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【国公立】センター後の1ヶ月で英語の偏差値を60に上げる勉強法

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はじめに

国公立の2次試験まで1ヶ月を切りました。
「英語があと少し、どうしても伸びない…」
「問題集も回したし、あと何をすればいいのかわからない…」
と悩んでいるあなた。ほとんどの国公立文系で、英語の点数は合否を左右します。そんな英語の成績が思い通りに行かないと、とても焦りますよね。

だからといって手当たり次第に問題集や過去問を解いているようでは、何も変わりません。
長文読解がメインの私立とは違い、国公立の英語では、様々な分野の問題が出題されます。それぞれ、その分野に合った対策が必要なのです!

今回は、国公立の2次試験における、「長文読解」「英作文」「和訳」のそれぞれについて対策を紹介していきます。
この勉強法を実践して残りの1ヶ月で英語の成績を一気に上げ、合格をつかみとりましょう!

押さえておくべき、国公立の英語の特徴

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ここでは、そもそも国公立の英語は私立の英語と何が違うのかを説明します。
センター後は時間との戦いです。違いをきちんと意識し、志望校の傾向に合わせた効率のよい勉強をして合格をめざしましょう!

様々な分野からの出題

私立はほとんどが長文読解であるのに対し、国公立は長文読解だけでなく、和訳や要約、英作文など、色々な分野から出題されます。
たとえば、2016年度の横国経済学部で出題された、「会話文の穴埋め問題」。これは会話の流れを正しく読み、かつその流れに合う内容を英語で表現する能力が問われており、読解力と英作文力が両方試されています。
それゆえ対策は難しく、やみくもに勉強するだけでは、英語全体の点数アップにはつながりません。

英語力だけでなく国語力も必要

私立では長文・設問・解答すべてが英語ということも多いですが、反対に国公立では和訳や要約など、日本語を使う問題がかなりあります。
英語に対応する正しい訳語を知っていなければならないし、また、文章の流れをくむ、という意味での国語力も必要です。
国公立では「話の筋を理解し、それを正確な日本語で表現できる能力」が求められているといえます。

英文自体は難しくない!

「国公立は色んな分野から出て、国語力もいるなんて難しすぎる…!」と思ったあなた。
良い知らせがあります。国公立は、英文自体は難しくありません。むしろ、同じレベルの私立に比べ、単語や内容は国公立のほうが易しいことが多いです。
わたしも私立の問題を解いているときは単語の意味を推測しつつ読んでいましたが、国公立英語では覚えている単語だけでほとんどいけました。
ですから、そんなに絶望することはありません。国公立に適した対策をすれば、1ヶ月でも成績は必ず上がります。

長文読解で点を取るコツ

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ここでは、長文読解で点を着実に取るコツを紹介します。ほとんどの大学で長文読解には大きな配点が割かれているので、これをマスターするのはとても重要です!

要約は「流れを日本語で書き出しながら読む」

要約問題で、英文を一度読んでから、入れるべきキーワードや内容を探しているあなた。それは時間の無駄です。

要約問題は、最初に英文を読む時から、流れを日本語で書き出しましょう。使えそうなフレーズや論理の組み立てを、日本語でメモしていくのです。
これをすると、次に解答を考えるときに英文をもう一度読む必要がなくなります。これは時間短縮につながるだけでなく、「具体例などを除いて、文章の筋だけ追う」という、要約で求められていることそのものであり、得点に直接的に結びつくのです。
くれぐれも、「何書けばいいんだろう…」と考えこんで、何度もグダグダと英文を読み返すことだけはやめましょう。

正誤判別は「問題を最初に見る」

物語文などを全部読んで一息ついたあとに、正誤判別で「ジョージはアリスにとって叔父であるか」のような問題を読んで、「覚えてないわそんなこと!」と突っ込んだことはありませんか?
○×問題のようなわかりやすい形式でなくとも、長文読解では、「選択肢の文章が長文の内容に合っているかどうか」を判定することが必要な問題が少なからずあります。
なので、長文読解は問題を見てから解くほうが得策です。なぜなら、「こういう内容が問題になるらしい」と分かった上で解くと、解答になりそうな箇所を探しつつ英文を読むことができるからです。

この例でいうと、「ジョージはアリスにとって叔父であるか」という設問があることを知った上で英文を読むならば、アリスの親とジョージの関係、また年齢差を示すことばに注意しながら読むかと思います。
そして「Uncle George was a bit older than Alice’s mom, but he looked much younger.」のような英文を見つけて、「ああ、引っ掛けようとしてるけど、答えは『×』だな!」と、正解にたどり着くことができるのです。

文法問題は「過去問をひたすら潰す」

数多くの国立大学で、長文の中の空欄に入れる英単語を問う問題が出題されていますが、これは多くの受験生が苦手とする問題でもあります。たった1語だけ抜かれていると、逆に何でも合う気がしてくるんですよね…。

これを克服するには、数をこなすしかありません。志望校の過去問を、徹底的に潰しましょう。過去問を解き、間違えたところをストックして何度も見直し、参考書を何度でも確認し、記憶に定着させるのです。
このとき重要なのは、空欄補充の練習のために過去問を解くときには、すべての問題を解く必要はないということです。わたしは空欄補充が本当に苦手だったので、すべての問題を解いたのは10年分くらいだったのに対し、空欄補充だけは25年分くらい解きました。

数をこなすと、その大学の出題しがちな単語や文法が見えてきます。また、「そこまでやってできない問題はみんなできない」という自信にもつながります!

読むスピードを上げるためには

長文読解において一番悲しいのが、「読むのが遅くて時間が足りなかった」ということです。復習の時に、「最後まで読めていたら正解できたのに…」と思うと泣きたくなりますよね。
単語や文法は覚えているのに英文を読むのが遅い人の特徴としては、主に「英語をいちいち和訳しながら読んでいる」「構文がつかめない」の2つがあると思います。
正直、これを1ヶ月で根本的に解決するのは難しいです。しかし、応急措置は存在します。
それは、「英語を毎日読む」ということです。自分の志望校の長文と、同じくらいの難しさの英文を毎日読みましょう。他の大学の過去問を読むのも効果的だと思います。重要なのは「毎日」です。1日でも欠かしたら負けだと思ってください。
英語をいちいち和訳してしまうのも、文法は覚えているのに構文がつかめないのも、読んでいる英文の量の絶対的不足が原因です。反対にいえば、1ヶ月集中して英文を読めば、読むスピードを上げることは可能なのです。

英作文で見られるポイント

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ここでは、英作文の対策をお伝えします。
英作文では、設問者が求めるポイントをいかに満たすかが重要になってきます。以下、そのポイントを説明するので、それらを意識しながら英作文の勉強を勧めましょう。

問題で聞かれていることに答えていますか?

一見当たり前ですが、これが一番重要です。
特に自由英作文だと、一生懸命書いているうちに、解答が答えなければいけないことからずれていくことがけっこう起きます。これは、採点官はがっつり減点してきます。
「聞かれていることに、自分は答えているか?」
常に自問自答しながら解答を作成しましょう。

話の筋はわかりやすいですか?

国公立の英作文は、語数が少ないのが特徴です。1つのトピックにつき、100語を超えることはほとんどありません。
それゆえ、問題文を読んで思いついたことを指定語数以内に収めようとすると、ところどころ省略することが必要になってきます。そこで省略する場所を間違えると、官からすると論理の流れがめちゃくちゃな文章ができあがります。
わたしもこれが非常に苦手でした。自分ではうまく書けたと思っても他の人からは「話が飛んでる」と言われ、秋の模試では英作文の内容点を0点にされ、泣きました(笑)
これを克服するには、誰かに添削してもらうことが必要不可欠です。学校の先生や周りの友人などに自分の書いた英作文を見てもらい、コメントをもらいましょう。

得点に直結する文法を使っていますか?

so that構文、否定の語が文頭に来るときの倒置、譲歩の副詞節…
問題集の文法問題で、何度も何度も出てくる文法事項ってありますよね。
実はこれ、英作文で使うと、点がもらえることが多いです。

例えば、
“She didn’t see the movie because she didn’t want to cry.” と言うよりも、
“She didn’t see the movie for fear of crying.” と言ったほうが、
「わたしは“for fear of ~”を知っています!」というアピールになります。

知っているちょっと凝った表現や文法はどんどん使って、採点官にアピールしましょう!

必ず誰かに添削してもらおう

英作文での失点で一番惜しいのは、sをつけ忘れた、時制がおかしかったなどの単純な文法ミスです。
しかしこういったミスは無意識に犯しているものなので、自分で気づくのはなかなか難しいです。そこで、「誰かに添削してもらう」ことが必要になります。
書いた英作文は、学校の先生などにどんどん提出しましょう。

添削してくれる人が周りにいないあなたには、オンラインサービスという手があります。色々なサービスがありますが、無料で手軽に始められるものとなると

Lang-8

がおすすめです。世界中のネイティヴスピーカーが、あなたの英作文を添削してくれます。

ここでわかったミスは、二度と犯さないようにしましょう。わたしは自分のミスをまとめたリストを作り、それを覚えて毎回英作文を書くたびに確認していました。

ネイティヴっぽい表現を蓄積しよう

こちらは上級編です。

あなたは「単語を聞き取る」って英語でなんて言うと思いますか?「listen to and understand a word」などでも採点官はわかってくれると思いますが、より自然な表現だと「catch a word」というものがあります。
このように、単語帳や参考書には載っていない、でも実際に使われている表現を使うと、より高得点を得やすいです。
入試まで1ヶ月の状況で、そこまでフォローするのはさすがに難しいですが、日常生活でそのような表現を耳にすることがあったら覚えておくといいかもしれません。

和訳で点を落とさないために

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最後に、和訳で失点しないための対策をお伝えします。こちらも英作文同様、採点官のツボを押さえることが重要です。

構文は教科書通りの和訳で

教科書や参考書によく載っている構文は、教科書・参考書通りの和訳を使ったほうが無難です。

たとえば
Wake up early, or you’ll miss the train.
という英文があったとします。この、「命令形 , or ~」は、多くの参考書で
「...しなさい、さもなくば〜」
と訳されています。
つまりこの英文は「早く起きなさい、さもないと電車に遅れるよ」と訳すことができます。

ですが、もしあなたが「早く起きなさい、または電車に遅れるよ」と訳したとしましょう。
意味は伝わるにせよ、日本語として少し変ですし、何より問題なのは採点官に「この生徒は、『命令形 , or ~』の表現を知らないんだな」と思われることです。

構文に関しては、日本語として不自然でない程度に、教科書や参考書通りの和訳を使うのが無難だと思います。

読みやすい日本語を心がけよう

では、「日本語として不自然」とはどういうことでしょうか。

たとえば、
The bad whether made him cancel the plan.
という英文があるとします。これを直訳すると、
「悪い天気が、彼に予定をキャンセルさせた」
となります。これはなんだか不自然ですよね。入試でこれを書いたらきっと減点されるでしょう。一方、
「彼は悪い天気のせいで、予定をキャンセルせざるを得なかった」
という訳だと、意味は同じである上、日本語としても自然です。

このように、和訳においては
「構文がとれているか」
「自然な日本語になっているか」
の2点が見られます。
自分はこの2点ができています!と採点官にアピールする解答を書きましょう!

最後に

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ここまで、国公立の英語の特徴を見たあとに、長文読解・英作文・和訳それぞれについて、成績をあげるための勉強法を説明してきました。
すべてに共通する大切なポイントは、「得点につながるポイントを押さえる」ことです。長文読解・英作文・和訳すべてでこれを実践すれば、1ヶ月で英語の点数を合格点にまで引き上げることも夢ではありません。
あなたの努力が実り、志望校に合格できることを願っています!

この記事を書いた人
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現役で東京大学 文科I類に合格しました。趣味は声楽で、8歳から10年やっていました。 得意科目は英語と数学で、国公立の文系科目を中心に執筆しています。勉強に悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。

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