14650871

センター漢文の勉強法!1ヶ月で8割取れるおすすめ参考書&問題集

794 view

はじめに

「漢文を勉強しているのに模試でなかなか点が取れない…」
悩んで漢文の勉強をストップしてしまうことはありませんか?

漢文はどのように勉強すればよいかわからず途方に暮れてしまう人が非常に多く、勉強しているのに得点できずもどかしく思う人もいるでしょう。

もしもあなたがそう感じているのなら、例えば単語と、再読文字などの句形を訓点(返り点+送り仮名)も含めて暗記してみてください。それだけで漢文の試験は簡単に点が取れるようになり、特にセンター漢文は1ヶ月もあれば確実に8割を突破し、満点も十分に狙えます。

今回はセンター試験で漢文を受験する人に向けて、上に挙げたような効率的に点が取れるようになる勉強法を紹介します。覚え方のコツやオススメの参考書・問題集も紹介するのであわせて参考にしてみてください。

15241929

センター漢文について

句形を暗記すれば最低6割は取れる

センター漢文は50点満点で、そのうち句形が絡む問題は約30点、読解問題が約20点です。内容理解の問題が多く感じられますが、本文の傍線部を見ると句形などの漢文の定型表現が存在することが多くあります。そういった問題は選択肢を検討するだけで正解できるので、句形を覚えて6割もぎ取りましょう。

読解問題は難化傾向にある

近年の傾向ですが、少しずつ難しくなっています。本文のストーリーをたやすく読めても、選択肢が複雑だったり似たものがあったりと、考えさせるような問題が増えています。単語・文法問題でも意地悪な問題が出てくることがありますが、落ち着いて分析すれば必ず正解できます。選択肢は慎重に比較するようにしましょう。

大体の意味が分かれば必ず正解できる

センター漢文では正確な現代語訳は求められません。むしろ漢字からただようニュアンスを感じ取ることが大切です。厳密な現代語訳に力を注ぐのは高校の授業だけにして、センター漢文では本文全体の大意を把握するだけで問題ありません。

14706048

漢文を勉強するうえで陥りやすい罠

意外と深刻な漢文勉強あるあるを4つ紹介します。漢文が苦手だと感じる人はどれかのケースに当てはまるのできちんと自己分析をして改善するようにしてください。

他の科目を優先して漢文はフィーリングで解こうとする

当然ながら英語や数学のほうが配点が高いため、漢文のウェイトは小さくなります。他の科目に時間を充て続けた結果、漢文はほぼノー勉の状態でセンター試験に挑む人は数多くいます。そういう人は勘で答えて正解したらラッキーだと思うくらいで、安定した成績を残せません。所詮50点ですが、漢文の50点は他のどの科目よりも早く身に付き正解できるようになります。
漢文の勉強も習慣化して着実に実力をつけていきましょう。

古文と交互に勉強するために記憶が薄れていく

これは学校教育の弱点ともいうべきポイントです。高校では古典の授業の中で古文と漢文を代わる代わる学習します。ようやくマスターできそうだというタイミングで古文から漢文、あるいは漢文から古文に移ってしまうのでせっかく覚えたものも忘れていってしまってもったいないです。

漢文は古文の文法を意識しながら勉強するとより捗ります。片方に偏った勉強ではなく、古文で学習したものは漢文に応用できるかもしれない、その逆もあるかもしれないと思って勉強していくことが大切です。

参考書の存在をおろそかにして勉強してしまう

漢文が思うように身に付かない原因には、「圧倒的な参考書の少なさ」が挙げられます。「1日1題〇〇日完成!」などの問題集はありますが、漢文単語と漢文文法という、基礎学力を身に付けさせることに特化した本は市場にはあまり出回っていません。

こういった事情により高校の先生が漢文の参考書を生徒に配布することは少なく、先生が板書した文法しか勉強できなくなってしまいます。高校の教科書で触れる漢文文法はごく一部で、学校の勉強だけでは未修事項を数多く残してしまい、受験では十分に戦うことができません。
オススメの参考書のコーナーで良書を紹介しますが、ここでは参考書を使って勉強することの重要性を認識しておいてください。

きれいに翻訳しようと頑張るあまり全体の内容を忘れてしまう

高校の授業のスタンスが染みついてしまった人にありがちな現象です。授業中に指名され翻訳したものをみんなの前で発表するのが授業でよくある光景です。間違いを指摘されて恥ずかしい思いをするのが怖くて美しい現代語訳を考え出す人がいますが、漢文の勉強で現代語訳は重視されません。それなのに1つ2つのセンテンスの翻訳に熱中してしまって、全体の流れが頭から離れてしまう人が続出するのが漢文を読むときの恐ろしい罠です。このポイントは他人事ではなく、あなたも知らず知らずのうちにハマっているかもしれません。

正確に理解できなくなり流れを整理するのにかなりの時間を取られてしまうので、サラッと訳してどんどん読み進めるようにしましょう。

14641465

漢文の勉強で心がけてほしいこと

1日のうち30分勉強時間を確保し、毎日継続的に取り組む

漢文は普段勉強することがないので、毎日継続しましょう。スポーツの動作を体で覚えても動かなければ忘れてしまうのと同じでせっかく覚えた知識も使わなければすぐに忘れてしまいます、覚える内容が少ないのでがっつり取り組む必要はありません。30分でだけでいいので毎日取り組んで徐々に定着させていきましょう。

楽をして成績を上げようとする

漢文は他の科目と比べて格段に暗記量が減ります。英単語は4000語、古文は600語程度必要であり相当時間をかけなければなりませんが、漢文は単語が約100、句形・句法などの文法が約60~70の合計200の知識があればセンター試験も国立・私立の本試験も十分に対応できます。センターではこの200の知識だけで8割は確実に取れるので、漢文は楽して高得点を狙いましょう。

必ず参考書を手元に置いて勉強し、分からないものはすぐに調べる

受験生が陥りやすい罠のコーナーで軽く触れましたが、参考書を持ち歩いて分からない単語や文法はすぐに調べるようにしましょう。この時、漢和辞典を使わないよう注意してください。辞書にはあまりにも詳しいことが載っていて、ほしい情報を探すのが大変です。それに入試に特化して編集されていないので、目を通していると頭の中がだんだん汚れてしまいます。
参考書主体で勉強し、疑問点は参考書ですぐに解消するクセをつけてください。

特別な解法テクニックは要らない!基礎を固める勉強を

漢文の問題を解答するのにテクニックは要りません。
センター漢文ではではにわか仕込みのテクニックで賭けに出るよりも200の知識をばっちり覚えるほうがより確実に得点できます。
漢文の勉強で基礎力に勝るものはありません。単語と文法の勉強だけ徹底しましょう。

書き下し(訓読)までは完璧に!本番での現代語訳は大雑把でいい

センター漢文で正しい書き下し文を選ぶ問題は出ますが、正しい現代語訳を選ぶ問題は出ません。単語を覚えて句形を書き下し文に正しく直せるかが大切だといえます。日々の勉強では単語・句形の現代語訳をできる限り正確に覚えたほうが良いですが、文章レベルの読み解き問題では言っている内容が大まかにわかれば問題は解けます。
試験会場ではざっくりと現代語訳をしてスピーディに進めましょう。

15182453

1か月で8割とれるオススメのセンター漢文勉強法

センター漢文で高得点を取る勉強法は以下の4点です。
すぐに実践できて1か月取り組めば格段に正解率が上がるのでぜひ参考にしてみてください。上から順番に試してみると効果がより実感できると思います。

句形・句法は約60~70個を完璧にマスターしよう

漢文を読解するときも解答するときも、句形・句法は要です。最優先事項として句形・句法の暗記は徹底しましょう。主な句形・句法は、置き字・再読文字・使役形・受身形・疑問形・否定形・抑揚形です。似たり寄ったりの表現ばかりでがむしゃらに覚えてもセンターでは点を取れないので、ポイントを押さえて暗記に取り組んでください。

そのポイントは、日本語訳だけではなく訓点(レ点・一二点などの返り点+送り仮名)もセットで覚えて書き下し文を作れるレベルまで詰めることです。センター漢文の問題の殆どは返り点と送り仮名でダミー選択肢を作ってきます。再読文字や使役形は特に送り仮名が紛らわしいので一つ一つ正確に覚えるようにしましょう。

単語カードを買って1枚のカードに書いて暗記すると非常に効率的です。片面に句形と書き下し文を、その裏面に現代語訳を書いておきましょう。あとは登下校で電車に乗っている時間や高校の休み時間に眺めるだけで意外と頭に入ってきます。スキマを見つけてペラペラめくってより正確に句形を暗記できるよう目指してください。

漢文単語は100語程度覚えれば十分

漢文単語は100だけ覚えるという意識を常にもちましょう。たった100で本当に大丈夫なの?と思う人が良くいますが、これだけでセンター漢文は十分にカバーできます。確かに漢文では難解な語句がたくさん登場して読むのに苦戦してしまいます。でも、注釈が必ず助けてくれるので安心して最低限の数だけ覚えましょう。

次のコーナーで重要な漢文単語が載っている本を紹介するのでそれを使って是非覚えてほしいと思います。
単語の暗記で注意すべき点は、複数の読み方・意味を覚えることです。「悪」という漢字は、漢文では「あく」「あシ」「にくム」「いづクニカ」の3通りの意味が存在します。一つの漢字にいくつかの意味が込められているので一筋縄にはいきませんが、句形の勉強で見覚えのあるものや、漢字から漂うニュアンスをイメージして納得して覚えられえるものばかりです。

最初の1周は意味を丁寧に確かめながら根気強く暗記して、2周目からはサーっと流し読みをして刷り込むような感覚で覚えていくと自然に漢文がよめるようになります。覚えては忘れてを繰り返して地道に暗記してください。

一通り暗記が終わったら問題演習を取り入れて苦手の確認を

句形や単語をある程度暗記出来たら次は読解問題で完成度をチェックしましょう。この時のポイントは、間違えたらその項目を参考書で総合的に復習することです。
例えば再読文字の送り仮名の問題でミスした場合、再読文字の句形でまたしくじる可能性が高いです。その表現だけ見直すのではなく全体的に確認することで次に活かせますので、苦手を浮き彫りにた後はガンガン潰していきましょう。単語や文法の暗記は繰り返してほしいですが、このステップまで来たらあとは暗記も演習も数をこなすのみです。

全体の大意を理解できているか日本語訳と照らし合わせる

これは満点取れたとしても実行してほしいステップです。正確に訳は気にしなくていいので、頭で理解したことと解説の現代語訳がだいたい合っているか比べてください。なんとなく重なればそれは完璧に理解できたことと同じです。もし解釈を間違えていたら本文をもう一度読み直して何が原因かをきちんと突き止めて同じような読み違えを防ぎましょう。
このプロセスを行うことでセンターの読解20点分はほぼ全部取りきることができます。

15085486

意外と身に付く!しゃべり勉強の重要性

勉強は書いて、見て覚えるのが一般的ですが、音読して、聞いて覚える「しゃべり勉強」も実は効果的です。勉強はインプットではなくアウトプットできて初めて価値があります。その点音読すれば自分でその言葉を聞くのでインプットとアウトプットの訓練に最適なのです。何度もぼそぼそつぶやいて暗記をしていく「しゃべり勉強」も試してみてください。

14650895

オススメの参考書・問題集

『漢文ヤマのヤマ』(学研出版)

漢文を勉強するうえでは鉄板の本です。中身は見開きで1つの文法事項が整理されていて、ドリル形式の演習ができます。解説がコンパクトにまとめられていて、無理なく解いて学ぶことができます。漢文文法の参考書とも問題集ともなる必携本です。3周もすればセンター漢文で手堅く6割死守できるようになります。
漢文が苦手な人こそぜひ使ってみてください。

8467763
参考書名
漢文ヤマのヤマ パワーアップ版 (大学受験超基礎シリーズ)
著者
三羽邦美
ページ
208ページ
出版社
学研マーケティング
Btn amazon
15653950

どんどん進んで漢文が好きになりました

13839480

昨年の悲劇を振り返ります 【わせほー古漢セパレート事件】 俺「ワッセは古漢融合やから古文できればなんとかなるやろ…あんま漢文の勉強に時間割けへんしなぁ…ヤマのヤマに更にヤマ張ったろwww」 ↓ 〈2016年度早稲田大学法学部・国語〉 俺「(解答用紙が配られる)嘘やろ…なんで大問が4つもあるんや…まさか…」 ↓ 問題冊子『漢文出題開始(2003〜)してから初の漢文単独出題やで。運が悪かったんやなw』 俺「漢文全然分からんw」 ↓ ワッセ「残念ながら不合格です」 開示の葉書「あと5点やったなw」 俺「漢文のせいやん…」 ↓ 浪人俺「ヤマなんて張ってないで今年はしっかり勉強しよ…」 ※1 この物語はフィクションではありません。物語に登場する人物・大学は全て実在します。 ※2 ヤマのヤマにそれ以上ヤマを張らなければ問題に対処できていたのかどうかにつきましては返答しかねます。 【追記】 2017年度も古文・漢文は別の大問として出題されました。 また、今年は無事合格することができました(ヤマのヤマは使ってないw)

15448972

大各受験に必要な漢文句形をまとめてくれているのですごくやりやすいです。さらに、簡単な問題演習もあるので、学んだことをすぐに問題を解いて確認することもできます。漢文で思ったように点数が取れないと言う人におすすめです。ちなみに僕は最初は定期テストレベルでもついて行けてなかったのですが、これをやるようになってからはセンターレベルの問題も解けるようになりました。

レビューをもっと見る

『一目でわかる漢文ハンドブック―大学受験』(東進ブックス)

漢文に必要な知識を網羅的にカバーしています。第1章訓読、第2章句法(90句形)、第3章語法、第4章重要語(287)、第5章漢詩、第6章文学史・思想史のチャプターに分かれています。この本の魅力は、漢文単語がまとまったページがあることです。漢文の単語帳が売られていないのが現状ですが、この本は単語帳代わりに使用するとベストです。全体的に詰まりすぎて分かりかりきっている内容まで収録されていますが、一通り眺めて理解しなおしてみるとどんな文章も怖くなくなります。
漢文学習の穴がなくなりますし、小さいこともあって持ち運びにも便利なので是非使ってみてください。

8530
参考書名
一目でわかる漢文ハンドブック―大学受験 (東進ブックス)
著者
三羽 邦美
ページ
149ページ
出版社
ナガセ
Btn amazon

『漢文 ゴロゴ』(スタディーカンパニー)

受験生の間で話題になるゴロゴシリーズは漢文でも出版されています。漢文はただ暗記するだけなので苦痛に感じる人は多いと思います。この本は語呂合わせで覚えやすくなってるので単調に覚えても長続きしない人は読んでみましょう。

2263767
参考書名
漢文ゴロゴ
著者
板野博行
ページ
283ページ
出版社
スタディカンパニー
Btn amazon
Icon default user

漢文ゴロゴを使い勉強したところセンター漢文が9点も取れました!オススメの一冊です!

レビューをもっと見る

『決定版 センター試験 国語[漢文]の点数が面白いほどとれる本』(中経出版)

これは漢文に自信がついてきて、余裕がある人向けの参考書です。句形・句法以上の詳しい文法を習得できるのが一番の魅力です。漢文は英語の5文型のような文構造をしているのですが、特にこの本はその基本構造を丁寧に説明してくれています。
正直センター漢文でそこまでの知識は不要です。センターで手堅く満点を狙う人やGMARCHや日東駒専の文学部を受ける人はプラスαの文法を知っておくと非常に有利です。受験校の傾向を確かめつつ検討してみてください。

問題集としてはセンター国語の過去問がベスト

センター国語の赤本や黒本を買って、ちょっとずつ解いて実力を試しましょう。市販の問題集には解法のマニュアルがよく載っていますが、漢文では付け焼刃の知識でさえ不要です。文章が短いので読み方・解き方は過去問で試行錯誤して自分にあったやり方を少しずつ確立していってください。

また、市販の問題集は文章や問題が改削されていて、ほぼ必ず正解できるように作り替えられています。そのため、語彙・文法や読解力など本当の総合力を測ることができるのはセンター試験の過去問しかありません。

本番を意識して時間を測ったり実践的な感覚も身につきますので書店の誘惑に負けず過去問を問題集として取り組むようにしてください。

最後に

漢文はどの科目よりも覚えることが少ないので勉強すればすぐに成果が表れます。基礎である単語や文法の暗記を繰り返すことを軸にちょいちょい問題集で完成度のチェックをしましょう。時には単語帳やしゃべり勉強を交えて確実に覚えていきましょう。

1か月もあれば単語を100・文法を60~70項目覚えることができます。センター漢文はたったこれだけで8割は確実に取れますので、楽をしつつ満点も狙いながら勉強頑張ってください。

18673
参考書名
決定版 センター試験 国語[漢文]の点数が面白いほどとれる本
Btn amazon
この記事を書いた人
14720555
早稲田大学 法学部に通っています。浪人時代の勉強経験や知識を記事を通して伝えていけたらなと思っています。 得意科目は英語ですが、塾講師もやっているのでそれ以外の文系科目も優しく丁寧に説明することを心がけています。 サークルでは野球をやっていて、引退した今でも助っ人でたまに参加しています。

関連するカテゴリの人気記事

14650871

センター漢文の勉強法!1ヶ月で8割取れるおすすめ参考書&問題集

14928240

漢文の勉強法とおすすめ参考書・問題集【一ヶ月で得意科目に】

14650937

センター漢文勉強法!8割取れる対策法&おすすめの参考書3選

14717468

【漢文おすすめ問題集】早難関私立大学合格のためのハイレベル問題集

14717295

【漢文参考書5選】句形・単語をマスターできる参考書【難関私立対策】

14717576

【漢文参考書特集】漢詩も対策!早慶など私立大学受験に必須の参考書

関連するキーワード

スマホアプリで
学習管理をもっと便利に
Foot bt appstore
Foot bt googleplay