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【自動詞・他動詞】目的語に注目して違いを見分けよう!

はじめに

「自動詞と他動詞の違いがわからない」ことで悩んでいるあなた。
実は、自動詞と他動詞の違いは「目的語」「5文型」「前置詞」といった英文法の重要な要素に深く結びついています。

自動詞と他動詞の違い・見分け方を理解することは、「動詞と目的語」の関係を理解するということです。自動詞と他動詞の違いを理解することで、英文法問題の実力を高めるだけでなく、英語長文の力も同時に伸ばすことができるのです。

この記事では、「自動詞」と「他動詞」のそれぞれを丁寧に解説します。
その上で、センター英語試験や私立大学の英文法問題で頻出の動詞を、実際に出題された問題と一緒にご紹介します。

この記事を読んで、「自動詞と他動詞」を完璧にマスターしてください!

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他動詞とは

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他動詞とは、一体どんな動詞なのでしょうか。他動詞を理解すると、自動詞もスッキリ理解することができます。
まずは他動詞のイメージを掴みましょう!

【自動詞と他動詞の一般的な説明】
自動詞と他動詞の一般的な説明として有名なものがコチラです。

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この説明は、既に「目的語」を学習済みで、「自動詞と他動詞それぞれの目的語との関係」について理解している人にとっては、簡潔で要点をおさえた、わかりやすい説明です。しかし、動詞と目的語の関係を未だ理解できていない人の多くは、「目的語」に対する理解が曖昧な部分があります。したがって、他動詞の説明に「他動詞は目的語を必要とする動詞」と説明されても、それだけで100%理解するのは難しいと思います。

そこで、この記事では他動詞を以下のように説明します。

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他動詞は、動詞の表す動作の影響が他のものへ及ぶ動詞です。例文で他動詞のイメージを掴んでみましょう。

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例文では、ジョンはリンゴを食べたり、アレックスを蹴ったりしています。どちらの行為(動作)にも、対象となるものが存在します。例文①では「リンゴ」、例文②では「アレックス」がジョンの動作を受ける対象となっています。

このように、「動作を受ける対象(目的語)」を必要とする動詞が、他動詞なのです。

自動詞とは

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他動詞と目的語の関係が理解できていれば、自動詞の理解は比較的容易です。

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自動詞は、他動詞のように動作を受ける対象を必要としません。つまり、自動詞は「自己完結型」の動詞なのです。他動詞と同じように、例文で自動詞のイメージを掴みましょう。

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例文では、ジョンはくしゃみをしたり泣いたりしています。どちらの行為(動作)も、対象となるものは存在しません。つまり、「くしゃみをする」も、「泣く」も「動作を受ける対象(目的語)」を必要としない自己完結する動作なのです。

自動詞と他動詞の見分け方

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1つの動詞は、大抵の場合「自動詞としての用法」と「他動詞としての用法」の両方の用法を持っています。下記の例文を見てみましょう。

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このように、1つの動詞には「他動詞として使われる場合」と「自動詞として使われる場合」があります。

センター英語試験などでは、自動詞と他動詞の見分け方を問う英文法の問題も出題されます。動詞が文中で自動詞と他動詞のどちらの役割を果たしているのかを見分けるためには、英単語の勉強の段階から「自動詞としての用法」と「他動詞としての用法」を意識しておくことが重要です。

後に紹介しますが、動詞には自動詞と他動詞で意味が異なるものがあります(上記例文のrunのように)。そのため、「英文法の知識」の問題として、センター英語試験や私立大学の英文法問題で問われやすいのです。

英単語帳を使って、英単語を勉強しているあなたは、その日取り組む英単語の例文までをしっかり読み込みましょう。1つの英単語は、他の英単語との関係性によって違う意味になります。1つの単語の1つの意味を覚えるだけでなく、それが文中でどのように使われるのかを、しっかりと頭に入れて起きましょう。そうすることで、本番の試験で英文法の問題として自動詞・他動詞に出会ったときに、見分け方で悩むことが少なくなるはずです。

自動詞か他動詞かを意識して英単語の勉強に取り組むことで、応用力のある英単語力を身に着けましょう!

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自動詞・他動詞からみる5文型

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自動詞と他動詞の違いを理解できれば、5文型の理解も用意になります。
文型とは、英語の文の仕組みを「主語」「(述語)動詞」「目的語」「補語」という4つの要素を使って分類したものです。主語はS(Subject)、述語動詞はV(Verb)、目的語はO(Object)、補語はC(Complement)で表されます。

【第1文型:SV(主語+動詞)】
He smiled.(彼は微笑んだ)

この文は、文の要素のうち主語と動詞だけを使っています。このように、SVだけの文型を第1文型と呼びます。

この文型では、完全自動詞(目的語も補語もとらない自動詞)が用いられます。ただ、主語と動詞だけで意味を表すことは少ないため、「主語や動詞以外の情報」が付加されることが多くなります。例えば、前置詞句を用いて情報を付加します。

He smiled at me.(彼は私に微笑んだ)

【第2文型:SVC(主語+動詞+補語)】
The book was funny.(その本は面白かった)

この文型は、主語と動詞と補語で構成されています。このように、SVCの文型を第2文型と呼びます。

この文型では、不完全自動詞(目的語をとらないが補語を取る自動詞)が用いられます。不完全自動詞を用いた文章では、下記の例文のようにSVの文に補語を加えることで、情報が付加されます。

He looks happy.(彼は悲しそうに見える)

【第2文型をとる自動詞】
第2文型をとる自動詞を知っておきましょう。どれも英文法問題で頻出の動詞なので、知っておくと英文法問題の正答率を上げることができます。

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【第3文型:SVO(主語+動詞+目的語)】
I opened the window.(私は窓を開けた)

この文型は、主語・動詞・目的語で構成されています。このように、SVOの文型を第4文型と呼びます。例文のように、第3文型では他動詞が用いられます。また、第4文型・第5文型でも他動詞が用いられます。

【第4文型:SVOO(主語+動詞+目的語+目的語)】
My mother bought me a watch.(母は私に腕時計を買ってくれた)

この文型は、主語・動詞・目的語・目的語で構成されています。このように、SVOOの文型を第3文型と呼びます。

【第5文型:SVOC(主語+動詞+目的語+補語)】
He made me angry.(彼は私を怒らせた)

この文型は、主語・動詞・目的語・補語で構成されています。このように、SVOCの文型を第5文型と呼びます。

このように、第1文型・第2文型では自動詞が、第3文型・第4文型・第5文型では他動詞が用いられます。自動詞・他動詞の理解に加えて、文型ごとの違いをもう一度意識して学んでおくことで、英文解釈や英語長文の読解の勉強をする際に役に立ちます。是非、自動詞・他動詞の見分け方や違いだけでなく、文型ごとに用いる動詞についても意識した勉強をしてみてください。

自動詞と他動詞で意味が異なる動詞

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動詞の中には、自動詞と他動詞で意味が異なるものがあります。同じスペルの同じ動詞であるにも関わらず、意味が異なるため、英文法の問題では好んで出題される傾向にあります。自動詞と他動詞での意味の違いを知っていれば、見分けることができる知識問題なので、以下の例文を読んで覚えてしまいましょう!

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「自動詞と他動詞で意味が異なる動詞」でメジャーなのは、「run」と「stand」です。英文法の問題集や参考書、センター英語試験や志望大学の過去問を勉強していて、このような「自動詞と他動詞で意味が異なる動詞」に出会ったら、しっかりと意味の違いをチェックしておきましょう!

英文法問題対策①:他動詞と間違えやすい自動詞

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大学受験の英語、特に文法問題では、「他動詞と間違えやすい自動詞」が出題されます。下記の動詞を知っておくと、多くの受験生が失点しやすい問題を得点することができます。

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これらの動詞は、他動詞と混同し易いため、ひっかけ問題として出題されます。下記のような問題に注意しましょう。

例題①
I graduated (   ) last year.
① high school ②from university ③of secondary school ④business school

正解は、②のgraduate fromです。graduate ◯◯と、勘違いしやすいため、他動詞でなく自動詞であることを頭に入れておきましょう。

例題②
I arrived (   ).
①at the station ②to the station ③the station ④into the station

正解は①のarrive at the stationです。この動詞も、他動詞と勘違いしやすい自動詞です。使い方を覚えておきましょう。

英文法問題対策②:自動詞と間違えやすい他動詞

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また、「自動詞と間違えやすい他動詞」も知っておくことで、文法問題に強くなることができます。下記の他動詞を覚えておいて、文法問題に役立てましょう!

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センター英語試験などの英文法問題では、この「自動詞と間違えやすい他動詞」は下記のように出題される可能性があります。


例題①
The car approached (   ).
①to the city ②the city ③in the city ④into the city

正解は②のthe cityです。「approach」は他動詞なので、目的語のthe cityをとります。自動詞と間違えやすいため、approached to the cityと答える人も多い問題です。

例題②
We discussed (   )
①the matter ②about the matter ③of the matter ④to the matter

正解は①で、discuss the matterです。「自動詞と間違えやすい他動詞」である「discuss」は、discuss about the matterと勘違いしやすい動詞です。

どれも「知っていれば解ける」問題なので、「自動詞と間違えやすい他動詞」をチェックしてみてください。この「自動詞と間違えやすい他動詞」を対策しておくことで、センター英語試験や私立大学の英文法問題などで、選択肢に惑わされずに正答を選ぶことができるようになると思います。自動詞と他動詞の見分け方に悩む受験生は多いですが、これらの注意すべき動詞を覚えておくだけでも楽に得点できるようになります。

是非「自動詞と間違えやすい他動詞」を暗記して、英文法対策を万全にしてください!

最後に

自動詞と他動詞を理解すること、英文法問題や英語長文問題への応用力が増します。
動詞の理解は英語上達のキーポイントの1つです。是非あなたも、自動詞と他動詞の違いを意識した、文法問題演習、長文読解演習に取り組んでみてください。思っているよりも楽に自動詞と他動詞の見分け方がマスターできるはずです。

自動詞と他動詞をマスターして、英語の実力を飛躍的に成長させてください!

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この記事を書いた人
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早稲田大学 文化構想学部に通っていました。大学では英語教員免許(中高)を取得しました。 教育業界への関心が強く、2017年9月からロンドンにある大学院「UCL」のInstitute of Educationに入学予定です。得意科目は英語で、IELTSのスコアは7.0です。

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