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英語の過去分詞とは?例文で覚える過去分詞の用法&一覧表

はじめに

「過去分詞ってなんだろう」
「現在分詞と過去分詞の違いは?」
「must+have+過去分詞?過去完了形?」

英語を勉強していて、所々に顔を出す”過去分詞”の理解に苦しんだことはありませんか?過去分詞は最もよく使われる英文法事項の一つです。過去分詞を絡めた単元には、動詞、受動態、完了形(時制)、分詞、助動詞など、実はたくさんあります。過去分詞はそれほどまでに重要な学習項目ですので、単元別の理解、そして過去分詞の理解も完璧にしたいですね。

この記事では、”過去分詞”とはなにか?という基本的な内容から過去分詞が関連する単元まで丁寧に紹介します。過去分詞をマスターするだけでも英語をスラスラ読めるようになるので、今後の勉強の参考にしてみてください!

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過去分詞とは?

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まず、過去分詞とはどのようなものなのでしょうか。文法的な内容を中心に理解を深めていきましょう!

過去分詞とは、動詞の形が変化したものの1つをいいます。動詞の形が変化、というのは、「動詞の原形-過去形-過去分詞形」の変化のことです。中学時代に"get - got - got [gotten]"のように3点セットにして覚えたのではないでしょうか。
動詞(V)に対して過去分詞は"pp (past particle)"と呼ばれることがあります。
似たようなものに現在分詞がありますね。現在分詞はいわゆる"現在進行形 = ~ing形"です。こちらはかなり見覚えがあると思います。

今までは過去分詞そのものを覚えることが大切でしたが、高校レベルになると過去分詞と他の文法を絡めて応用できる力が求められます。過去分詞を使いこなせるよう頑張って理解しましょう!

ちなみに規則変化動詞、不規則変化動詞の2つがありました。このような動詞そのものについての内容は以下の記事を参考にしてみてください。

【英語】必要な動詞はこれだ!最重要な12の動詞と完全版動詞活用表

【英語の一般動詞とは】三単現・過去形の解説&不規則変化動詞一覧

現在分詞と過去分詞の違いって?

英語の勉強でよく出てくるのが”現在分詞”と”過去分詞”です。この2つは何が違うのでしょうか。和訳や文法的なはたらきも含めて理解しましょう。

現在分詞は主に動詞に-ingをつけて「〜する、〜している」という意味を表します。現在分詞を使った英語には
a sleeping baby「眠っている赤ちゃん」
a man runnning in the park「公園を走っている男性」
などがあります。能動的に何かをするイメージですね。

一方で過去分詞は主に動詞に -edをつけて「〜される、〜されている」という意味を表します。現在分詞を使った英語には
the broken window「壊された窓」
the book written in 1867「1867年に書かれた本」
などがあります。受動的に何かをされるイメージですね。

対象的なニュアンスの現在分詞と過去分詞ですが、ワンセットに覚えてしまいましょう。
例えば、木々が生えている中に1軒の家があるとします。
”木々”を中心に見ると、”木々が家を囲んでいる”場面がイメージできますね。英語では"trees surrounding a house"と表現します。
"1軒の家"を中心に見ると、"家が木々に囲まれている”状態ですね。英語では"a house surrounded by trees"と表現します。

”する”関係なのか、”される”関係なのかを意識して、"◯◯が〜している”なら現在分詞(-ing形)、”◯◯が〜される”なら過去分詞(-ed形)と考えると覚えやすいです。

過去分詞には実は2つの意味がある

先程は「〜しているなら現在分詞、〜されるなら過去分詞」という関係を説明しました。ここでは過去分詞のもう1つの用法について説明します。

過去分詞には「〜した」という〈完了〉の意味を表す場合があります。完了とは、動作が終わった状態を表し、主に完了形の単元で耳にしますね。後ほど説明しますが、「〜される」の意味と区別は完璧にしましょう。
完了の意味で使われる過去分詞には、以下のような例があります。

a frozen lake「凍った湖」(凍らされた湖✕)
a fallen leaf「落ち葉」(落とされた葉✕)

どちらも「〜される」という訳を当てはめると不自然ですよね。このような場合、「〜した」と訳すとうまくいきます。一緒くたに「〜される」と訳さないように注意しましょう。


また、先程の区別のポイントについても説明します。ここを理解できれば過去分詞の理解はほぼ完璧です。
この2つの訳の区別は「動詞が自動詞か他動詞か」で決まります。「〜される」と訳す例では
broken( → break ~「~ を壊す」) written( → write ~ 「~ を書く」)
という”他動詞”が使われています。一方で「〜した」と訳す例では、
frozen( → freeze「凍る」) fallen( → fall「落ちる」) 
という"自動詞"が使われています。
このように自動詞・他動詞という視点で見ると過去分詞を正しく理解できます。文法的に勉強する機会は少ないと思うので、ぜひここで覚えてください!

【自動詞・他動詞】目的語に注目して違いを見分けよう!

現在分詞と過去分詞の違いまとめ
〈現在分詞〉
形:~ ing  ex) sleeping, runningなど
訳:〜している
〈過去分詞〉
形:主に ~ ed(不規則変化動詞は例外)
訳:〜される(他動詞)、〜した(自動詞)

過去分詞が関連する英文法は4つ!

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ここからは、本題の過去分詞が関連する英文法について説明します。具体的には受動態、完了形、分詞、原形不定詞、助動詞+have+過去分詞の5つあります。

この5つの用法を覚えて、過去分詞の理解を深めましょう!

過去分詞形は”受動態”を作る

過去分詞には”受動態”を作るはたらきがあります。受動態はいわゆる受け身文のことです。”be動詞+過去分詞"の形で「〜される」という意味があります。以下の文を例に見てみましょう。

He was scolded harshly by his mother.「彼は母親にひどく叱られた。」

この例文では、be動詞 = was 、過去分詞 = scoldedですね。そして「叱る」という動作の主体(母親)は "by" を使って表現されています。”be動詞+過去分詞" と "動作主のby" は見慣れたかもしれませんが、受動態は過去分詞の中では最もよく出る文法事項ですので今一度おさらいしましょう。

また、”be動詞+過去分詞"の他に"get+過去分詞"という形を用いて受動態を表すこともできます。例えば
I got surprised at the news.「私はそのニュースに驚いたよ。」
のように使います。be 動詞+過去分詞と get+過去分詞にはちょっとした違いがありますが、入試では全く出てきません。現段階ではbe だけではなく get を使って受け身を表すことができると覚えておけば大丈夫です。

過去分詞の受動態を作るはたらきのまとめ
形:be動詞+過去分詞 & get+過去分詞
訳:「~される」

過去分詞には”完了形”を作るはたらきがある

過去分詞には完了形を作るはたらきもあります。完了形には”現在完了形”、”過去完了形”、”未来完了形”があります。完了形のポイントは「時間の幅がある」ことでした。

現在完了形は、"have + 過去分詞”で表され、”現在を基準”に〈経験〉(~したことがある)、〈完了〉(~したところだ)〈継続〉(~している)という3つの意味・用法を表します。

I have been to Kyoto three times. 〈経験〉
「私は京都に3回行ったことがある。」
☆現在に至るまで3回行った経験がある
I have just finished my homework. 〈完了〉
「私はちょうど宿題を終えたところだ。」
☆今現在は宿題は済ませている
I have studied French for ten years. 〈継続〉
「私は10年間フランス語を勉強している。」
☆10年前から今現在に至るまで勉強している

どれも"have + 過去分詞"の形で用いられていますね。そしてどの用法も”現在”に至るまでの内容です。
経験、完了、継続それぞれの用法の使い分けは、一緒に使われる副詞によって決まります。「どうやって区別するんだっけ?」と理解が曖昧な方は、以下の記事を読んで完了形で使われる副詞をおさらいしてみてください。

現在完了形のイメージを掴もう!イラストでわかりやすく解説

一方で過去完了形は"had+過去分詞"の形で表され、上で説明した3つの用法に加えて〈大過去〉と呼ばれる用法もあります。これは「試験会場に着いたときには、すでに試験が始まっていた。」のように、"過去のある時点を基準”にそこからさらに過去の話をする場合に使われます。この例では
When I arrived at the examination hall, the exam had already started.
英語ではこのように表します。現在から見たらどちらも過去の内容ですが、その中でも古い内容を"had + 過去分詞"を使って表します。

時系列を意識して正しく使い分けましょう。

過去分詞の完了形を作るはたらきのまとめ
<現在完了形>
経験:「~したことがある」
完了:「~したところだ」
継続:「~している」
<過去完了形>
経験:「~したことがあった」
完了:「~したところだった」
継続:「~していた」
大過去:「~だった」

よく出る単元!”助動詞+have+過去分詞”もおさえよう

次に助動詞+have+過去分詞について説明します。この単元は高校でかなり深く勉強するので、ここで完璧に理解してしまいましょう。

英語の助動詞にはmay, will, canなどがあり、"have+過去分詞"とセットになると、過去のことに関する現在の推量や非難を表すことができます。「もっと一生懸命に勉強すれば良かった…」など過去の出来事に関するコメントだと考えましょう。

”助動詞+have+過去分詞”の形には以下のようなものがあります。
”may [might] have 過去分詞(V)” = "Vしたかもしれない"
例:I might have forgot to lock the door.
 「ドアの施錠を忘れたかもしれない。」

" must have 過去分詞(V)” = "Vしたに違いない"
例:He must have won the first prize.
 「彼は一等賞を取ったに違いない。」

" should have 過去分詞(V)” = "Vしたはずだ、Vすべきだった"
例:I should have studied harder to pass the exam.
 「試験に合格するためにもっと一生懸命勉強すべきだった。」

" could have 過去分詞(V)” = "Vしたかもしれない、Vしたに違いない"
例:I could have forgotten my wallet in the train.
 「電車の中に財布を忘れてきたかもしれない。」

" cannnot have 過去分詞(V)” = "Vしたはずがない"
例:She cannnot have injured her friend.
 「彼女が友人を怪我させたはずがない。」

" need not have 過去分詞(V)” = "Vする必要はなかったのに(実際はしてしまった)"
例:My mother need not have bought such a thing.
 「母はそんなものを買う必要はなかったのに(実際は買ってしまった)。」

助動詞+have+過去分詞のまとめ
”may [might] have 過去分詞(V)” = "Vしたかもしれない"
" will [would] have 過去分詞(V)” = "Vしただろう"
" must have 過去分詞(V)” = "Vしたに違いない"
" should have 過去分詞(V)” = "Vしたはずだ、Vすべきだった"
" could have 過去分詞(V)” = "Vしたかもしれない、Vしたに違いない"
" cannnot have 過去分詞(V)” = "Vしたはずがない"
" need not have 過去分詞(V)” = "Vする必要はなかったのに(実際はしてしまった)"

書き換えも大切な分詞構文

分詞構文とは、現在分詞や過去分詞に接続詞のようなはたらきをし、付帯状況(〜て、〜で、〜ながら)、時、理由などの訳を付け加える英文法事項です。接続詞を使った文から接続詞を使わない文へと書き換えることができるので、合わせて理解しましょう。

例えば、以下の例を見てみましょう。

My sister is lying on the bed, and she is using a phone.
「私の姉はベッドに横たわっていて、そして携帯をいじっている。」

この例では2つの文から成り立っていて、and という接続詞が使われています。訳を見ると状況を把握することはできますが、「そして」なんて訳が入るとぎこちなくなってしまいますね。
そこで and 以下を分詞構文を使って以下のように書き換えることができます。

My sister is lying on the bed, using a phone.
「私の姉は携帯をいじりながらベッドに横たわっている。」〈付帯状況〉

andが消えてコンパクトに纏めることができました。他にも以下のような例があります。

When I was walking along the street, I met my ex-girlfriend.
→Walking along the street, I met my ex-girlfriend.
訳:私が通りを歩いていた時、元カノに会った。〈時〉

Because he was scolded harshly by the teacher, he started to cry.
→Scolded harshly by the teacher, he started to cry.
訳:先生にきつく叱られたので、彼は泣き始めた。〈理由〉


分詞構文は現在分詞や過去分詞を使って長い文章を短くすることができます。意外とよく出てくるので、欠かさず暗記しましょう。

分詞構文のまとめ
付帯状況→〜て、〜で、〜ながら
時→〜なとき
理由→〜ので

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よく出る過去分詞一覧表

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ここではよく出る動詞の”原形 - 過去形 - 過去分詞形"を一覧表にしてまとめました。中学レベルから高校レベルのものまで載せてあるので、予習にも復習にもぜひ役立ててください!

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練習問題

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ここで練習問題を解いて過去分詞の理解ができたかチェックしてみましょう。”過去分詞”という観点から問題が出されることは少ないですが、多くの単元を網羅的に学習できるいい機会だと思います。全問正解を目指して頑張りましょう!

〈次のカッコ内の動詞を正しい形に直そう〉
1. the window (break) last night
訳:昨日の夜に壊された窓

2. (fall) leaves
訳:落ち葉

〈次の英文を日本語に訳そう〉
1. We should not have play outside on such a rainy day.
2. You might have forgotten to lock the front door.
3. He cannnot have stolen others' belongings.
4. I've already finished my homework.
5. My house is surrounded by a lot of trees.

最後に

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ここまで過去分詞について、現在分詞との違いや過去分詞が関連する文法事項について説明しました。基本は「〜する」なら現在分詞、「〜される」なら過去分詞でした。その中でも過去分詞の動詞が自動詞なら「〜した」、他動詞なら「〜される」という訳に分かれていましたね。
また、過去分詞は主に受動態、完了形、助動詞+have+過去分詞、分詞構文に登場します。特に助動詞+have+過去分詞や分詞構文は複数の意味があるので、それぞれ整理して覚えましょう。

過去分詞とは長く向き合う必要がありますが、理解すればするほど英語が読みやすくなります。ぜひ過去分詞をマスターして英語力をさらに高めていってください!

練習問題の答え

〈次のカッコ内の動詞を正しい形に直そう〉
1. the window (break) last night → broken
訳:昨日の夜に壊された窓

2. (fall) leaves → fallen
訳:落ち葉

〈次の英文を日本語に訳そう〉
1. We should not have play outside on a rainy day.
→私たちは雨の日に外で遊ぶべきじゃなかったのに(実際は外で遊んでいた)。
2. I might have forgotten to lock the front door.
→私は玄関の鍵をかけ忘れたかもしれない。
3. He cannnot have stolen others' belongings.
→彼が他人の所持品を盗んだはずがない。
4. I've already finished my homework.
→私はすでに宿題を終えている。
5. My house is surrounded by a lot of trees.
私の家はたくさんの木に囲まれている。

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この記事を書いた人
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早稲田大学 法学部に通っています。得意科目は古文・日本史です。あと半年で卒業してしまいますが、出来る限り受験生のサポートができたらと思っています。

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