壁です。
志望校が決まっていても、この第一関門を突破できず諦めてしまう人は少なくありません。中でも国語は200点満点であり、配点が多い科目の1つですので、皆高得点を狙って頑張ります。
もしもセンター国語の対策で行き詰まってしまったのなら、私が紹介する勉強法・解答法を試してみてください。着眼点をちょっと変えてみることで、簡単にセンターで9割を取れるようになりますよ。

センター試験とは

国立受験者は必ず受ける

国立大学ではセンター試験と二次試験の点数を合計して合否を決めます。
センターと二次試験どちらの配点が高いか大学によって異なりますが、基本的にはセンターの配点が高いです。ですので、センターであまり点数がよくなかった場合に国立受験を諦めてしまう人もいます。二次試験の前に必ず通る関門ですが、勉強を重ねて本番ではミスが少ないようにしたいです。

私立大学もセンター利用方式で受験が可能である

私立大学では個別の学力調査ではなくセンター試験の結果を使って合格を決めることができます。いわゆるセンター利用方式です。日東駒専では7割、MARCHでは8割、早稲田では9割必要というのが一般的な認識です。
国立を目指す人の増加により、滑り止めとしてセンター利用で私大を受験する人が増加しました。学部日程入試の競争率と比べるとこちらのほうが競争率が高いです。多くの大学はセンター試験よりも前にセンター利用入試の出願を締め切ってしまいます。私大対策をするつもりのない人は、より一層センター対策に注力しましょう。

センター国語とは

配点が多い科目の一つである

英語・数学と並んで国語は配点が高いです。
英語=筆記200点+リスニング50点
国語=現代文100点+古典100(古文50+漢文50)点
数学=200(Ⅰ・A100+Ⅱ・B100)点
他の選択科目は100点満点ですので国語は英語に次いで2番目に得点できる科目だと言えますね。

センター利用では、古文・漢文両方または漢文しか課さない大学があり、得点に応じてある程度合否がわかります。ですが国立受験に関しては現代文も古典も避けては通れません。まんべんなく勉強して国語でも点を稼げるようにしたいです。

全問マーク形式である

センター試験全般にいえることですが、解答はすべてマーク式です。与えられた選択肢から正解を導かなければなりません。
他方、二次試験は論述式です。こちらは解答を自分で作らなければなりません。
解答形式が全く違う試験を受験しなければなりませんが、ひとまずセンター試験で高得点を取るためにマーク式に慣れましょう。
マーク式では自分の理解と作問者の理解が違っても、その内容が概ね一致していれば正解になります。マーク式に少しずつ順応していきましょう。

読解問題はやたらと配点が高い

センター国語は主に漢字・慣用句など知識を問う問題は2~5点、内容理解の問題は7~10点与えられています。評論・小説では文章の表現技法に関する問題も出されることがあり、2つ選ぶことになり配点は各4点=合計8点となる問題もあります。
ここで特に意識してほしいのが、読解問題はとにかく配点が高いことです。
他の科目は1つ2つミスしてもさほど影響はありません。ですが国語は正しく内容が理解できていないと合格に大きなブレーキがかかってしまいます。
知識系の問題は配点も問題数も少ないので読解問題が国語の運命を左右するといっても過言ではありません。1つのケアレスミスでさえ国語では致命傷となります。

センター国語の傾向

センター国語にはどのような傾向があるのでしょうか。これを知っておくと今後の勉強に活きてきます。勉強法には直接関係ありませんが、これがセンター国語なのか、という認識はしておきましょう。

新しい年度になるにつれて文章・選択肢が長くなる

センターの過去問を見て分厚いと思うでしょう。約20年度分収録されていてとても重いですね。最新年度から5年くらいさかのぼればいいとアドバイスをする人がいます。それ自体正しい事だと思います。
ですがあの分量を見て新しい問題だけに手をつけるのは少しもったいないです。なぜなら過去問でセンター国語の変遷が理解でき、今後の対策に活かせることができるからです。

試しにあなたが生まれた年度の問題を見てみましょう。文章の量はあまり多くないはずです。でも、その年度の問題を解いたらどうでしょうか。設問や選択肢が難しく、考えさせる問題だと実感できると思います。それが昔のセンター国語の傾向というわけです。
ですが新しい年度の問題を見るとどうでしょうか。文章の量がとにかく多く、80分でこなせるとは思えません。しかも選択肢も長くなっています。これは多くの情報を取捨選択して正解することができるかを試しているように思えます。
現代は多くの情報が飛び交う社会であり、必要な情報とそうでない情報を見極める判断力が求められます。その能力が露骨に試されていると考え、素早く答えて次の問題を解くよう心がけましょう。

流行テーマに左右されない

国語には流行があると言われています。例えば東日本大震災があった次の年の入試は震災に関するテーマが多く出題されました。避難訓練をしても津波を見に行きたくなる心理が書かれていたり、原発建設を賛成した人たちが事故の後に国の政策を批判するのはおかしいと論じたりなどと、話題性のあるネタが試験になることがあります。
また古文に関しては2014年度に源氏物語が出題され話題になりました。なぜかというと、それまで源氏物語はセンター国語で出題されることはないと思われていたからです。
しかし、流行があるのは私立入試に限った話です。センター国語はそのようなことはなく、様々なテーマの文章が題材となっています。扱うテーマが毎年違うのでそのことが対策を難しくさせている1つの原因であるといえます。

センター国語の勉強法

では、どのように勉強すればいいでしょうか。実際に私が行った勉強法を評論文・小説・古文・漢文に分けて紹介していきますのでガンガン吸収してください。

評論文

最初に設問を全て見て何について聞かれている内容を把握しましょう。正解には、本文の理解ではなく、設問の理解が大切です。正解のためのツールとして本文を利用していきましょう。

文章も選択肢も長く、全てに目を通している余裕はありません。そこで実践してほしいのが、筆者が肯定する表現・否定する表現や対比表現を、整理しながら線で繋ぐことです。色ペンを使うことはできないので、傍線と波線で区別すると良いです。二度読み直す時間はありませんので、1回の精読で情報を整理・取捨選択する必要があります。

また、選択肢は消去法で消していきましょう。この消去法は当然のことながら小説・古文・漢文にも使えます。ここで重要性を理解し基本となる解答スタンスとしてくださいね。選択肢は読点(、)で切るとだいたい3つに区切れます。全部を読んでから正誤判別するのではなく、誤りがあれば積極的に×印をつけましょう。各選択肢には共通の表現があるので、誤りを複数発見できればさらに時間短縮でき、気持ちの余裕が生まれます。

小説

小説は、評論とは若干異なる攻め方をオススメします。
小説は登場人物が複数いますが、「誰が」「誰に」「何を」「どうした」という表現が省略されていることが多いです。日本語の特徴でもありますが主語が書かれないことが多いです。英語とは感覚が違いますので必ず主語をメモしながら読みましょう。人物ごとに記号で囲うと読解の手助けとなります。
また、次に解答する設問を理解して本文を読み、傍線から3~5行ほど余分に読んでからもう一度設問を読んで解答しましょう。
小説での設問は人物の心情変化に関するものがほとんどです。人物の心の変化は最初から読んで初めて読み取れますが、傍線の後の様子がヒントになることも多いです。さすがに全員の気持ちの変化をすぐに整理できませんが、センター試験では1つの設問に対して1人の心情変化しか聞いてきません。
設問の確認→傍線の少し後まで読解→選択肢の検討 このプロセスを繰り返して速く確実な解答力を身に着けてください。
評論と違って小説で大切になってくるのが心情変化です。それらを当然チェックする必要があります。はっきりと人の気持ちが表現されていればいいのですが、加えて暗喩や気持ちの変化がわかる情景描写も見抜かなければならず、これらは作問者側が一番狙ってくるポイントです。著者によって表現が多種多様なので一筋縄にはいきませんが模試やセンターの豊富な過去問が訓練のパートナーとなってくれます。ここをマスターすれば心情変化の問題は必ず正解できます。

古文

古文に関しては、単語や文法は毎日勉強してください。速く走るコツを体得しても実践しないと忘れてしまうように、使わなければ古語は頭から離れてしまいます。古語は現代ではほぼ使われていないので時間をかけて馴染ませる必要があります。受験を乗り切るためにも細く長く勉強しましょう。知識の問題で20点ほど取れますので非常においしいポイントです。

また、古文文法は、意味や活用だけではなく、意味を特定するヒントも覚えましょう。例えば、助動詞「ぬ」が完了なのか強意なのか、です。下に推量系の助動詞があれば強意の意味に、そうでなければ完了の意味となります。このように、意味を確実に見抜くことも正解にたどり着くためには大切です。文法を学習する時は一つ一つ確認してください。

さらに、敬語が出てきたら動作の主体・客体をメモしておくと読解が捗ります。ここでも「誰が」「何を」「どうした」という人物関係を整理する大きな手掛かりとなります。センターではダイレクトに敬語の種類を聞かれたり敬語を絡めて人物関係を聞かれたりしますのでマスターしましょう。

また、古文には評論チックなものと物語チックなものがあります。本文を読んでどちらなのか判別しましょう。そこからは現代文の評論・小説の勉強法に則って取り組むと読みやすいです。評論であれば筆者の主張を正しく理解することで正解にたどり着けますし、物語であれば人物関係や心情変化を読み取ることで正解できます。
古文だからといって、聞かれるポイントが特殊だということはありません。古文単語・古文文法などを使って本文理解のための土台を作り、現代文の要領で読み解いていってください。

漢文

漢文の勉強では、漢文単語と句法の暗記に取り組んで、読解では現代文・古文のテクニックを活かしましょう。

漢文単語に関してですが、漢文は漢字と訓点(送り仮名+返り点)のオンパレードです。漢字の読み仮名が振られておらず読むのに苦労します。単語帳があまり市販されておらず、漢文の語彙力を心配しがちですが、あまりにも難解な言葉には必ず注釈がついています。
そこで、漢文で覚えるべき単語は、一人称・二人称・三人称といった代名詞です。その理由は、身分や立場で表現が違い、取り違えると誤って理解してしまうからです。
例えば一般人は自分のことを「我」とか「予」と言いますが、皇帝は自分のことを「朕」と言います。人称をきちんと覚えていないと、人物が増えていってしまいます。難語は注釈に任せて問題ないですが、人称は絶対に覚えましょう。

次に句法についてです。句法は再読文字や否定など単元はいくつかありますが、表現の形はある程度決まっています。形をだいたい覚えてしまえば応用が聞くので、形を覚えましょう。この時に訓点(返り点+送り仮名)の暗記も忘れないでください。書き下す時に大切なポイントとなります。傍線部や選択肢の内容が意味不明でも、句法に沿った選択肢が正解です。ちなみにセンター漢文は、句形を覚えるだけで7割前後取ることができます。早めに句形はマスターしておきましょう。

また、古文と同様、漢文でも現代文のテクニックが大いに役立ちます。評論っぽいのか物語っぽいのか、見極めてから今まで説明したことを実践すると楽に読めてしまいます。主張や人物関係は漢文でも意識するべきなのです。さらに昔の言葉ですので助動詞や助詞は完全に古文の内容と一致しています。古文の文法の理解が漢文文法の理解につながるので、送り仮名や活用形でつまづいたら古文文法をおさらいしてみてください。
ここだけの話ですが、漢文は何となく読めていれば正解することができます。頭の中でモヤモヤしている言葉を選択肢がすっきり片づけてくれるような感覚です。応用や細かい知識は必要なく、基礎を徹底的に勉強すれば点が取れる分野です。漢文だけは単語カードにまとめて音読すると非常に勉強がはかどりますのでぜひ試してください。

最後に

ここまで勉強法といくつかの解答法を紹介してきました。主張や人物関係の整理、消去法を軸に各分野を勉強することが無駄なく確実にセンター国語で9割を出す秘訣です。
今思えばこれらは国語の勉強で最も基本的なことですが、だからこそもう一度自身の勉強法を見つめ直して原点に返る必要があるのかもしれません。他の受験生に差をつけて大きくリードできますので二次試験の前に貯金を作っておきたい人だけではなく、センター利用で合格したい人も、今後の勉強に取り入れてみてください。
9割という壁も、意外と突破できるようになります。センター本番で高得点をたたき出して、有利に大学入試を進めましょう!

この記事を書いた人
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早稲田大学 法学部に通っています。浪人時代の勉強経験や知識を記事を通して伝えていけたらなと思っています。 得意科目は英語ですが、塾講師もやっているのでそれ以外の文系科目も優しく丁寧に説明することを心がけています。 サークルでは野球をやっていて、引退した今でも助っ人でたまに参加しています。

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