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【小論文の書き方】構成&書き出しのコツを紹介!書き方から始めよう!

はじめに

小論文の書き方がわからない。
小論文の試験で高得点を取るにはどんな書き方をしたらいいのか知りたい。

この記事では、小論文の書き方について悩みを抱えるあなたに、「点数の取れる小論文の書き方」をご紹介します。

大学受験の小論文試験では、守るべきポイントをおさえ、「小論文の書き方」を練習することで、誰でも論理的で質の高い文章が書けるようになります。

「小論文の書き方」をしっかりと理解して、どんなテーマにも対応する力を身につけたいあなたは、是非この記事を読んで「点数の取れる小論文の書き方」を習得してください!

小論文の出題傾向

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小論文の問題で高得点を取るためには、まず小論文の出題傾向を知ることから始めましょう。大学受験の小論文問題は、テーマに関わらず、大きく分けて以下の2パターンの問題に分類されます。

【文章読解型】
文章読解型の問題は、与えられた課題文に対する理解力を問うタイプの問題です。文章読解型の問題では、課題文を「要約」することが求められる場合が多くあります。そのため、文章の主旨を的確に読み取る必要があります。これは、小論文を書く前の段階で求められる能力です。

【課題論述型】
課題論述型の問題は、与えられたテーマについて自分の意見を論述するタイプの問題です。テーマをもとに、「何を論述するか」は自分で決める必要があり、ある程度の自由度がある代わりに論理的で説得力のある文章を書くことが求められます。これが、「小論文」と聞いた時に真っ先にイメージするタイプの問題です。

最近の大学受験の小論文問題では、課題文の要約問題(文章読解型)と提示されたテーマに対する論述問題(課題論述型)の両方を出題する大学もあります。まずは、自分の受験する大学がどちらのタイプの問題を出題するのかを確認しましょう。小論文の問題・テーマは各大学の赤本や、以下の書籍で確認することができます。

課題文論述型
『2017年受験対策全国大学小論文入試出題内容5か年ダイジェスト 』旺文社

※この参考書には、大学入試における小論文問題の頻出テーマや傾向・例題が、網羅的にまとめられています。小論文対策の最初の一冊として手に取るには最適の本かもしれません。

両方の出題パターンに対応できるように、小論文の対策をしっかりとしておきましょう。試験本番で、どのようなテーマの課題文が出題されるのかは誰にも予想できませんが、出題パターンごとの対策は前もってすることができます。問題の「型」をしっかりと理解し、対策しておくことで、テーマの得手不得手に左右されない実力を身につけましょう!

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参考書名
2017年受験対策全国大学小論文入試出題内容5か年ダイジェスト
著者
ページ
465ページ
出版社
旺文社
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小論文の評価ポイント

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小論文の書き方を具体的に紹介していく前に、大学側が小論文問題を出題する意図を考えてみましょう。大学はなぜ、採点が簡単なマーク式の問題ではなく、わざわざ採点が大変な小論文を出題するのでしょうか。大学は、小論文の試験を使って受験生の「何を」測りたいのでしょうか。

大学受験の小論文問題で問われている力は、主に以下の3つです。

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この3つの力を簡単にまとめると、「与えられた情報を読み取って、自分の意見を論理的に述べる能力」が受験生に求められている、ということが言えます。文章読解能力は「要約」の練習で、意見論述能力と論理的文章構成能力はひたすら小論文を書いて鍛えるしかありません。どちらもすぐにできるようになることではありませんが、鍛えれば誰にでもできることです。たくさん練習してどんどん上達しましょう!

ゼロ点!?得点できない小論文とは?

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小論文の問題で最も大切なことは、「設問に応答する」ことです💡

「何を当たり前のことを言っているんだ」と思ったあなた。
実は、小論文は自由度の高い問題である一方、的を外せばとんでもない出来になりかねない問題です。小論文では、あなたの意見・主張を論理的に述べることが期待されています。注意すべきは、どんなに優れた意見でも、設問に応えていなければ合格点どころか「0点」すらもいかねないということです。

次の例題で「設問に応答する」ことの重要性を理解しましょう。

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設問の①は、課題文から「3つの解決策」を余すことなく要約できていれば点数がもらえる問題です。
しかし、もし要約文に解決策が「2つしか含まれていない」場合はどうでしょうか?

小論文問題では、「設問に適切に応答する」ことが最重要ポイントです。「3つ」と言われたら何がなんでも「3つ」を含めた要約文を作るのです⚠これは、「タスクレスポンス」と呼ばれるもので、「課題への対応力」が試されています。つまり、「設問の要求には確実に従う」というのが、小論文の問題で得点するための大前提条件なのです。大きな失点を避けるために、まずはこのタスクレスポンスを意識した小論文を書きましょう。

設問②は、3つの解決策のうち、あなたが最も効果的であると考える解決策について論じることが求められています。
ここでも重要なのは、必ず「設問に応答すること」つまり、この場合には「3つの解決策から1つを選んで論じる」ということです。もし、あなたが膨大な量の知識と経験を保有しており、誰もが感心する「第4の解決策」を提示できたとしても、それをこの小論文で提示することは「求められていない」のです。仮にあなたが素晴らしい論理と具体例で「第4の解決策」について論じたとしても、もらえる点数は「0点」です。なぜなら、「設問に応えていないから」です。

何度も言いますが、「3つの解決策から1つを選んで論じる」ことを、設問は要求しています。発想力や文章力を示そうとして、奇をてらった小論文を書こうとするよりも、「的確に設問の要求を満たす」ことが重要です。

小論文の試験で確実に点数を取るためにも、設問をしっかりと読み取り、応えることを習慣にしましょう!
また、小論文を出題する大学のテーマ一覧を見て、例題として「設問に対する応答」の仕方を予想してみるのもよいでしょう。

2016年度入試 国公立大・私立大一般入試 小論文出題テーマ一覧

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小論文の書き方(本文構成)

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論理的にあなたの意見を論じるために、小論文では以下の構成を意識しましょう。この「小論文の書き方」に則った小論文を書くことで、読み手にとって読みやすい文章を作ることができます。

【①序論(問題提起・意見提示)】
序論は小論文の導入部分にあたります。この段落では、これから書いていく小論文の方向性を提示します。
多くの場合、序論で自分の意見を明確に述べ、テーマに対する自分のポジションを明らかにします。

仮に序論で、テーマに対する自分の意見・ポジションを明示しない場合には、読み手は「書き手の主張が読み取れないまま」本論を読み進めていくことになります。例えば、ミステリー小説であれば物語の頭から犯人が明らかになっていたら興ざめですが、小論文では「あなたの意見を論理的に述べる」ことが目的なので、はじめに「一番大事な情報(あなたの意見)」を提示してよいのです。

【②本論(意見の理由・根拠・具体例)】
序論に続く本論は、小論文のメインパートです。この本論で、論理的・客観的に説得力のある論拠を示すことができれば、あなたの書く小論文は読み手の評価を得ることができるでしょう。具体的には、本論ではあなたが序論で述べた意見の「理由」を提示することになります。また、その理由をサポートし、説得力を加えるために、「根拠」や「具体例」を展開します。

良い本論を書くためには、あなたの意見に対する十分な根拠がなければなりません。したがって、小論文を書き始める前に、本論に書く「ネタ」は洗い出しておきましょう。本論を書きながら考えるのは、思いつきで根拠を並べ立てることと同じです。説得力のある文章を書いて、小論文で高得点を叩き出すためにも、序論で提示する意見をサポートする論拠は用意しておきましょう。

本論は、小論文全体の中で最も具体的な記述が必要な部分です。読み手を説得するために、あなたの具体的な経験や知識を総動員して、厚みのある論を展開しましょう!

③結論(まとめ)
結論は、小論文のまとめの部分です。結論では、残りの字数を考えて、序論・本論のまとめをしつつ、もう一度あなたの意見を明確に提示しておきましょう。結論では、序論・本論で提示されていない新要素を持ち出したりせず、重要なポイントを簡潔に述べることが重要になります。

※本論は、小論文の中で最も論理的な文章構成が必要なパートです。このパートで論理的に論じる書き方は、以下の記事に記してあります。是非参考にしてください。

小論文の書き方:「書き出し」に気をつけよう!

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小論文の試験で、高得点を取れる小論文を書くために、「いきなり小論文を書き出す」ことはやめましょう。小論文は、自分の意見を提示するものであり、読み手があなたの意見に納得するような文章でなくてはなりません。つまり、意見とそれに対する根拠は、しっかりと用意されているべきなのです。

小論文が苦手な受験生は、設問を読んだら「いきなり」書き出します。自分の意見を序論に「勢いで」書き、本論には意見の根拠を「思い付きで」並び立てます。しかし、この「いきなり」書き出す受験生は多くの場合、本論の途中でネタが思い付かず、ペンが止まります。こうなってしまっては大変です。時間を数十分使ったあげく、行き止まりの道に迷い込んだようなものです。スタート地点まで戻って(今まで書いたものを全部消しゴムで消して)書き直すか、行き止まりとわかっている道を突き進むしか選択肢がなくなってしまうのです。

このような状況を避けるために、小論文の「書き出し」には注意を払いましょう。まず、「小論文の書き方」に従って構成を作るのです。空いたスペースを自由に使って、序論・本論・結論で何を書いていくかを、なるべく具体的なレベルで書き出してみましょう。本論が最も重要なので、本論を中心に「ネタ」を書き出すと良いでしょう。残念なことに、小論文はこの段階で出てきたアイデア以上のものにはなりません。それだけ、書き出す前が重要なのです。良いアイデア、良い構成を練ることができれば、あとは小論文の書き方に沿って書いていくだけです。

仮に試験時間が90分だった場合には、30分程度をこの「構成」の時間に充てるくらい、時間を割いてください。あなたの小論文の出題テーマを決めた大学の教授ですら、(論文を書く機会の多い「論文のプロ」であるからこそ)いきなり論文を書き出すようなことはありません。構成を決め、意見の根拠になる情報を並べてみて、どの情報が意見を最も強める論拠になるのかをじっくり考えるのです。ここが勝負の明暗を分けます。

小論文が得意な人は、良い「書き出し」のための準備を怠りません。
その結果、いい小論文は本論に厚みがあり、客観性の高い情報が、斬新で論理的な文章で綴られます。アイデアと構成が充実すれば、あとはただ書いていくだけなのです。

小論文の完成度は、アイデアを出して、構成を練る時点でほとんど決まってしまいます。思い付きで先走らずに、じっくりと構成を考えた上で小論文を書いてみましょう!また、実際に書く際には小論文の書き方を意識して、構成や体裁を整えましょう。

小論文の勉強法:4つのステップで実力をつけよう!

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ここまでにご紹介した、「小論文の評価ポイント」「小論文の書き方」を基に、小論文の試験で合格点を取るための勉強法を提案します。
小論文の勉強は、暗記科目のように単純でないので、習慣化しにくいかもしれません。しかし、だからこそしっかりとした対策を行うことで、ライバルの受験生に差を付けることができます。

【小論文の勉強法①:要約の練習】
小論文問題では、多くの場合課題文の要約問題が出題されます。もし、要約問題が出題されない場合でも、課題文の主旨を正確に読み取ることで、小論文の質を高めることができます。なぜなら、要約問題と小論文問題は別物と考えがちですが、実は2つは密接に関係しているからです。大学の講義でも、参考書籍を読み込んでからレポートを書くように求められることが多くあります。「課題文の正確な理解」は良い小論文・レポートを書く土台なのです。

小論文の対策として、まずは受験する大学の小論文の過去問を手に入れて、全年度分の課題文を要約しましょう◎
赤本だけでも5年分の課題文を要約することができると思います。もし、あなたがまだ志望校の過去問を見たこともないのなら、これがいいチャンスです。はじめから解いて満点を取ろうと思わず、勉強のための材料と思って過去問を使いましょう。

小論文の過去問要約は、250字から300字程度で行うと良いと思います。もし志望校が要約問題を出題している場合には、そちらの指定字数に合わせましょう。書いた要約文は誰かに見てもらって、課題文の要旨が正確に伝わる文章になっているかどうかチェックしましょう。筆者の要旨が正確に、モレなく要約できるようになれば、小論文対策の準備は万端です。この時に、余裕があれば実際にそのテーマで書き出すことをイメージして、アイデアをリストアップしておくと良いでしょう💡


【小論文の勉強法②:実際に書いてみる】
要約文の作成ができるようになったら、「小論文の書き方」を実践で習得する段階に入ります。この記事や参考書などで、小論文の書き方を学んだだけでは、残念ながら完成度の高い小論文を書くことはできません。小論文の書き方や文章構成は、何度も自分で書いてみて、徐々に身に付いていくものだからです。「量」をこなせば、それがいずれ「質」に変わるのです。

小論文の書き方を身につけるために、要約した過去問の問題を解いていきましょう。小論文を書くことは、いつ・どんなタイミングでも有効な勉強法です。本番の試験まで、まだ時間のある夏休みでも、試験直前の2月でも、実際に小論文を書いてみることで完成度を高めることができます。どんどん書いて、小論文の書き方をマスターしましょう!

また、必ず良い「書き出し」のための準備をしましょう。小論文を書き出す前に、構成を練り、提示する意見と情報を十分に用意するのです。
小論文の参考書を購入して、小論文の書き方を学びましょう。例題や例文をじっくりみて、イメージを固めるのも良い勉強です。良い小論文を書くために、書き方だけでなく、内容も良くなるように対策を行っておきましょう。


【小論文の勉強法③:添削→復習】
小論文を実際に書いてみたら、必ず誰かに「添削」をお願いしましょう。思っている以上に、誤字脱字や文法的に不自然な日本語に気づくはずです。また、論理展開のおかしな部分や、文章の構成の改善点にも気づくことができます。予備校などで、小論文の授業を受けている人は添削サービスを受けることができるかもしれませんが、そうでない人は学校の国語の先生にお願いしてみましょう。また、家族や友達でも良いので、必ず誰かに読んでもらうことが重要です。他者からのフィードバックがあれば、あなたは自分の小論文の修正点に気がつくことができ、次回以降より良い小論文を書けるようになっていきます。

添削を受けた小論文は、自分でもよく読み返してみましょう。もう一度書き直すのも良い勉強です。志望校の過去問は、1題を何回も書き直すくらい徹底的に対策をしておくと良いでしょう。たくさん書いて、安定した実力を身に着けましょう!


【小論文の勉強法④:テーマ別の知識をインプットする】
小論文の書き方を学び、実際に書いて練習すると同時に、志望校・志望学部の小論文問題で頻出のテーマに関する知識を補強しておきましょう◎
テーマ別の勉強は、忙しい受験生にとって後回しにしがちな分野ですが、小論文の対策としては非常に有効です。1つのテーマに対する知識が深まれば深まるほど、そのテーマに関するあなたのアウトプット(意見・理由・根拠となる情報)の量と質のレベルが高くなります。小論文の本番の試験で、「知っている」ことが武器になる可能性を信じて、テーマ別の知識を補充しておきましょう。

下記の参考書を使えば、テーマ別のキーワードを効率よく覚えることができます。

『ワークで覚える小論文頻出テーマジャンル別キーワード92』近藤 千洋


この4つの段階で勉強をしていけば、小論文の実力は確実に身に付いていくはずです。小論文の「書き方を知る」から「書いてみる」へ、「書いてみる」から「添削と復習」へとステップアップしながら実力をつけましょう!

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参考書名
ワークで覚える小論文頻出テーマジャンル別キーワード92
著者
近藤 千洋
ページ
264ページ
出版社
桐原書店
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最後に

小論文の対策では、「小論文の書き方」を知るだけでなく、実際にたくさん書くことが重要です。
「小論文の書き方」も文章構成も重要ですが、言ってしまえば「形式」に過ぎません。形式は、当たり前のように使いこなすことができれば、小論文の内容に集中することができるようになります。「小論文の書き方」や「小論文のコツ」は、基本だと思って、本番を意識した対策をすることが大事です◎

この記事で小論文の書き方を理解したら、志望校の過去問を使ってどんどん書いてみましょう!
あなたが小論文をマスターして志望校に合格し、大学に入っても「A+」のレポートを書きまくることを期待しています!

あわせて読みたい:【小論文対策】頻出テーマ・参考書から書き方・コツまでをまとめて紹介!

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【小論文の書き方】テーマ・構成・書き出しを徹底対策して合格を掴もう!

この記事を書いた人
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早稲田大学 文化構想学部に通っていました。大学では英語教員免許(中高)を取得しました。 教育業界への関心が強く、2017年9月からロンドンにある大学院「UCL」のInstitute of Educationに入学予定です。得意科目は英語で、IELTSのスコアは7.0です。

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