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現役時の失敗を改善して東大 理科II類に合格した数学の勉強法

    はじめに

    私の学校では、数学に力を入れていた事もあって高校1年生の時からよく勉強していました。
    数学は他教科に比べ、自分で勝手に勉強していくということが難しい。このように考えていたので、学校の授業に合わせて教科書より少し難しい問題集をやっていました。

    この記事では結果的に東大に合格できた私の数学勉強法とおすすめの数学参考書をご紹介します。

    高校時代

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    「Z会数学基礎問題集 数学Ⅰ・A チェック&リピート」

    4105
    参考書名
    Z会数学基礎問題集 数学Ⅰ・A チェック&リピート 改訂版
    著者
    亀田隆・高村正樹
    ページ
    0ページ
    出版社
    Z会出版
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    高校時代、数学で使っていた問題集は「チェック&リピート」で、各単元で問題数が非常に多く、基本的な数学の問題は解けるようになりました。
    しかし内容は難しくはないので、河合の模試だと私の数学の偏差値は70だけど、駿台模試だと数学の偏差値は55程度でした。

    その時は私の数学の実力がもう一段階上のレベルの問題集をやれるところに達していた事に気付かず、ひたすら「チェック&リピート」をやっていました。

    「Z会 数学基礎問題集 数学II・B」

    4323
    参考書名
    Z会 数学基礎問題集 数学II・B
    著者
    亀田 隆
    ページ
    0ページ
    出版社
    Z会出版
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    高校2年生になっても「チェック&リピート」のみをやっていて、数学の成績は下がらずとも上がらない状況が続きました。
    模試では英語が足を引っぱったものの、判定は良かったので、特に数学を気にしていなかったです。

    しかし、高校2年生の終わりに近づくにつれて、模試で数学の成績が下がっていき、慌て始めました。

    そこで高校3年生から数学は鉄緑会に通う事にして、立て直そうと思いました。

    鉄緑会は東京大学合格を目指す塾で、中学の頃から通っている人が多く、私みたいに高校3年生から入る人はかなり珍しいので、カリキュラムもかなり進んでいました。私が入った時期はもう、毎回東大入試レベルの数学のテストと解説という授業でした。

    毎回解けずに数学の点数は悪かったのですが、4回に1回くらいはかなりいい点数を取っていたので、そのうち東大の数学は出来るようになる!と思いながら初めての東大模試を迎えました。結果はA判定だったものの数学は20点で散々な結果でした。

    そこで、自分には数学の基礎力でも応用力でもなくその中間の力が全くないという事に気がついたため、鉄緑会から配られた典型的な入試問題が載っている数学問題集を解き始めました。レベルとしては「数学スタンダード」程度だと思います。
    それを重点的に解き始めたのですが、もうその時には7月で、数学に関しては半ば諦めかけていました。

    秋の模試ではB判定とC判定で、数学は30点ほどの点数でした。
    東大に合格するには数学は最低40点を取らなければならなかったので、このまま勉強を続け、他教科で不足分を補うという結論に達しました。

    センター試験が近づいても、数学で遅れを取りたくないという思いから、センター対策は全くせずに、応用問題ばかり解いていました。
    その結果、センター本番で全く時間が足りない状態になり、8割程度しか取れませんでした。
    足切りはなんとか避けたものの、すでに他の受験生と点数に差がある事を考えると毎日が不安で勉強に集中出来ませんでした。

    東大入試本番の数学では難しい問題に固執して時間を失い、全部の問題に目を通す事すらしないままパニック状態で終わってしまいました。
    数学の結果は20点。点数を見て、もっと解けたなと冷静に思いました。

    何がいけなかったのかを考えると、準備が遅かったというのが一番ですが、やはり数学の演習量が足りてなかった、というのがあるでしょう。
    鉄緑会で数学の演習をしていたものの、3時間で3問だけだったので、その当時の私には十分な量とは言えず、また4教科鉄緑会に通っていたため、自習時間を充分に確保出来ていなかったのです。

    浪人時代

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    浪人が決まり、塾には通わず、自分で演習をしていこうと思いました。
    とはいうものの、基礎力は高校3年間で充分ついたのですが、少しレベルの高い問題は解けないという状態は続いていたのです。

    「ハイレベル理系数学」

    4447
    参考書名
    ハイレベル理系数学 改訂版 (河合塾SERIES)
    著者
    三ツ矢 和弘
    ページ
    161ページ
    出版社
    河合出版
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    「大学への数学増刊 新数学演習 」

    12094
    参考書名
    大学への数学増刊 新数学演習 2011年 10月号 [雑誌]
    著者
    ページ
    0ページ
    出版社
    東京出版
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    そこでとりあえず、東大対策のため、数学の応用問題に慣れようと思い「ハイレベル理系数学」と「新数学演習」をやりました。
    問題数は多かったですが、いろんな問題で慣れたかったので毎日3時間を数学に使って最後までやりきりました。

    浪人して初めての代ゼミ東大模試では数学が60点近く取れ、昨年よりも明らかに手応えを感じ、このままやっていけば大丈夫だと感じるようになりました。

    「東工大の数学15カ年」

    4463
    参考書名
    東工大の数学15カ年[第2版] [難関校過去問シリーズ] (大学入試シリーズ 720)
    著者
    ページ
    352ページ
    出版社
    教学社
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    その後は実践形式の演習として「東工大数学の15カ年」をやりました。
    東工大の数学は4問1セットで、レベルも東大の数学とあまり変わらないため、時間配分の仕方や問題の難易度の見極めの力が飛躍的に伸びたと思います。
    気がつけば、“数学で60点は最低でも取れるな”と自信が持てるようになりました。

    「東大の理系数学25カ年」

    62778
    参考書名
    東大の理系数学25カ年[第6版] (難関校過去問シリーズ)
    著者
    本庄 隆
    ページ
    536ページ
    出版社
    教学社
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    夏の終わりにある駿台の東大実践模試では、数学がさらに伸び、総合で全国20位、東大理三もB判定が出るようになったのです。夏が終わると、いよいよ「東大理系数学の25カ年」を解き始めました。本番と同じように時間を計り、点数を毎回出していきましたが、1度も50点を下回る事がなかったと思います。

    「京大の理系数学25カ年」

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    参考書名
    京大の理系数学25カ年[第6版] (難関校過去問シリーズ)
    著者
    本庄 隆
    ページ
    480ページ
    出版社
    教学社
    Btn amazon

    もっと演習を詰みたいという思いから、並行して「京大理系数学の25カ年」も進めました。
    難易度的には東大の入試に比べると簡単だと思いましたが、時間配分の調整や、自分に自信をつけるという点では非常によかったと思います。

    計6回の東大模試では全てA判定で、上位3位に入る事もありました。
    京大実践も受けてみたのですが、理学部志望内で総合10位と自信に繋がる結果で、年間を通して数学は1度も失敗をしなかったので、昨年との違いを一番強く感じていました。

    「センター試験過去問研究 数学Ⅰ・A/Ⅱ・B 」

    42585
    参考書名
    センター試験過去問研究 数学Ⅰ・A/Ⅱ・B (2013年版 センター赤本シリーズ)
    著者
    ページ
    1296ページ
    出版社
    教学社
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    12月10日からセンター試験の対策を始めました。
    昨年と同じにはなりたくないと思い、毎日センター試験まで過去問を1日1年分やりました。
    それに加え数学は、各予備校が出している予想問題集をしっかり買い、さらに駿台予備校の「センター数学」の講座を受講しました。
    センター数学は「できる」と思わず、入念に対策する事を薦めます。

    充分準備した結果、本番では数学ⅠAⅡBどちらも100点近くで無事終えることが出来ました。

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    センター試験後は今までの勉強に加え、駿台の直前講習で「東大理系数学」という東大向けの講座を受講しました。
    私は自宅浪人をしましたが、各予備校の特別講習は誰でも通えるので、利用してみるのもよいかもしれません。

    予想問題もすごくいい問題を扱っていましたし、私の場合は引きこもりがちになっていたので、東大受験者はこんなにいるのだと認識するよい機会だったと思います。

    迎えた東大入試本番では、解ける問題から解いていき、無事3完。
    数学は2完さえすれば、確実に合格する自信はあったので、この時点でプレッシャーから解き放たれた気がしました。

    終わりに

    この記事では現役時代、数学が理由で東大受験に落ちてしまったものの、浪人期間の中でその数学を得意科目とし、無事東大理Ⅱに合格された方の合格体験記をご紹介しました。

    少しでも皆さんの励みになれば、と思います。

    この記事を書いた人
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