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【英文法】比較級をマスター!受験生が絶対に覚えるべき6つのポイント

はじめに

英文法の比較が苦手…というあなた。
原級、比較級、最上級、いろんな表現方法があって嫌になっちゃいますよね。
英語の比較と日本語の比較は、まず組み立て方が違います!

英語の比較は“2つの文を合体させて作る”のです。その接着剤の役目を果たすのが、原級表現の「as...as」や比較表現の「比較級 + than」などです。

この記事では比較表現の中の「比較級」に焦点をあてて、高校生が覚えるべき6つのポイントと、入試頻出である比較級の重要表現を紹介します。
この記事を読んで、比較級の使い方をマスターしちゃいましょう!

比較級は「〜より・・・だ」を表す

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形容詞と副詞は、原級(辞書に掲載される基本の形)のほかに、比較級と最上級の形に変化をします!比較級は「〜より/もっと〜」、最上級は「もっとも〜」の意味を持ちます。

なんで形容詞と副詞は比較級や最上級に形を変化させるのでしょう?それは、「今は比較の話をしているんだ」ということを分かりやすくするためです。私たちは日常的に、何かと何かを比較したりしますよね。たとえば、「このチョコの方があのチョコより甘いね」とか、「私が食べたことのあるチョコの中で、このチョコが一番甘い!」とか。
英語では、あるもの(=A)が、比べる対象(=B)よりも程度が高い状態のときに、形容詞や副詞を比較級/最上級に変化させて、AとBを比較していることを伝えるのです。

ちなみに「このチョコの方があのチョコより甘いね」は「This chocolate is sweeter than that one」になります?(๑´ڡ`๑) これが比較級を使った表現です。
「私が食べたことのあるチョコの中で、このチョコが一番甘い!」は「This chocolate is the sweetest of all chocolates I have ever eaten.」になります。これは最上級を使った表現です。最上級については以下の記事でお伝えしているので、ぜひご参照ください!

【英文法】最上級をマスター!高校生が覚えるべき6つのポイント

比較級で覚えるべき6つのこと

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①短い形容詞・副詞には語尾に「-er」をつける!

tall-taller(高い-より高い)
fast-faster(速く-より速く)

のように、短い形容詞/副詞には語尾に「-er」をつけます。

少し小難しい規則を言うと、1音節の語(?1音節=発音する母音の数が1つ)と一部の2音節の語(語尾が-y、-er、-ow、-leなどで終わる語)は語尾に「-er」をつけます。

[1音節] big-bigger small-smaller long-longer short-shorter
[2音節で語尾が-y, -er, -ow, -le] pretty-prettier clever-cleverer narrow-narrower noble-nobler

「音節」といっても分かりにくかったりすると思うので、「短い形容詞/副詞には-erをつける」と思っていてもらえれば十分です!

②長めの形容詞・副詞には直前に「more」をつける!

difficult-more difficult(難しい-より難しい)
quickly-more quickly(早く-より早く)

のように、比較的長めの形容詞/副詞には直前に「more」をつけてその語自体は活用させません。
細かい規則を言うと、「一部を除いた2音節の語」と「3音節以上の語」と「earlyを除く-lyで終わる副詞」はmoreをつけます。

[2音節] careful-more careful famous-more famous
[3音節以上の語] difficult-more difficult important-more important 
[-lyの副詞] quickly-more quickly

長めの形容詞にはmoreをつける!

③good、well、bad、illは不規則に変化する!

基本的にすべて比較級・最上級は規則変化をします。ですが、例外としてgoodやbadなどは比較級と最上級で全く別のつづりに変化をします!このような不規則変化の語は少ないので覚えてしまいましょう◎

good(良い) good-better-best
well(上手に) well-better-best
bad(悪い) bad-worse-worst
ill(病気の) ill-worse-worst
many(数が多くの) many-more-most
much(量が多くの) much-more-most
little(量が少しの) little-less-least

[原級] The smell of this flower is good. (この花の香りは良い。)
[比較級] This bouquet is better than that one. (この花束はあの花束よりも良い。)
[最上級] This is the best bouquet in this shop. (これが当店で一番いい花束です。)

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④比較する対象は“同等のもの”!

比較表現をする時、あるもの(=A)と比較する対象(=B)は同等の関係でなければいけません。つまりA=Bのような関係です!AとBは品詞や語の形が同じものになります。

たとえば

Tom runs faster than John. トムはジョンより足が速い。

この文で言うと、Tom=A、John=Bです。AとBは同じ、人名の固有名詞です。このように比較をするときはAとBは同じような性質を持っていなければいけません。


次の例文を見てください。

The economic growth rate of China is higher than that of Japan.
中国の経済成長率は日本の経済成長率よりも高い。

この例文では「中国の経済成長率(The economic growth rate of China)」と「日本の経済成長率(the economic growth rate of Japan)」の2つを比較しています。語句の繰り返しを避けるために、比べる対象Bである「日本の経済成長率」は「that of Japan」に置き換えられています。

ここで注意してほしいのは、決して
✘ The economic growth rate of China is higher than Japan.
としてしまわないことです!

もし、そうしてしまうと「中国の経済成長率は日本より高い。」となり、「中国の経済成長率」と「日本」という国そのものの比較するという次元のおかしな話になってしまいます。日本語では「中国の経済成長率は日本(の経済成長率)より高い。」と略して言ってしまうことも可能ですが、それをそのまま英語にしてしまうと間違いであり、わけの分からない話となってしまいます!
英語の比較では、必ず同等のものどうしを比較するということを覚えておいてくださいね。

⑤thanは接続詞!後にはSVが続く!

あなたはご存知でしょうか?「than(〜よりも)」は“接続詞”です。接続詞は後ろに必ずSVが続きます!といっても、比較を使った文というと
This chocolate is sweeter than that chocolate.(このチョコレートはあのチョコレートよりも甘い。)
とか
Tom runs faster than John.(トムはジョンよりも足が速い。)
とか、thanのあとには名詞だけだったりしますよね。これはどういうことかと言うと、名詞の後に続いているはずの動詞などの文の要素が省略されているのです!

This chocolate is sweeter than that chocolate (is sweet).
Tom runs faster than John (runs fast).

なんていうふうに。
「あのチョコレートは甘い」のに比較して「よりこのチョコレートは甘い」のであって、「ジョンは足が速い」のに比較して「よりトムは足が速い」のです。ただ同じような語句の繰り返しを避けて省略しているだけです。

ちなみにthanが接続詞であると解っていれば、先に紹介した

✘ The economic growth rate of China is higher than Japan.

が間違いであることもすぐに解ります。thanは接続詞なので、あとには「is higher」が省略されているはずです。そうすると

✘ The economic growth rate of China is higher than Japan (is higher).

となり「Japan is higher(日本は高い)」という意味が通じないヘンテコな文が出来上がってしまうので、この文はオカシイ!とわかります。

正しくは
The economic growth rate of China is higher than that of Japan (is higher).
ですね☆彡

⑥「-ior」で終わる形容詞にはtoをつける!

superior(優れた)のように語尾が-iorで終わる形容詞は、比較の意味を含んでいるものが多くあります。このような形容詞は、thanを使わずにtoを使います!

superior to ~ 「〜より優れた」
inferior to ~ 「〜より劣った」
senior to ~  「〜の先輩の」
junior to ~  「〜の後輩の」

He is senior to me (✘I).
彼は私より年上だ。

ちなみに、ここで使われるtoは前置詞なので、toのあとに続く人称代名詞は目的格になります。

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比較級の実践的な用法

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比較級は「差」を表す!明確な数字の差には「by」を使おう

比較級はあるものと比べる対象の「差」を表します。その中でも、明確な数字の差があるときは「by」を使いましょう。

My sister is younger than I by three years.
妹は私より3歳年下だ。


また、数字を比較級の前に持ってきて、「by」を使わない表現もあります。

My sister is three years younger than I.
妹は私より3歳年下だ。

比較級を使った重要な表現2つ✌

比較級 and 比較級「ますます〜」

比較級 and 比較級で「ますます〜」という意味になります。どんどん度合いが増していることを表現できます。

He is getting taller and taller.
彼はますます背が高くなっている。

It is becoming more and more important to study English.
英語を勉強することがますます重要になってきている。

More and more people are texting while walking.
ますます多くの人が歩きスマホをしている。

the + 比較級 + SV…, the + 比較級 + SV~

「the + 比較級 + SV…, the + 比較級 + SV~」で「…すればするほど、ますます〜」という表現になります。2つの動作が互いに比例関係を保ちながら、程度を増したり減じたりしていく場合に使われます。課題英作文で頻出の表現なのでぜひマスターしてください!

The more you practice, the stronger you will become.
練習すればするほど、あなたは強くなるでしょう。

The more careful you are, the fewer mistakes you make.
注意すればするほど、ミスをしなくなる。

比較級を使って最上級の意味を表す用法

なんと、比較級を使って最上級の意味を表すこともできます!

Vatican City is the smallest in the world.
バチカン市国は世界で一番小さい。


この例文を比較級で書き換えてみましょう!すると、2通りの書き方があります。

①No other country in the world is smaller than Vatican City.
 世界で、バチカン市国よりも小さな国はない。
②Vatican City is smaller than any other country in the world.
 バチカン市国は世界でほかのどの国よりも小さい。

①は「バチカン市国よりも小さい国はない」⇒「バチカン市国が最も小さい」ということになり、②は「バチカン市国は他のどの国よりも小さい」⇒「バチカン市国が最も小さい」ということになります。ポイントはどちらも比較の対象「country」が単数形の名詞であることです。このような表現では、比較の対象の個数が明確ではないため単数形の名詞に統一して表します!

☆「〜よりも...なものはない」
 No (other) + 単数形の名詞 … 比較級 + than〜
 「ほかのどの〜よりも...だ」
 比較級 + than any other + 単数形の名詞

覚えづらい!no more than シリーズ

勝手に命名しましたが「no more thanシリーズ」は no more than, not more than, no less than, not less than の4つのことを指します。この4つ、すごく覚えづらいですよね。この4つの意味を、理屈で理解できるように紙とペンを使って説明してみました!

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次に、理屈で理解しようとしてもわけが解らない!という人のために(ちょっと無理矢理な)暗記法をお伝えします!
私はこのリズムで暗記して活用していました!

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最後に

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英文法の比較は、センター試験の文法問題はもちろん、長文問題でも問われたりする、超重要な文法事項です。

ぜひ、この記事で紹介した比較級の用法ともう一つの最上級を説明した記事を合わせて、比較表現の勉強の参考にしてくださいね。

【英文法】最上級をマスター!高校生が覚えるべき6つのポイント

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この記事を書いた人
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現役でお茶の水女子大学に合格しました。お菓子が好きで、中でも和菓子が大好きです!みなさんのお役に立てれるような記事(主に国公立向け)を執筆しています。

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