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【間接疑問文】関係代名詞との違いと使いこなす3つのポイント

はじめに

“間接疑問文”、教科書にもあまり詳しく載っていないこの分野、曖昧な理解で片付けてしまっていませんか?

関係代名詞と間接疑問文の違いをきちんと説明できますか?

でも大丈夫です。間接疑問文は3つのポイントさえ抑えれば誰でも使いこなすことができるのです。

そのポイントとは「①語順②if/whetherの使いこなし③時制」の3つです!
この記事では間接疑問文の概要を説明しつつ、それぞれのポイントについて触れていくのでぜひ読んでいってください。

間接疑問文とは(作り方・訳し方)

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「カンセツギモンブン・・・」このような堅苦しい言葉で聞くと、とてもとっつきにくいですよね。しかし間接疑問文は漢字のわりに簡単なものです!まず例を見てみましょう。

・When will he finish his work?(彼の仕事はいつ終わるだろうか?)

これは疑問詞whenを用いた普通の疑問文ですよね。これは直接疑問文と呼ばれます。直接的に聞いていますもんね。そのまんまです。

次にその疑問文を文中に入れる時はどうしたら良いのでしょうか?上の疑問文を使いながら「彼の仕事がいつ終わるのか私にはわからない」という日本語を英訳してみましょう。

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このようにwhen以降の下線部は疑問文としては働いておらず、「彼の仕事がいつ終わるのか」つまり「彼の仕事が終わる時間」という名詞節になっていますよね。そしてこの名詞節(下線部)は「know」という動詞の目的語となっています。

ここで“will”の位置が一つ目の例文と二つ目の例文で変わっていることに気づいたあなた、鋭い。ここについては後の項目で説明しますのでお待ち下さい!

このように文中に含まれた疑問文を間接疑問文と呼びます。作り方は上のようにそのまま文中に挿入することができます。訳し方としては後ろの部分から訳すと自然な日本語になります。

関係代名詞と間接疑問文の違い

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間接疑問文についてお話する前に関係代名詞との違いと見分け方についてまず触れておきたいと思います。この2つの例文をご覧ください。

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①のwhoは関係代名詞のwhoで、②のwhoは間接疑問のwhoです。
まず決定的な違いとしてはそのwhoの役割です。

①の文を見てみましょう。①の文は「Do you know the man」という部分だけでも文が成立します。成立するけれど情報が足りないので関係代名詞を使って補足しているのです。

②の文においてwho以下の名詞節はknowという動詞の目的語となっています。

このように見分けるポイントとしては「who」の役割に注目することです。「who」の場合は先行詞(①でのthe man)を省略することはないので見分けがつきやすいと思います。

このように先行詞がある場合には見分けはつきやすいのですが、先行詞の省略が起こった場合少し厄介です。

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ここで注目してほしいのは「和訳の仕方」です。③だとwhereは「〜した場所」となり、④だと「どこで〜したのか」という疑問文口調になります。③を間接疑問文として訳すとすごく違和感がありますよね。このように和訳しながら見分けることもできるのです!

最後に一番厄介なのが「what」なのです。

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お分かりでしょうか、これは関係代名詞とも間接疑問文ともとれるのです。
関係代名詞なら「昨日買ったものを見せてよ」となり、
間接疑問文なら「昨日何を買ったのか見せてよ」となるのです。

この場合は文脈などからふさわしい方を選ぶようにしましょう。
【関係代名詞と間接疑問文を見分ける時】
・先行詞がないかを見る
・和訳してみて自然な方を選ぶ

Wh疑問文を間接疑問文にする

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疑問詞(what,when,where...)を含む疑問文を間接疑問文にする時、疑問詞はそのまま使うことができます。ここで注意してほしいのは【語順】です。さきほどの例文をもう一度見てみましょう。

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つまりどんな英文でも間接疑問の中の語順は平叙文と同じ〈S+V〉になるのです!

ここで一つ注意点です。それは疑問詞が主語の時です。まずは例文を見てみます。
・Who wrote this book?(誰がこの本を書いたの?)

この疑問文は主語Sを問う疑問文であり、疑問詞whoがSの代わりとなっています。なのでこのような疑問文の時は、間接疑問にしても語順はそのままで大丈夫なのです。だって語順がそのままでも〈S+V〉の形になっていますよね。そういうことです。
  
  ⬇

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今までの話と〈S+V〉の語順という部分では変わりないので、その語順を意識していれば大丈夫です!

疑問詞のない疑問文を間接疑問文にする

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次に間接疑問にしたい疑問文が「yes/no」で答える疑問文や「AorB」で答える選択疑問文だった時です。ここでも語順は平叙文〈S+V〉となります。Wh疑問文の時はそのまま疑問詞(what,when,where...)などを使ってきましたが、この場合は【if / whether】を用いて間接疑問文を作っていきます。百聞は一見にしかず、例文を見ていきましょう。

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If と whether の使い分け

If

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Whether

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つまり「if」は基本的に目的語としてしか用いられないのです!それ以外は「whether」と思ってしまって大丈夫です。

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間接疑問文における時制

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最後にもう一つのポイントとして「時制」があります。まず以下の日本語を英訳してみましょう。

①私は彼がどこにいるのか知らない。
②私は彼がどこにいたのか知らない。
③私は彼がどこにいるのか知らなかった。
④私は彼がどこにいたのか知らなかった。

まずこの日本語を英訳するにあたって2パートに分けたいと思います。
①私は知らない/彼がどこにいるのか
②私は知らない/彼がどこにいたのか
③私は知らなかった/彼がどこにいるのか
④私は知らなかった/彼がどこにいたのか

このように分けると一目瞭然のように、前半部分において①②は現在時制(I don’t know〜)、③④は過去時制(I didn't know〜)となります。次に各例文ごとに見ていきましょう。

①私は知らない/彼がどこにいるのか

まずは前半部分と後半部分の時制を見比べてみます。

「知らない」:現在→I don't know
「彼がどこにいるのか」:現在→where is he
両方とも現在時制なのでこのようになります。

・I don’t know where he is.(私は彼がどこにいるのか知らない。)
後半部分が〈S+V〉の語順になるのは前に説明した通りです。

②私は知らない/彼がどこにいたのか

時制を見比べてみます。

「知らない」:現在→I don't know
「彼がどこにいたのか」:過去→where was he
この英文では前半部分と後半部分で時制がずれていることがわかります。

・I don’t know where he was.(私は彼がどこにいたのか知らない。)

ここまでは日本語を見ればだいたい想像つくと思います。しかし③④は少し難しくなってきます。

③私は知らなかった/彼がどこにいるのか

時制を見比べてみます。

「知らなかった」:過去→I didn’t know
「彼がどこにいるのか」:?

ここで日本語が現在形だからと言って現在時制で書いてはいけません!なぜなら、前半部分が過去時制なのに後半部分が現在時制になると文が成り立たなくなってしまうからです。そのまま和訳すると「彼が現在いる場所を過去の私は知らなかった」当たり前です、知る由もありませんよね。
「知らなかった」ことと、「彼がどこにいるのか」ということは同時に起こっています。なのであたかも日本語では現在形のように書いてありますが、これは過去形ですよね。これを「時制の一致」と呼びます。

「彼がどこにいるのか」:過去形→where was he
・I didn’t know where he was.(私は彼がどこにいるのか知らなかった)
このようになるのです。このような時制の一致は間接疑問文において注意すべき点なので、頭に入れておきましょう!

ここで「彼がどこにいたのかを知らなかった」と訳してしまうとまた別の意味になってしまうので注意です。それをこれから説明します。

④私は知らなかった/彼がどこにいたのか

時制を見比べてみます。

「私は知らなかった」:過去形→I didn't know
「彼がどこにいたのか」:?

ここで過去形にしてしまうと③と同じ意味になってしまいます。この④の文は「彼がどこにいたのか知らなかった」、「その時彼が目の前に現れたが、それまで彼がどこにいたのか知らなかった」ということになるのです。つまり「彼がどこにいたのか」ということは「知らなかった」よりも前の時制となるのです。

このような理由から後半部分は過去形よりも前の時制、つまり複合過去形となるのです。

「彼がどこにいたのか」:複合過去形→where has he been
・I didn't know where he has been.(私は彼がどこにいたのか知らなかった)

つまり【前半部分が過去形の場合、後半部分は日本語よりも一つ前の時制になる】ということなのです。「彼がどこにいるのか知らなかった」の「彼がどこにいるのか」は一つ時制が前になって“過去形”に、「彼がどこにいたのか知らなかった」の「彼がどこにいたのか」も一つ時制が前になって“複合過去形“になるのです!騙されないように注意しましょう。

【まとめ】
・間接疑問文では語順は〈S+V〉
・疑問詞がない時は「if / whether」を使う
・間接疑問文では時制に注意(特に過去形の時!)

実践問題

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(平成28年度センター本試験)
まず選択肢を見た時に「wonder if〜」というイディオムが思いつくと思います。これもさっきから紹介している間接疑問文の一つです。「wondering if〜」になるので直前には「we’re」がくることがわかります。そして「if」以下は〈S+V〉の語順でしたよね。

つまり答えは
「we’re wondering if you could tell」となるわけです!

平成28年度センター本試験

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(平成26年度センター本試験)
まず問題を見た時に問題文に「or」があることに注目しましょう。「whether A or B」で「AかBか」という意味ですよね。これも間接疑問文です!

平成26年度センター本試験

最後に

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ここまで間接疑問文について詳しく説明してきました。
最初にも言ったようにポイントとしては「①語順②if/whetherの使いこなし③時制」の3つです!

これらをしっかりと理解して間接疑問文を使いこなしましょう。

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この記事を書いた人
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いくらが好きです。現役で慶應義塾大学 法学部に合格しました。英語と世界史が得意なので、主に英語と世界史を中心とした文系科目に関する記事を書いています。最近いくらと同じくらいホタテが好きなので改名を検討中です。

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