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センター英語のリスニングで確実に8割を取る「レベル別」勉強法

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はじめに

センター英語試験対策を進めている受験生のあなた。

「筆記はできるけどリスニングはできない」
「どうやってリスニングの対策をしたら良いのかわからない」
という悩みを抱えてはいませんか?

センター英語のリスニングは基礎的なリスニング能力を身に着け、過去問の対策を十分に行えば満点を取ることも難しくありません。

本記事を読んで、短期間でセンターリスニングで満点を取るスキルを身につけましょう!

英語リスニングができない2つの原因

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「センターリスニング問題を解いてみたものの、何を言っているのか全く聴き取れない。」
「聴き取ろうと思っている間に音のスピードに追い付けなくなってしまう。」
こんな体験をしている受験生が多いのではないでしょうか。

実は、「英語のリスニングができない」には2つの異なるレベルの原因があります。

「英語の音」自体が聴き取れない
「英語の音」は聴き取れるものの、「英文の意味の理解ができない」

「英語のリスニングができない」状態を抜け出せずに頭を抱えているあなたは、この2つのどちらが原因となっているのか、まずは問題を解いてみることで明確にしましょう。

「英語の音」自体が聴き取れていないあなたは、まずは一単語ずつの発音に慣れるための学習が必要になります。「英語の音」が聴き取れているものの、「英文の意味の理解」が出来る前にスピードに追い付けなくなってしまうあなたは、英文の内容を理解する能力の基礎を確認したうえで、速いスピードの音を「掴む」練習を行っていくことが重要です。

「英語の音」が聴き取れているあなたは、

どちらのタイプの勉強方法も後述していくので、まずはセンター英語試験のリスニング問題をよく知るところから始めましょう。

実際に解いてみることで、あなたは自分の「できない」の原因を明確に認識することができるでしょう。

センター英語リスニング問題

センター英語のリスニング問題は、基本的なリスニング能力を問うものであり、大問4題、合計25の問題から構成されます。

模試でリスニング問題を解いたことはあっても、問題をじっくり眺めて研究したことのない方も少なくないと思います。まずは相手を知り、理解したうえで対策することが効率的な学習の第一歩目です。まずは問題を徹底的に分析しましょう。

各大問がどのような問題であるかみていきましょう。

大問1:対話文イラスト選択問題

大問1はイラストを含めた対話文であり、1問あたり25語から30語程度の英文が読まれます。読み上げの速度は145wpm程度で、ややゆっくり目と言うことができるでしょう(wpm=words per minuteの略で、一分間に読む語数の意味)。形式としては、2人の人物の会話を聴き、質問に対してイラスト・数・語句を選択するというものです。「時間・値段の計算」「物の形状や特徴」「位置関係」といった内容の身近なテーマに関する文章が読まれる傾向にあります。

[問題例]
W: Have you seen my T-shirt? (私のTシャツ見なかった?)
M: The one with the stars on it? (星がついているやつかい?)
W: Yesm the little one is inside the big one.  (そうよ、小さな星が大きな星の中にあるのよ。)
M: It’s over there. (それならあそこにあるよ。)

[質問]
Which T-shirt is the woman looking for? (女性はどのTシャツを探しているか。)

この大問では、非常に短い英文が読み上げられます。情報量が少ないため、理解できれば簡単に得点することができる一方で、あっという間に問題が読み上げられて聴き取れずに終わってしまう危険性もあります。

内容は英会話なので、基礎的な英会話表現を勉強しておくことも得点するために必要な勉強になるでしょう。

大問2:対話文応答完成問題

大問2は対話文応答型完成問題であり、1問あたり15語から30語程度の英文が読まれます。読み上げる速度は大問1と変わらず、145wpm程度です。形式としては、2人の人物の会話を聴き、選択肢から相応しい応答を選択するというものです。「学校生活」「日常生活」といった身近なテーマに関する問題が読まれる傾向にあります。

[問題例]
M: Excuse me. We ordered our food 20 minutes ago, and it hasn’t come yet. (すみません。20分前に料理を注文したのですが、まだ来ていないんです。)
W: I’m sorry. What did you order? (申し訳ありません。何を注文されましたか?)
M: Steaks. Are they coming soon? (ステーキです。すぐ来ますか?)

[選択肢]
① I’ll bring your check now.  (今伝票をお持ちします。)
② I’ll check right away. (すぐに確認します。)〈正解〉
③ You could order steaks. (ステーキを注文できます。)
④ You don’t have to order. (注文する必要はありません。)

大問1と同じように、英会話の問題です。「学校生活」や「日常生活」のように、「場面」が設定されている英会話が読み上げられる傾向にあるため、「場面」ごとの英会話表現を学習しておくことで本番の理解度が向上します。リスニング問題対策の一環として、英会話表現の学習をしておくとよいでしょう。

大問3:A:対話文質問完成問題 B:会話文図表完成問題

大問3は、対話文質問完成問題と会話文図表完成問題の2つのパートから構成されます。

Aパートの対話文質問完成問題では、1問あたり45~50語程度の英文が読まれます。読み上げの速度は150wpm程度で、大問1・2に比べて語数と速度の両方の難度が上がります。テーマは日常的なものが読み上げられる傾向にあります。

[問題例]
M: Where are you going in such a hurry? (そんなに急いでどこに行こうとしているんだい?)
W: I am taking a DVD back to the rental shop. (レンタルショップにDVDを返却しに行くの。)
M: I need to talk to you about our homework. (僕たちの宿題について君と話をする必要があるんだ。)
W: Sorry, but this has to be there before noon. I’ve got to run! (ごめんなさい、でもこれをお昼真前にそこに戻しておかなければならないの。急がなくっちゃ!)
M: No problem. I’ll call you later. (いいよ。あとで電話するよ。)

[質問]
What is the woman going to do now? (女性は今何をしようとしているか。)

[選択肢]
① Call her classmate. (クラスメートに電話をする。)
② Do her homework. (宿題をする。)
③ Return a DVD. (DVDを返却する。)〈正解〉
④ Watch a movie. (映画を見る。)

Bパートの会話文図表完成問題では、150語程度の英文が読まれます。文章量が増える代わりに読み上げの速度は遅くなり、115wpm程度で読み上げられます。テーマはデータに関する内容が多く、会話中の情報を組み合わせて考える必要がある問題になっています。

読み上げられる英文に自然な応答を選択する必要があるため、「読み上げられる内容の理解」と「適切な選択肢の選択」が重要になります。内容を理解するためのリスニング自体も重要ですが、各選択肢に知らない表現があった場合に解答の精度が落ちてしまうため、語彙力や英会話表現を知っていることも高得点を取ることができるかどうかを決定する要素となります。

[問題例]
W: What are you working on? (何に取り組んでいるの?)
M: My presentation for next week. (来週する発表だよ。)
W: Oh, it’s about the London Paralympics. (あら、それってロンドンパラリンピックに関するものね。)
M: Yeah. I made this chart showing the number of participants from each country and the number of medals they won. Great Britain had 294 athletes and won 120 medals. (そうだよ。僕が作成したこの表は各国の参加者数と獲得メダル数を示したものなんだ。英国は294名の競技者で、120個のメダルを獲得したんだ。)
W: Wow! How about countries with fewer athletes? (まあ!競技者がもっと少ない国はどうだったの?)
M: Well, Japan and Spain sent just over 130 athletes---Japan won 16 medals, and Spain, 42. (えっと、日本とスペインは130名あまりの競技者を派遣し、日本は16個、スペインは42個のメダルを獲得したんだ。)
W: Spain and France had similar results, but France won three more medals. (スペインとフランスは同じような結果だけど、フランスのほうがメダルの獲得数は3個多かったのね。)
************(続く)

下線部の情報を抜き取り、図表に記入する(フランスの獲得数45が正解)。

Bパートでは、聴き取った英文の内容から、図表に不足している情報を補う問題が出題されます。図表問題に苦手意識を持っている受験生は多いのですが、実はこのタイプの問題は安定して得点をするためのサービス問題です。なぜなら、リスニングを行う際に、「何に」集中して聴き取りを行えば良いかが視覚的に明確になっているのが図表穴埋め式問題だからです。

英文のリスニングは、総じて受け身の作業になりがちです。英文が流れて終わるまでの間、自分のペースで問題を解くことはできません。しかし、図表穴埋めの問題では、どの「ポイント」に絞って聴き取れば良いかのヒントが示されているため、「不足している情報」のみ聴き取ることができればよいわけです。ある程度「集中して聴くポイント=答えが読み上げられるポイント」を想定できるという意味で、図表系の問題はあなたが得点を伸ばすためのサービス問題なのです。

大問4:A:短文内容把握問題 B:長文内容把握問題

大問4は短文内容把握問題と長文内容把握問題の2つのパートから構成されます。

Aパートの短文内容把握問題では、100語程度の英文が130wpm程度の速度で読み上げられます。テーマは「説明」や「案内」といったものが多い傾向にあります。文章全体の内容を理解しながら聴いていく力が問われる問題になっています。

Bパートの長文内容把握問題では、倍程度の200語程度の英文が、140wpm程度の速度で読み上げられます。テーマは、「社会批評」や「文化」など、広い範囲から出題される傾向にあります。

[問題例]
Welcome to The Ocean Hotel. Our rooms are decorated in traditional French style, but you can use the latest technology, for example, wireless Internet. Every room offers a splendid ocean view, so you can see the sunset. Our hotel has Chinese, Japanese, and Italian restaurants on the top floor and three coffee shops on teh first and second floors, so you can enjoy Asian and Western dishes. In front of the hotel we have an out door swimming pool next to the beach, and you can also enjoy an indoor swimming pool and an exercise room.
(オーシャンホテルにようこそ。当ホテルの客室は伝統的なフランス様式で装飾されていますが、お客様には最新の技術、例えば無線インターネットをご利用いただけます。どの客室からも素晴らしい海を眺望できますので、夕日をご覧いただくことができます。当ホテルの最上階には、中国料理、日本料理、イタリア料理のレストランが、そして1階と2階にはコーヒーショップが3箇所ございますので、アジア風と西洋風の料理を満喫していただけます。ホテルの正面にはビーチに隣接した屋外プールがございます。また屋内プールとトレーニング室もお楽しみいただけます。)

[質問]
Which of the following does the hotel have? (ホテルには次のどれがあるか。)

[選択肢]
① An Italian restaurant on the second floor. (2階にあるイタリア料理のレストラン。)
② Japanese-style rooms. (和室。)
③ Rooms with a view of the sunrise. (日の出が眺望できる部屋。)
④ Two swimming pools. (2つのプール。)〈正解〉

大問4では、100-200語程度の長めの文章が読み上げられます。問題の文章のみを見ると、その長さに辟易しますが、この問題も取り組み方によっては難易度を下げることができます。

リスニング問題の解き方のコツ

この手の情報量の多い問題を解く際には、聴き取るポイントに「アタリ」を付けましょう。つまり、どのポイントを集中して聴き取るべきかを、英文が流れる前に明確に意識しておくのです。「どんな情報が聴き取れれば得点することができるのか」を意識してリスニングを行うことで、集中して聴くべき部分とそうでない部分をある程度分けることができます。膨大な情報量の全てを聴き取り、理解しようとするよりも、「得点に絡む部分」だけを聴き取って解答する方が負担が小さく、楽に得点することができます。

英文が流れる前に「聴き取るべき情報」を明確にするために、まずは質問と選択肢を先読みしましょう。上の例題でいえば、

[質問]
Which of the following does the hotel have? (ホテルには次のどれがあるか。)

[選択肢]
① An Italian restaurant on the second floor. (2階にあるイタリア料理のレストラン。)
② Japanese-style rooms. (和室。)
③ Rooms with a view of the sunrise. (日の出が眺望できる部屋。)
④ Two swimming pools. (2つのプール。)〈正解〉

まずは質問を確認することで、「ホテルにあるもの」を聴き取ればよいことを意識したリスニングが可能になります。言い換えれば、それ以外の部分は無視することができます。

選択肢は4つあり、そのうちの3つは不正解なわけですから、不正解の根拠も聴き取れなければなりません。前もって怪しい部分には下線を引いておくとよいでしょう。
この選択肢では、下線の部分で引っ掛けてくる可能性が高いです。選択肢は短く、情報量が少ないので、「引っかけのポイント」は想定し易くなっています。作問者は、「イタリア料理のレストラン」が1階にあったり、「和室」について言及されなかったり、「夕日」が眺望できる部屋であったり、「3つのプール」であったりといった、小さな違いであなたを引っかけようとしてくるでしょう。選択肢に誤魔化されないためにも、質問と選択肢の細部の情報を読んだうえでリスニングに取り組みましょう。

そうは言っても、やはり「読み上げられる英文」自体が聴き取れない状態では得点することは難しいので、まずは「できない」原因別の勉強法で基礎的なリスニング能力を身に付けましょう。

リスニング初級者(センターリスニング5割レベル):「英語の音」自体が聴き取れない人の勉強法

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「英語の音」自体が聴き取れない人の勉強法英語リスニングの問題で得点するためには、読み上げられる英語を聴いて即座に理解する必要があり、そのうえで聴き取った内容に合致した選択肢を選ぶという作業が必要になります。選択肢の中から正答を選択する以前に、流れる英文を聴きとって理解しなければならないのですが、多くの受験生がこの段階で躓きます。

この段階では比較的難易度の低いセンターリスニング問題であっても、5割以下の得点しかできないでしょう。まずはリスニングができない原因を明らかにし、それらを意識した対策を行いましょう。

「英語のリスニング」ができない2つの原因の1つ目:「英語の音自体が聴き取れない」

この状態にいる理由は至ってシンプルで、これまで聴いてきた英語の量が圧倒的に少ないからです。英語を聴いて即座に理解することができない段階では、聴いてきた英語の量が少ないために、脳が英語を雑音として認識しているのです。

この状態では、英単語一つ一つを「音」として認識することができません。
つまり、「apple」と目で単語を見れば意味が分かるけれど、英語の発音に慣れていないため「apple」と音を聴いても意味がわからない、という状態です。

センター英語試験のリスニング問題で高得点を取得するためには、この状態を克服しなければなりません。なぜなら、一音一音が聴き取れていない状態では、「単語の連なり」である英文を聴いて即座に理解することはできないからです。ネイティブスピーカーが英語を発音する際の、音の連結や消失、イントネーションやリズムに慣れていない状態では、英語を聴いて理解することはできないのです。

*音の連結と消失
「Get out」が「ゲット・アウト」でなく「ゲラウト」と音が連結したり、「restaurant」の最後のtが発音されなかったりするケースのこと。

この状態にいるあなたは、以下の2つの勉強を行うことで「英語の音が聴き取れる」状態を目指しましょう。

単語リスニング学習

英語リスニング上達の第一歩目は、「単語のリスニング」です。

「英語の音」自体が聴き取れていない状態のあなたは、まず英単語一つ一つの発音に耳を慣らす必要があります。使用している単語帳を用いて、英単語一つ一つの発音をマスターしましょう。
具体的な勉強の方法としては、CD付きの単語帳を購入し、各単語の発音をCDを聴きながら各単語を口真似しましょう。自分で発音できない単語は「音」のみを聴いても聴き取ることが難しいので、各単語をCDなしで発音できるように心がけることが重要です。この勉強はセンター英語筆記試験の発音問題の対策にもなり、また英単語の復習にもなります。一石三鳥の効率的な勉強なので、時間を惜しまずに集中して行いましょう。

スクリプトリスニング学習

「英語の音自体が聴き取れない」状態にいるあなたが単語の発音を聴き取れるようになった後に取り組むべきなのが、「スクリプトリスニング」です。

「スクリプトリスニング」では、英語リスニング問題のスクリプトを、CDを聴きながら何度も目で追って行きましょう。スクリプトを見ながらリスニングを行うことで、一音一音と英文を頭の中でリンクさせることができるようになります。また、スクリプトを利用したリスニングでは、複数の英単語の連なりである英文を聴き取っていくため、より実践に近い流暢な英語を把握する能力を養うことになります。

単語の音の一つ一つを聴いて英語が浮かぶようになったあなたは、このスクリプトリスニング学習によって英語をまとまりのある固まりとして捉える練習をすることになります。英語は単語と単語を綺麗に区切って発音せずに、連結する傾向にあるため、そういった音の特徴にも慣れていくことができます。

このスクリプトリスニング学習では、「清聴」を心がけましょう。つまり、集中して一音一音を丁寧に、聴き漏らさないようにリスニングを行うということです。一題を丁寧に聴き込み、アクセントやリズムに耳を馴染ませながらスクリプトの精読を行うことで、あなたの脳と耳は次第にナチュラルな英語に慣れていきます。

1つのスクリプトに対して、最低でも10回以上はリスニングすることをオススメします。目標として、「スクリプト内の英単語、英文法、意味は音声のみを聴いただけで全て理解できる」状態を目指しましょう。この目標の達成のためには、数十回のスクリプトリスニングが必要になります。一題一題を丁寧に聴き込み、完璧に自分のものにしていくことで確実にリスニング力を付けることができるので、自分に厳しく何度もスクリプトを聴き込んでいきましょう。

この2つの勉強を徹底的に行うことで、英語を音として理解できるようになります。英語の発音に慣れ、一単語一単語を聴いて分かるようになったあなたは、次の段階の学習に進みましょう。

リスニング中級者(センターリスニング7割レベル):「英語の音」は聴き取れるものの、「意味の理解ができない」

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「英語のリスニングができない」1つ目の原因、「英語の音自体が聴き取れない」状態を卒業したあなたが、次に直面するのが「英語の意味の理解ができない」状態です。

この状態では、長い英語を聴いて理解することが難しいため、センターリスニングでも高得点を取ることが難しい状態です。センターリスニング7割以下の得点の方はこの段階に位置している傾向にあります。

この状態では、一音一音の英単語は集中すれば聴き取れるにも関わらず、連続した英語を聴く際には内容が理解できません。つまり、読み上げられる英文の速度に、「英語の意味を理解する」能力が追い付いていない状態なのです。

センター英語リスニング問題では、この状態を脱することで比較的容易に高得点を取得することが可能です。以下の2つの勉強を行うことで、「英文の意味の理解ができない」状態を卒業しましょう。

英文構造把握学習

英文の構造を把握する力は、英語の文章を読み解くうえで欠かせない力であり、リスニング問題において英文を理解する場合にも必要になります。なぜなら、リーディング能力が低い状態では、どうしても英語を聴いて理解することが難しいからです。英語のリスニングを行う際には、一般的な受験生が読解する以上のスピードで英語が流れるため、スピードに付いていくためには高い読解能力(高速で理解できる処理速度)が必要となるのです。

英文構造把握能力を身に着けることで、あなたは英語の文章を英語のまま、前から読んで理解することが可能になります。逆に、この能力が十分に身についていない場合には、長文問題を読んでいても何度も「返り読み」をしたり、「和訳」をしなければ英文を理解することができないという問題が発生します。

英語のリスニング問題では、読み上げられる英文を「返り読み」する時間も「和訳」して理解する時間もありません。そのため、「英語を英語のまま理解する」ために英文の構造を把握する能力を養う必要があるのです。

『基礎英文解釈の技術100 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)』
『英文解釈の技術100 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)』

この2冊の参考書を使用して学習しましょう。
表紙がそっくりの二冊ですが、基礎編と応用編に分かれています。これらの参考書を使用して英文構造の学習を行うことで、英語の構造のパターンを知ることができます。英文構造把握能力にある程度自信があるあなたは、基礎編をやる必要はないので、自分の実力に合わせて学習をしましょう。

『基礎英文解釈の技術100 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)』と『英文解釈の技術100 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)』には、それぞれ100の異なる英文構造を含んだ英文(50~100語程度)と、その構造の解説が掲載されています。

まずは100題全てを読んで理解しましょう。理解が済んだら、次はそれらを音読する段階です。例題の英文に含まれている全ての単語・文法・文構造を、和訳を見ずに意味がわかるレベルまで理解した上で、各題30回ほど音読しましょう。

この段階が終了したあなたは、英語長文とリスニングの両方で長い英文を「返り読み」や「和訳」せずに「英語のまま」理解する基礎が身についているはずです。リスニングだけでなく、英語長文対策としても有効な勉強なので、じっくりと時間を掛けて行いましょう。

*英語長文がスラスラと読めるあなたは、リスニング学習としてこの段階を踏む必要はありません。シャドーイング学習により時間を掛けましょう。

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参考書名
基礎英文解釈の技術100 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)
著者
桑原 信淑, 杉野 隆
ページ
228ページ
出版社
ピアソン桐原
Btn amazon
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これさえあれば予備校行かなくても英語独学最強説! 使い方次第で有効活用できます! これ100題を全て覚えようとせず 必要な部分50題を絞って覚えて ガンガン長文を読み込めば 偏差値グーッと伸びます! すぐには結果には現れないけれど 必ず実力として結果に現れる時が来ます!

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入門英文解釈の技術70に続く、基礎英文解釈の技術100。続編として英文解釈の技術100がある。入門70はセンター~Marchレベル、基礎100は上位国立大~早慶非看板レベル、英文解釈100は早慶~最難関大レベルでポレポレ並~それ以上。入門70と基礎100は自分のレベルに応じて決め、両方やる必要はないと思われる。ただし英文解釈100は非常に難度が高いので、基礎100の後はポレポレに繋げるのがよいかもしれない。このシリーズは見た目も名前もよく似ている上に、基礎を冠する基礎100がそれなりに難しいので、名前に騙される人が多い。 期間:文法習得後、長文演習前 到達レベル:上位国立大~早慶非看板 補足:上位国立大や難関大、最難関大等の表記は、世間一般で評価されているものとしています。 偏差値や地方国立主義に当てられやすい受験生の考える評価とはおそらく異なるはずです。 各々で確りとした大学の評価を勉強しましょう。 あなたの夢を掴む受験勉強のはじめの一歩です。 入門70 と書くべきものを 基礎70 と表記しておりましたので訂正しました。

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こ、こ、このきょ、、教材はひ、ひひ、非常にす、、す、、素晴らしいと思いますです!! ひぃい!!

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参考書名
英文解釈の技術100 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)
著者
杉野 隆, 桑原 信淑
ページ
230ページ
出版社
ピアソン桐原
Btn amazon
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英文の解釈方法が詳しく載っている。これを極めれば敵は無い。ただ必ずCDを使い、音読をすること。

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このシリーズが良いと聞いて前回の模試で60程度取れたので解釈100をいきなり買いました 単語の知識のなさに気付かされるいいきっかけになるかと思います...笑 問題に関してはまだ進行中なのではっきり言えませんが、基礎があればいけるものから単語とイディオムなど色々知ってないとSVOがとりずらいものまで幅広くあるかなという印象です とにかくこの教材の長所はリスニング付きのとこらしいのでそこをやらないならポレポレの方が断然いいとも聞きます(ポレポレやったことないからわからんけど実際どうなんだろw) 自分はリスニングを毎日やる事で偏差値はぐんと伸びるという方が周りに複数いるのでそれを信じてこっちでやってます! marchレベルも早慶も楽勝になる、とのことなので信じてやり切ります!

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時間の無駄。文章の一部抜粋なので文脈の意味がわからないことが結構ある。論外。早慶でもこんなに難しいのほとんど出ないし出ても和訳を必要としないので意味ないです。

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リスニング上級者(センターリスニング8割以上レベル):処理速度の向上

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ここまでのリスニング学習で、英語の音に慣れ、イントネーションやリズムを聴き取る練習をしてきたあなたは、リスニングの処理速度を上げる段階に来ています。「処理速度の向上」とは、つまり聴き取ることのできる英語のスピードをアップさせるということです。どんな大学入試リスニング問題でも高得点が取れるように、リスニング学習の総仕上げとしてシャドーイングと多聴を行っていきましょう。この段階が終了すれば、センター英語試験のリスニング問題で満点近くを取ることができるはずです。

シャドーイング

リスニング学習の最終段階は、「シャドーイング」です。

シャドーイングとは、「追い読み」に近い勉強方法で、「英語の発音」、「英文内容の把握」の能力を向上させ、「英語の音のスピードに慣れる」ための最強の勉強法です。この勉強をやり込むことで、あなたの英語リスニング能力は飛躍的に向上し、センター英語リスニング問題で高得点を取得できるようになるでしょう。

具体的な学習の方法としては、センターの過去問を使用して1つの英文を繰り返しシャドーイングしましょう。CDで音声を流し、音声を追いかけるように「声に出して」発音を真似ていくのがシャドーイングの勉強です。はじめのうちは全く音のスピードに追い付けないと思いますが、繰り返し繰り返し取り組むことで耳と舌が英語に慣れてくることが実感できると思います。多くの問題をシャドーイングすることで、本番の試験での初見の問題であっても、完璧なリスニングが行えるようになります。

センター英語試験のリスニング問題の大問4が、シャドーイングの教材として適切です。リスニング問題の中でも最も難しいく英文量の多い大問4を聴き込み、シャドーイングを行うことで短い英文が読まれるその他の大問も容易に感じるようになるでしょう。過去問を最低でも10年分ほど用意し、大問4を中心にシャドーイングに取り組みましょう。

*また、ディクテーション(聴き取った英文をノートなどに書き出していく勉強方法)もリスニング力の向上に効果がありますが、あまりにも時間が掛かり過ぎるため、センター英語リスニングのための勉強法としてはオススメしません。

「できない原因別」の各学習段階を終え、シャドーイングを徹底することで、あなたのリスニング能力は爆発的に向上します。センター英語試験のリスニング問題でも、8割以上の高得点を安定して取得することができるようになるでしょう。

多聴

多聴学習では、とにかく沢山の英語リスニング教材を聴いていきましょう。
BBCのLearning Englishや、Situation Comedy(アメリカのホームドラマのようなもの)を観るのも良いでしょう。

また、TEDという、世界の有名なスペシャリストたちのスピーチを集めたウェブサイトもリスニング学習の良い教材になります。息抜きにはぴったりのリスニング教材になるでしょう。

英語のリスニング能力を高めるためには、とにかく「聴く量を増やす」ことが一番です。大学受験以降も、大学での勉強や留学の際にリスニング能力が求められることもあります。センター試験や私立大学のリスニング問題で満点を狙う方や、大学入学後も本格的にリスニング能力を伸ばしていきたい方は、これらの教材に親しんでおくと良いでしょう。

http://www.bbc.co.uk/learningenglish/english/features/6-minute-english

https://www.ted.com/

最後に

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英語のリスニングができない2つの原因である、

「英語の音」自体が聴き取れない
「英語の音」は聴き取れるものの、「英文の意味の理解ができない」

を知り、それぞれの対処法を学んだあなたは、本記事の勉強方法を実践することで確実にリスニング能力が身に付きます。

リスニングの学習は、結果が目に見えてわかりづらいためにモチベーションの持続が難しい部分があります。上達と停滞を繰り返しているように感じることもあるでしょう。

しかし、ここまでの勉強をこなしてきたあなたは、リスニング上級者に手が届くところまで来ているはずです。

リスニングの「コツ」のような小手先のテクニックでなく、確実にどんな問題でも安定して得点することのできる圧倒的なリスニング能力を身に付けることで、センター英語試験のリスニング問題で満点を叩き出しましょう!

この記事を書いた人
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早稲田大学 文化構想学部に通っていました。大学では英語教員免許(中高)を取得しました。 教育業界への関心が強く、2017年9月からロンドンにある大学院「UCL」のInstitute of Educationに入学予定です。得意科目は英語で、IELTSのスコアは7.0です。

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