16687756

英語の形容詞はイメージでつかもう!用法を徹底解説

はじめに

「形容詞とは名詞を修飾するものである・・・」
「形容詞には限定用法と叙述用法がある・・・」

多くの参考書の「形容詞」の欄を見た時、このような堅苦しい説明が出てくるときはありませんか?なんか堅苦しくて息が詰まってしまいますよね。

そのような参考書は堅い言葉を使いすぎてみなさんを混乱させているのかもしれません。
しかし簡単に言ってしまえば「形容詞」とは「名詞を説明するもの」なのです。

この記事では参考書のように堅い言葉ではなく、なるべく砕いた言葉で説明していこうと思います。

形容詞とは?

16687498

【形容詞とは名詞を修飾するものである】
これはきっとどの参考書にも書いてある形容詞の堅苦しい説明ですね。

まずは【修飾】という言葉のイメージを掴んで、形容詞のイメージを掴みましょう!

そこでこのイラストを見てください。

16686425

そうです、魚です。まずはこの魚という名詞ですね。
次にこの魚を【修飾】したいと思います。

16686429

魚を【修飾】してみました。
つまり【修飾】とは【矢印】と思ってしまっていいと思います。
名詞である「fish」を説明していますよね!

このイラスト通りに英語にしてみると以下のようになります。

16686433

このように名詞にくっついて名詞を説明する(修飾する)品詞を形容詞と言います。
これは形を書き換えることもできます。

16686435

形容詞の用法にはこのように2パターンあるのです。
この2パターンについては後ほど解説しますね。

そしてお気づきでしょうか、「a living fish」の書き換えがないことに。
この謎についても後ほど説明したいと思います。

まずここでは
・形容詞は名詞を修飾するもの
・修飾とは矢印
・つまり形容詞は名詞を説明している

このようなイメージを持っていただければ十分です!

形容詞の用法

16687598

ついさっき形容詞の用法には2パターンある!とお話しましたね。ここではその2パターンについて解説したいと思います。

まずその2パターンとは【限定用法】と【叙述用法】です。漢字だらけですごく難しく感じてしまいますよね。まず砕きながら簡単に2つを説明します。

16686437

これからそれぞれについて詳しく説明していきますね。

限定用法

まず【限定用法】です。最初にどうして【限定用法】というのかを説明してみようと思いますが、そんなの知らん!という人は飛ばしちゃってください。

どうして限定用法というのか、理由はそのままです。たくさんいる中からそれを絞るため、“限定するため”に使う形容詞だからなのです。

16686446

このようにたくさんいる魚の中からその魚に絞る、そのために使われる形容詞(blue)の用法を限定用法というのです。つまり「a blue fish」になりますよね。

他にも例を見ていきましょう。

16686453

もう一つ例文を見てみましょう。

16686461

そうなんです。ここではついさっき言った「形容詞+名詞」の語順になっていないですよね。例外が存在するのです。

この例外の中で一番よく出るのが、この「〜thing+形容詞」の形です。この語順は並び替え問題などでも問われるのでしっかり押さえましょう!

【まとめ】
・限定用法は絞り込むイメージ
・基本的な語順は「形容詞+名詞」
・例外として「〜thing+形容詞」

叙述用法

次に【叙述用法】です。叙述とは「ものごとの有様を述べること」です。つまり、特定された名詞の有様を説明する形容詞、ということになるのです!この叙述用法だと形容詞は「補語」となります。

例文を見てみましょう。
・The door is open.(ドアが開いている)

【まとめ】
・叙述用法は名詞の有様を説明するイメージ
・補語になる

ここでさっきの魚の例文で「a living fish」の書き換えがないことをお話しました。ここではその謎を解明していこうと思います。

結論から言うと、限定用法である「a living fish」を叙述用法に書き換えると「the fish is alive.」になります。つまり限定用法と叙述用法で意味が同じでも形容詞が変わってくるのです。

なんで意味は一緒なのに形容詞は違うの?と思いますよね。
それは何故かと言うと、形容詞の中には

①限定用法でしか使えない形容詞
②叙述用法でしか使えない形容詞
③限定用法と叙述用法で意味が変わってくる形容詞

があるのです。

そしてさっきの「a living fish」と「the fish is alive.」はそれぞれ限定用法、叙述用法でしか使えない形容詞なのです!
①、②、③と、それぞれ解説していきますね。

①限定用法でしか使えない形容詞

living(生きている)/ elder(年上の)/ former(前の)/ latter(後の)/ main(主な)/ total(全部の)/ daily(毎日の)/ very(まさにその)など

②叙述用法でしか使えない形容詞

alive(生きて)/ asleep(眠って)/ awake(目覚めて)/ afraid(恐れて)/ content(満足して)/ glad(喜んで)など

実際①と②は覚えずとも文をたくさん読んでいけば自然とわかるようになってくると思います。逆にきちんと覚えてほしいのが今から紹介する③なのです!

③限定用法と叙述用法で意味が変わってくる形容詞(重要!)

ここでは代表的な3つの形容詞を紹介したいと思います。

16686618

【まとめ】
・限定用法のみ使える形容詞と、叙述用法のみ使える形容詞がある
・それに加えて限定用法・叙述用法で意味が変わってくる形容詞もある

ここから少し特殊な用法も紹介していきます。

Studyplus slogo@2x
学習記録をつけて勉強をもっと効率的に!
受験生の3人に1人が使っているStudyplusで、勉強が続く!
無料会員登録
Pc@2x

特殊な形容詞

16687612

ここからは少し特殊な形容詞の使い方を紹介していきます。

分詞形容詞

形容詞の中には「ing形」と「ed形」で使い分けをしなくてはならないものもあります。例えば「surprise(驚く)」という動詞を分詞の形に変えてみましょう。

surprising(現在分詞):驚かせる〜【能動】
surprised(過去分詞):驚かされた〜【受動】

受動・能動とはそもそも何なんだ!と思ったあなたは、先に進む前にこの記事をチェックしてみてください。

【受動態】早大生が教える「受動態」のシンプルな勉強法

現在分詞は能動、過去分詞は受動になるのです。
そう言われてもどう使い分ければいいのかイマイチぴんとこないですよね。

まずこの例文を見てみましょう。
・The girl was surprised by the surprising news.

ここで「surprised」と「surprising」の2つの似たような形容詞が出てきていますね。
この違いを見ていきましょう。

16686642

ここでの違いとは「surprise(驚く)」という感情を発しているのか、受け取っているかですよね。
「the news」は「驚き」という感情を発していて、それを読み聞きした人に驚きを与える、つまり驚きの矢印は外に向かっています。これを能動をいいます。ここでは矢印は女の子に向かっていますね。

逆に「the girl」はそのニュースから「驚き」という感情を受け取って驚くので、驚きの矢印は内に向かうのです。これを受動といいます。
人の感情というのは何か外からの原因があって初めて現れるものなので、その感情は受け身になるのです!

今までのイメージを踏まえてこの英文を見てみましょう。
・The movie was 【bored/ boring】.(その映画はつまらなかった)

「つまらない」という感情はその映画から発せれるもので、それを見た人が「つまらない」という感情を受け取ります。
ここでは主語は映画なので能動となり、答えは【boring】となります。

もし人を主語として「bored」を使って書きたい場合は
・I was bored by the movie.(その映画は私を退屈にさせた)
となるのです。
この時、その映画から発せられた「退屈」は私に向かっているので、その感情を受け取る、受動態なのです!

能動・受動のイメージはついたでしょうか。
「ing形」か「ed形」のどちらかで迷ったら、矢印の方向で考えてみましょう。

人を主語にできない形容詞

まずこの日本語を見てください。

「あなたが一人で出かけるのは危険だ」

この時にまず「you are dangerous〜」という文が浮かびますよね。
でも実はこれは不正解なのです。なぜならこれを日本語に訳すと「あなたは危険人物だ」的なニュアンスになってしまうからです。

形容詞の中にはこのように「人を主語にすることのできない形容詞」があるのです。
以下はその例です。

dangerous(危険な) / difficult(難しい) / impossible(不可能な) / convenient(便利な) /comfortable(快適な) / necessary(必要な) / easy(簡単な) など

そしたら「あなたが一人で出かけるのは危険だ」という文はどうやって英語にしたらいいんだ!と思いますよね。安心してください。このような「人を主語にできない形容詞」にはお決まりのルールがあるのです。そのルールに当てはめて英語にすると、このようになります。

・It is dangerous for you to go out alone.(あなたが一人で出かけるのは危険だ)

16686858

これに関しては例文をしっかり覚えれば大丈夫です!

・It is difficult for me to speak English.(私にとって英語を話すことは難しい)
・It is impossible for me to finish this work by 6 p.m.(6時までにこの仕事を終わらせるのは私にとって不可能だ)
・It is necessary for you to be careful when you drive.(あなたが車を運転するときには要注意だ)

数量表現の形容詞

最後に形容詞には数や量を表すものもあります。その中でもその形容詞のつく名詞が「可算名詞」か、「不可算名詞」かによって使い分けがあるのです。まずは一覧を見てみましょう。

16687039

このように数量表現の形容詞は、可算名詞・不可算名詞で使い分けます。しっかり覚えましょう。

最後に

16687740

ここまで形容詞とは?という話から始まり、形容詞の用法などを紹介してきました。

使い分けや例外なども結構登場しましたが、これらは英語をたくさん読めば感覚的にわかるようになってくるものです!
なので今無理に覚えなくても大丈夫です。

その代わりたくさん英語を読んで下さい。
そうすれば形容詞だけでなく他の文法もぐっと得意になると思います!

Studyplus slogo@2x
学習記録をつけて勉強をもっと効率的に!
受験生の3人に1人が使っているStudyplusで、勉強が続く!
無料会員登録
Pc@2x
この記事を書いた人
17045192
イクラが好きです。現役で慶應義塾大学 法学部に合格しました。英語と世界史が得意なので、主に英語と世界史を中心とした文系科目に関する記事を書いています。

関連するカテゴリの人気記事

14647622?w=120

【大学受験 英語】参考書別!偏差値40から70までの勉強法

14942027?w=120

【大学受験】英語文法の勉強におすすめの文法書と問題集まとめ

15016388?w=120

【大学受験英語 】本当におすすめな英単語帳をレベル別に紹介!

14641428?w=120

【大学受験 英語勉強法】偏差値40から偏差値60までの段階別勉強法

14635376?w=120

【大学受験 】英語文法おすすめ参考書と勉強法をレベル別に紹介

15363668?w=120

【大学受験】英作文のおすすめ参考書と勉強法ー例文暗記と添削が命!

関連するキーワード

スマホアプリで
学習管理をもっと便利に
Foot bt appstore
Foot bt googleplay