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【センター数学過去問】いつから?何年分?慶應生おすすめの使い方

はじめに

国公立大学、特に旧帝大を目標としている文系受験生のあなたが最も心配している科目、それが数学ですね。

二次試験で扱わなくても必ずセンター試験で受験しなくてはなりません。国公立大学とMARCHなど私立大学の両方を受験する人にとっては、「数学に当ててる時間なんかないよ」と思ってしまうかもしれません。
ですが、数学を捨てるにはまだ早いんです。センター試験の数学受験者の合計は30万人を超えます。この人数の受験者の得点平均が数1Aは60点前後、数2Bは50点前後になることを目指して作られています。実際の平均はかなり酷いときもありますが。この平均点は、数学が得意な理系受験者を含んでの点数設定となっていますので、文系だけで考えると平均点はもっと低くなります。
数学が嫌いだから文系を選んだ人が周りにもいるはずです。ということは、文系で数学ができれば競争相手の受験生に差をつけられうということではないですか?
英語、国語、社会に時間をかけてきたあなた。残りの1ヶ月で集中してセンター数学の点数を伸ばし、足手まといにならない数学を完成させましょう。

センター数学って?

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簡単にセンター数学について説明を振り返りましょう。国公立大学出願に必要となる数学は数学1Aと数学2Bの2つがほとんどを占めるので、ここではその2科目に絞ります。

数1A

数1Aは、基本的に高校1年生で習う内容が出題されます。
単元としては、数学1(数と式・二次関数・図形と計量・データの分析)と数学A(場合の数と確率・整数の性質・図形の性質)となっていて、数学Aにあたる第4問~第6問から2問を選択し答える構成となっています。
基本的な問題をベースとし多くの計算を求められるため、考える問題は少なく、基礎力と計算力が求められます。
文系受験者のなかでライバルから一歩抜け出すためには、1Aで80点近く取りたいです。過去問に載っている配点を見ながら、自分の得意不得意と照らし合わせて、自分なりにどこで点を取り、どの問題を切り捨てるかということを判断しましょう。目標は満点ではなく、80点までで上げることです。

数2B

数1Aと比べて、かなり計算量が増えるのが数2Bの特徴です。
数2Bは高校2年生で習う内容で、数学2(いろいろな式・図形と方程式・三角関数・指数と対数・微積分)と数学B(数列・ベクトル・確率分布)となっていて、数学Bにあたる第3問~第5問から2問を選択し答える構成となっています。
数2Bも典型的な問題が多く解法は決まっているため計算力が必要となりますが、数1Aの倍以上の計算量になります。ほとんどの人が時間が足りないほどの量の多さなので、目標を70点前後とし、数学全体で150点くらいを目標としましょう。

1ヶ月で何をすればいいの?

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過去問を使おう

センター試験の対策を1ヶ月で完成させるために使う教材は、過去問しかありません。最も完成度が高く、実際にこれまで本試験として使われてきた問題です。しっかり時間を計り本番と同じ状態で受けることで、心も体も慣らしていきましょう。本番よりも短めの時間設定にすることで、緊張感を高め焦ってしまう状況をわざと作るのも良い方法です。
また、解答解説が充実していることも、過去問を使う理由の1つです。載せる問題はどこの出版社も同じですので、差別化を図るのは解説の部分になるわけです。自分が最も納得でき、真似したいと思えるような解答を載せているものがあなたに合う過去問集です。

まずは問題の形式に慣れる!

過去問を用いてトレーニングする最も大きな理由の1つに、形式に慣れるためというものがあります。通常の記述や穴埋め問題と違い、考え方・求め方を誘導されるため、自分の流れで解答できないことに初めは気持ち悪さすら感じることもあるかもしれません。
その気持ち悪さを払拭し慣れることができれば、解き方に誘導が付いているため解くことも簡単になります。また、10年分程解いてみると、問題として聞かれることは似ていることが多いということに気付くはずです。これは知識として知っているのではダメで、自ら10年分程解いてみて体感してください。知識として持っているか、体験として理解しているかの違いは大きなものです。問題を解く上でも知識より体感して理解することが重要です。
分野的に決まっていて、聞かれていることが似ている、そんな試験問題の形式に慣れることができれば、点数UPできる自信が沸いてきます。

形式に慣れると同時に試験時間・時間配分に慣れる!

形式に慣れると同時に、試験時間や時間配分にもなれていきましょう。
試験時間は1時間、つまり60分と非常に短くなっています。数1Aだと大問が5つ、数2Bでは大問が4つなので、それぞれ大問1つに12分、15分だけしかかけられない計算になります。特に計算量の多い数2Bに関しては、大問1つに15分では足りないことが多いです。
時間が足りないという焦燥感を、本番までに必ず味わってください。家や塾などの見慣れた場所だと落ち着いてしまうという人は、過去問を解く時間を50分に設定すると焦る感覚が味わえます。受験本番ではかなり焦ります。思うように解けないことや知らない人がいること、知らない場所で受けさせられることなど、不安要素は数多く存在します。
また、自分に合う時間配分もここで体感し、目安を定めておきましょう。得意分野・不得意分野にそれぞれどのくらい時間がかかるかを実感し、自分の中で時間配分の案を考え出してください。もちろん過去問や先生の情報から時間配分を決めてもいいですが、自分のことを一番理解できるのは自分なので、自らの体験を基に決めてください。そして、目安はあくまでも目安なので、臨機応変に使う時間を変えていく力も付けていきましょう。
そして解答の順番ですが、得意で早く終わらせることができる分野から解くのがおすすめです。答えられる限度も得意な分野の方が分かっているので、心残りなく難しい問題を捨てることもできるからです。

マークシートに慣れる!

二次試験の問題と大きく異なるのが、全てマークシート記入式だということ。大問ごとに気を付けながら記入していくのがおすすめです。最後にまとめて塗りつぶしていると、非常に焦ってずれてしまったり、塗りつぶしが不十分で認識エラーが起こることもあります。解く順番が大問の番号通りではない場合、特に注意が必要です。
マークシートで怖いのが、1つずれるだけで不合格になる可能性があること。ただ、慎重になりすぎてマークシート塗りに時間がかかりすぎてもダメです。
過去問を解く際に付属のマークシートをコピーして使いましょう。練習段階でマークシートに慣れていることが大切です。

後はひたすら過去問演習

過去問を使う目的を理解できたら、後は2章b~dの誘導形式・時間配分・解くか捨てるかの判断を意識して、ひたすら過去問演習をします。意識して解くだけで、得られるものがとても増えます。
時間がかかった問題・解けなかった問題は、60分(あるいは50分)時終わった後、すぐに解説を熟読します。そして同じやり方で解き直してください。解き終わった直後に解答・解説を読み、同じやり方で解いてみる「直後復習」が非常に大切です。特にセンターのような時間との戦いの試験になると、計算のテクニックが非常に役に立ちますので、解説書からどんどん吸収して使っていきましょう。
解説だけを読んだ時に読み飛ばしてしまうような解説文やメモでも、実際に解いた後に見ると非常に使えるテクニックだったなんてこともあります。

センター試験の落とし穴

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高校野球でいう甲子園のように、受験生にはセンター試験。落とし穴という魔物が潜んでいます。模試では毎回9割近く取っている人でも、本番になると8割にも満たないなんてこともあります。事前に知っておくことで、対処できます。

問題冊子について

センター数学の問題冊子は少し特殊で、焦って解こうとすると大失敗をする可能性があります。
数学の問題は、数1と数1A、数2と数2Bがそれぞれ同じ冊子に印刷されてます。そして冊子を開いて最初のページには数1の問題、数2の問題が書かれてあります。数1A、数2Bを解かなくてはいけない人が、焦ってしまい最初に書かれている問題を解いてしまったら、希望している大学を受験することが出来なくなります。
しっかりとページをめくり、数1A。数2Bを解いてください。

マークシート

マークシートでの注意点は想像できることではあるのですが、塗る位置をずらしてしまい点を取れないという失敗です。特に得意な順に大問を処理していく場合、途中から塗ることになってしまうので要注意です。慣れないうちは慎重気味に塗ると良いです。また、慣れてきて油断している時に最もマークミスしやすいので、かなり気をつけましょう。

シャーペンは使えない!

普段の授業では、ほぼ全員がシャーペンを使っています。ですがセンター試験では鉛筆、しかも濃さまで指定されます。なので鉛筆に慣れていないと本番で思うように解けないこともあります。(実際に使ってみるとシャーペンと鉛筆はかなり使い勝手が違います。)
本番は鉛筆削りを持っていくのですが、落としてしまって鉛筆の削りカスを撒き散らした人もいました。

会場の雰囲気

普段の模試と違いセンター試験本番は、指定の大学で他の学校の受験生と一緒に試験を受けます。場所も周りにいる人も違うと、それだけで不安になってしまい試験に影響を与えます。雰囲気に飲まれる、という状況になってしまうのです。
同じ教室に同じ学校の人がいるとかなり落ち着けるのですが、もし教室に知り合いがいない場合は、試験監督だったり席が近くの人をちょっと観察してみると、意外と面白くて落ち着けます。
休み時間に建物の外に出て、応援に来てくれてる先生に会いに行ったり、持ってきているお菓子を食べるとリフレッシュできたりします。ただ食べすぎると試験中に眠くなってしまうので程々にしましょう。

時計

時計が試験中に壊れてしまう、そんなことありえないと思うかもしれませんが、私の友達に時計が止まってしまった人がいます。実際に止まってしまった時の不安はかなり大きいので、時計は2個持っていきましょう。

寒さ・腹痛

センター試験は1月に行われるため、非常に寒いです。寒さや緊張から腹痛を起こしてしまう人はカイロなどでお腹を温めましょう。持っていく飲み物も、温かいものを持っていくと効果があります。温めすぎると汗が止まらなくなってベトベトになるので、気をつけてください。

できなかった問題・科目の影響を受けてしまう

これは多くの人が経験し、また克服が難しい問題点です。
私自身も初日の国語でミスをしてしまい、次の英語に引きずってしまいました。
模試や本番の最中に大事なのは、終わってしまった教科の後悔ではなく、次の教科に向けて心を落ち着かせることなので、休み時間はリフレッシュに充てましょう。自分が好きな曲を聴いたり、トイレに行ったり、普段から習慣や癖になっていることをやってみると落ち着くことが出来ます。自分がこれまでに勉強してきたノートを見返して自信を取り戻すのも有効です。

12月、1月の過ごし方

センター試験直前となり、不安と焦りに押しつぶされるような感覚になります。ここではなんとか耐えて、これまで通り勉強を続けられることが大切になってきます。

勉強だけはしんどい

勉強しているだけでは気が滅入ってしまいます。1日のうち30分や1時間ほどは趣味の時間に充てて気分転換することで、気持ちを安静に保ちましょう。
趣味を1時間で切り上げるのは辛いかもしれませんが、あくまで気分転換として捉えてください。

冬休み

もちろん毎日勉強しなくてはいけませんが、起きている時間ずっと勉強しているのは非効率です。また、同じ場所で勉強し続けるのも疲れてくるので、学校・塾・図書館・カフェ・自宅など変えてみるのも1つの気分転換になります。
生活リズムとしては私や友達の経験上、夜型よりも朝型のほうが勉強の効率が良くなりました。朝起きて午前中に思考系に科目、夜寝る前は暗記系の科目を勉強すると定着しやすくなりました。
センター試験2週間前くらいになると、試験の時間割通りに行動する日を作るのも効果的になります。
「1日に何時間勉強すればいい」という時間的目安はありません。多すぎす少なすぎずの時間で、内容的に自分が納得できれば大丈夫だと思います。

食事と健康には十分注意して

勉強のために食事を削るのはダメです。しっかりとご飯を食べ、睡眠を取り、風をひかない強靭な体を作り上げてください。
たまには親御さんに、自分が食べたいものを作ってもらってください。
試験当日に風邪をひいたり体調を崩して本調子を出せないことが一番ダメなので、食事と睡眠は充実させてください。

大晦日や元日

大晦日と元日くらいは家族と楽しく過ごしてリフレッシュしましょう。勉強時間0時間はさすがにダメですが…

友達

学校の授業がなく、友達と会う機会が減るとは思いますが、一緒に学校や図書館で自習したり、励ましあうことはとても勇気をもらえるので、連絡を取り合いましょう。
受験が終わった後に思い出にもなります。

ついに本番センター試験!

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この1ヶ月でセンターの過去問を消化・吸収してきたあなたは、数学が足を引っ張る科目ではなくなっているはずです。これまでやってきたことを思い出して、落ち着いて臨みましょう。

本番の朝家を出る前に注意すること

朝起きてから頭が働き始めるまでに、3時間かかると言われています。なので、朝6時くらいには起きていましょう。朝余裕を持って会場に行くこともできます。万が一雪が降って交通機関に遅れが生じても遅れることが無いようにしましょう。
また、朝ごはんは必ず食べましょう。午前中に脳を働かせるために朝ごはんでエネルギーを蓄えます。おなかの調子を崩さないものを選んで食べることも重要です。
最後に、家を出る前には必ず受験票を忘れていないかチェックしましょう。

何かしらのトラブルは起こる!

試験本番では予期せぬトラブルが一つくらいは起こるので、トラブルは起こると初めから考えて臨むと気持ちに余裕ができます。本番ではトラブルを気にしないことが重要です。
例えば、前の席の人が試験中に貧乏ゆすりをしてうるさいなど、他人に原因があってどうしようもないこともあります。どうしても気にしてしまう場合は、「この人も焦っているんだな」と仏のまなざしで見てあげましょう。

最後に

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12月からセンター数学を20点上げる!と聞いてどんな裏技があるのかと期待して見てくれた人には拍子抜けかもしれませんが、過去問をひたすら丁寧に解いて解説からあらゆる解法・考え方を吸収していくのが一番効率の良い方法です。最初は難しいかもしれませんが、5年分、10年分と解いているうちにそれまでに吸収したものが自分の技として身についてきますし、計算力もついてくるので解くスピードが上がってきます。1日1年分の過去問を解いて解説を熟読しても、20年分で1ヶ月もかかりません。毎日数学に触れることで、効率良く点数を上げていきましょう。

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この記事を書いた人
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慶應義塾大学 理工学部に通っています。1人旅が趣味で、得意科目は数学と英語です!

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