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【現代文勉強法】読解力+解答力で確実に偏差値を上げよう!

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はじめに

『現代文をどう勉強したらいいのかわからない』
『現代文はセンスだと思う』

そんなあなたは『現代文得点力の正体』を知ることで確実に実力を上げることができます。

早慶・GMARCHレベルでも現代文を得意とした合格者が教える、厳選された勉強法を実践し、『センス』に頼った『なんとなく』の現代文読解から卒業しましょう!

ついに判明。『現代文得点力の正体』とは!?

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大学受験科目の中でも、「力を付ける勉強法」に関する情報が最も得にくいのが現代文という科目です。そのため、多くの受験生は「なんとなく」の勉強を行い、結果として力を確実に伸ばしていくことができずにいます。

では、どのように勉強すれば着実に現代文の力を伸ばすことができるのでしょうか。

全く伸びない勉強法

まずは、現代文の力が「伸びない」勉強法の例をご紹介します。

高校3年生の夏から受験勉強を始めたAさん。

Aさんはこれまで、学校の授業前に問題を解き、授業中に教師の解説を受け、授業後に復習するという模範的な勉強を行ってきました。しかし、10月現在、現代文の偏差値が全く伸びていません。

では、なぜテキストを使ってしっかりと勉強しているにも関わらず、学力が伸びないのでしょうか。

理由は、「現代文の得点力を身に付けるための勉強ができていないから」です。

テキストはただの問題集にすぎません。本文があり、問題があり、解答と解説があります。確かに、現代文の実力を身に付けるうえで、問題演習は非常に重要なステップのひとつです。
しかし、あなたは本当に問題演習に取り組む準備ができているのでしょうか。
日本語は母国語だからといって、「なんとなく」解いて復習すれば学力が伸びると安易に考えてはいませんか?

これまで、現代文の力が「伸びない勉強」=「現代文の力の定義を知らずに、目的の曖昧な勉強」をしてきたあなたは、この記事を読んで勉強の方法を見直しましょう。

現代文得点力=読解力+解答力

確実に現代文の実力を身に付ける勉強を行うためには、「現代文の実力」とは何なのかをまず知る必要があります。

「現代文の得点力」とは、「読解力」と「解答力」の2つの力のことです。
現代文は「実力」の定義が曖昧な科目ですが、「読解力」と「解答力」の2つの力が身に付くことで、実際の問題で「得点」することが可能になります。
読解力と解答力のどちらの力が欠けていても、試験で得点することは難しいでしょう。

[現代文読解力]
現代文の読解力とは一言で言えば、本文を読んでその内容を理解する能力です。
現代文の問題で得点するためには、正答の選択肢を選ぶ必要があります(選択問題の場合)。そして、正答となる選択肢を選ぶためには、本文の内容を理解している必要があります。

つまり、現代文読解力は現代文の問題で得点するための第一段階なのです。この段階の力が確実に身に付いていない段階で、如何に多くの問題演習に取り組もうと、安定して実力が向上していくことは難しいでしょう。

[現代文解答力]
現代文解答力とは、一言で言えば、誤りの選択肢を避け、正しい選択肢を選ぶ能力です。
この選択肢の選別の過程で必要になるのが、本文の内容との合致性や、意味の言い換えを見抜く力になります。本文の内容を十分に理解していてはじめて、正しい選択肢と誤りの選択肢の判別が可能になるのです。

現代文の問題解答力は、読解力に大きく左右されます。多くの受験生がこの事実を意識せずに勉強を行うため、問題演習学習を効果的に行うことができないまま時間ばかりを費やしています。現代文の読解力と解答力という2つの力を知らない状態では、問題を解いて正答できなかった際に、読解(本文の内容理解)の段階で問題があったのか、解答(選択肢の判別)の段階で問題があったのかを認識することができません。

結果、多くの受験生は「できなかった問題」から「自分に欠けている能力」に関する情報を得て、「その能力を伸ばすための勉強」ができないのです。

このことから、現代文は多くの受験生にとって最も「復習が難しい」科目であるということができるでしょう。

受験勉強において、「できなかった部分をできるようにする」ための勉強である「復習」は非常に重要であり、質の高い「復習」は確実な実力の向上を意味します。

現代文の読解力と解答力の2つの力のどちらを集中して習得する段階にあるのか、適宜振り返りながら学習を進めていきましょう。

読解力養成の4ステップ(参考書別勉強法)

では、現代文の読解力=本文を理解する能力はどのように伸ばしていくことができるのか、合格者が実践してきた読解力養成の4つのステップを参考にみていきましょう。

ステップ1:漢字

現代文読解力を身に付けるために、基礎となる力のひとつが漢字です。

漢字は問題として読み書きの能力が直接得点となる以外にも、本文の内容理解に大きく関係する要素のひとつです。例えば、この文章中の「読解」「理解」といった漢字をあなたが読むことができず、その意味も知らない場合には、文章自体に対する理解の質が著しく低下するはずです。漢字の知識は英語長文を読むうえでどれだけの英単語を知っているかと同じことなのです。

漢字は長期的且つ継続的な学習が必要になる分野なので、可能な限り早い段階で勉強を開始しましょう。参考書一冊を購入し、一冊を徹底的に覚えきることが重要です。

オススメ参考書: 『入試漢字マスター1800+ (河合塾シリーズ)』

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参考書名
入試漢字マスター1800+ (河合塾シリーズ)
著者
川野 一幸, 晴山 亨, 立川 芳雄
ページ
232ページ
出版社
河合出版
Btn amazon
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内容は漢字の書き取り、読み、センター対策、四字熟語。個人的に横にすぐ意味が書いてあって助かった。漢字は絶対に落としちゃいけない分野だけど、そうそう何冊もやるようなものではないのでこれ一冊終わったら、取り敢えず大学受験の漢字に関しては殆ど完成かと(^o^)ノ イエー!

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受験勉強って道のりが長いから疲れますよね。疲れた時には息抜きが必要です。そこでオススメなのが漢字学習です(=゚ω゚)ノ 漢字の教材は、英単語帳と比べると3分の2程度、チャートと比べると5分の1程度の分量しかありません!(※これらは主観) センターであれ2次・私大であれ現代文を入試で使うなら漢字は満点を狙いましょう。現代文での数少ない知識問題なのですから(^_^)a 私が実際にやった学習法は… ①2ページ何も見ずにやってみる ②答え合わせをして間違っていたものを3回青ペンで書く ③2〜3日後に間違えものだけをもう一度やってみる ④1ヶ月後に解き直す 大事なのは反復だと思います(。-_-。)ティーンエイジの皆さんなら2ヶ月くらいで一冊の漢字の教材をマスターできるはずです!

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漢字の筆記が全てここから出ました。 すばらしい。

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ステップ2:現代文キーワード

「現代文のキーワード」は、大学受験現代文において頻出のテーマで用いられる語彙のことです。

大学受験の現代文では、政治・経済・哲学・文化人類学・歴史など多様なジャンルのテーマの文章が出題されます。
仮にあなたが特定のテーマの文章を読み慣れていない場合、読み慣れているテーマに比べて文章自体の理解の質が低下し易くなります。

例えば、人の物事の捉え方に関する文章中で、「楽観主義」と「悲観主義」というキーワードが取り扱われていたとしましょう。
仮に、この2つの考え方を比較する内容が含まれる本文の場合、これらのキーワードを「知っていた」場合には本文を「より短時間で」「正確に」読み取ることができます。

このように、「現代文のキーワードを知る=頻出テーマに関する語彙力を高める」ことで、本文理解の質が向上します。漢字の学習と並行して、早い段階からキーワードの学習を始めましょう。

オススメ参考書:『読解を深める現代文単語〈評論・小説〉』

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参考書名
読解を深める現代文単語〈評論・小説〉
著者
ページ
302ページ
出版社
ピアソン桐原
Btn amazon
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入試現代文頻出の基本概念の習得なしに難関大学の論説文を読解するのは極めてハードなので、先にこちらで概念や理論を習得してから、硬質な現代文の問題に取り組んでいくのがbetterだと思います。

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学校でも現代文の授業で使っています!

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読み物として普通に面白いし、 現代文の基礎になります。

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ステップ3:文章の論理展開を知る

次に、「文章の論理展開」を把握する読み方を身に付けましょう。

この段階では、現代文の文章の因果関係、順接、逆説、対立などの論理展開を学ぶことで、本文をより論理的に理解できるようにしていきます。現代文で確実に得点するためには、『センス』などといった不明瞭な定義で現代文の力を測るのではなく、『論理的に文章を読み解けるかどうか』が重要です。

論理展開や文章の流れを理解する方法を学ぶことで、『いつ』『どんな問題でも』確実に、安定して得点をとれるようになります。

本文の内容を理解するうえで重要なことは、本文の論理展開を理解して読み進めていくことです。論理展開を意識した読解を行うことで、本文の内容をより正確に理解することができるようになるのです。

現代文問題のメインである評論文は、一言で言えば「筆者が自分の意見を主張するための文章」です。そのため、筆者は自分の主張を効果的に読者に伝えるために、「伝わりやすい構成」を意識して文章を書いています。

例えば、文章の「テーマ=話題」の導入の後で問題提起を行い、続いて問題に対する議論と筆者の主張を提示する、というような流れで文章が記述されていきます。また、筆者がある意見を主張するに伴って、その根拠が示されるはずです。また、根拠の一例として具体例が挙げられることもあるでしょう。

このように、現代文の文章は、書き手によって「明確に伝えるため」の論理展開を意識して記述されています。
そのため、「文章の論理展開=文章の読み取り方」を学ぶことで、テーマに関わらず本文を正確に理解していく力を身に付けることができるのです。漢字と現代文のキーワードの知識に加え、文章の論理展開把握力を身に付けることで、あなたの読解力は数段階レベルアップするでしょう。

オススメの参考書: 『出口汪 現代文講義の実況中継(1) (実況中継シリーズ)』

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参考書名
出口汪 現代文講義の実況中継(1) (実況中継シリーズ)
著者
出口 汪
ページ
236ページ
出版社
語学春秋社
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これは本当に効果的。論理的思考が如何に大切かがわかる。おかげで記述式の模試で偏差値76突破(進研模試だけど笑)

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意味ない 東進笑笑

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学校の現代文を10コマ受けるよりこれ1コマやったほうが絶対いい。 出会うまでマーク式現代文4割低迷でしたが7〜8割安定まで伸ばしてくれました 実際に問題を解いて、1つ1つ選択肢がなぜダメなのかを30〜50ページ使って解説していくタイプの参考書です やっていて割とつまらなしい、くどいところもあるが、本当に実力がつく 国語苦手な人にオススメ

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ステップ4:要約

現代文読解力を養成する学習の総仕上げとして、「文章の要約」は非常に効果的な勉強法です。
要約は、本文の内容を正確に読み取り、自分の言葉で言い換える作業です。つまり、本文の内容を理解できているかが要約の出来不出来に直結します。

問題演習に臨んだら、答え合わせをして解いた問題を放っておくのではなく、要約に取り組んでみましょう。回数を重ねることで本文を深く理解する能力が身に付きます。要約を行うためには、同じ文章を正確に理解する必要があるため、何度も読み返すことになります。

読み返しは、確かに骨の折れる作業ではありますが、同じ文章を読み返すことでその文章に対する理解度は向上します。

文章を何度も読み返して自分の言葉に変換するという作業が、あなたの読解力をより高めてくれるはずです。一度取り組んだ文章を大切に、完璧になるまで読み返しましょう。

[要約に使う教材]
志望校の過去問と市販の読解問題集を中心に要約を行いましょう。

まずは各段落ごとの要約を行い、最後に本文全体の要約を行いましょう。要約した文章を読んでみて、本文自体の重要なポイントを正確に組み込めて文章化できていればOKです。復習の際に、要約を読んで本文の内容に合致しているか何度も確認しましょう。

現代文解答力を身に付ける「根拠探し」勉強法

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現代文解答力とは、誤りの選択肢を避け正しい選択肢を選ぶ能力です。正答の選択=得点となりるため、この能力があなたの試験でのパフォーマンスに直結することになります。

対策が曖昧になりがちな現代文において、解答力を確実に身に付ける勉強を行うことで、安定して高得点を取得できるようになりましょう。

正答の根拠発見

選択肢の正誤判別能力を高めるうえで最も効果的な勉強法は、「正答の根拠を発見する」ステップを問題演習学習に組み込むことです。

多くの受験生は、問題演習学習の際に、問題を解いて解答を見たらすぐに解説を読む傾向にあります。そして、間違った部分を解説と見比べて「そうだったのか」と「わかった気になって」本を閉じます。言い換えれば、「納得感」を解説から得ることで満足している状態です。

残念ながらこの方法では、本番での得点率を上げるための勉強になっていません。なぜなら、「本番では解答も解説も読むことができない」からです。解答と解説を読んで問題演習をするだけで現代文の勉強になると考えている受験生は多いですが、この方法は単なる時間の浪費になりかねないのです。

[真の解答力を身に付ける問題演習法]
問題演習にあたって、正答することができた問題は(それがたまたまでない限り)、正答の根拠を持つことができた問題です。つまり、「本文にこう記述してあるから、この選択肢が正しい」と明確に述べることができる問題であったはずです。

それに対して、間違えた問題では、本文の内容と選択肢の内容を読み違えているか、あるいは解答に根拠を持つことができず、「なんとなく」選んでしまった選択肢であった場合が多いはずです。

つまり、選択問題の正答において重要であるのは、「根拠を持って解答できているか」です。
この、「適切な根拠を発見する能力」を磨けば磨くほど、あなたの得点の精度は向上するのです。

問題演習は現代文の読解力と解答力を養成するための重要な学習です。解いた問題を徹底的に分析しきることであなたの学力は「確実に」向上していきます。一度問題を解いたら、解答を確認した後に「自力で」正答の根拠を探しましょう。なぜその選択肢が正解だったのか、自分自身の力で根拠を見つけるのです。

この「根拠探し」の練習を積むほど、あなたの現代文得点力は高くなります。
逆に、一向に根拠を見つけることができない場合には、現代文の読解力=本文理解能力の段階に問題がある可能性が高いため、「読解力養成の4ステップ」を見直しましょう。

読解問題解答テクニック:消去法

また、現代文の得点に直接的に絡む解答のテクニックとして、「消去法」があります。

消去法は、誤りの可能性の高い選択肢から排除していくというテクニックです。多くの受験生が自然に用いるテクニックであると思いますが、「選択肢の作られ方」を知ることでより正確に誤答を見抜くことができるようになります。

大学受験の現代文において、作問者は「正解の選択肢」と「不正解の選択肢」を作る必要があります。つまり、作問者の視点から考えると、問題を作る際に「本文の内容に合致しない点」を含む選択肢を複数作らなくてはいけないということです。

この「選択肢の作り方」、「誤りの含ませ方」を知ることで、消去法をより有効利用することが可能です。

例えば、2015年度のセンター国語本試験の大問1の問2の選択肢①は、

「教えてあげる君」は「教えて君」に対して無責任な回答をすることによって、質問をただ繰り返すばかりの「教えて君」の態度の安直さを許容してしまっているため、「教えて君」の知的レベルを著しく低下させる弊害をもたらすことにもなるから。

というものですが、この選択肢は句読点によって3つに分かれています。

よくある「誤りの含ませ方」として、この3つの部分のいずれか(2つ以上が)本文の内容に合致していないというパターンがあります。つまり、一つの選択肢の中で比較するべきポイント(他の選択肢との差異)は細分化されており、細かい部分での選択肢毎の違いに焦点を当てることで正答と誤答の部分的な違いを意識した選択肢の消去を行うことができるのです。

作問者は本文から問題を作成するため、「意図的に選択肢の内容を本文とズレのあるものにする」か、「本文中に全く根拠がない記述を入れる」などでひっかけを狙うことが多くあります。この選択肢では、下線部分「無責任な回答をする」が本文に全く根拠のない記述になっており、正答として選択することが不適切な理由になります。

問題を解く際に、ただなんとなく選択肢を眺めるのではなく、各選択肢を細分化して比較し、本文の記述に合致しないポイントを見つけることで消去法の精度が向上します。

消去法は非常に有用な解答テクニックです。選択肢の細部の誤りを意識して捉えていくことで、正誤の判断力を上げていきましょう。

最後に

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現代文は、対策の仕方が曖昧になりがちな科目です。

「読解力養成の4ステップ」をしっかりと勉強し、「解答力を身に付ける根拠探し勉強」を積み重ねることで、確実に現代文の学力を伸ばしていきましょう。

目的をもって、自分に足りない分野を意識した勉強を行っていくことで、現代文の「なんとなく」勉強を卒業し、安定した実力を身に付けましょう。

この記事を書いた人
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早稲田大学 文化構想学部に通っていました。大学では英語教員免許(中高)を取得しました。 教育業界への関心が強く、2017年9月からロンドンにある大学院「UCL」のInstitute of Educationに入学予定です。得意科目は英語で、IELTSのスコアは7.0です。

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