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【大学受験の英語文法】偏差値70も夢じゃない参考書別英文法勉強法

はじめに

英語の学力を上げるために、英文法の学習は欠かすことのできないステージです。

偏差値が60に到達しない受験生の多くは、ボキャブラリーと文法に問題を抱えているケースが多く見受けられます。逆に、偏差値65を超え、偏差値70への到達を実現している受験生は総じて高い文法能力を身に付けています。

本記事では、効率の良い文法の学習方法とテクニックを紹介したうえで、2カ月で実践できる参考書別の文法勉強法を提示していきます。

本格的な文法学習はこれからというあなたも、もう一度文法を総復習することで偏差値を上げたいあなたも、本記事を読んで受験英文法の完成を目指しましょう!

文法勉強法テクニック(HOW)

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あなたは英文法をどのように勉強してきましたか?

英文法は、習得に時間と根気の必要な学習領域です。文法は言語の骨格となるルールですから、文法力が高いレベルで安定するほど、長文読解能力や英作文能力も順調に伸ばしていくことができます。逆に、文法の学習が疎かになっていれば、いくら長文読解や英作文に取り組んでも、思うように学力を伸ばしていくことは難しくなります。

センター試験から日東駒専、MARCHから早慶上智・旧帝大まで、どのレベルの大学でも問われる英文法は、英語力の重要な要です。だからこそ、偏差値60を超えるMARCHや早慶上智・旧帝大といったハイレベル大学を志望する受験生は文法を早期に固めておくべきなのです。

時間に追われる受験生が、なるべく少ない時間で最大の学習効果を得るためには、文法学習の学習戦略を立てる必要があります。何をゴールに、How(どのように)学習するのかを明確に意識して勉強に取り組みましょう。

目標設定:質的なゴールを設定する

まずは文法学習のゴール設定をしましょう。志望校の受験に必要な英文法力を定義し、それを達成するための勉強をしていくことが重要です。受験生の多くは、明確な目標設定をすることなく学習を進めています。その結果として、「どれだけ力が付いたか」ではなく、「どれだけ時間を割いたか」で学習の成果を測定しがちです。

例えば、1冊の文法問題集に取り組んでいるとしましょう。
あなたは「量」と「質」のどちらを目標に学習を行っていますか?

学習を「量」で測定する方は、問題集に「何時間」取り組んだか、あるいは「何周」したかを指標にすることになるでしょう。
学習を「質」で測定する方は、問題集に掲載された問題のうち「何%」正答できるようになったかで学習を測定するはずです。

私は受験勉強を始めた当初、「量」を目標に勉強をしていました。「1日に何時間勉強したか」で自分の学習を評価していたのです。
しかし、ある日同じ予備校に通う友人の目標設定を知って、質的な目標設定の重要性に気付いたのです。

彼は私と同じ文法問題集を用い、目標を「1000題の問題中950題の正答ができるようになる」ことに設定していました。そして、集中的な勉強により、その目標を1カ月で達成したのです。
対する私はと言えば、同じ参考書を2カ月間続けていました。また、彼に触発されて1000題中何題正答できるかを試したところ、650を少し超える程度でした。

私と彼の違いは、「目標設定の明確性」による「学習効率」の差でした。

この時点で目標設定の重要性に気が付いた私は、その後計画的に学習を進めることで早稲田大学と受験したMARCHの全てに合格することができました。しかし、あの時気付けていなかったらこの結果はなかったのではないかと感じています。

受験勉強は時間との戦いです。

あなたは、決められた期限までに志望校の合格を掴み取るだけの学力を身に付けなければなりません。目標の設定は、限られた時間の中で計画的に学力を伸ばしていくために必要不可欠の要素なのです。

英文法の学習は、膨大な時間と労力を要するタフな作業です。少しでも効率的に学び、一日でも早く文法学習を卒業するためにも、明確な目標設定に基づく計画的な勉強を行いましょう。

文法学習の理論:インプットとアウトプット

文法学習を効率的に進めるために、インプットとアウトプットの両方を意識した勉強を実践するようにしましょう。インプットは暗記物のような「知識の入力」を意味し、アウトプットは問題演習のような「知識の出力」を意味します。

インプットばかりしてアウトプットを行わないと、勉強した知識が本当に定着したのかが曖昧になりがちです。必ず勉強した知識は問題演習を使用してアウトプットする練習をしましょう。

あなたは、ラーニングピラミッドというものをご存知でしょうか。ラーニングピラミッドは、学習定着率(勉強したことのどれだけを覚えていることができるか)を示すものです。このピラミッドによれば、単純なインプットである「レクチャー(授業)」が定着率5%の学習活動であるのに対して、問題演習などの「プラクティス」は定着率75%の学習活動なのです。

このように、問題演習は学習効率の高い勉強方法です。

文法の参考書を読んだだけでは、人間の脳は得た情報の大半をすぐに忘れてしまいます。それは、あなたが「勉強が苦手」だからではなく、人間の脳の仕組みが「忘れる」ようにできているからなのです。

頭にインプットした情報は、何もしなければ数時間のうちに忘れ去られていってしまいます。勉強したことを「定着」させるために、アウトプットを行いましょう!

暗記物のゴールデンタイム:インプットに有効な時間帯と勉強法

ズバリ、「インプット学習のゴールデンタイム」は「朝起きた直後」と「寝る直前」です。

人間の脳は、眠っている間にその日の記憶を整理し、蓄積する仕組みになっています。そのため、寝る直前に勉強したことは記憶として定着しやすいのです。また、しっかり睡眠をとった後の脳は冴えてすっきりしています。前日、寝る前に勉強した内容を、朝起きた後で復習することで、勉強した内容が確実に身に付いていきます。


[復習の仕方]
また、文法学習はインプットする情報が膨大なため、「復習」が重要になります。効率の良い復習を行うことで、非効率な復習を行った場合よりも高い学習効果を得ることができます。

効率の良い勉強法は「細かく短時間で何度も繰り返す」ことです。人間の脳は反復することで情報を定着させていきます。そのため、「1時間の復習」よりも、「30分の復習×2回」の方が学習効果が高くなります。

長時間の学習は集中力を維持するのも難しくなりがちなので、毎回の復習に「時間」と「目標」の両方を設定することで効率よく知識を定着させていきましょう。

私が受験生の時には、「仮定法」や「関係代名詞」といった苦手だった文法項目は1週間から2週間の間、毎日復習すると決めて勉強していました。暗記事項が多く、複雑な文法の範囲でも、毎日の学習を継続すれば嫌でも覚えてしまうものです。細かい復習の設定で、苦手分野ほど完璧に頭に入れてしまいましょう。

参考書別勉強法

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インプットとアウトプットに最適の参考書と問題集をご紹介します。

インプット(知識・理論):総合英語Forest 7th Edition

英文法の全範囲を「理解」するために、フォレストを読みましょう。学校や予備校で文法の学習は済んでいるというあなたも、そうでないあなたも自分の理解に漏れがないかどうか、厳しくチェックしていくと良いと思います。

勉強の進め方としては、アウトプットのための問題集とセットで使用すると良いと思います。多くの受験生は進め方の順序にこだわり、一冊の参考書を終えてから次に進もうとしますが、併用して効果の高いものは併用することをオススメします。

例えば、フォレストを最初から最後まで一気に通読するのではなく、フォレストを使って「受動態」を学習したら問題集を使って「受動態」のアウトプットに取り組むと良いと思います。この方法であれば、インプットとアウトプットのどちらかに問題があった時に、相互に観察と修正が可能になります。アウトプットに問題があればインプットに返って理解・復習し、インプットの成果を測定するためにアウトプットに取り組むという勉強法を繰り返していけば、あなたは「理解」と「問題での得点」が両方できるようになるはずです。

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参考書名
総合英語Forest 7th Edition
著者
ページ
655ページ
出版社
桐原書店
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学校とか行かなくてもこれさえあれば十分です。下手くそな先生の授業よりも、さっさか自分でこれを勉強して行く方がよっぽど効率良いですよ。教えるのが上手かったり面白い先生なら別にその授業受けても良いけどね。

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独学でも理解できる、分かりやすい構成です。 良くも悪くもあまり細かく書かれていないので、知りたい部分をを手早く調べられる点が良いです。 辞書や専門書として優れているのはロイヤル英文法ですが、大学受験はこれで必要十分だと思います。 装丁や質感はロイヤルの圧勝です(笑)

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学校で強制的に買わされたけど買ってよかった! 解説とかもわかりやすいし付属で問題集と例文があるから使い勝手がいい!

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アウトプット(演習):語法全解説頻出英文法問題1000 (大学受験スーパーゼミ)

アウトプットに最適な「語法問題1000」は、センター試験や難関私立大学の入試問題をもとに構成された文法問題集です。量が膨大で解説が丁寧なので、受験英語の英文法の学習はこの一冊があれば十分です。MARCHを目指すあなたは1000題中800題以上、早慶上智を目指すあなたは1000題中900題以上を安定して正解できるまでやり込みましょう。集中的に取り組めば1カ月で7割から8割達成することができると思います。

すでに説明したように、フォレストと併用して学習することで、知識の漏れを補うことができます。インプットしたらどんどん問題集でアウトプットを行い、実践力を身に付けましょう!

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参考書名
全解説頻出英文法・語法問題1000 (大学受験スーパーゼミ)
著者
ページ
367ページ
出版社
桐原書店
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通っていた塾の企画でこの参考書を受け取ったその日に一周させられました (キツかった。) 難関私大にも対応できるようになっているので細かい知識もカバー出来ます 解説も詳しい 全部マスターすれば無敵でしょう しかしこれ全部を何周もするのはちょっとしんどい 僕は2周半で挫折 センターの過去問がいっぱい載ってるので最初はそれだけ取り出してやったりすれば多少は気が楽かもしれません ◇僕はエクセルで回答枠を作ってやってました いちいちノートに問題番号書かなくて済むのでオススメです。

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ただでさえ恐ろしい数「1000」と題するこの参考書だが、改訂後の現在1200題を超える問題数が収録されている。 何が言いたいか、もう分かって頂けたであろう。 そう、この1冊で全ては完結する。

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網羅性が非常に高くセンターレベル満点〜早慶レベル合格点まで達することができると思います。 非常に解説は詳しいのですが、初学者が使うにはダメな選択肢の解説が弱いのでそこが厳しいところでもあるとおもいます。 まずはきちんと予備校や学校の授業の文法の授業を受けて、しっかりと文法を理解してから、この問題集に取り掛かると、驚くような成長が見込めると思います! ぜひ活用して合格を勝ち取ってください!

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文法学習における偏差値50から偏差値70

GMARCHや早慶上智といった超難関大学への合格を狙うあなたは、「偏差値50から偏差値70までの上げ方」を知ることが重要です。

英文法は英語力の中の一分野であるため、高い英文法力=偏差値〇〇ということはできません。しかし、早慶上智に合格した受験生の多くは、文法力だけに限った場合にもある程度「偏差値70程度まではこれくらい」といった「目安」があって勉強しています。使用する参考書にもそれぞれ違いはありますが、私が早慶の合格者に聞いたところ、その多くが答えたのが「語法問題1000で90%以上正解できるようになること=偏差値70程度」でした(文法の力のみに限る)。

偏差値70に到達するためには

偏差値70に到達し、早慶上智の合格を現実的にするために、高い英文法力は必須条件です。「語法1000」は簡単にこなせる問題集ではありませんが、2ヵ月程度あれば80%~90%正答できるレベルに達することができるはずです。

努力を要しますが、ここで得た文法力はあなたの英語力の要となります。「質」的な目標を明確に設定して、英文法の学習に取り組みましょう。

文法は大きな枠でいう「英語力」の一部分を占めるものに過ぎない、と思う方もいるかもしれません。早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学やGMARCHのような難関大学になるほど、下位の大学と違って文法問題を大問として出題してこないため、文法を重要視した勉強をする必要はないと考える方もいるでしょう。

ハッキリ言って、この考え方は非常に危険です。なぜなら、文法は英語力の「要」であり、長文の読解や選択肢の正誤判断に影響するからです。

受験英語において配点の大部分を占める英語長文問題では、英文法を理解していなければ捉えることのできない文構造が含まれることが多くあります。長文問題の際に必要になる文法力では、「受動態」「仮定法」「関係代名詞」「時制」「比較」「分詞構文」といった受験でよく問われる文法項目以外にも、品詞(名詞・助動詞・動詞・形容詞・副詞・前置詞・接続詞・間投詞)や文の要素(主語・述語動詞・目的語・補語・修飾語)の理解が重要になるケースが多くあります。

難関と呼ばれる大学群は、受験生の「文法の理解」を長文問題や英作文の中で試してきます。「単問」の文法問題に答えられるのは「当然」であり、そのさらに上のレベル(長文問題と文法問題のハイブリッド問題)として学力を測るのです。

繰り返しになりますが、偏差値70に到達し、早慶上智・旧帝大の合格を現実的にし、GMARCHに余裕をもって合格するために、高い英文法力は必須です。

インプットとアウトプットを最短時間で質高く行い、効率よく文法の力を身に付けましょう。

最後に

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文法学習には時間と根気が必要になります。

膨大な量の情報を理解・暗記しなければならないために、多くの受験生が英文法の勉強に「必要以上に」長い時間を掛けてしまいがちです。

本記事を読んだあなたは、インプット学習とアウトプット学習を相互に、効率的に実践することでMARCHや早慶上智に対応できる文法力を短期間で身に付けてしまいましょう!

この記事を書いた人
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早稲田大学 文化構想学部に通っていました。大学では英語教員免許(中高)を取得しました。 教育業界への関心が強く、2017年9月からロンドンにある大学院「UCL」のInstitute of Educationに入学予定です。得意科目は英語で、IELTSのスコアは7.0です。

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