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理系でもセンター日本史8割取れる参考書・問題集とその使い方

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はじめに

理系で日本史選択をしたあなた、もしくは、文系だけど日本史の基本事項をなかなか覚えられないあなたは、ただがむしゃらに基本事項を暗記しようとしているのかもしれません。
膨大にある日本史の知識を、ただがむしゃらに暗記しようとしても、すぐに忘れてしまいます。
そんなあなたに、確実に知識を定着させ、点数を伸ばすことができる方法を教えたいと思います。

私は理系学部志望で暗記が苦手でしたが、センター試験の社会で日本史を選択し、本番では8割後半の点数を取ることが出来ました。理系科目の2次対策ばかりしていたため、11月までのセンター模試で日本史は40点台が最高得点でした。12月になってさすがに日本史の勉強もしなければいけないと思い、効率の良い暗記法を考えて本気で日本史の勉強をしたところ、1ヶ月で40点上げることが出来ました。
今回の記事では、暗記が苦手な理系の人でも日本史の点数が上がる暗記法・勉強方法と実際に使用した参考書・問題集を紹介したいと思います。

日本史の基本的な勉強法

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日本史の勉強は何と言っても暗記が中心になりますが、ただひたすらに1つ1つをがむしゃらに暗記してもセンター試験で得点することは出来ません。
まずは、センター試験でどのような力を要求されるのかと、その力の付け方について説明します。

センター日本史で何が必要か

センター日本史では、正誤問題、空欄補充問題、年代配列問題がメインの形式として出題されますが、これら全てに共通して解く際に必要なのは、

「誰が、いつ、どこで、何を、なぜしたか」を正しく理解し、繋げて覚えること

です。

「歴史についての問題だから当たり前じゃないか」「それが難しいから困ってるんだ」と思うかもしれませんが、「誰が、いつ、どこで、何を、なぜしたか」を正しく理解し覚えることを意識するだけで勉強の効果が違ってくるので、しっかりと注意してください。

特に正誤問題では、語句の確実な結びつきが重要になってきますので、単語帳で語句を暗記するだけの勉強をしている人は今すぐやめてください。


歴史とは、昔の人の物語です。
政治的出来事や文化にも、必ず背景が存在し、出来事同士で繋がりがあります。
よく先生が「歴史は流れを掴んで覚えなさい。」と指導しているのは、出来事同士の繋がりを意識して覚えなさいという意味です。
センター試験では、物語としての歴史を文章で書き、穴埋めやその文章に関連付けた問題が出題されるので、「流れ」を掴むことが大切になるのです。

基本は教科書1冊!

歴史の「流れ」を掴むために最も効果のある教材は教科書です。
出来事の内容説明だけでなく、背景や出来事の繋がりを文章で表現してくれているため、センター試験に似た形式で日本史を勉強することが出来ます。
まず最初は、教科書全てを暗記しようと臨むではなく、本を読んで新しいことを”知る”感覚で「へ〜、昔はこんなことしてたんだ」という気持ちを持って教科書に取り組んでみましょう。
教科書1冊を何度も読むことで、大まかな「流れ」を掴みます。

知らない単語や人物名が出てきた時には、単語帳・用語集を辞書的に使って調べてください。そうすることで、語句を定着させていきましょう。

1回目に覚えようとするのではなく、
教科書という「本」を何度も読んで内容そのものを覚えてしまおう、
という勉強法のイメージを持ってください。
毎日目にすることで、確実に定着します。

年表で政治史・経済史・外交史・文化史を繋げよう!

日本史の勉強に欠かせないのが、年表です。
教科書で1つ1つの出来事の細かい流れ・背景を”知った”後には、年表を見て、同じ年代に起こった政治史・経済史・外交史・文化史での出来事を繋げましょう。
教科書で学んだ「流れ」を縦の繋がりとすると、年表では横の繋がりを学ぶイメージです。

年代は自作語呂合わせで!

歴史科目で受験生が最も苦労するものの一つが、年代を覚えることです。
そのまま何が何年に起こったかを暗記するのは難しく、すぐに忘れたり混乱してしまうので、「語呂合わせ」を使って年代を覚えましょう。

覚えることが得意な人は、語呂暗記本や先生に教えてもらった語呂でも覚えることが出来ますが、それでは覚えられない暗記が苦手な人は自分で語呂を考えてみましょう。
他人の作ったものは記憶に定着しにくいですが、自作であればインパクトが強く忘れにくくなっています。
上手なものを作る必要はないので、気軽に自作語呂合わせを考えてみましょう。

白地図を使え!

明治維新前、つまり江戸時代までは国内での動乱が激しいため、日本各地で様々な変動があります。
日本地図が頭に入っていても、毎回毎回頭でイメージすることは難しいので、年代別に白地図に出来事や移り変わりを書き込み、矢印で流れを書くと、歴史的な流れだけでなく地理的な動きも把握できて非常に覚えやすくなっています。
源平合戦や戦国時代、江戸時代の動乱など、ぜひとも年代別に白地図に書き込んで、地図上での動きもイメージしましょう。

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参考書名
白地図・自由帳 日本全図
著者
ページ
0ページ
出版社
みくに出版
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おすすめ参考書・問題集と使い方

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ここからは理系の私でも、実際に使ってセンター8割超えを達成した参考書と勉強法を紹介します。

【基本と流れ】教科書

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参考書名
詳説日本史B 81 山川 日B301 文部科学省検定済教科書 高等学校 地理歴史科用 (81 山川 日B301)
著者
笹山晴生, 佐藤信, 五味文彦, 高杢利彦
ページ
439ページ
出版社
山川出版社
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日本史の授業中、この教科書の表紙を剥がして他の教材に貼り合わせて勉強してます。 いつもお世話になっております。 中身は無くしました。

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資料集と活用しながらまとめる 教科書に線を引いて自己満で終わってる人はだめそいう人ほど日本史の成績クソ。 日本史は流れを、掴むことがだいじです。偏差値は65以上も夢じゃない。ずっと僕は65以上でした。

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これさえあれば誰でも日本史を得意科目にすることができます‼︎ 僕は世界史が大好きで、高校2年まで世界史で受験を考えていましたが、本屋さんでこの本を読んで、“日本史って面白そう!”そう思って日本史に切り替えました🎶3年生になってからこの本を重点的に勉強をし続けたら、あらビックリ‼️ センター試験で無事に満点を取ることができました🌟 どんな大学を目指すにせよ、日本史の勉強はこの本無しでは考えられません‼︎ 是非みなさんも受験科目を迷っていたら、山川の教科書を手にとって読んでみて下さい。

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日本史の最強の問題集は、教科書です。
私が使っていたのは、『詳細 日本史B』(山川出版社)です。
この教科書を本として、毎日読むことで大まかな日本史の流れを掴みました。

100個の語句の暗記の例として、

①1日10個×10日で覚える方法
②毎日100個×10日繰り返す覚える方法

の2通りがありますが、同じ範囲を何度も目にする②毎日100個×10日繰り返す覚え方のほうが効率良く定着するので、②と同じ要領で教科書1冊を1日1回、毎日繰り返し読んでいると、1ヶ月続けるだけでかなり覚えることが出来ます。

暗記しようと意気込むのではなく、”本”として読み始めることが重要です。

【確認用単語帳】一問一答

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参考書名
山川 一問一答日本史
著者
ページ
306ページ
出版社
山川出版社
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東進の一問一答のほうが入試形式に沿った形式でカバー率も高いし山川の一問一答は無機質で覚えにくいし作者の配慮が見られない

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山川の用語集を問題形式にしているため空き時間がある時に見ることができる。他にも一問一答はあるが進学校で山川の教材を使う高校の小テストには抜群に良いと思います。

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クイズ感覚で覚えられるので安心します。 私は雑誌状や絵本状より手に持ちやすいです。 因みに私は愛用しています。

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復習で語句の確認をするときに使っていたのが、『山川 一問一答日本史』です。

出題頻度順に印が付いているため便利なのですが、あくまでも復習用です。

センター日本史では「誰が、いつ、どこで、何を、なぜしたか」を正しく理解し、繋げて覚えることが重要になるため、語句を1つ1つ別々に覚えても意味がありません。
語句の確認のために使っていましょう。

【視覚で覚える!】図録・資料集

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参考書名
山川 詳説日本史図録
著者
ページ
376ページ
出版社
山川出版社
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センター試験では、昔の文章、図や絵、写真が出題されることが多いため、図録・資料集で確認することが非常に大切です。
特に図録は、カラーで見やすくなっているため気軽に覗けるものとなっています。

文化分野を勉強するときには必須です、仏像や寺院など、視覚で覚えましょう。

【まとめノート】流れがわかる日本史ノート

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参考書名
流れがわかる日本史Bノート
著者
三善 末照
ページ
159ページ
出版社
山川出版社
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年表になってて、流れやその当時の対立関係だったりなどがよく分かり、自分でまとめるのがめんどくさい方にはとっておきの教材だと思います。 センター試験などでは特に時期把握が大事なので、、、、

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教科書を読んだ後に、更に流れを理解するために使っていたのが『流れがわかる日本史ノート』です。

空欄補充形式で、年表を自分で完成させていく勉強方法がとても理解を助けてくれます。
コンパクトなフローチャートで、模試や本番直前でもかなり役に立ちます。
教科書と『流れがわかる日本史ノート』をセットで勉強することで飛躍的に暗記量が増えました。

【問題集】日本史総合テスト

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参考書名
日本史B 日本史総合テスト
著者
ページ
176ページ
出版社
山川出版社
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対象は高1〜大学受験生で、基礎固めをしたい方向けです。 日本史100題(Z会)の方でこちらをご紹介させていただきましたところ、どのように使えば良いかということでご意見を頂きまして、こちらに書かせて頂きます。 100題の方でもお伝えしました通り、こちらのテキストは山川出版社さんの日本史の教科書(以下:山川日本史)に準拠した問題集となっております。皆さんもご存知の通り、山川日本史はセンター試験を始め各大学の日本史の試験問題作成の際に最も参考にされると言われている教科書です。(ソースは高校の日本史研究科(院卒)の先生) したがって、極端なことを申しますとこの教科書さえマスターしておけば、センター試験を始め各大学に対応できます。 さて、この問題集の取り組み方ですが簡単です。 「とりあえずやってください。」 高1高2生であれば、独学もしくは学校の授業で学んで、一問一答問題集をかじったけど、まだ知識が不安定なところ。もちろん、定期試験前の勉強にも効果アリです。 受験生(特に直前期)の方であれば、苦手な時代や文化史などを集中してやるのも良いでしょう。 (私は定期試験と受験期に苦手な時代と文化史を繰り返しやりました。) ざっと、説明しましたが、覚えておいて頂きたいのが、この問題集は【基礎固め用】だということです。 それはなぜか。理由は単純に山川日本史に準拠したものであるからです。入試では基礎の上の応用の知識が特に難関校では試されます。したがって、基礎知識だけで大学入試に挑むのは厳しいと思います。 では、何をすれば良いか。一番の候補として挙げられるのが、一問一答です。一問一答で知識を得て、問題集に取り組む。これがベストです。 よく、一問一答だけではダメですか?と聞かれることがあります。 私は、問題文から背景知識を吸収することが問題集の意義だと考えているので、一問一答と併用してどちらも真剣に取り組むことをお勧めしています。 要はメモリーツリーの様に知識を吸収していくということです。 最後になりますが、日本史は暗記科目です。 受験生の方は他科目との兼ね合いも考えながら、知識をたくさん仕入れて入試を突破してください。応援しています。 長文閲覧ありがとうございました。 日本史100題の方も閲覧頂けたら幸いです。 ※【以上経験則からですので、個人差あると思います。何かあればコメ欄まで】

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山川の教科書の隅々まで狙ってくる 親分には敵わないっすわ……

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確認テストとして使っていました。
また、解答解説には教科書に書かれていないような細かい事柄まで書いてくれているため、熟読することでかなり深く学習できます。
解答解答も含めてクオリティの高い問題集なので、解きっぱなしではなく丁寧な復習を行いましょう。

【勉強法まとめ】

これまで紹介してきた教材を用いた勉強法の一例を紹介します。
ここで紹介するのは、センター過去問も用いた記憶定着法です。
センター試験自体の勉強法は後述します。

①まずは1日で教科書を前半を読み、これを5日間繰り返します。
文化分野を読むときには、図録で作品を確認しながら読み進めましょう。
分からない単語は用語集や『山川 一問一答日本史』で確認します。
教科書だけでは流れがつかみにくいと感じたら、『流れがわかる日本史ノート』で年表を書きながら情報を整理してください。

①の学習段階では、1日目に最も時間がかかります。めげずに2日、3日と繰り返していると徐々に知識が定着してくるので、かかる時間も短くなります。


②5日間勉強して、ある程度流れをつかんで暗記できたなと感じられたら、6日目に『日本史総合テスト』で該当年代をテストしてみましょう。量がかなり多いため、時代ごとに分けて 学習しても大丈夫です。
「5秒悩んで答えが出なければ次の問題に進む」ことを意識して『日本史総合テスト』に取り組んでください。暗記系の科目のため、問題に時間をかける程効率が悪くなります。解き終えた後に復習して覚え直すことが重要です。

③7日目には、勉強した時代に対応しているセンター過去問の大問を解いてみましょう。
後述しますが、センター日本史は大問ごとに年代が決まっているので、過去問演習しやすくなっています。

過去問で実践演習し解答解説を熟読することが①の復習にもなるので、丁寧に学習してください。ただし、過去問演習でも「5秒悩んで答えが出なければ次の問題に進む」ルールは適応してください。


①~③が教科書前半分消化できれば、教科書後半も同じ勉強法で学習してください。

過去問

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センター試験は、正誤問題・空欄補充問題・年代配列問題が多く、ただ教科書を読んでいるだけでは得点は上がりません。
実際に過去問を解き、形式を体感し慣れることで、教科書や『流れがわかる日本史ノート』でインプットした知識をどのようにアウトプットすればいいか学んでいきましょう。

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参考書名
赤本604 センター試験過去問研究 日本史B
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参考書名
2017センター試験 過去問レビュー 日本史B
著者
ページ
303ページ
出版社
河合出版
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注意点

まず、これまでのセンター日本史では、
第1問 全時代が範囲の問題
第2問 原始・古代について
第3問 中世
第4問 近世
第5・6問 近現代

となっており、原始・古代~近世と近現代の設問数は大体6:4となっていて、どの時代からも万遍なく出題されます。
また、分野的に見ても、政治史・経済史・外交史・文化史の全分野から出題されるため、年表で横の繋がりを把握しておく必要があります。

出題される内容としては、教科書の内容を流れをつかんで覚えておけばある程度正解できるように作られてはいるが、「うろ覚え」の知識を引っ掛けるための問題が出題されたり、問題文やグラフから情報を読み取って教科書の知識の暗記だけでは解けない問題を処理する力を求められることもあります。

一通り教科書を覚えられたなと思ったら、形式になれるために過去問演習に移りましょう。(過去問演習を始めても、週に3日は教科書を読みましょう。)

使い方

日本史の基本事項を大方覚え終わり、歴史事項の暗記からセンター試験自体の学習に移行した時の勉強法を紹介します。

センター試験の対策に移行した場合、大問別ではなく一年分通しで解いて復習します。
試験本番は60分ですが、過去問演習の時には30分を目安に解いてください。

過去問演習の目的は、形式に慣れて知識のアウトプットの方法を掴むことと、どの時代のどの分野の知識が抜けているかを判断することにあるので、復習して知識を埋め直すための時間を確保しなくてはいけません。
「5秒悩んで答えが出なければ次の問題に進む」ルールを適応して、なるべく早く解き終わることが理想です。

過去問演習では、問題を解き終わって丸付けをした後の復習の時間が最も大切になります。他の教科と違い、答えを読んで理解するだけでは日本史の復習は足りません。
具体的な復習方法は、

①間違えた時代の教科書のページを読み直す
②『流れがわかる日本史ノート』の該当ページを読みなおす
③『日本史総合テスト』で該当ページを解き直す

になります。うっかり知識を忘れてしまっただけなら①②のみで大丈夫ですが、全くわからなかった問題がある場合は③までやりましょう。

最後に

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今回の記事では、暗記が苦手な理系の私でも1ヶ月で40点以上伸ばすことができた日本史勉強法とおすすめ参考書を紹介しました。
日本史の勉強で大切なのは、毎日教科書に目を通して歴史の流れを理解することです。
理系の受験生だけでなく、文系の受験生もこの勉強方法でセンター日本史の得点UPを達成してくれることを願っています。

この記事を書いた人
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慶應義塾大学 理工学部に通っています。1人旅が趣味で、得意科目は数学と英語です!

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