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【助動詞】英語の助動詞はイメージで解決!イラスト付き解説♪

はじめに

助動詞はいくつも意味があって覚えられない!
こんな風に悩んだことはありませんか?

しかもその意味というのも助動詞同士で似たり寄ったりで覚えにくいですよね。私もそんな風に助動詞に頭を悩ませていた受験生の一人でした。

そんな私が助動詞を一気に得意にした方法・・・
それは〈イメージ〉なのです。

意味を丸暗記するのではなく各助動詞ごとの〈イメージ〉を最初に覚える、これをすることで意味も覚えやすくなりましたし、きちんと使い分けることができるようになりました。

そこでこの記事では、助動詞とは?というお話から始まり、助動詞が覚えられなかった私が一気に覚えられるようになったその〈イメージ〉を紹介していきたいと思います。そしてそのイメージに基づき、頻出の意味を紹介していきます!

助動詞とは

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まずこの2つの例文を見てください。
①He sings well.
②He can sing well.

①は「彼は上手に歌う」という意味で、「今目の前で彼が歌っていて、うまい」という事実を表しています。それに比べて②は可能の助動詞の"can"が動詞の前についており、「彼は上手に歌うことができる」という意味になります。ここでは彼が歌っているという事実は関係なく、【頭の中で考えた】話ですよね。

このように助動詞とは、【頭の中で考えたこと】を表すものなのです。例えば「can(できる)」「will(だろう)」「may(かもしれない)」などがありますよね。あくまで【頭の中で考えたこと】なので、事実とは限らないのです。

助動詞のルール

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次に助動詞を用いる際のルールを紹介します。これは大きく分けて3つで、この3つさえ覚えてしまえば誰でも使いこなすことができますよ!

助動詞のルール①助動詞の後ろには動詞の原型

まず助動詞は動詞の直前につきます。そして助動詞の直後についた動詞は原型になるのです。元の文の動詞に三人称単数の「s」がついていたら、助動詞をつける時はしっかり外しましょう。
・He runs fast.(彼は早く走る)
  ⬇
・He can run fast.(彼は早く走ることができる)
助動詞には三人称単数のsはつかないので注意です!

助動詞のルール②疑問形・否定形の作り方

次に助動詞は普通の動詞と違って、助動詞だけで疑問文や否定文を作ることができます。
つまり、
・I can speak English.(私は英語を話すことができる)
  ⬇
・Can you speak English?(あなたは英語を話すことができますか?)
・I can’t speak English.(私は英語を話すことができない)

疑問文の場合は助動詞を前に持ってくる、否定文の場合は「助動詞+not」の形になります。そしてそれは大体の場合短縮形で表されます。
・can not →can’t
・could not →couldn’t
・will not→won’t
・would not →wouldn’t
・should not →shouldn’t

must,may,might,shallの短縮形はないことはないのですが、短縮形ではなく「助動詞+not」の形で見かけることが多いです。
・must not
・may not
・might not
・shall not

このような「存在するけど使わない表現」というものはたくさん英語を読んでいくうちに感覚でわかるようになると思うので、無理に暗記することはないと思います。

助動詞のルール③2つ助動詞を続けて用いることはできない

そして最後に2つの助動詞を続けて用いることはできません。基本的に助動詞は一文に一つです!
これはまた後で取り上げます。

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助動詞のイメージ

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まずは基本的な5つの助動詞のイメージから紹介します。1つの助動詞に1つの意味だったら話は早いのですが、残念ながら助動詞はいくつかの意味を持つものがほとんどです。それを暗記するのも1つの手ですが、その助動詞のイメージを掴むことを私はおすすめします!

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イメージはこのようになっています。このようにと言われても想像がつきにくいと思うので、次の項からそれぞれの助動詞について例文を交えながら解説していきます。その時にこのイメージを持っていると頭に入りやすいと思いますよ!

助動詞willのイメージ

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さっきの表からwillは〈意志・意向〉のイメージでしたね。この〈意志・意向〉は〈未来〉に向かっているものです。そのイメージを持ちつつ以下の3つの意味を見ていきましょう。

【will】推測(たぶん〜だろう)

まずは「推測」です。「推測」とは「話し手が考えたこと」で事実ではありません。これは自分のことだけでなく他の人に対する「推測」にも用いられます。

・ I will be late because train is late.(電車が遅れているから私は多分遅れるだろう)
・He will go there tonight.(彼は今夜あの場所へ向かうだろう)

【will】意志(〜するつもりだ)

これはイメージのままですね。

・I will do my best in this match.(私はこの試合で全力を尽くすつもりだ)
・He won’t say anything.(彼は何も言おうとしない)

【will】依頼(〜くれませんか?)

最後に依頼です。これは疑問形の時のみです。しかし疑問形がすべて「依頼」の意味になるとは限らないので注意です!

・Will you open the window?(窓を開けてくれませんか?)〈依頼〉
・Will you go to the party tonight?(今夜のパーティに行くつもりですか?)〈意志〉

would

willに似たような助動詞としてwouldが挙げられます。
wouldは「①willの過去形としての助動詞」か「②willより控えめで丁寧な助動詞」として用いられます。

①willの過去形としてのwould
・He won’t say anything.(彼は何も言おうとしない)
  ⬇
・He wouldn’t say anything.(彼は何も言おうとしなかった)

②willより控えめで丁寧なwould
・Will you open the window?(窓を開けてくれませんか?)
  ⬇
・Would you open the window?(窓を開けていただけますか?)


【まとめ】
・willは〈未来〉に向けた〈意志・意向〉
・意味は大きく分けて「推測・意志・依頼」
・wouldは「willの過去形」か「willより控えめで丁寧」

助動詞canのイメージ

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次に助動詞canです。これはさっきの表より〈潜在性〉のイメージですね。〈潜在性〉とはポテンシャルと言い換えたほうがわかりやすいと思います。しっかりもののイメージですね。このイメージを持ちながら、意味を見ていきましょう。

【can】能力・可能(〜することができる)

「能力」とは「知識や技術を持ち合わせた上の可能」であり「可能」とは「状況などからみた可能」のことです。なので両方とも頭で考えたことであるものの、きちんとした根拠があります。これはポテンシャルのイメージそのままですね。

・He can speak French.(私はフランス語を話すことができます)〈能力からみた可能〉
・I can go home early tonight.(今夜は早く帰ることができる)〈状況からみた可能〉


【canとbe able toとの違い】
canとbe able to、両方とも「可能」の意味で「〜できる」という訳になりますが、何が違うのでしょうか?この答えは[意味においてほとんど違いはない]ということです。
なので基本的にはcanを使いましょう。

そうしたらどこでbe able toを使うんだ!と思いますよね。さっきの助動詞のルールの③を思い出して見てください。ここでピンときたあなた、鋭い。そうです、「助動詞は続けて使うことができない」のです。こんな時にcanの代わりとなるのがbe able toなのです!

「すぐ英語が話せるようになるだろう」という日本語を英訳してみましょう。
✕You will can speak English soon.
◯You will be able to speak English soon.

このようにbe able to はcanの代わりになることができるのです!

この「能力・可能」のcanの過去形が[could]になります。
そしてbe able toの過去形が[was able to]です!

・I could speak French.(私はフランス語を話すことができた)
=・I was able to speak French.

【can】許可(〜してもよい)

肯定文だと許可、否定文だと禁止、疑問文だと相手の許可を求める文となります。

・You can enter the library if you have your student card.(学生証を持っていれば図書館に入れます)
・You can't eat or drink here.(ここは飲食禁止です)
・Can I borrow a pen?(ペンを借りてもいいですか?)

*最後のような相手の許可を求める疑問文に対する答えは以下のようになるので注意です!
「はい、どうぞ」:「Of course / Yes, please / Sure」
「無理です」:「I'm afraid you can’t / I’m sorry you can’t」

【can】依頼(〜してくれませんか?)

「依頼」は「Can you〜?」の形で用いられます。「Can I 〜?」だったらさっき出てきた許可を求める疑問文となります。

・Can you open the window?(窓を開けてくれませんか?)

これはwillの「依頼」の意味と同じですね!そしてwillにとってのwouldと同じように[could]はcanよりも丁寧な表現として用いられます。

・Could you open the window?(窓を開けていただけますか?)

【can】可能性(〜はありうる)

最後に「可能性」です。肯定文だと「〜はありうる」、否定文だと「〜はありえない」、疑問文だと「〜はありえるだろうか?」という意味になります。

・He can make mistakes.(彼だって間違えることはありえる)
・He can’t make mistakes.(彼が間違えるなんてありえない)
・Can he make mistakes?(彼が間違えるなんてありえるだろうか?)

理論的にありえることを表すcanに対して、話し手がありえるかもしれないと思ったことには[could]が用いられます。より小さな可能性と考えていいですね。

・The man could be my father.(あの男の人は私の父かもしれない)〈可能性低め〉

could

canに混ざって時々登場したこのcouldですが、ここでまとめておきます。
・「能力・可能」の過去(〜できた)
・「依頼」の丁寧版(〜していただけますか?)
・より低い「可能性」(〜かもしれない)


【まとめ】
・canは〈潜在性〉のイメージ
・意味は「能力・可能」「許可」「依頼」「可能性」
・couldは能力の過去、依頼の丁寧版、より低い可能性

助動詞mayのイメージ

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上の表からmayは〈可能性〉のイメージです。canに比べて漠然とした、弱い意味です。ほんわかしてるイメージですね。意味を見ていきましょう。

【may】許可(〜してもいい)

これは疑問形(May I 〜?)になると相手の許可を求める表現「〜してもよいですか」になり、否定形(may not)だと不許可「〜してはいけない」になります。肯定文だと目上の人が許可を与える表現になります「〜してよろしい」。

・You may go now.(行ってもよろしい)
・May I go now?(行ってもいいですか?)
・You may not go now.(行ってはならない)

【may】推量(〜かもしれない)

ここではmayに加えてmightも全く同じ「〜かもしれない」という意味になります。少しmightのほうが可能性が低いイメージですね。

・It may rain tonight.(今夜雨が降るかもしれない)
≒・It might rain tonight.


【canとmayの違い】
canとmayは可能性や推量において意味がかぶっていてわけがわからないですよね。ここでの違いはだた一つ、「理論的であるかないか」なのです。canは理論的な推量、mayは話し手が考えた推量なのです。

私の勝手なイメージとしてcanはしっかりもの、mayはほんわか系なイメージです。

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①The man can be my father.
②The man may be my father.

①も②も「あの男の人は私のお父さんかもしれない」という意味ですが、①は「今お父さんの会社の近くにいて、お父さんに会うこともありえる」という理論からの可能性、推量です。②は特に根拠もなく「あーあの人お父さんに似てるな」と思った上での可能性、推量なのです。

しかし!大学受験においてこの違いを問う問題などまず出ません。なのでここでcanとmayの違いやらにこだわっていてもあまり意味がないのです!なので気にしなくてOKです。このようなネイティブ的な使い分けなどは英文をたくさん読んでいくうちに自然と感覚が掴めてくるものです。なので焦らずに放っておきましょう。
今助動詞の勉強としてやってほしいのは【たくさんの英文を読む】それだけです。


【まとめ】
・mayは〈可能性〉のイメージ
・意味は「許可」「推量」
・canとの違いは“ユルさ”

助動詞mustのイメージ

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mustは〈圧力〉のイメージです。なんか偉そうな人が上から言っているイメージがありますね。このイメージを持ちつつ意味を確認していきましょう。

【must】義務・必要(〜しなければならない)

「〜しなければならない」という現在や未来に対する「義務や必要」を表しています。
同じ意味でhave toがあります。過去の義務・必要を表したい時はこっちを使うことができます。否定文だと「〜してはならない」という「禁止」になります。

・You must not be late.(遅刻してはならない)
・I had to hand in the paper.(私はそのレポートを出さなければならなかった)

【must】確信(〜に違いない)

「〜に違いない」という確信の意味を表します。決めつけていくイメージですね。

・She must be Ken’s mother.(彼女はケンのお母さんに違いない)

【まとめ】
・mustは〈圧力〉のイメージ
・意味は「義務・必要」「確信」

助動詞shouldのイメージ

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shouldの基本的なイメージは〈当然〉です。mustのような強制的なイメージというよりは、「〜するほうがいいよね、うんうん」みたいなイメージです。意味を見ていきましょう。

【should】義務・当然の行動(〜すべきだ)

「〜すべきだ」という「義務・当然の行動」の意味です。このshouldと同じ意味として[ought to]もあります。

・You should eat breakfast.(朝食はとるべきだよ)
=・You ought to eat breakfast.

【should】可能性(〜のはずだ)

ここでも[ought to]は同じ意味として用いられます。

・My brother should be back soon.(弟はすぐ戻ると思います)
=・My brother ought to be back soon.


【可能性・推量における助動詞の違い】
さっきは可能性・推量においてcanとmayが似ているのでその大まかな違いを紹介しました。それは「理論的であるかどうか」でしたね。canは「しっかりもの」mayは「ゆるい系」のイメージです。

ここでは他のmust,should,mayにおいてもそれぞれ可能性・推量の意味が出てくるのでそれぞれの違いを紹介しようと思います。違いと言っても可能性・推量のレベルが変わってくるだけなのです。紹介していきます。

must:絶対そうだ!〈圧力〉
should:多分そうだ〈当然〉
may:そうかもしれない〈可能性〉

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このように話し手の自信の大きさによって使い分けることができるのです。

最後に

ここまで基本的な助動詞「will,can,may,must,should」のイメージとその意味を紹介してきました。最後に再集合しときますね。

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意味がどうしてもたくさんある助動詞、使いこなすコツは【イメージを掴むこと】です!
ここで紹介したイメージはあくまで私のイメージです。イメージ作りというのは人から聞いて作るというのも一つの手ですが、一番は自分で作ることがいいです。そしてそのために一番効果的なのが「たくさんの英文を読むこと」です。
イメージを掴んで助動詞を理解するためにもたくさん英文を読んで、問題をこなしていきましょう!

この記事がみなさんのイメージ作りを少しでもお手伝いできればいいなと思っています。

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この記事を書いた人
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いくらが好きです。現役で慶應義塾大学 法学部に合格しました。英語と世界史が得意なので、主に英語と世界史を中心とした文系科目に関する記事を書いています。最近いくらと同じくらいホタテが好きなので改名を検討中です。

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