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偏差値40台の英語「基礎」勉強法 早稲田合格者が教える3つのポイント

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はじめに

英語を毎日勉強しているのに、英単語を覚えているのに模擬試験で偏差値が伸びない…そんな経験はありませんか?

私は高校3年の秋時点で偏差値はよくて40前半でした。
現役ではどこにも合格できず、私は浪人して早稲田大学に進みました。

浪人時代に英語を勉強していく中で、私は「英語の攻略は『基礎』が重要であり、具体的には『文中での単語の位置』『語順』『語法』の3つがポイントだ」と気づき、その3点を意識して勉強した結果、早稲田大学に合格することができました。

本記事では、それぞれのポイントに分けて、例文付きで具体的に紹介していきます。
ぜひ英語の偏差値アップの参考にしてください。

偏差値が伸び悩む原因

何から取り組めばいいかわからず、やみくもに勉強している

偏差値が伸び悩んでいると感じる原因の一つとして、「何から取り組めばいいかわからない」という事が挙げられます。単語帳や教科書を読んで今までの勉強を復習してみたり新しい単元の勉強をしてもなかなか頭に入ってこない人は意外と多いのです。学校の授業では先生や近くの友達が助けてくれますが、一人で勉強しているとそうはいきません。なんとなくの理解で終わってしまったり、ひたすら勉強したことで達成感や満足感を得て勉強を切り上げてしまうことは無いでしょうか。

英語の勉強は主に、英単語、英文法、長文読解、リスニングの4つに分かれます。単元ごとにきちんと時間を取って勉強するようにしましょう。

それなりに勉強しているが成績が伸びず苦手意識が芽生える

もう一つの理由として、「それなりに勉強しているが成績が伸びず苦手意識が芽生えてしまう」ことが挙げられます。日々の学習では手応えがあるのに、テストになると勉強したことを活かせない人はこちらのタイプです。単語の暗記や問題集に取り組んだりしても思うように点が取れず、偏差値も伸びない…。その結果英語が苦手だと思い、勉強することに抵抗を感じてしまうのは非常にもったいないです。

単元ごとに勉強するときは、覚えるべきポイントは何かが強調されています。まとまった勉強時間の中で、最低限そのポイントは抑えられるようにしましょう。何度も重ねて勉強することで、核となる部分が見えてくるはずです。

日本語と英語の違いについていけない

さらにもう一つ、「日本語と英語の違いについていけない」というものです。
英単語を覚えていて初めて見る日本語訳に思考が停止したり、英文を読んでいて分からない単語と出会ったら意味を調べる人がいます。知らない単語を辞書などで調べること自体、私はいいことだと思っています。でも、強引に言葉を繋ぎあわせておかしな日本語訳を作ってしまうとせっかく調べてもますます複雑になっていくだけです。単語の意味がわかっても文を正しく理解することは難しくなってしまいます。

無生物主語、と言われるものがその最たる例ですが、和訳ではなく、誰が(何が)誰に(何に)どうしたのか、という関係性を理解することが大切です。

大学受験で英語の科目が重要な理由

中学英語と高校英語の違い

中学英語では、日常的に使われる表現に触れたり英文法の大枠となる単元を勉強したと思います。 I am , You are などで始まる文に新しい文法をプラスして知識を増やしていくことができました。
一方、高校英語では中学英語よりも詳しく勉強しなければならず、 I am, You areといったフレーズをベースに学習することは難しいです。さらに、makeとupは別々の意味でも、make up となると意味がガラッと変わったり、 make up forとなるとまたもや意味が変わっていくのです。深い理解が求められたり、2つ以上の言葉を1つの意味として覚えなければならない場合があります。

全科目における英語の配点

入試は大学や学部によって科目ごとの配点が違います。しかし、英語に関してはほとんど全ての入試で英語の配点が高いといえます。
例えばセンター試験。英語・国語・数学は200点満点。理科・社会科目はそれぞれ100点満点。こうしてみると英・国・数は200点満点なので英語の配点が高いとは言い切れません。しかしセンター国語は現代文だけ解く人・現代文と古文だけ解く人もいて、その場合の配点はそれぞれ100点・150点となります。センター数学はⅠAで100点、ⅡBで100点であり、ⅠAしか使わない人もいます。しかしセンター英語は筆記が200点満点であり、そこにリスニングが50点プラスされることで合計が250点となり、英語で多く点を取ることができます。

私大入試は入試日程ごとで配点が違うので赤本や大学のパンフレットで調べて受ける日程の配点を確認しましょう。

そもそも英語の基礎とは

勉強法のアドバイスとして「英語の基礎を大切に」と言われたことはありませんか?私は高校の先生から「英語は基礎が大切だ」と何度も言われました。でも、基礎を大切にした勉強法が身につかなかったのか、現役合格は夢で終わってしまいました。浪人し英語をイチから勉強しなおすと、英語の勉強で大切なポイントに気付きました。そのままコツを掴み最終的に早稲田大学に入学しました。

「これが基礎か!」と気づいた時、「現役時代にこの勉強法が定着していれば…」と今までの勉強法が合格の遠回りになってたと思うと少し悔やまれます。「英語の基礎」という言葉を私なりに噛み砕いて説明します。
合格の近道となる勉強法を探っているあなた、私が紹介する「英語の基礎」を大切に合格まで突っ走ってください。

基礎=暗記のポイント3つ

私は、「英語の基礎」は3つのポイントから成り立っていると考えています。
それは『文中での単語の位置』『語順』『語法』です。そしてこれらは単語を暗記する段階できちんと覚えておく必要があります。
日本語は「〜に」「〜を」「〜が」など、文のパーツがそれぞれしっかりしていれば相手に正しく伝わります。しかし英語はそうはいきません。文型というものが5つ存在し、それぞれ「〜は(が)」「〜に」「〜を」の位置が決まっています。これを間違えると「誰が誰に何をしたか」を正しく理解できません。英語では言葉のポジショニングが命であるといえます。

また、言葉の使い方が決まっているものもあり暗記にあたって注意が必要です。例えば日本語では「過去にその問題が出てる」とか「過去にその問題が出た」と表現できますが、英語では「過去にその問題が出た」としか表現できません。「過去の話をしているから過去形を使う」のが英語の決まりなのです。
日本語と英語の違いや英語独特の考え方を意識して偏差値アップの勉強法を身につけましょう。

文中での単語の位置

「now」という単語を例に説明します。この単語の意味を聞かれて何と答えますか。
「○○ナウ」と日本人は使うことがありますね。知っての通り、now = 「今」という意味です。英語では
I am studying English now.「私は今、英語を勉強している。」
このように使われます。now には「今」という訳が存在します。

しかし、辞書には「(今や)…なので」という訳も載っています。「今」と「今や」を見比べると似ていますが、大切なのは「…なので」という言葉です。
「(今や)…なので」の now は接続詞として使われ、文と文を繋ぐ役割があります。
Now we finished the exam, let’s go to karaoke!「今や試験終わったからカラオケ行こう」

このように使われ、now が文と文を繋いでいると考えるのです。「…なので」という言葉は because と一緒ですね。
馴染みのある言葉でも位置が変わると意味が変わることがあります。英単語を覚える時は「文中の位置」を意識することで文法問題は格段に正解しやすくなります。位置は品詞と大きな関わりがあるので品詞も合わせて暗記できるとベターです。

語順

主に動詞を覚える時に意識するべきポイントです。英語には文型というものがあり、「〜に」「〜を」などの順番が決まっています。これは動詞ごとに異なっており、動詞とその訳を覚えるだけではなく「〜に」「〜を」の部分もワンセットにして覚えましょう。

動詞 make 「〜を作る」を例に考えてみましょう。
make a cake「ケーキを作る」 このフレーズに「私に」という言葉をつけると
make me a cake「私にケーキを作る」となります。作るのが母だとすると、日本語では
「母が・私に・ケーキを・作る」となり、最後に「作る」と言えば他の言葉の語順はあまり問題になりません。でも英語では「My mother(母が) makes(作る) me(私に) a cake(ケーキを)」この順番でないと成り立たないのです。

このポイントを身につけることで並べ替え問題で活きるだけではなく、英文を読んでいて「誰が」「何を」「どうした」という関係が正しく分かるようになります。

語法

語法とは言葉が持っているルールや本質のことです。それぞれ独特なルールがあるのではなく、ある程度共通しているので恐れることはありません。表現の形がある程度決まっていたり、様々な訳があっても本質は同じだったりします。この点を実感したり「〜は」「〜を」の部分が人かどうかチェックすると英語理解のスピードがアップします。
ここでは turn と on とsatisfyいう言葉を例に説明します。
turnについて
turn という言葉には「回る、〜をめくる、回転、順番」などという意味があります。文中で出てきた時、「回転」「順番」のどちらの訳が正しいとしましょう。訳をどのように決めますか?勘を使って意味を特定してもそれが間違えていたらおかしな訳ができあがってしまいますよね。覚えた単語を使いこなせないのはもどかしいことです。
turnが「順番」の意味になる場合、「〜の」という言葉がワンセットになり「〜の順番」というフレーズが出来上がるという決まりがあります。「俺のターン、ドロー!」というセリフの「ターン」はまさしくこれです。

on について
「机の上の本」を英語に直すと a book on the desk となります。
on の訳を見ると「〜の上の」です。では、「壁にかかっている時計」はどうでしょう。
正解は a clock on the wall です。on に「かかる」という訳がズバリあるわけではないのですが、なぜ on を使って表現できるのでしょうか。
これは、 on が「接触」という状態を表す前置詞だからです。「机の上の本」とは本と机がくっついている(接触している)状態です。「壁にかかっている時計」とは時計と壁が接触している状態です。どちらも接触していることが容易に想像できますね。

satisfyについて
参考書や学校の授業で be satisfied with ~「〜に満足している」という形で習いませんか?満足するのは「人」ですから、主語は「人」でなければなりません。「〜に」の部分はテストの結果など、「人以外」の言葉がくるのが通常です。
I am satisfied with the test results.「私はテストの結果に満足している。」
このように主語には人が、「〜に」の場所には人以外が続いていますね。
では、satisfyそのものの意味を聞かれてスパっと答えられるでしょうか。
正解は「〜を満足させる」です。これでは主語を人にすると、上の例文では「私がテストの結果を満足させる」となってしまいます。
満足するのは「私」ですから、英語に直すと、
The test result satisfies me.「テストの結果が私を満足させる。」
となります。
日本語訳を見ると違和感がありますが、英語ではこのような言い方は正しいのです。
主語が人かどうかを見極めは「誰が」「何を」「どうした」を理解するツールと言えます。
この視点で pay, do という単語を調べてみてください。今まで知らなかった意味と出会うことができるでしょう。

訳ばかりをあてにしていてはルールや本質が見えない場合があります。こういったポイントを抑えることでさらに理解が深まります。単語を覚えるときに+αの視点を意識するだけで出題されても迷わず得点できる確かな正解力が身につくのです。

辞書の活用方法

意味だけじゃない単語の着眼点

『英語の基礎』は意味を調べるだけでは感じ取ることができません。辞書には単語帳以上の説明が載っています。全部を吸収しようとするのは不可能ですし、大変ですよね。全ての訳や解説を覚える必要はありませんが、①位置によって訳が異なるという説明②一緒に使われる前置詞(in, on, toなど)③言葉が使われる時の時制は入試でよく聞かれますので最低限覚えましょう。

例文をチェックしてより確実な理解を

辞書には多くの例文が載っています。そこで調べた単語の語法が正しいか確かめたり、文中での位置で訳が違うことを認識しましょう。辞書に語法の説明が詳しく載っていない場合がありますが、その時は『英語の基礎』を思い出し、ポジショニングや語法を丁寧に確認してください。理解度チェックにもなるので辞書を引いた時は例文も活用しましょう。

基礎が忠実に身につく!早大合格生のオススメ単語帳

出る順英単語スピードマスター

初心者オススメの1冊。英語が苦手な人でも入りやすく、簡潔に語法や注意すべきポイントを説明しています。収録数も2000と多すぎず少なすぎず、手を付けやすいです。入試頻出単語がメインで載っていますが熟語も豊富であり暗記物はこれで網羅できます。とにかく無駄のない、英語攻略最短ルートの相棒です。

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参考書名
でる順 英単語スピードマスター 必修2000
著者
VIP Academy 編著
価格
0円
ページ
448ページ
出版社
ジェイ・リサーチ出版
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早慶上智の英単語[改訂版]

執筆者も語る今までにない単語帳。語彙数を重視するのではなく『単語の真の意味』を徹底追求しています。私がいう『英語の基礎』を執筆者は『単語の真の意味』と表現しています。セクションごとに狙いを説明しており、「ここが大切」というものがひと目でわかります。入試で狙われる語句に狙いを定めて語句のさらなる理解ができます。タイトルを見ると「上級者向けなのか?」と思うかもしれませんがそんなことはありません。英語を学ぶ上で大切な視点をイチから示してくれて、しかも覚えれば覚えるだけ点に結びつく魔法の本であることは間違いありません。
私は「出る順英単語スピードマスター」で語彙を増やしつつ「早慶上智の英単語[改訂版] 」で理解を補強していました。この2冊で受験英語は怖いものなしです!

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参考書名
早慶上智の英単語[改訂版]
著者
小貝 勝俊
価格
0円
ページ
304ページ
出版社
教学社
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シス単などの基礎固め的な英単語帳を終わらせた上で 自分の知らない英単語を潰す使い方がオススメ。

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最後に

英語の『基礎』とは、単語の意味だけではなく単語の正しい使い方を学ぶことです。和訳を見ただけでは分からない言葉の裏側を理解することが得点につながり偏差値アップの近道だと思っています。私自身、このポイントを大切にして英語を勉強した結果、偏差値は40台から60台へと一気に伸び、模試では偏差値60をキープし続けることができました。

基礎の重要性を理解せずに、ただ闇雲に勉強している人は
『文中での英語の位置』『語順』『語法』を意識して英語を勉強してみてください。
きっと今までと違った手応えのある勉強ができるはずです。

今年で必ず合格するぞ!という強い気持ちで受験勉強をがんばってください!

この記事を書いた人
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早稲田大学 法学部に通っています。浪人時代の勉強経験や知識を記事を通して伝えていけたらなと思っています。 得意科目は英語ですが、塾講師もやっているのでそれ以外の文系科目も優しく丁寧に説明することを心がけています。 サークルでは野球をやっていて、引退した今でも助っ人でたまに参加しています。

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