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【英文法】目的語のわかりやすい見分け方!目的語と補語の違い

はじめに

目的語は英語の4つの主要素(S,V,O,C)の1つです。英語を学習するにあたって欠かせない大事な要素になります!

そんな目的語ですが…

「目的語の見分け方が解らない!」
「目的語と補語の違いって?」

とあなたも思っていませんか?

実は私も高校2年生になるまで五文型はおろか品詞の違いさえもよく理解していませんでした。そんな私ですが、改めて英語の基本的なところから復習をし、品詞と五文型を理解するようになってからは、英語の試験の点数が上がり、さらには英作文も得意になりました!英語の基本構造を理解してからは、英語の勉強がぐんと楽しくなり、成績も上がっていきました。(センター試験の本番では9割を取ることができました!)

英語を理解するには、まずは基本をおさえることです。この記事では、英文法の基礎である、英語の4つの主要素や五文型の説明をしてから、目的語の役割と使い方、補語との違いをお話していきます!

目的語って?―目的語は動詞の“目的とする語”

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目的語というのは、他動詞の動作が及ぶ対象を表す語です。簡単に言うと、動詞の動作の“目的になる語”のことを言います。目的語が置かれる位置は他動詞の後ろです。
例文を見てみましょう。

I study English. (私は英語を勉強する。)

この例文で使われている3つの語のそれぞれの役割は分かりますか?

 ⇩

「I」は主語、「study」は動詞、「English」は目的語です。


動詞「study(勉強する)」という動作の対象は「English」であり、これが目的語です。
目的語を必要とする動詞を他動詞と言いますね。
もし、「I study.(私は勉強する)」だけで文章が終わっていたら、「何を?」と疑問に思ってしまいますよね。ですので、「I study」だけでは、この文はまだ不完全です。動詞「study」のあとに目的語の「English」をつけることで「I study English.」という、意味の通る完全な文が出来上がるのです!

また、目的語になれるのは名詞と代名詞のみです。⚠
とは言っても、名詞の働きをする句や節が目的語になることもあります。

ex. I didn’t know what he said. (彼の言ったことが分からなかった。)
↑名詞節の “what he said” が他動詞knowの目的語

☆自動詞と他動詞の見分け方

目的語は他動詞のあとに置かれる、とお話しましたが自動詞と他動詞の簡単な見分け方をここで少しお話したいと思います!

まず下の2つの例文を見てください?

① She smiled.  (彼女は微笑んだ。)
② I saw him.  (私は彼を見た。)

①の動詞「smile」は自動詞、②の動詞「see」は他動詞です。自動詞は、主語と動詞の2つだけでも文が成立する動詞です。一方で他動詞は、主語と動詞だけでは意味をなすことができず、目的語を必要とする動詞です。


動詞が自動詞か他動詞かを見分ける簡単な方法は
「何/誰を?」「何/誰に?」と聞くことができるかどうか??
です。


自動詞はそれだけで意味が通る動詞なので「何を?」と疑問に思うことはありません。
[例]   I walk. (私は歩く。) ✕「何を歩く?」
   She came.  (彼女が来た。) ✕「何を来た?」


一方で、他動詞は目的語がないと意味が通らないので「何を?」と疑問に思ってしまいます。
[例] I met. (私は会った。) ◯「誰に会った?」
   They ate. (彼らは食べた。) ◯「何を食べた?」

「I met.」 とだけ言われてしまうと、「えっ誰に?」と聞き返してしまいますよね。ですのでこの文は不完全であり、「誰に」会ったのか付け足さなければいけません。たとえば「I met my friend.(友だちに会った)」となれば、文として成り立ちますね。
「They ate.」も同じです。それだけを言われてしまうと、「何を食べたの?」と疑問に思いますよね。こちらも意味が通るように「They ate that sweets.(彼らはあのお菓子を食べた。)」という風にすればOKです。
このように、主語+動詞のみの文では「何を?何に?」と疑問が残り、文の意味が成り立たない動詞が他動詞です。


では、試しに次の2つの例文を見て、どちらが自動詞でどちらが他動詞か考えてみてください。

① I walk at the park every morning.  (私は毎朝公園を歩く。)
② Mary married him last year.  (メアリーは去年彼と結婚した。)
①の「walk」が自動詞、②の「marry」が他動詞です。

①の文では動詞「walk」のあと、すぐに前置詞が続いています。動詞の直後に前置詞が続くのは自動詞だけです。これも自動詞と他動詞を見分けるヒントになります!動詞の直後に前置詞や副詞が続いていたら、それは自動詞です。
②の後には「him」と代名詞が続いていますので、他動詞ですね。marryは自動詞と間違われやすい動詞の1つです。「marry with」だと思ってしまう人が多くいます。ですが、marryは「〜と結婚する」という意味の他動詞ですので、間違えないように気をつけてくださいね。

【まとめ】

・自動詞は主語+動詞だけで完結できる
・他動詞は主語+動詞だけでは意味が成り立たない
・「何/誰を?」「何/誰に?」と聞くことができる場合は他動詞
・直後に前置詞や副詞が続いている場合は自動詞

英語の4つの主要素(S,V,O,C)

英語には4つの主要素があります。それは

主語(Subject)
動詞(Verb)
目的語(Object)
補語(Complement)

です。以降、これらの頭文字をとって主語=S、動詞=V、目的語=O、補語=Cで表します。

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5文型を理解してますか?

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英語には4つの主要素(S, V, O, C)を使った5つの文型があります。これらをまとめて5文型と呼びますが、あなたはこの5文型すべてをきちんと理解できていますか?ここで確認をしてみましょう!

【第1文型 SV(主語+動詞)】

He runs. (彼は走る。)

文の要素のうち、主語Sと動詞Vだけを使っている文を第1文型と言います。第1文型の文は、主語と動詞だけでは情報が不足しているため、前置詞を使い情報を付加することが多いです。単純にSVだけで終わってしまう文章は少ないです。

He runs at the park.  (彼は公園で走る。)
My grandfather lives in Hokkaido.  (祖父は北海道に住んでいる。)

【第2文型 SVC(主語+動詞+補語)】

The restrant was nice.  (そのレストランは良かった。)

この文は、主語 The restaurant と動詞 was のあとに nice という形容詞が続いています。このnice は主語がどうだったかの説明をしていて、主語の説明をする語のことを補語(=C)と言います。形容詞か名詞が補語として使われます。例文のように、主語+動詞+補語(SVC)で成り立つ文を第2文型と言います。

【第3文型 SVO(主語+動詞+目的語)】

I play baseball.  (私は野球をする。)

この文は主語 I と動詞 play のあとに、動詞の動作の対象となる、目的語のbaseballが続いています。主語+動詞+目的語(SVO)の文型を第3文型と言います。第3文型で使われる動詞は、目的語を必要とする他動詞です。

【第4文型 SVOO(主語+動詞+目的語+目的語)】

My mother gave me this bag.  (母は私にこのカバンをくれた。)

この文では、動詞 gave の後に me と this bag という2つの目的語が続いています。動詞のあとに目的語が2つ続く時は、「何かが誰かのところに移動することを表す」時です。例文であれば、母がカバンを私にくれたので、カバンが私のものになったことが表されています。
主語+動詞+目的語+目的語(SVOO)を第4文型と言います。必ず、最初の目的語が「人」で、2個目の目的語が「もの」という順番です。

Ms. Green teaches us English.  (グリーン先生は私たちに英語を教えてくれている。)
I bought my girl friend a necklace.  (私は彼女にネックレスを買った。)

【第5文型 SVOC(主語+動詞+目的語+補語)】

The news made me happy.  (そのニュースで私は嬉しくなった。)

この文は他動詞 made の後に代名詞 me と形容詞 happy が続いています。他動詞の直後の名詞は目的語となるので me は目的語です。happyは形容詞なので補語だと分かります。(目的語になるのは名詞だけだから)
主語+動詞+目的語+補語(SVOC)の文を第5文型と言います。

Everyone calls him John.  (みんな彼をジョンと呼ぶ。)
I had my mother pick me up.  (母に迎えに来てもらった。)

目的語の見分け方―目的語と補語の違い

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まず、目的語と補語のそれぞれの役割を確認しましょう。

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です。
次に以下の例文を読んで、どちらが目的語を使った文で、どちらが補語を使った文かを考えてみます。?

① Tom likes the singer.  (トムはその歌手が好きだ。)
② Tom became a singer.  (トムは歌手になった。)


どちらの名詞が目的語か補語かわかりますか?

目的語と補語の簡単な見分け方は、「??動詞の後ろの名詞が主語とイコール関係にあるかどうか」です。
①の文では主語の Tom と the singer はイコール関係になりませんね。一方で、②の文は主語 Tom と a singer はイコールで結ぶことができます。主語とは関係のない名詞であれば目的語、主語の説明をしていてイコール関係になる名詞であれば、補語となります。ですので①の the singer は目的語、②の a singer は補語ということになります。

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第4文型SVOOと第5文型SVOCの見分け方

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① He made me a cake.  (彼は私にケーキを作ってくれた。)
② He made me a leader. (彼は私をリーダーにした。)
③ He made me angry.  (彼は私を怒らせた。)

SVOCの文ではO=Cの関係が成り立ちます。補語は主語を説明する語ですが、第5文型の場合は目的語を説明する語としての役割を果たします。ですので、第4文型と第5文型の見分け方は、連続した名詞がイコール関係になるかどうかです??

①は名詞 me と a cake が連続していますね。me ≠ a cake は明らかなので、これはSVOOの第4文型です。動詞のあとに目的語が2つ続く時は、「何かが誰かのところに移動することを表す」時でしたね。①の文では、彼がケーキを作ってあげて、それが私のものになっています。
②も名詞が連続していますね。me = a leader が成り立つのでSVOCの第5文型です。
③のように動詞の後に名詞+形容詞が続いている文はSVOCの第5文型です。形容詞は補語になりえますが、目的語にはなりえません。

ですので、注意すべきは①と②のような名詞が2つ続いている文です。名詞どうしがイコールで結ばれる場合はSVOC、結ばれない場合はSVOOです。

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最後に

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目的語は、他動詞の後に続く名詞(代名詞も含む)で、第3文型、第4文型、第5文型に絡んでくる重要な要素です。

目的語と補語の見分け方は①主語とイコール関係が成り立つかどうか(SVCはS=C、SVOはS≠O)、②目的語とイコール関係が成り立つかどうか(SVOOはO≠O、SVOCはO=C)でしたね。

文の要素(S,V,O,C)と5文型をきちんと理解していると、文を読む速さや理解度が格段に変わってきます!なるべく早めのうちから基礎は固めてしまいましょう◎ そうすることで長文読解や英作文に強くなれます!私は文型をきちんと理解してから英語の成績が上がり、長文読解は早くなり、英作文も安定して書けるようになっていきました。

また、文型をきちんと覚えるには、いくつか例文を暗唱して頭に入れ込んでしまうことをおすすめします!お手持ちの参考書(『Forest』など)に載っている例文を覚えて、文型判断の参考材料にしましょう!
それに合わせて、この記事で紹介した目的語と補語の見分け方も、ぜひ参考にしてくださいね。

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この記事を書いた人
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現役でお茶の水女子大学に合格しました。お菓子が好きで、中でも和菓子が大好きです!みなさんのお役に立てれるような記事(主に国公立向け)を執筆しています。

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