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【センター日本史勉強法】9割目指すおすすめの対策&問題集の活用法

はじめに

センター試験が近くなって、より一層勉強を頑張る時期になりました。

国語・英語・数学科目は高得点を狙って頑張れますが、選択科目は少しずつ疎かになってしまうかもしれません。また、入試直前まで新しいことを学習するので少しずつ焦ってきてしまうと思います。

実は私もその一人でした。

私は文系で日本史選択でしたが、高3の秋で偏差値は50前後をさまよっていました。ですが10月にある勉強法を試したところ、過去問での得点率がグングン伸び、最終的にセンター日本史で満点を取ることができました。手応え的には8割前後だったので、満点を取ってとても嬉しかったことを覚えています。

ここでは当時取り入れていた勉強法を紹介します。これでセンター日本史は9割は確実に取れるようになります。直前でもすぐに実践できるのでぜひ参考にしてください。

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センター試験における日本史とは

配点が100点であり他の科目と比べて優先度が劣りがち

センター日本史は生物・科学・物理と並んで配点が100点です。一方で英語・国語・数学は配点が200点です。200点満点の科目に力を入れなければならないのは当然であり、相対的に日本史に充てる比重は小さくなります。ですが、覚える量が多く復習を重ねないと忘れてしまうので継続的に勉強する必要があります。

難しい問題は出ない

私立大学は難問を出題することがありますが、センター試験は教科書の内容を超えることはありません。浅く広く勉強することで得点率は上がっていきますので、取り組んだぶんだけ成績につながりやすいのが特徴です。

政治史や文化史など大問ごとのジャンルがはっきりしている

外交の歴史やある時代で起こった出来事など、的を絞って出題されます。問題の材料となっている文章がありますが、時期やジャンルがはっきりしているので得意な範囲が出るかもしれません。しかし一方で苦手な範囲が出たらかなり不利です。様々な角度から歴史を整理してどんな時期・ジャンルから出題されても解答できるようにしましょう。

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普段の日本史の勉強で意識してほしいポイント

勉強法の具体的な紹介の前に心がけてほしいことが4つあります。

単語が出てくる時期を必ず意識して覚える

単語を覚えるときに、どの時期に出てくるかを意識してください。入試では時期を聞いてくることが多く、「誰が」「何をした」を覚えてるだけでは問題を解くことができません。どの天皇(もしくは将軍や総理大臣)の時期にあった出来事なのかもきちんと整理しましょう。

流れを理解して暗記するものと単純に暗記するだけのものを分けて考える

世の出来事には必ず理由があります。流れを理解することでこの事件が起きたと初めて理解することができます。センター日本史では正誤判別問題がよく出題され、解くヒントはその出来事の背景知識であることが多いです。「どうしてこの事件が起きたのか」ともう一歩踏み込んで暗記することで時期や正誤問題に強くなることができます。
一方で、仏像や建築物など歴史の流れとは関係がないものもあります。こういった用語は単純に覚えるだけで大丈夫です。ただし、同じ時代の他の作品を見分けることができるようにしましょう。作品の特徴を捉えて暗記すると効果的です。

毎日の復習を心がける

日本史の試験範囲は非常に広く、高校では2年かけて学習します。定期試験の範囲は一夜漬けで暗記できますが入試の範囲は広すぎて無理があります。体を鍛えても何もしなければなまってしまうのと同じで日本史も復習をしなければ忘れてしまいます。ですので日本史は毎日復習してください。

区切りのいいところで復習を切り上げる

日本史は的を絞って問題が出されることは説明しました。勉強したものを整理するためにも区切りのいいところで勉強を切り上げましょう。もっと勉強したくなるかもしれませんが、頭を休ませて復習した内容を整理する時間も時には必要です。勉強の区切りが試験でも大問の区切りとなるので他の区切りの言葉と迷うことが少なくなり確実に正解できます。

おさえるべきポイント
 ・時期も意識して覚える
 ・流れを意識すべきか単純暗記でいいかを考える
 ・毎日復習する
 ・切りの良い所で勉強を終わらせる

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すぐに実践できるおすすめの勉強法

ここでは実際に私が行った勉強法を紹介します。それまでは教科書とノートを使って勉強していましたが、ノートにまとめることで日本史はすぐに成績が上がります。ざっくりいうとノートにまとめればいいのですが、試験にも対応できてすっきりまとめることができる一石二鳥の方法ですのでぜひ取り組んでください。

なるべくノート見開きで使って整理する

ノートにまとめるときに出来る限り両面を使って一つの時期・ジャンルをまとめるようにしましょう。石器時代や縄文・弥生時代は覚える単語が少ないので片面でも問題ないですが、片面だけでは整理しきれないこともありノートの途中で区切れて新しい時代に移ると非常に歯切れが悪いです。ページごとにまとめている内容が分かれば用語と時期がきれいに整理できて定着がはかどります。

出来る限り単語だけを書きまとめ、矢印などで関係を簡潔にまとめる

学校で使う日本史の教科書はページ数が多く、読むのが大変です。教科書のフレーズを使ってしまうと結局教科書を読むのと同じことになってします。なので単語だけをノートに書くようにしましょう。多くの単語を盛り込むことができるだけではなく無駄な表現を覚えることがなくなります。日本史用語は1万を超えると言われています。センターではそこまで多くの言葉が必要ではないですが、単語を見て時期や単語にまつわる出来事が思い出せるようにしましょう。
その手助けとして矢印で関係を図式化すると簡潔にまとめることができます。

ペンの色にルールを決める

勉強にあたって色ペンを使うと効果的ですが、きちんとルールを決めましょう。赤シートで隠すためにオレンジ色を多用する人がいますが、それでは単なる用語の暗記にとどまってしまいます。人や出来事、法令の名前などで色分けすると見やすくなります。

資料集・史料集を読んで通史以外のカバーも

資料集とは仏像・寺院などが載っている参考書のことを、史料集とは古い文献とその解説が書かれた本を指しています。一文字違いでまぎらわしいですが、どちらも目を通すようにしましょう。深い理解や美術作品など見て覚えるものもあるので忘れずに揃えましょう。

関連のある資料はノートに貼りつける

センターでも大学の試験でも、資料を見て解答させることがあります。美術作品や建築物、地図が代表的な例です。資料問題に限っては目で見て特徴をとらえておかないと対応できません。おろそかになりがちですが、資料は欠かさず確認しましょう。
資料集を持ち歩くのは大変ですので切り抜いたりコピーしてノートに貼りつけると一目で確認できて効率よく勉強できます。

歴史の流れを声に出して自分なりに理解する

まとめたノートをただ眺めるだけではなく、声に出すとスピーディーに暗記できます。耳からも情報を得ることで定着率が上がるといわれていて、私自身その効果を実感しました。
ノートは単語がとにかくたくさん書かれているだけなのでストーリーを思い起こしてしゃべることが大切です。そこで言葉にできれば理解ができている証拠となり、言葉に詰まったら要復習すべきポイントだと手早く判断できます。声に出すだけで復習と苦手の炙り出しが一気にできるのでめんどくさがらずに取り組みましょう。

ノートに余白を作って適宜メモができるようにする

勉強してまとめるときにノートにびっしりと情報をまとめるのではなく、後で書き足せるスペースを作りましょう。復習したり問題を解いていて発見したことをメモすると勉強がはかどります。こまめに肉付けして自分にとって最も頼れるノートを作りましょう。


おさえるべきポイント
 ・基本はノートに情報をまとめる
 ・両面で1つの時期・ジャンルをまとめる
 ・色ペンごとにルールを決める
 ・資料集・史料集も併用して勉強する
 ・無駄な言葉は省略して簡潔にまとめる
 ・復習の時には声に出す
 ・余白をつくって、肉付けする

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それ本当に必要?今一度見つめ直してほしい勉強法

ここでは、少し効率の悪い勉強法を紹介します。全てを否定はしませんが、もし同じように勉強していていまいち頭に入らないと感じたら、既に紹介した勉強法を実践してください。

教科書や用語集の暗記に励む

学校の宿題で用語集暗記をさせられたり教科書を覚えようと必死になる人がいます。ですがその方法ではとてつもない時間を費やさなければならず、非常に効率が悪いのです。
センター試験を視野に入れた場合に丸暗記は役に立ちませんが、難関私大や国立二次試験で日本史を受けるのなら話は別です。私大は教科書で重視しない事柄を平気で問題にします。国立二次は論述式なので教科書の文章が非常に役に立つのです。
自分がどういった問題形式の大学を受験するのかも考えて、今後も教科書や用語集の暗記が必要であれば継続してください。センターでしか使わないのであれば今すぐやめましょう。

一問一答問題集をつかってセンター対策をする

興味を持っている人もすでに買っている人もこれだけはやめてほしい勉強法です。その理由を3つ説明します。

一問一答問題集は最も実践形式に近い問題集の一つです。眺めていくうちに人物や事件名の聞かれ方が分かってきて出題にはパターンがあると思い込んでしまう場合があり、それが入試では大きな落とし穴となります。なぜかというと、「一つの語句を答えさせるのにいくらでも問題が作れる」からです。
その最たる例である「伊藤博文」を紹介します。彼は明治時代に4回組閣しました。その間に起こった出来事に傍線があり、首相や内閣を聞かれたら伊藤博文とか第◯次伊藤博文内閣と答えなければなりません。また、安重根にハルビン駅で殺害された人を聞かれても伊藤博文が正解です。
西暦や他のキーワードから答えを導けるかもしれませんが、一問一答集ではそのようなことができません。ちなみに伊藤博文の問われ方は20通り以上あり、一問一答集ではせいぜい3つほどしか載っていません。様々な問われ方に対応する力も試験では必要です。一問一答形式の日本史問題を用意する大学は無いので取り組むことに実用性が見いだせません。

また、一問一答集は語句を答えさせる問題の収録数が売りなだけであり、使っていくうちに「時系列の順番並べ替え問題にはめっぽう弱くなっていく」可能性が非常に高いのです。入試では時期の早い順から並べ替えさせる問題が出されます。一問一答では順番並べ替え問題をカバーできず、もし載っていても並べ替えの選択肢は何通りでも作れるので見る価値が無いのです。

最後に、一問一答集では正誤判別問題に対応しきれなくなります。例えば「◯◯年に△△が✕✕によって滅ぼされた事件をなんというか」という感じで、問題文にある言葉を頼りに解答するのが一問一答集の特徴です。一部は正誤問題や時系列問題もありますが、基本的にはこの形式の問題が90%を占めているので正誤問題には弱くなっていくのです。単語をストレートに答えさせる設問はあまり出題されず、正しいものを4つの中から選ばせるような形式が多く、そちらの対策が必要となってくるのです。

一問一答集は買うべきかどうか、よく悩みの種となります。もしもこの記事を読んで使わない決心ができたならすぐに一問一答集というものを忘れましょう。

資料集や史料集を使わないで勉強する

ビジュアル的な問題に対応できるようになるためにも資料集・史料集を使って勉強する癖をつけてください。
これは受験生の盲点となりがちなポイントです。教科書や参考書で学習し、問題集で実力を試す人がいます。正しい勉強法ですが、日本史の問題の材料は他にもあり、イラスト・グラフ・古い文献などがそれにあたります。
教科書や参考書は歴史の流れをわかりやすく解説するのがメインであり、見て学ぶ資料は十分には載っていません。センターでは文章題だけではなく美術作品や建造物の写真を見て答える問題、地図やグラフに関する問題、古い文献を読んで解く問題も出されます。
資料集・資料集を使って勉強する人はあまりいないです。作品と作者を覚えてしまえば簡単に得点できる美味しいポイントです。持ち運ぶのが大変かもしれませんが日本史を勉強するときはいつでも取り出せるようにしましょう。

おさえるべきポイント
 ・自分の受験に教科書や用語集の暗記が必要か考える
 ・一問一答集が必要か考える
 ・資料集・史料集を使うこと

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問題集に取り組むにあたって守ってほしいこと

問題集は使い方一つで効率がぐっと良くなります。その方法と注意点をまとめました。

過去問が材料になっているものは避ける

日本史は様々な問題が作れます。各出版社がオリジナルで作問している問題集を買って解くと問われ方のパターンが自分の中で豊富に蓄えられていき、柔軟に対応できるようになります。他方、過去問と同じものは出ませんので、過去問は全体を通して実力を試すときに解くと良いです。

解説が詳しく書かれているものを買う

ついつい問題が多い本を揃えたくなりがちですが、解説を重視してください。正解不正解に意識がいってしまうと一問一答問題集のように成果が少なくなります。解説を読んでさらに理解をすることを習慣化してください。

1冊終わったら別の問題集を買って解く

同じ問題集を繰り返し取り組まないことが狙いです。同じ問題を解き直そうとする人がいますが、二回目からは設問の答えを暗記しているかどうか(記憶力)の問題であり、日本史の本質的な勉強とは関係がないのです。様々な問題に触れて自分の理解を繰り返し試すことが大切です。

復習した範囲のみ取り組む

問題集で先の範囲に手を付けてはいけません。勘で解いてもこれまた自分の実力には関係ありません。フライングして運を試すのではなく理解度を確認するために問題集を利用するのだと思ってください。

おさえるべきポイント
 ・出版社オリジナルの問題集を使う
 ・解説が詳しい物を使う
 ・繰り返し解くのではなく終わったら新しい問題集に
 ・覚えた範囲の理解を試すつもりで解く

最後に

センター試験では難しいことは出題されないので、浅く広く勉強することが大切です。また、色々な教材がありますが、なるべく一つに情報を集約して復習の時に見やすいようにしておくと、早く理解ができるようになります。ページごとの範囲や色ペンのルールを決め、余計な文言は省略することがノートを取る上では大切であり、単語しか書かれていないからこそ自分なりに理解したことを声に出すのも大切です。資料集・史料集も忘れずに見るようにしてくださいね。

入試直前でもまだ諦めることはありません。今まで紹介した勉強法を取り入れてセンター9割・欲張って満点を取れるよう頑張ってください。

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この記事を書いた人
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早稲田大学 法学部に通っています。浪人時代の勉強経験や知識を記事を通して伝えていけたらなと思っています。 得意科目は英語ですが、塾講師もやっているのでそれ以外の文系科目も優しく丁寧に説明することを心がけています。 サークルでは野球をやっていて、引退した今でも助っ人でたまに参加しています。

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