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【現代文勉強法】現代文の効果的勉強法と解き方のコツ!

はじめに

部活を引退し、いよいよ国公立大学合格に向けて受験勉強を始めたあなた。
「『どういうことか』って何を答えればいいの?」
「選択問題で正解を見分ける方法は?」
と解き方に疑問を感じてはいませんか?

現代文は勉強法や解き方が確立しておらず、成績が伸びにくいと思われがちな科目です。
また、数学や社会と違って無解答ということがあまりないので、たまたま正解してしまったり、良い成績を残せたりと得意不得意を意識しにくい科目でもあります。

私もなんとなく解答を書いて部分点を稼ぐ、というような解き方ばかりしていたので、高3になってから成績が安定せず、現代文はいつも悩みの種になっていました。

しかし、段階を踏んで考える「正しい解き方」を身につけてからは成績がぐんぐん伸び、常に偏差値65以上を維持する一番の得意科目になりました。

そこで、本記事では確実に正解を導く論理的な解き方のコツと具体的な勉強法を伝授します。
「正しい解き方」を身につけ、効果的な勉強法を実践し、現代文を志望校合格の武器にしましょう!

なぜ伸びない?現代文の意外な落とし穴

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一見簡単そうに見える現代文。なのに成績が伸びにくい…その原因は一体どこにあるんでしょう。実は現代文には自分の実力がはかりにくくなるいくつかの落とし穴があるんです。

現代文の選択問題の解き方に問題あり?

現代文の問題形式には選択問題と記述問題の2パターンがありますよね。
なかでも選択問題は記述問題と比べて取り組みやすく簡単そうに思えます。

でも実は選択問題には、ちょっと注意が必要です。

というのも、選択問題はなんとなくの解き方で正答が選べてしまうという側面があるからです。選択肢は大抵4つくらいですし、たまたま正解を選べてしまうというのはよくあることです。
深く考えなくても正解することができる、そういった経験が現代文の正しい解き方のモチベーションを下げ、自分の実力を判断しにくくさせるのです。

なんとなく出来ちゃうせいで適当な解き方に!

現代文の特徴として、何も書けないということが起こりえないという点があります。

現代文は、社会科目のように知らなければ絶対に解答できないというわけでも、理系科目のようにある程度決まった解き方があるわけでもありません。
言ってしまえば、正しい解き方でなくてもなんらかの解答をつくることはできるのです。

この「なんらかの解答をつくることはできる」は「ある程度はできる」という理解に結びつきやすく、正しい解き方への対策が後回しにされやすいのです。

模範解答と解説が曖昧で正しい解き方が分からない!

いざ現代文を勉強しようと思ったとき、あなたは問題集を解きはじめようとするかもしれません。その熱心さはとても大切ですが、問題集を解いて解答を確認、解説で納得…その一連のプロセスにも少し注意が必要です。

というのも現代文の模範解答というのは非常に曖昧で、数学のようにわかりやすく1つの解答があるわけではありません。表現の些細な違いなどは減点要素にはなりませんが、その線引きを自分で判断するのはとても難しいです。

また、模範解答にいたるプロセスである問題の解き方も文章だけではわかりづらいものも多く、参考書もあまり充実していないので、「なぜ間違ったのか」「どう考えれば正解できたのか」を自分で納得できるようになるのには非常に時間がかかります。

こうした解き方の曖昧さが現代文をいっそう「よくわからないもの」にし、実力を測りにくく確固たる勉強法が持てないという状況を生み出しているのです。

模範解答や解説に関しては自分ではどうすることもできないので、なるべく人の意見を聞くということを大事にしてみてください。特に記述問題などは塾や学校の先生に添削してもらったり、解き方を尋ねたりするといいでしょう。

勉強法や解き方はこれから紹介していくのでぜひ参考にしてみてください!

現代文の解き方ー意識すべき2つのポイント

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現代文の正しい解き方を実行する際一体どういったことに注意すればいいのでしょう?少し考えてみましょう。

現代文に自分の意見は関係ない

まず意識しなければならないのは、本文と自分の意見は切り離して考えるということです。

普段文章を読むときに、筆者の考えに疑問を持ったり、なにか思い込んでしまったりするのはごく自然なことです。
しかし、現代文に取り組むにあたって自分の意見・思いは全く関係のないもの、もっといえば抱く必要のないものといえます。なぜなら、問われているのはあくまで筆者の考え、あるいは登場人物の心情であるからです。

したがって、現代文という科目で文章を読むときにはなるべく自分の意見をもたず、俯瞰的に文章を読むようにしましょう。最初は難しく思えるかもしれませんが、慣れてくればだんだん機械的な解き方ができるようになりますよ。

現代文で意識すべきは「出題者」

次に注意すべきは誰を意識して問題を解いていくかということです。

当然文章を書いているのは筆者なのだから筆者の考えを意識すればいい、そう思う人もいるかもしれません。

しかしよく考えてみると、文章を読む際、筆者の考えを理解することは確かに重要ですが、問題を解くとなると話は別です。というのも筆者は問題になることを意識して文章を書いているわけではなく、文章を問題にしているのは出題者だからです。

ということで、私たちが意識すべきは問題をつくっている「出題者」です。
出題者が筆者の考えのどの部分を理解してほしくてこの問題を出題しているのかをしっかり見極めましょう。

意識すべきポイントまとめ
・筆者の考えや登場人物の心情に忠実に
・出題者の意図は何?

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現代文の問われ方

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では、もっと具体的に現代文の解き方について見ていきましょう。
現代文には決まった問い方が存在します。多少の表現の差こそあれ、大体以下の2パターンに分類されるので、それぞれ解き方のコツをしっかりおさえましょう。

「どういうことか」の解き方

まず一番多いのが「(傍線部)はどういうことか」という設問です。
「どのようなものか」「説明せよ」といった設問もこのパターンに含まれますね。

こういった設問が問いたい内容はとてもシンプルで、「(傍線部)の言い換え」です。

例えば「『AのB』とはどういうことか」という傍線部だったら解答は「(Aの言い換え)の(Bの言い換え)」の形になっていなければなりません。

どんなに長い傍線部でも同様です。要素ごとに区切り1つ1つ言い換えていきましょう。

「なぜか」の解き方

次によくあるのが「(傍線部)なのはなぜか」という設問です。

上であげた「どういうことか」とは全く異なる問題のように思えますが、実はやることはそれほど変わりません。要はこの設問でも言い換えをすれば良いのです。

「どういうことか」パターンと違うのは、傍線部をそのまま言い換えるのではないということです。こういった設問では傍線部にいたる過程の部分を傍線部近くから見つけ出してから、その部分を言い換えれば大丈夫です。

問われ方まとめ
・「どういうことか」は”傍線部”の言い換え
・「なぜ」は傍線部にいたる”過程”の言い換え

現代文の基本の解き方

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ここでは実際に解答を考えるときにどういう手順で考えていったら良いのかを紹介します。この基本の解き方さえ身につければ参考書はもう必要ありません。問題演習により時間を割くことができますよ!

設問のパターンを確認

まずは設問のパターンを確認しましょう。
先ほど紹介したような2つのパターン「どういうことか」「なぜか」のどちらなのか、これがわかっていなければ解答の方針が大きくずれてしまいます。

言い換えたい部分を見つけて分解

設問パターンを把握したら、まずはどこを言い換えればよいのかを考えましょう。
例えば「どういうことか」パターンだったら、傍線部そのもの、「なぜか」パターンだったら、傍線部に至る過程の部分ですね。

次に、その言い換えたい部分を文節ごとに分解しましょう。
例えば「AのB」という傍線部だったら「Aの/B」という風に分解します。

なぜ分解したほうが良いかというと、解答を考えるときには傍線部あるいは過程部分すべてを言い換える必要があり、その一つ一つが解答の要素となるからです。

「AのB」程度の短い傍線部なら、深く考えずとも(AとBをそれぞれ言い換えればいいのだな…)と思えるかもしれませんが、もっと長い傍線部であった場合、なんとなく言い換えようとすると、なにかしら言い換えを忘れて解答を作成してしまいます。
一つ一つの文節が解答の要素となっているので、一つでも忘れると解答が完成しません。

こうしたミスを防ぐために言い換えたい部分はまずしっかりと分解しましょう。

要素ごとに言い換え

言い換えたい部分を分解したら、いよいよ言い換え作業に入ります!

ここで注意したいのは「言い換える=自分の言葉で書く」ではないということです。

はじめに意識することでも述べたように解答作成において意識すべきは「出題者が筆者の考え(あるいは登場人物の心情)のどの部分の理解を求めているか」です。

つまり、解答はあくまで筆者の考えや登場人物の心情をまとめる、あるいは説明するものでなければなりません。となると、必要なのは「自分の言葉」ではなく「文章中の表現」であるはずですよね?

また、言い換えを行う際に重要となってくるのが「設問が文章のどの部分の理解を求めているか」を正確に把握することです。

現代文はあくまで文章の理解を問うものであり、設問は文章の一部分の理解を問うています。ですので、この「一部分」が一体どこを指しているのかを正確に把握しなければどこから文中表現をもってきてよいのかわからなくなり、解答がずれてしまいます。

したがって、解答を考える際には「今どの部分の理解を問われているか」を正確に把握し、その部分の中から言い換えたい部分がもっと具体的に記述されている表現を抜き出し言い換えるようにしましょう。

そうやって解答を考えていけば自ずと必要な要素がそろっていくはずです。

現代文の解き方まとめ
①設問のパターンを確認
②言い換えたい部分を分解
③要素ごとに言い換え

自分でできる!現代文の勉強法

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これまで具体的な現代文の解き方についてみてきましたが、実際にどうやって正しい解き方を定着させていけばいいのでしょうか。
今回は自分でできる勉強法を紹介します。

選択問題を使った勉強法?

ここでは選択問題を利用した勉強法をご紹介します。

まず選択問題に対する認識を見直しましょう。
選択問題と記述問題は全く別の種類の問題だと思っていませんか?確かに解答の形式は異なりますが、実は解き方の手順は全く同じです。

というのも、設問は選択問題であれ記述問題であれ先ほど示した2パターンに集約されるからです。選択問題は記述問題の解答を少しずつ変えて複数の選択肢を提示しているにすぎません。

つまり、選択問題だからといって選択肢ありきの解き方をする必要はないということです。選択肢は見ずに、まずは自分で解答を作ってみましょう。

こういった習慣がつくと正しい解き方がより身につき、多くの人が苦手とする記述問題にも立ち向かえるようになります。

センター現代文の問題を利用して基本の解き方を定着させよう!

さらに発展バージョンとしてセンター現代文を利用した勉強法をご紹介します。

多くの受験生が受験することになるセンター試験の問題は、正答への疑問をいだかせないように非常に丁寧につくられていて、かなりの良問であるといえます。
なので自分で問題を解いてみるときはまずセンター試験の過去問から取り組みましょう。

この際、センター試験が間近に迫っているのでなければ、選択肢を見ずに一度自分で解答をつくってみるのがおすすめです。
選択問題は記述問題の要領ですね。

そうすれば自分の解答と正解の選択肢とを見比べて、自分の解答にはどこが足りないのか判断することができますし、センター試験の良い練習にもなります。
正しい解き方を身につけるのにも役立ちます!

自分でできる勉強法まとめ
・選択問題を記述で解く
・センター試験を記述で解く

最後に

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ここまで現代文を解く上で気をつけたいポイントと解き方のコツ、さらにはそれを定着させる勉強法について紹介してきました。

現代文は参考書や問題集が充実しておらず効果的な勉強法・解き方があまり普及していないため、成績を伸ばしにくいと対策がないがしろにされがちな科目です。
確かになんとなく解いてしまうといつまでも成績はのびませんが、根拠のある正しい解き方が一旦身につければ逆に成績は伸びやすく、周りの受験生に大きく差をつけることができます。

本記事で紹介したような正しい解き方を身につけ、勉強法を確立し、現代文を武器に周囲に差をつけましょう!

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この記事を書いた人
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現役で東京大学 文科Ⅱ類に合格しました。文系学部ですが数学が得意なので、数学や国公立対策の記事を中心に執筆しています。 マヨネーズが苦手なのですが、克服しようと日々努力しています!

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