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英語の知覚動詞攻略!よく出る知覚動詞一覧と受け身の作り方

はじめに

「知覚動詞ってなんだろう?」
「see, feelとかあるけど、見る、感じるじゃだめなの?」
「知覚動詞+目的語の次に動詞の原型、~ing形、過去分詞が置かれたりして整理ができない」

知覚動詞を勉強していて、あなたはこのように行き詰まった経験はありませんか?知覚動詞は原型不定詞と呼ばれる動詞の仲間で、使役動詞と一緒に勉強すると思います。知覚動詞は使役動詞と違って覚える内容が細かいので、正確に理解するのに多くの時間がかかってしまいます。
ですが、いくつかのポイントをおさえた上で知覚動詞を勉強すると、案外スッキリと暗記することができます。

この記事では、「知覚動詞」について、抑えるべきポイントと受け身の作り方について紹介します。知覚動詞のどんな問題でも正解できるようになるので、今後の勉強の参考にしてみてください!

知覚動詞とは?

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知覚とは、五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)をつかって何かを感じ取ることであり、日本語では「◯◯君が✕✕ちゃんと一緒に帰ってるところを見たよ」、「今この建物が揺れたよ」などのように使われますね。
英語では五感から得た情報を伝えるのに知覚動詞という動詞を使います。知覚動詞とは「誰かが何かをするのを見る/聴く/感じる」「何かがどうなるのを見る/聴く/知る」といった内容を表します。

知覚動詞は試験問題で読むような評論文にはあまり出てきませんが、一方で文法問題や物語、会話文問題で見かけることが多々あります。時制や完了形、仮定法など他の文法事項と比べて出題頻度は落ちるものの、大切な文法事項ですので欠かさず勉強しましょう。

この知覚動詞ですが、文法用語ではなく「どの動詞が知覚動詞なのか」「文中でどのような役割があるのか」「どのように受け身に直すのか」この3つについて抑えることがポイントです。以下で詳しく説明するのでぜひ理解を深めてください。

知覚動詞についておさえるべきポイントは3つ

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ここでは知覚動詞について抑えるべきポイントを3つ説明します。1つは知覚動詞の一覧について、残り2つは知覚動詞の使い方についてです。これらを覚えるだけで知覚動詞の理解は、ほぼ完璧です。

知覚動詞の一覧

知覚動詞は 視覚・聴覚・触覚などで感じる内容を表す動詞であり、以下の様なものがあります。数が少ないのでここで覚えてしまいましょう!

視覚…look at(見る) watch(見る) see(見える) notice(気付く) perceive(気付く、知覚する)
聴覚…listen to(聴く) hear(聞こえる)
触覚…feel(感じる)

“perceive"を除いて見覚えのある動詞ばかりだと思います。ここでのポイントは、「見る」なのか「見える」なのか、「聴く」なのか「聞こえる」なのか、といった区別です。ちょっとしたニュアンスの違いですが、試験で狙われることがあります。場面や日本語訳を頼りに正しく知覚動詞を選べるようになってください。

知覚動詞の文構造に着目しよう!基本は「知覚動詞+目的語+動詞の原形」

知覚動詞は、直後に目的語と動詞の原形を置いて、「Oが〜するのを見る/聴く/感じる」といった意味を表すことができます。この形こそが知覚動詞を学習する上で基本となるポイントです。例えば notice(気付く)、feel(感じる)を使って文を作ってみると

He noticed someone enter the room. (to enter✕)
「彼は誰かがその部屋に入るのに気付いた。」
We felt our school shake. (to shake✕)
「私たちは学校が揺れるのを感じた。」

のようになります。間違っても「知覚動詞+目的語+ to不定詞」の形にしないように注意してください。無意識のうちに to不定詞にしてしまう方は多くいるので肝に銘じましょう。

今までは
watch a baseball game「野球の試合を観る」
listen to music「音楽を聴く」
feel interested「楽しく感じる」
のような形しか学習しなかったと思いますが、「知覚動詞+目的語(O)+動詞の原形(V)」の形も慣れていきましょう。

「知覚動詞+目的語+現在分詞/過去分詞」の形もある

先ほど、“知覚動詞+目的語(O)+動詞の原形(V)”=「OがVするのを見る/聴く/感じる」と説明しましたが、動詞の原形が現在分詞(-ing形)や過去分詞(-ed形)に変化する場合があります。このように動詞の原形が変化した場合、

“知覚動詞+目的語(O)+現在分詞(V)”=”OがVしているのを見る/聴く/感じる”
“知覚動詞+目的語(O)+過去分詞(V)”=”OがVされるのを見る/聴く/感じる”

このように訳も少し変わります。例文で確認すると、

I heard someone calling my name.
「私は誰かが私の名前を呼んでいるのが聞こえた。」
I heard my name called (by someone).
「私は(誰かに)名前を呼ばれるのが聞こえた。」

となります。ここで意識してほしいのが、OとVの関係です。「OがVしている」ならVを現在分詞に、「OがVされている」ならVを過去分詞にする必要があります。現在進行形と受動態のような構造ができていますね。
目的語の後に動詞の原形か、現在分詞か、過去分詞か、場面と訳で使い分けるようにしましょう。

知覚動詞の基本のまとめ
・知覚動詞一覧
 視覚…look at(見る) watch(見る) see(見える) notice(気付く) perceive(気付く、知覚する)
 聴覚…listen to(聴く) hear(聞こえる)
 触覚…feel(感じる)
・知覚動詞の文構造
 “知覚動詞+目的語(O)+動詞の原形(V)"=「OがVするのを見る/聴く/感じる」
 “知覚動詞+目的語(O)+現在分詞(V)"=「OがVしているのを見る/聴く/感じる」
 “知覚動詞+目的語(O)+過去分詞(V)"=「OがVされるのを見る/聴く/感じる」

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知覚動詞の受動態

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ここでは知覚動詞の受動態について説明します。「知覚動詞+目的語(O)+過去分詞(V)」の形を用いることでも「OがVされるのを見る/聴く/感じる」のような受け身を表すことはできます。しかしこの形は「OがVされる」という関係でした。
ここで説明する内容は「OがVするのを見られた/聞かれた」という関係を表すものです。少し細かいですが、知覚動詞の理解でよく問われるポイントなので頑張って覚えましょう!

知覚動詞は、“see"や“hear"を受動態にして「O がVするのを見られた」、「O が V するのを聞かれた」という意味を表すことができます。例えば、

(能) Tom saw her play the piano.「トムは彼女がピアノを弾くのを見た。」
(受) She was seen to play the piano by Tom.「彼女はピアノを弾くのをトムに見られた。」

このように書き換えることができます。「トムが見た」→「彼女が見られた」という能動→受動の関係が見て取れますね。
また、知覚動詞の受動文では to不定詞を使って表します。「知覚動詞の受動文はto不定詞を使う」という文法事項は、見飽きるほど入試でよく出てきます。必ず得点できるようにしましょう。


余談ですが、「目的語(O)+過去分詞(V)」の形で受け身を作ってしまうと、
Tom saw her played the piano.(✕)
「トムはピアノを弾かれた…???」→playが過去分詞だから後に目的語を置くことができず“the piano"が立ち行かなくなってしまったり、「彼女が弾かれた」とおかしな訳ができて文法的にも論理的にも壊れた英文ができてしまいます。

同じ受け身でも「OがVする」という関係を維持しているのか、「OがVされる」という関係になっているのか、知覚動詞の受け身はこの点をおさえましょう。

知覚動詞の受動態のまとめ
・「OがVするのを見られる/聞かれる」なら目的語(O)を文頭に置き動詞の原形をto不定詞に直す
・「OがVされる」なら「知覚動詞+目的語(O)+過去分詞(V)」

よくある質問!findは知覚動詞??

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知覚動詞を勉強しているうちに
“findって知覚動詞なの?"と疑問に思うことはありませんか?
findは「〜だと分かる・〜を見つける」のような訳があり、いかにも知覚動詞のようですね。
ですが、“find"には少し変わった文法事項があります。それは

“find+目的語(O)+現在分詞(V)"="OがVしているのを見る(気付く)"
“find+目的語(O)+過去分詞(V)"="OがVされるのを見る(気付く)"
この2つの形はあっても
“find+目的語(O)+動詞の原形(V)"
の形は無い

ということです。他の知覚動詞と一緒くたにしてしまうと、「findの直後に目的語と動詞の原形を置いても問題がない」と勘違いしてしまう方がいます。

findは“find + 目的語(O) + 分詞"の形で使われることに注意してください。

練習問題

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知覚動詞の理解ができたか、ここで練習問題を解いて確認してみましょう。知覚動詞は1.どの動詞を使えばよいか、2.「OがVする/している/される」のか、3.受け身に正しく書き換えられるか、がポイントです。この3つをおさえれば知覚動詞の問題はほとんど正解できます。全問正解できるよう頑張りましょう!

〈単語を並べ替えて和訳に合う英文を作ろう〉(不要な語が1つある)
1.和訳:私は猫があの通りを横切るのを見た。
 that / I / a / street / cross / to /cat / saw
2.和訳:私は自分の名前が呼ばれるのが聞こえた。
 heard / called / name / I / my / listened to

〈以下の文を受け身に直してみよう〉
We watched Ken come home from school with his little sister.

最後に

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ここまで知覚動詞について紹介しました。知覚動詞には「視覚・聴覚・触覚」で感じる内容を表しますね。また、形と訳は

「知覚動詞+目的語(O)+動詞の原形(V)」= 「OがVするのを見る/聴く/感じる」
「知覚動詞+目的語(O)+現在分詞(V)」= 「OがVしているのを見る/聴く/感じる」
「知覚動詞+目的語(O)+過去分詞(V)」= 「OがVされるのを見る/聴く/感じる」

この3つに決まっていました。そして受け身に直すときは「目的語(O)を文頭に置き動詞の原形をto不定詞に直すこと」が大切でした。
知覚動詞は覚えるべき内容はあまり多くないですが、訳や形、toの有無など細かいところに注意が必要です。これらのポイントをおさえてしまえば知覚動詞でつまずくことはなくなります。

知覚動詞は実はあやふやに理解している方が多いので、欠かさず学習すれば受験で大きな武器になります。この記事があなたの志望校合格の役に立てればうれしいです!

練習問題の答え

〈単語を並べ替えて和訳に合う英文を作ろう〉(不要な語が1つある)
1.和訳:私は猫があの通りを横切るのを見た。
 that / I / a / street / cross / to /cat / saw
→ I saw a cat cross that street.
2.和訳:私は自分の名前が呼ばれるのが聞こえた。
 heard / called / name / I / my / listened to
→I heard my name called.

〈以下の文を受け身に直してみよう〉
We watched Ken come home from school with his little sister.
Ken was watched to come home from school with his little sister ( by us).
※ケンは妹と下校するのを(私たちに)見られた。

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この記事を書いた人
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早稲田大学 法学部に通っています。浪人時代の勉強経験や知識を記事を通して伝えていけたらなと思っています。 サークルでは野球をやっていて、引退した今でも助っ人でたまに参加しています。

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