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もう迷わない!冠詞(a/an/the)の簡単な使い分けと意味

はじめに

aとtheって何が違うの?
aとanはどう使い分けたらいいの?

こんなふうに冠詞が難しく感じることはありませんか?
これは日本人であるあなたにとってもっとものことなのです。

なぜなら日本語にはこのような冠詞の概念が“ない“からです。
なので冠詞を勉強しようとしても理解できずにムズムズしますよね。

このようなぼんやりとした状態のまま冠詞を扱っている人も少なくないと思います。しかし、冠詞はどの場面でも必ず出てくるもので、記述などでは減点の原因となります。
なのでこの機会にクリアしておきましょう!

冠詞勉強のコツは理解しようとせずに「イメージをつかむ」ことです。
イメージを掴んで慣れることで自然とどの冠詞が当てはまるのかわかるようになってきます。

この記事ではみなさんのイメージづくりに貢献できるように例文を出しながらわかりやすく説明しています。
多くの人がつまづきやすい「aとtheの違い」や「aとanの違い」、「冠詞の省略」も詳しく説明しているので参考にしてみてください。

この記事の目次

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1.冠詞とは
 aとtheの違い
2.不定冠詞
 aとanの使い分け
 用法
3.定冠詞
 theの発音の違い
 用法
4.冠詞の省略
5.実際の入試問題

1.冠詞とは

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そもそも冠詞って何?と思いますよね。これは考え出すとすごく複雑になってきます。
なぜなら、“冠詞は日本語にはない概念”だからです。なので完全に理解しようとせず、イメージを掴んでいきましょう。
冠詞のコツとしては「なぜ冠詞がいるのか?など深く考えすぎず、まず用法を覚えること」です!

aとtheの違い

基本的な知識として、冠詞には「a」と「the」の二種類があります。まずはその違いなどをざっと表にまとめますので、イメージを掴みましょう。

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このようになります。次に例文を見てみましょう。

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この会話で最初に犬が登場した時は不定冠詞「a」がついていますが、次の文では「the」がついていますよね。このように最初にその犬が会話に出てきた時には太郎はその犬のことを知る由もないので、自分の中で特定することができない、つまり不定冠詞がつくのです。そして一度会話に出てきたら、すでに太郎が一度耳にした情報なので特定できると花子は判断し、定冠詞の「the」をつけるのです。なので今後花子が犬のことを太郎に話す時は「the dog」になり、「その犬」と訳されるわけです。

ここで花子が何匹も犬を飼っている場合、最初の犬の登場は
・I have many dogs.
や「two,three...」などの数が“dog”の前につきます。
そしてその後は「the dogs」と表記されるのです。

なので上の表にある「aは単数名詞につく」という項目ですが、これが複数名詞の時は先程言ったように「two,three..」などの数や、「many, a lot of」などの形容詞や形容詞句がつきます。“a”が特定できるものとなったとき(一度耳にした後)は「the」がつき、複数形だと「the〜s」と名詞の最後に“s”をつけます。

このように初めて聞くことや、イメージがつきにくいものは不定冠詞の「a」がつき、一度見聞きしたことがあったり、オンリーワンなものには定冠詞の「the」をつけるのです。

2.不定冠詞(a)

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aとanの使い分け

まずお話しておきたいのは、不定冠詞“a”と“an”の使い分けです。これは基本的には不定冠詞をつける名詞(単数形)が母音で始まるか子音で始まるかで使い分けられます。

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例文を挙げます
・I have a pineapple.
・I have an apple.
あのピコ太郎も英文法には忠実ですね。

【例外】
ここまで「母音で始まる名詞にはanだ!」とさんざん言ってきたのですが、実は例外が少しあります。すいません。しかし例外と言ってもパターンがあるので覚えてしまえば楽勝です!

例外①:「u」でも“you”と発音する「u」の時。
そもそも母音とは発音して日本語の「あ、い、う、え、お」に当たるものです。しかし「u」でも「う」と発音しない時があり、その場合は「an」ではなく「a」をつけるのです。
ex) a university (この時“u”は“ゆ”と発音しますよね)

例外②:無音の「h」
次に無音の「h」の時です。そもそも「h」は後ろに母音(a,i,u,e,o)がつくと「は、ひ、ふ、へ、ほ」の発音になりますよね。しかし「h」の中にはそうはいかないものがあるのです。例えば「hour」という単語がありますよね。これは「ハワー」ではなく「アワー」と発音しますよね。このように「h」が省略される時があり、その時に先頭に来るのは“母音”なので、母音につける不定冠詞である「an」がつくことになるのです。
ex) an hour

このように例外がありますが、どちらも名詞の発音さえ分かっていれば判断がつくものとなっています。なので単語を覚える時に発音もしっかり覚えることでこのような文法事項でも楽にこなすことができますよ!

さてここからは不定冠詞「a(an)」の文法事項を説明していこうと思います。ここでも「a(an)」は不特定のものというイメージを持ちながら読み進めていってください。

一般用法

可算名詞の単数形の前につき、それが単数形であることを示す時に用いられます。ここでは“a”はあまり意味を持たず訳さなくてもokです。

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特別用法

one(一つの〜)

これは前項の一般用法と逆で、“a”が意味を持つパターンです。なのでしっかり訳す必要があります。訳は「一つの〜」となり「one」と同じ意味です。
一般用法と特別用法の“a”の見分け方は「訳す必要がありそうかどうか」です。

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「an hour」になるのは例外②で説明した通りです。

certain(ある〜)

不特定の何かを表す時にも「a」は用いられます。この時、英語の「certain」と同じ意味となり「ある〜」と訳されます。

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per(〜につき、〜ごとに)

ここでの「a」は「per」と同じ意味で「〜につき、〜ごとに」という意味で用いられます。

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any(いづれの〜、どの〜)

ここでの「a」は「ある種族に共通する性質や特徴を述べる時に用いられる」ものです。「any」と同じで「いづれの〜、どの〜」と訳されます。

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such(〜ような)

最後にここでは「a」は「such」と同じ意味で、「〜ような」と訳されます。

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3.定冠詞(the)

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次に定冠詞の「the」です。これは単数形でも複数形でも「the」なのですが、「the」をつける名詞が母音で始まるか子音で始まるかで「the」の発音が変わってきます。

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このように「the+母音」の時だけ「the」を「ジ」と発音します。
・the dog(ザドッグ)
・the apple(ジアッポー)

ここから「the」の用法を紹介します。

一度出てきた名詞

まずは一度出てきた名詞につく「the」です。これは一番最初の例でも挙げたように、「会話の中で一度出てきたものにつけるthe」です。ここでは「その〜」と訳すか、訳を省略することもできます。

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話には出てきていないが特定できる名詞

次は話には出てきていないけれど特定できるもの名詞です。それは状況や文脈から判断がつく時に初めて聞くことでも「a」ではなく「the」をつける時があります。

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オンリーワンの名詞

一般的に唯一無二なものにも「the」をつけます。ここでの「the」は訳しません。

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形容詞と用いて「〜な人々」

「the」は「the+形容詞」で「〜な人々」という意味で用いられ、「people」の代わりになります。

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「the」がつく固有名詞

①海洋・河川(湖はつけない)
・the Pacific ocean(太平洋)
・the Amazon river(アマゾン川)

②運河・半島(湾にはつけない)
・the Suez canal(スエズ運河)
・the Arabian Peninsula(アラビア半島)

③艦船・航空機・鉄道
・the Titanic ( タイタニック号 )
・the Kodama(こだま号)

④公共建築物
・the National Art Gallery(国立美術館)
・the Houses of Parliament(国会議事堂)

⑤新聞・雑誌
・the Asahi(朝日新聞)
・the ELLE(エル)

4.冠詞の省略

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これまで二種類の冠詞(a,the)についてそれぞれ紹介してきましたが、最後にそれらの冠詞を省略していい例外を紹介します。

①交通手段
・I will go there on foot.(私はそこに徒歩で行く予定です)

②季節
・I like winter the best.(私は冬が一番好きです)

③スポーツ
・He likes baseball.(彼は野球が好きです)

④その場所ですることが目的の場合
・I go to school.(私は学校に行きます)→行って授業を受けることが目的
・I go to the school.(私は学校に行きます)→その場所に行くことが目的

⑤慣用的な表現

[前置詞+名詞]
・at school(学校で)
・after school(放課後に)
・at home(家で)
・at table(食事中に)
・in hosptital(入院中)
・in bed(床について)etc...

[動詞+名詞]
・take part ( 参加する )
・do harm ( 害になる )
・lose face ( 面目を失う )
・save face ( 顔を立てる )
・take place ( 催される ) etc...

5.実際の入試問題

最後に入試問題を見てみましょう。
2014年度の慶應義塾大学経済学部の入試問題です。

Ⅳ.
(A)Should the Japanese government take measures to reduce inequalities in society?
(B)Should the Japanese government take measures to solve the problem of youth unemployment?

これはこの問いに対する自分の意見を述べる論述問題ですが、ここでも問題文においても冠詞がついているところとついていないところがありますよね。このような論述問題では自分の意見をしっかりと述べることも重要なのですが、文法事項をしっかりおさえていることが基本なのです!そこができていないとどんどん減点されてしまいます。冠詞はその点で論述問題において減点ポイントとなるのでしっかりとおさえておく必要があるのです。

慶應義塾大学 2014年度 経済学部 入試問題

最後に

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ここまで冠詞とはなんぞやという話から始まり、不定冠詞、定冠詞、冠詞の省略と解説してきました。最初にも述べたように冠詞のコツは「イメージをつかむこと」です。イメージを掴むためにも例文や問題をたくさんこなすことが大事です。みなさんの冠詞の勉強にこの記事が少しでも役立てば嬉しいです!

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この記事を書いた人
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イクラが好きです。現役で慶應義塾大学 法学部に合格しました。英語と世界史が得意なので、主に英語と世界史を中心とした文系科目に関する記事を書いています。

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