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センター化学の勉強法!無機化学・有機化学を対策して8割超えへ

はじめに

「センターで8割取れればほぼ確実に志望校に受かるのに」
そう思ってもなかなか実現できないのがセンター8割という得点です。
しかし、こと化学に関して言えば、勉強法次第でセンター化学で8割突破することは十分実現可能なのです。

ポイントは無機化学と有機化学をしっかり対策すること。
難しい理論化学にこだわらずに、知識を完璧にすれば満点も狙える無機と有機に力を注いでセンター8割突破する方法を伝授します!

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センター化学で8割取るための戦略

「センター化学で8割を取る」
そんな目標を掲げて勉強に励んでいるあなた。ただ、闇雲に問題集や過去問を解いているだけではもしかしたら効率の良い勉強ができているとは言えないかもしれません。
化学に限らずセンター試験は毎年同じような構成、同じような配点の問題が出題されています。
どんな問題が出題されるかがわかっているので、「目標の点数を取るためにはどの問題で何点取れば良いか」ということを考えて勉強を進めると、より高得点を狙えるようになります。
それでは、具体的に「センター化学で8割を取るためにはどういった戦略を取ればいいか」について見ていきましょう。

一見理論化学が最重要に見えるけれど…

参考として、2017年入試のセンター化学の大問構成や配点を見てみましょう。例年細かな変更はありますが、戦略を考える際に重要になってくる傾向のようなものは毎年共通しています。

第1問 物質の構造・状態(理論化学)24点
第2問 物質の変化と平衡(理論化学)24点
第3問 無機物質の性質 24点
第4問 有機化合物の性質 19点
第5問 高分子化合物の性質 4点
第6問合成高分子化合物 と 第7問ペプチド・糖 から1問選択 5点

各分野ごとの配点を見ると理論化学48点 無機化学24点 有機化学(高分子を含む)28点 となっています。
このことから、「理論化学は配点も高く、無機や有機に繋がる考え方を学ぶためもっとも集中して対策すべき分野である」という考えが生まれます。
一見間違っていないように思えますが、理論化学がいくら配点が高いと言っても全体の5割弱、センター化学で8割を狙うあなたにとっては、「理論化学を完璧にしたから化学はOK」と言えるほど重要なものではないのです。
しかも、理論化学の分野は知識や解法をインプットした上で正しく計算などを行うことが求められ、3つの化学の分野の中で最も難しいと言えます。

実は、センター化学で効果的に点数を上げるためには無機化学と有機化学を完璧にする方が近道なのです。
その理由には以下の様なものがあります。
①センター試験では無機・有機物質の性質に理論化学を絡めた複雑な問題は出題されない
②センター試験の有機化学分野では構造決定のような応用問題は出題されず、反応などの知識が問われる
③理論化学はセンター試験と2次試験、私大入試の難易度の差が大きい→センター対策に時間を掛けたくない

センター化学の無機と有機は知識が大事

①センター試験では無機・有機物質の性質に理論化学を絡めた複雑な問題は出題されない

先ほども書いたとおり、「理論化学は無機化学と有機化学を考える上で基礎になる。よって高校化学において理論化学は最重要」という考え方があります。
この考え方自体は正しく、例えば無機物質の反応には酸化還元の考え方を理解していないとわかりにくいものが沢山あります。また有機化学のアミノ酸の分析については平衡をしっかり学んでいないと答えられない問題があります。
しかし、センター化学の対策、勉強法を考える上では「理論化学の上に有機化学と無機化学がある」というイメージは持たなくて大丈夫です。
何故ならセンター試験で問われるのは「反応や物質の性質」などの基礎的な知識だからです。
マーク式であったり、60分という限られた時間でほぼ全単元を網羅しなければいけないという性質から出題内容自体は基礎的なものが中心になります。

有機化学もほぼ知識問題で構成される

②センター試験の有機化学分野では構造決定のような応用問題は出題されず、反応などの知識が問われる

無機化学が暗記の要素が強い分野だというのは聞いたことがある人も多いかと思います。
有機化学については、官能基の性質や検出反応などを覚えた上で、「頭を使ってパズルを解いていく」ようなものだという説明がよく言われています。
しかしセンター試験においては、有機化学の問題も官能基の性質を聞いてきたり、反応の試薬を尋ねたりといったような知識問題が大多数を占めています。これはやはりマーク形式のため構造式を直接答えさせるような問題が作りにくいことが理由でしょう。

このことからわかるようにセンター試験では無機と有機の2分野、配点にして5割強はほぼ知識問題です。
知識問題と言うことはやればやった分だけ成績を伸ばすことができる、勉強の量に応じて点数が安定するというメリットが有ります。しかもセンター試験のために知識を完璧にしておくことは必ずセンターの先の試験で役に立ちます。
センター化学で8割を取るためには、基礎知識を完璧にして5割強の暗記分野を確保することがとにかく大切なのです。

理論化学はセンター試験特化の勉強をしてもあまり得じゃない

③理論化学はセンター試験と2次試験、私大入試の難易度の差が大きい→センター対策に時間を掛けたくない

最後のポイントは私の個人的な見方も入ってきてしまいますが、センター化学で8割を目指すような人が志望する大学は難関大学と呼ばれるような大学になってくると思います。そういった大学で出題される化学の試験は試験時間も60分以上が与えられ、かつセンター試験よりも遥かに複雑な計算問題や、考察の記述が要求されるものになっています。
特に難関大学の理論化学分野の難しさは顕著で、私も受験生時代問題集に大量にチェックを入れるはめになりヘトヘトになってしまったことをよく覚えています。
なので、理論化学に関しては「センター試験の対策」に焦点を当てて何かを勉強するのではなく、その先にあるより難しい試験を見据えて勉強する方が良いと考えています。
結果としてセンター化学の出題に若干不慣れになって問題をいくつか落としてしまったとしても、無機と有機が完璧であれば十分8割を超える得点、更には9割超えが狙えるはずです。

「2次試験は小論文のみ」というような、センター試験のみが勝負になってくるような大学を受ける際には理論化学もセンターに向けてある程度しっかりやる必要があります。
しかし、その場合も「まず暗記で点数を確保する」方が本番で良い点数を取る確率が上がることは間違いありません。

この章のまとめ

・センター化学で8割を超えるためには無機化学と有機化学が重要
・センター無機と有機には理論化学は必要ない
・有機化学も暗記中心
・理論化学は二次・私大入試の対策を重点的にやったほうが良い

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センター試験無機化学分野を対策する参考書・問題集

化学 一問一答

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参考書名
化学一問一答 完全版
著者
橋爪 健作
ページ
440ページ
出版社
ナガセ
Btn amazon
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これは、、、すごい

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この本は素晴らしいです ただの一問一答ではなく、理論や有機なら原理や計算の説明、無機なら覚え方が載っています。また前の問いが後の問いと一緒に重ねて出されるので復習いらず! センターでも私大でも2次でも使えます! 自分はよく電車で読んでました

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割とええ

レビューをもっと見る

センター化学に必要な知識は、問題演習を通じて身に着けていくことが良いです。
それはセンター試験の無機化学を勉強していく上で、「問題で問われるポイントを整理しながら知識を覚える」ことが最も大切だからです。
何故なら無機化学の知識問題は、複数の記述のうちから間違っているものを選ぶ、というように一つの問題を解くのに複数の物質や反応に対する知識が問われるからです。そういった問題に答えるためには知識が抜け落ちてはいけません。膨大な知識を漏れ無く覚えるためには、問題でどこを問われるかを把握した上で、そこを重点的に覚えることが必要です。

問題を通じて知識を身に着けるのに最適の問題集が『化学 一問一答』です。
センター試験レベル〜センター試験を少しだけ超えたレベルの問題が単元ごとに集められていて、一問一答形式で答えられるようになっています。
私は高校3年生になってから電車で通学する時間を用いてこの問題集を何周も繰り返すことで、センター化学には困らないだけの知識を身に着けることが出来ました。
まだまだ化学の点数が伸びてこない初学者の人から、試験直前に復習をしたいという人にまで万人におすすめできる問題集です。

フォトサイエンス 化学図録

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参考書名
改訂版視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録
著者
数研出版株式会社
ページ
272ページ
出版社
数研出版
Btn amazon
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フルカラーで写真もたくさん載ってるし、説明もわかりやすくて化学苦手な人こそ見てほしいです! 単に資料集としても使えるし、参考書としての役割もしてくれます 模試会場、受験会場まで持って行って読んでいました笑

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化学を基礎から視覚で理解できる。文字だけでは理解できないところが理解しやすい。化学につまづいてるひとは買うべき。ほぼフルカラーで値段も手頃。

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実験の操作や物質の色と言うのは、問題集の解説を読むだけではなかなかイメージが湧かないと思います。
実際に行われていること、存在することを文字だけで理解するというのはどだい無理なのです。
そこでぜひ参照して欲しいのが『フォトサイエンス化学図録』です。
高校化学で登場する実験や化学物質がカラー写真付きで紹介されている図録です。
これを読むと、化学というものの実際に対するイメージがかなり具体的になると思います。
そうすると、今までイメージが出来ず覚えにくかった部分が覚えやすくなるはずです。

センター試験有機化学分野を対策する参考書・問題集

有機化学演習

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参考書名
有機化学演習 3訂版 (駿台受験シリーズ)
著者
石川 峻
ページ
242ページ
出版社
駿台文庫
Btn amazon
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出た 1日で終わらした奴

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センターレベルや重問の有機はもう大体できるようになった人がやるといい 網羅性が高い

レビューをもっと見る

駿台予備校から出版されている『有機化学演習』は、難関大学を受験する人で有機化学を得意にしたいという人には必ず勧められる問題集です。
センターレベルを超える問題集ですが、センター試験の対策では問題の前に纏められている「有機化学の基礎」という章が役に立ちます。
有機化学の問題を解く上で必要な知識がかなり簡潔に、不足なくまとめられています。
センター試験の有機化学は知識が大切というのはここまでずっと述べてきたことです。
知識を効果的にインプットするための資料として『有機化学演習』は非常にオススメできます。

過去問との付き合い方

過去問は1ヶ月前くらいから週1+年明けからやり込むのがベスト

センター試験の対策を考える際に1番の悩みどころが「過去問をいつから・どれくらい解くか」ということだと思います。
国語や社会科目など、理系の人にとってはセンター試験のみで使う科目ならともかく、英語+理系科目はセンター試験後に、センター試験以上の難易度の問題を解かなければいけないためセンター試験の過去問にかかりきりになってしまってもいけません。
化学に関しては、私は「1ヶ月前から週1ペース、年明けからラストスパートを掛けて8年分くらい解く」というのがちょうどいいと考えています。

センター化学はどれだけ正確に知識をインプットできているかが勝負です。
そのため、日頃からセンター対策として知識を一問一答などを通じて補充しておきつつメインの勉強は2次試験や私大入試を見据えたものに時間を割きましょう。
1ヶ月前から過去問を解き始めて点数が伸びてこなかったとしたら、それはやはり知識不足なので根気よく勉強することで解決するしかありません。また、覚えているかどうかが問われるため1ヶ月前からでも十分対策は間に合います。
年明け、試験直前期からは過去問を沢山解くことで知識の補充というよりはメンテナンスをしていくというイメージです。

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最後に

センター化学で8割を突破するというのはやはり大量の勉強時間が必要で、そう簡単に突破できることではありません。
しかし、センター8割を突破出来るだけの知識を手に入れることができればその先のどんな問題も知識で困るということは無くなるはずです。
基礎の基礎をしっかり固めることを重視して、問題演習や参考書のインプットに励みましょう!

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この記事を書いた人
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現役で東京大学理科2類に合格しました。いまは教養学部後期課程の4年生です。 得意科目は数学と化学、物理で、理系科目を中心に執筆していますので参考にしていただけると嬉しいです。

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