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センター古文で確実に8割突破できる勉強法とおすすめ参考書・問題集

はじめに

古文は単語や文法など、何を勉強すれば良いかが明確な科目です。
だからこそ、勉強しただけ点数に結びつきやすいのです。

それでも古文が難しくてテストで点が取れない、なんてことはありませんか?

特にセンター古文を解いていると点数の低さに絶望的になってしまう人もいて、このような悩みはある程度古文の知識がある人がよく抱えてしまいます。

今回はある程度古文を勉強してきたのに伸び悩む人に向けて、もう一伸びできる勉強法を紹介します。センター試験で8割は確実に超えて、9割、満点も十分に狙える方法ですのでぜひ参考にしてください。

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センター古文の特徴について

まずセンター国語の特徴を4点挙げます。きちんと把握したうえで勉強すると集中して取り組むべきポイントがはっきりしてきます。

現代文・漢文含めて80分で時間配分が難しい

センター試験全般にいえますが、制限時間は80分であり、サクサク解かなければ全問解答できずタイムアップになってしまいます。センター国語は評論・小説・古文・漢文が計4題出され、平均して1つあたり20分割り当てることができます。ですが文章が短い古文は15分を目安に解答しきることを目標にしましょう。少しずつでいいのでセンター古文に慣れるようにしてください。

単語や文法問題はサービス問題であり内容理解問題で差が付く

センター古文では単語・文法問題が約20点分あります。これらは誰でも取れるサービス問題であり得点に差がつきません。ここではケアレスミスでさえ痛手です。何があっても間違えないつもりで正解しましょう。
残りの30点分は読解問題が占めていて、正確な理解力が求められます。ポイントをおさえて勉強し、30点をもぎ取りましょう。

有名な文学作品が題材になることは少なく、作品毎の知識の整理は無駄

これは日々の勉強で盲点となりがちです。『源氏物語』や『枕草子』など有名な文学作品のあらすじを整理する人は多いでしょう。私大の入試対策としては非常に有益ですがセンター古文対策としてはあまり役に立ちません。というのもセンター古文では初めて見るような出典が多いのです。作品に関する知識を使って勝負するのではなく初見の文章でもいかに正確に読解できるかを試されているといえます。

私立大学の本試験も視野に入れているのであれば文学作品に関する知識を整理しておきましょう。センター試験を重視するのであれば作品別の知識の整理はいりません。

センター利用をする場合、古文では絶対に差が付かない

センター利用方式で早稲田やGMARCHを受験する場合に古文は満点、悪くても1ミスで当たり前だと思ってください。理由は単純で、得意な人だけがセンター利用を使うからです。現代文は誰しも受験しますが、古文はセンター利用で不要な学部もあるので自信のある人しかセンター利用に使いません。その結果おのずと平均点が高くなってしまいます。
センター利用で必要な得点率は早稲田で約9割・GMARCHで約8割です。対策しやすい古文でアドバンテージを得られるように頑張りましょう。

和歌が多く文章の正確な理解が求められる

センター古文では、2008,2011,2014年を除いて毎年和歌の問題が出されています。和歌の内容を理解するためには本文の内容理解は必須ですが、正確に本文を読めていれば楽勝です。
よく修辞法を細かく勉強する人がいますが、センター古文ではあまり重要ではありません。読解の精度を高めて1つでも多く得点していきましょう。

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勉強してもセンター古文で点が取れない…その原因は?

センター古文を対策していても伸び悩んでしまう人には主に3つの原因があります。ここで今までの勉強法を振り返ってみてください。

単語の意味を正確に理解していない

単語をなんとなく覚えていませんか?「こんな感じの意味だった」「近いニュアンスだからオッケー」などと考え、単語帳の意味とかすっているから覚えたことにしている人が多いですが、それではセンターでも私立入試でも太刀打ちできません。紛らわしい選択肢が並んだ時に解答の決定力を欠いてしまいます。単語の意味は一字一句正確に覚えるようにしましょう。

助動詞の暗記は意味と接続と活用だけを覚えてきた

助動詞の意味や接続や活用を覚えるのは古文では本当に重要です。しかし、複数の意味を持つ助動詞が問題になったときに、そのフレーズではどの意味になるか正確に見抜けなければなりません。参考書を見るときに、意味の区別の方法も忘れずにチェックしてください。
センター試験では時間との勝負です。素早く正確に判別できるよう頑張ってください。

字面の現代語訳に夢中で動作の主体・客体が分からなくなる

これは古文を読解するときによくある現象です。前半では動作の主体・客体が書かれていますが、ある程度読んでいくと「誰が」「誰に」何をしたのかが明記されなくなります。さらにひたすら字面を現代語訳していると、ついに動作の主体・客体が分からなくなってしまいます。「誰が」「誰に」何をどうしたのかを常に意識しましょう。

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センター古文でもう一伸び!今からできるオススメの勉強法

では、本題のオススメの勉強法を紹介します。確実に8割超えることができますので是非参考にしてください。前半3つは普段の勉強で、後半2つは解答するときに活用してください。

単語は基本となる意味だけを正確に覚える

古文単語は基本的な意味を正確に暗記するだけで試験には十分対応できます。単語帳には複数の意味が載っていますが、太字や赤字で書かれている意味が重要です。その他の派生的な意味は文章から推測したり問題文の誘導で容易にわかるので覚えなくて良いです。
古文で点が取れない原因を紹介したときに単語を正確に覚える重要性は指摘しました。なんとなく暗記する習慣とはここでおさらばして一つ一つ丁寧に暗記するようにしましょう。

文法は助動詞の意味の区別の仕方やその他の品詞の特殊な用法も含めて覚える

助動詞の意味・接続・活用を覚えたら次は、細かい助動詞の用法や他の品詞を勉強しましょう。読解系の科目は覚えた知識を使ってこそ点数に結びつきます。

助動詞に関しては意味の区別の仕方や定型表現を暗記しましょう。知っておくと一気に文章が読みやすくなります。ズバリ助動詞が問題となったときも迷わず答えることができるので、今まで学んだものに肉付けするイメージで勉強してください。例文で法則を見て確認するとより早く定着できます。

その他の品詞に関しては、形容詞と助詞をメインに勉強しましょう。特にこの2つを取り上げるのは理由があります。
それは、あまり重要視されない割に入試では問われるからです。大抵の受験生は用言の活用や助動詞の暗記に気を取られ、形容詞の語幹用法や助動詞の細かいルールはおろそかにしています。それを逆手にとってものにできるようにしましょう。

場面を想像したり敬語を使いながら動作の主体・客体を補う

古文では人物名が省略されますので、想像力や敬語をたよりに補いながら文章を読みましょう。いちいち考えるのはしんどいですが、「誰が」「誰に」を理解して初めて本文が読めます。
敬語は尊敬語・謙譲語・丁寧語の敬意の方向をおさらいして敬語動詞を覚えれば十分です。古文を読むときに毎回人物を補って敬語を使いこなせるようになりましょう。
しかし、敬語がないのに人物を聞かれるときがあります。その場合には誰がその場面にいるのかを考えると人物関係がはっきりします。動作の主体・客体を補うときは敬語だけではなく場面を想像する力も駆使してください。

私は省略されている人物が分かったらいつも吹き出しをつけて「〇〇は(が)」「〇〇に」というように書いていました。読み返したときも一目で人物がわかるのでめんどくさがらず取り組んでください。

本文よりも先にリード文・出典・注・問題文を見る

これは問題を解くときに活用できる実践的な方法です。本文はそっちのけでリード文・出典・注・問題文を見ましょう。
これらを確認することで場面や問題の内容を先に整理すると本文が非常に読みやすくなります。特に問題文は言い換え問題か心情説明の問題か見ておくと特に重要な情報が分かるのできちんと確認したうえで本文を読むことをオススメします。
出典は内容を知っているものだったらラッキー、くらいの感覚で確認しましょう。
注は見落としがちですが、説明に読解や解答のヒントがたくさん転がっています。特に血縁関係や本文独特の言い回しは問題に大きく関わるので欠かさず見てください。

選択肢はいくつかに区切って、必ず消去法で正解を導く

解答を決めるときは、必ず消去法で攻めましょう。センター試験は年々文章量が多くなっています。選択肢も長くなっているので読点で2つ3つに区切って各ブロックごとに検討すると格段にミスが減ります。どれだけ簡単な問題でも正解を見つけるのではなく間違いを指摘するつもりで答えるのを習慣化しましょう。

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オススメの参考書・問題集

『標準古文単語650(完全制覇21)』(桐原書店)

単語帳の中ではこれがいちばんのオススメです。古文で必要な語彙は600語といわれています。この単語帳は600をクリアしているだけではなく、基本的な意味が太字で強調されています。語源やその他の説明は簡潔にまとめられていて無駄がないので受験生にとうってつけの一冊です。

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参考書名
標準古文単語 650 (完全征服 21)
著者
ページ
304ページ
出版社
ピアソン桐原
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『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』(河合シリーズ)

言わずと知れた古文文法ドリルです。文法の説明を読んだらすぐに演習問題に取り組めるようになっています。また、予備校系列が出版するだけあって入試を意識した解き方・考え方のコツが所々に盛り込まれています。それらも含めてきちんと覚えるようにしましょう。
自分でペースを決めて3回繰り返し確認すれば古文の文法は怖いものなしです。

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参考書名
ステップアップノート30古典文法基礎ドリル (河合塾シリーズ)
著者
井上 摩梨
ページ
83ページ
出版社
河合出版
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すごく良いけど所々解説がゆるいので丸つけしてて「なんで?!どうして?!」って思うところがあったら先生とかに聞くのがいいと思います。やればやるほど身につく教材(なはず)!!

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河合塾ゴミ 行かない方がいい、東進の方が百倍まし

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なにかでインプットしてこれで演習 はい、古典文法完璧

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『センター古文 満点のコツ[改訂版]』(教学社)

主語が変わるポイントや解答のテクニックなど、単語帳や文法参考書には書いてない内容をカバーしています。聞いたことはあるのに軽く見てしまいがちな知識の重要性を、例を交えてしっかり解説してくれます。
私はセンター古文対策にこの本を読んでいました。使ってみて、満点のコツが凝縮されていると感じました。余計な説明が一切ないのですぐに内容を吸収でき、今まで悩んでいた問題も難なく解けるようになりました。センター古文で満点を取るためのコツだけが詰まっている、まさしくセンター古文の特効薬です。

センター古文の読み方・解き方がわからず勉強しているのに点が取れない人はぜひ買って読んでください。

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参考書名
センター古文 満点のコツ[3訂版]
著者
北村七呂和
ページ
192ページ
出版社
教学社
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『ゴロゴ』を使っての勉強について

受験生の間で話題になるのが『ゴロゴ』シリーズです。古文では『古文単語ゴロゴ』『古文読解ゴロゴ』『古文文法ゴロゴ』『古文出典ゴロゴ』の4つが特に人気です。実際に私もこれらを使って勉強しましたが、結論から言うと『ゴロゴ』シリーズを使っての勉強は受験生には全く向いていません。その理由を説明します。

それは、一つの内容を覚えるのにいちいちゴロを使っていては効率が悪いことです。覚え方は人それぞれですが、語呂合わせにするときは複数の事柄を一気に鷲掴みするイメージでないと余計なフレーズまで頭に入ってしまいます。それに語呂合わせから意味を導いていては解答時間が無くなります。特に受験生は残り少ない時間で他の科目も伸ばさないといけないので『ゴロゴ』に時間を奪われている場合ではないのです。
高校2年の秋ごろまでは『ゴロゴ』シリーズを使うのは良いと思いますが、受験生は簡潔に書かれた本を読むようにしましょう。

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古文の勉強で心がけてほしいこと

古文は毎日30分だけ勉強する

古文は30分だけでいいので毎日勉強しましょう。古語は普段の生活では使わない言葉であり、繰り返し勉強しないと徐々に忘れてしまいます。スポーツの動作を体に染み込ませないと形が崩れてしまうのと同じですね。大切なのは慣れて記憶の出し入れがスムーズにできるようになることです。毎日コツコツ取り組むようにしましょう。

わからない言葉があれば古語辞典ではなく単語帳で確認する

わからない言葉は単語帳で調べる癖をつけましょう。古語辞典は便利ですが解説が詳しすぎます。調べる語が単語帳に載っていれば暗記が不十分だということがわかり、単語帳に載っていなければそれは覚える必要がない単語ですので覚えなくても受験で不利になることはありません。
単語帳に載っている単語で受験は勝負できます。古語辞典ではなく単語帳をメインに言葉を確認していきましょう。

センターに限っては古文常識は要らない

よく古文常識を重視する人がいますが、センター古文では覚える必要はありません。センター古文は単語・文法・主語の特定ができれば得点できます。古文常識が問題になることはなく、文中で出てきても「ふーん」くらいの感覚で読み流してかまいません。古文常識を意識するのであれば私大入試です。特に早稲田・上智・GMARCHは何の前触れもなく問題にすることがあるので、受験するのであれば対策が必要です。
少なくともセンター対策で古文常識はスルーして大丈夫です。

過去問を解いたら平均点と比較する

年度によって平均点が高かったり低かったりします。過去問を解いたらその年度の平均点と見比べてみましょう。あなたの出来具合と受験生の平均点は比例しますので出来が悪くても落ち込まずガンガン過去問を解いていきましょう。

満点を狙って勉強しない

意気込んで満点を狙う人がいますが、「良くて8割ぐらい」と割り切って、満点が取れたらラッキーだと思って勉強しましょう。心にゆとりを持たせることで冷静に読み解くことができるのでかえって点数がアップします。

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意外と知らない?マンガの存在

古文の有名な文学作品は、マンガ版が売られています。『蜻蛉日記』『枕草子』『あさきゆめみし(源氏物語のマンガ)』『更級日記』の4つは広く知られています。作品に関する知識はセンター古文では不要ですが、貴族の生活や田舎の様子がわからずイメージしながら読めないという人は今すぐにでも買って読みましょう。すぐに当時の世界観がわかるようになります。

最後に

ここまで古文であと一伸びできる勉強法やおすすめの参考書・問題集、日々の学習で心がけてほしいことを紹介しました。助動詞の意味の区別の仕方や他の品詞の勉強は伸びしろを埋めるのに重要です。毎日30分コツコツ取り組みましょう。
元々積み重ねたものにちょっと知識を肉付けするだけでセンター古文で確実に8割を突破できます。ぜひ私が紹介した勉強法を実践して、志望校合格に向けて頑張ってください!

この記事を書いた人
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早稲田大学 法学部に通っています。浪人時代の勉強経験や知識を記事を通して伝えていけたらなと思っています。 得意科目は英語ですが、塾講師もやっているのでそれ以外の文系科目も優しく丁寧に説明することを心がけています。 サークルでは野球をやっていて、引退した今でも助っ人でたまに参加しています。

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