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大学生活は楽しいのか?東大生が教えるキャンパスライフのリアル

はじめに

あなたの受験勉強をするモチベーションはなんですか?
「大学の格好いいキャンパスに通いたい」「学びたい学問がある」「大学生って凄く自由そう」

人それぞれポイントは違うかもしれませんが、みんな「大学生活」への期待がやる気に繋がっていることと思います。
私自身、「何がしたいか、何をするか」はよくわかってはいなかったものの漠然と「大学生になると楽しい毎日が待っている」という思いで受験勉強をしていました。
実際大学に入ってみると、高校までとは全く違う、自由で多種多様な人が集まる環境は刺激的でとても面白かったです。

そこで今回は、高校生がよくわからない大学生活のことについてお話して、大学生活がいかに楽しいかということをお伝えします。
また、あなたが楽しい大学生活を送るために、私が大学生活について詳しく知らなかったせいで起きた失敗談についてもお話します。
この記事があなたの勉強のモチベーションUPの一因になることを願っています。

大学生活=自由は本当か?私が感じた大学の自由な点

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大学生活の楽しさとしてよく挙げられることに「大学生活はそれまでと比べて自由だ」というのがあります。
私も実際に入ってみて、多くのことを自分で決める生活に楽しさを覚える一方少し困った部分もありました。
大学という空間はどう自由なのか?
私が感じたポイントを紹介します。

勉強する内容が自由

「大学生は時間割を自分で決める」ということを聞いたことはありませんか?
大学の授業は学校に決められた時間割通りに受けるわけではなく、各曜日の各時間に開講されている授業を自分で選んで履修する仕組みになっています。
しかも多くの大学で自分の学部学科以外の先生の授業を履修することも可能になっています。
例えば私は教養学部に在籍していますが、理学部の数学科や教育学部の授業も受けています。
また、多くの大学で大学1~2年生は教養課程に充てられていて、自分の専門分野だけでなく幅広く授業を受けることになります。
そこでは通常イメージされるような学問の枠に当てはまらない様々な授業も開講されています。
例えば私の大学では囲碁や将棋のプロを招いて指導してもらう授業があります。
他大学の友人から俳句を読む授業を受けたという話を聞いたりもしました。

全く何の制限もなく授業を取れるかというとそういう訳ではなく、必修の科目は大学に決められた時間に受講しなければいけなかったり、ある科目群の中から幾つか選んで受講しなければいけない選択必修科目があったり、大学によってはCAP制と言って一学期に取れる授業の数が決まっている大学もあります。
そういった多少の制限はあれど、基本的には自分の興味関心や勉学以外の予定に合わせて取りたい授業を自由に選ぶことができるのです。
例えば「水曜は4限の時間からサークルに行きたいから授業は3限まで」などという様にサークルの予定に合わせて時間割を組むこともできます。

ただ、医学部や6年制の薬学部など国家資格の受験資格を得られるような学部学科では、授業選択の自由がほぼ無く大学に定められた必修科目のみを受講しなければならないというような場合もあります。

サークル・部活動が自由!

晴れて4月に大学に入学すると、授業のオリエンテーションと並行してサークル・部活の新歓活動が始まります。
大学にもよりますが、想像もつかないくらい沢山の団体があります。
高校には部活が無いようなマイナーなスポーツや文化でも、大学では大抵の場合サークルがあります。
また、所属するサークルや部活動との関わりは大学生活の大部分を占めることになります。(私の体験では部活動で過ごした時間:その他の活動=8:2くらい大学生活の大半を部活動で過ごしている気がします。)
そんな大学生活を左右するサークルを、誰に強制されるのでもなく自分で自由に選ぶことができるのです。

また多くのサークルは高校の部活のように顧問の先生がいるわけではなく、活動内容も自分たちで作っていくことになります。
どんな団体に入り、何をするのかをすべて自分で決定できるのはおそらく高校生の頃ではできない体験でしょう。

サークル活動について詳しく知りたい方は、こちらの記事も是非読んでみてください!

【大学サークル完全版】選ぶ際の注意点から楽しみ方まで全て教えます!

総合すると、時間の使い方が自由

自分の勉強する内容やペースを自分で設定できて、多種多様なサークルに選んで入ることができる。また私もそうでしたが高校時代アルバイトが禁止されていた人は多いかと思いますがアルバイトも自由にできる。
そういった環境になると「自分で頭を働かせて時間を自由に使う」ことになります。
先程も書いたとおり私は部活動に時間を沢山使いたいと思い、1~2年生の頃は部活動中心に予定を組んで時間割やバイトの予定を決めていたりしました。今思うともう少し勉強も熱心にやっておけばよかったな、とも思いますが。
もちろんそんなに部活やサークルに熱心な人ばかりというわけではなく、サークルには週1,2回程度ゆるく参加しつつアルバイトを沢山して海外旅行に何度も行く様な人も多いです。
もちろん勉学に打ち込みたいと思えばそうすることもできます。
ただ図書館にこもって勉強するだけではなく、私のクラスの友人には1年生の頃から教授にアポを取って研究室に通い自主的に実験をしている人もいました。(大学にもよりますが研究室に入るのは3~4年生になってからです。)

大学には本当に自分のやりたいことをやりたいようにできる環境があると思います。

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大学に入ると世界が広がる

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授業&サークル活動の自由さに加えて、私が大学に入ってみて感じたことは「世界が広がった」感覚です。
高校生まではずっと横浜に住み横浜の学校に通っていたのに対して東京の大学に通うようになったことで単に行動範囲が広くなったというだけでなく、大学には色んな地方出身の学生が集まっていて自分とは全く違う環境で育ってきた友人が沢山できました

実家から大学に通っていた私でさえそう感じたので、大学進学に伴い一人暮らしや寮生活を始める人であればなおさら世界が広がる感覚が得られると思います。

行動範囲が広がる

恐らく多くの人が大学生になるとそれまで以上に行動範囲が広がると思います。
大学には高校よりも広い範囲から通学者が集まっていますし、アルバイトを始めた人であれば金銭的にも余裕ができるのでそれまで行けなかった場所に行くこともできます。
交友関係の広がりの影響もあり、今まで行ったことのない場所に行く経験が沢山出てくると思います。

また大学に入ることで様々な場所に行きやすくなる特典もあります。
例えばキャンパスメンバーズと言う国立美術館が提供しているサービスに加盟している大学の学生であれば、国立美術館に無料で入館できたりします。加盟大学の一覧を見るとわかるように、東京の多くの大学が加盟しているサービスです。
(キャンパスメンバーズに加盟している大学一覧:http://www.artmuseums.go.jp/)

人間関係が広がる

大学には色んな地方から学生が集まってきます。
育ってきた環境が違うと当たり前だと思っている物の見方も違ったりするもので、多種多様な人との出会いは毎回新鮮な発見があります。
私は関東圏の中高一貫男子校出身なのですが、大学1年生のころ地方の公立高校出身の友人と話して高校の文化の違いにビックリしたことをよく覚えています。

また、大学生になると社会人と接する機会が圧倒的に増えます。
アルバイトをすればアルバイト先の社員の人とは沢山関わることになりますし、所属しているサークルや部活動にもよりますがOB・OGの社会人の人と接する機会も多々あるでしょう。
親戚以外で接する社会人といえば学校の先生くらいだった高校生とは大きな違いです。

アカデミックに残るというわけでなければ、学生生活を終えた後にはみんな社会に出ることになります。
高校生の頃は自分がどんな風に働くのかなんて想像できない人が多いと思いますが、大学生になり社会人と話す機会が増えることで自分が将来どういった仕事をするのか、どう過ごすのかというイメージがより具体的になると思います。

高校生のあなたへ!楽しい大学生活を送るためのアドバイス

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キャンパスの位置・時間割・研究室などの情報は事前にチェック

楽しい大学生活を送るために高校生のあなたが実行できることについてアドバイスします!
最も大切なのは受験する段階で調べられることはできるだけ調べておくということです。
大学に合格して「いざ夢のキャンパスライフだ!」というときに、思い描いていた理想とあまりにかけ離れた現実があるといけません。

例えば「キャンパスの場所」。よく調べずに願書を出して受験したら思っていた場所と全然違う場所に通うことになったなんていう人の話はよく聞きます。
「東京にキャンパスがあると思っていたら神奈川だった」位ならまだギャップは少なくて済みますが、地方にキャンパスを持っている私立大学だったりすると「東京の大学に通うと思っていたのに群馬に大学がある」なんて事さえ起きたりします。

他にもその学部学科で本当に学びたいことが学べるのかということはしっかりと調べておきたいところです。
楽しい大学生活を送るためには、当然自分が楽しいと思うことが学べる学部を選んだほうが良いです。
冒頭で書いたとおり、大学ではかなり自由に学ぶ内容を決めることができるのですが、学年が上がって研究室やゼミに配属される段階では学部学科の違いというのがかなり出てきます。
中には大学1年次では専攻に分かれず、2年生になるときにどの学科に進むか決まるというような大学もあります。(理系の大学、学部に多いです。)
こういった場合も受験時に出願した区分によってある程度進む道が決まってくるので、しっかりとしたリサーチをして受験する学科を選んでほしいです。私もあまり考えずに出願してしまったので、学科選びについては入ってから後悔した部分があります。

また、理系の人の場合は学生実験の内容も学科によりけりなので、よりしっかりとしたリサーチに基づいて進学する学部学科を決めたほうが進学後に「勉強が楽しくない」と感じてしまう可能性は下がるでしょう。
例えば化学を勉強したいという人が「理学部の化学科と工学部の応用化学科、どちらを受けるのか」というのはかなり決めにくい問題ではないでしょうか。大学のホームページを見て時間割やカリキュラムをしっかりと確認する他、3年生、4年生になったらどんな研究室に配属されるのかということまで調べると大学入学後の勉強内容がかなり具体的にイメージできると思います。

サークルや部活のことは入ってみないとわからない

カリキュラムやキャンパス情報については事前リサーチが効くので大学に出願する前の段階でしっかりと調べてほしいところですが、残念ながら大学に入るまでわからない部分もあります。
その最たるものがサークルや部活動などの課外活動です。
もちろん「○○大学 サークル」等で検索すればその大学にどんなサークルがあるのか調べることはできます。しかしサークルのホームページに書いてあるような内容が正しいかどうかはわかりませんし、そのサークルの雰囲気はネットで調べただけではわかりません。
面白そう、興味のある活動内容のサークルがあったとしても大学入学後にいざ行ってみたらあんまり雰囲気が合わないということもあるかもしれません。(これは私の実体験で、高校時代やっていたスポーツを大学でも部活動で続けようと思っていたのですがいざ入学して見ると大学の部活の雰囲気が全く合わず辞めてしまいました。何をやっているかよりもどんな人が居るかの方が重要だなと思います。)

調べてもわからないことを考えすぎてもしかたありません。
大学はかなり広いので、どんな人にも合う団体が必ずあるはずです。
受験生の頃は、「○○というサークル・部活に入る」というよりも「どんな風に過ごすか想像できないけど大学生活は必ず楽しめる」という位の思いでいてほしいと思います。

最後に

まとめると、
・大学生活はあらゆる点が自由で楽しい!
・それを謳歌するためには大学の名前やイメージだけじゃなくて受験する学部、学科についてしっかりリサーチすることが大切
ということです。
受験勉強をしていると大変だ、しんどいと感じる場面も出てくるとは思いますが、ぜひ合格したあとの楽しい大学生活を心の支えに頑張ってほしいと思います。

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この記事を書いた人
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現役で東京大学理科2類に合格しました。いまは教養学部後期課程の4年生です。 得意科目は数学と化学、物理で、理系科目を中心に執筆していますので参考にしていただけると嬉しいです。

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