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東大生が伝授!誰でも9割取れるセンター地理の勉強法&参考書・問題集!

はじめに

旧帝大など難関国公立大学の理系学部を志望するあなた。
「英語や数学、物理・化学は得意だけど地理は苦手だ。」
「センター試験で地理が足を引っ張ってしまうのではないか。」
そんな不安を抱えていませんか?

私も高3の5月のマーク試験で、他の科目は8割前後なのに地理だけ30点台という点数をとってしまい、とても焦ったことがあります。
もちろん「他の科目と比べて地理をあまり勉強していなかった」ことが大きな原因であって、受験が近づいてきて勉強をするにつれて成績は伸びてきたのですが、センター試験だけで使う科目なのであまり時間を掛けずに対策したいというのが本音だと思います。
しかし、地理という科目は付け焼き刃の勉強で9割や満点に近い成績を狙うのは難しいです。
やるべき勉強を整理し、コツコツと勉強を重ねた人だけが、センター地理で高い得点を取ることが出来るのです。
受験に向けてセンター地理を対策しようと思い立ったあなたが、センター試験までにやるべきことをお教えします!

地理という科目を知ろう

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理系の人で地理に対して苦手意識が強い人、あまり好きになれないという人は、地理という科目が何を勉強する科目なのか、どんなことを覚えればいいのか曖昧になっているのではないでしょうか。
地形や気候などいかにも地理というような分野から、農業などの産業や公害について、はたまた民族や文化について問われるとなると、どうにも一貫したイメージが作りにくいかと思います。何をしていいかもわからず、教科書と地図帳をただ眺めてみる。そういった状況では、勉強の効果もあまり上がりません。

私は地理を「地球に関すること」を勉強する科目だと考えています。
だからこそ地形や気候などの自然環境だけでなく、地球に暮らす人間の活動とそれが地球に与える影響についても出題されるのです。

系統地理と地誌

さて、地理は学ぶことが自然から人間まで広範囲に及ぶということがわかりました。
そんな地理という科目は、一般には2つの大きな分野に分類されます。
それが「系統地理」と「地誌」です。
系統地理と言うのは、自然環境、産業、生活文化など地理で扱うある項目について取り上げ、その基本的な考え方から世界ではどうなっているかということまでを学びます。
例えば温暖湿潤気候は「年間を通して降水量があり、四季がある気候」で、「大陸の東側に分布する」ということは気候についての最もシンプルな知識です。
センター試験ではその知識に基づいて考えることが出来るかどうかを図表の読み取りなどの形で確かめてきます。

系統地理が「地球全土に応用できる考え方」を学ぶ一方、地誌というのは「国、地域」にフォーカスしてその地域の理解を深めていくものになります。
例えば中国の地誌では、「中国の地形、気候、産業、公害、民族」など系統地理で学んだような内容を中国について細かくそれぞれ見ていくことになります。
広く一般的なことを「系統地理」で身に付けそれらを使って「地誌」で各地域ごとに考えていくということになります。

センター試験までの勉強3ステップ

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さて、地理という科目がどんなことを扱うもので、どういう分野から成っているのかを知った次は、センター試験本番までどういった手順で何を使って勉強していけばいいのか説明します。

①初心者向け参考書を一読する

地理が全然出来ない、何から初めていいかわからないというあなたがまずするべきことは、初めて地理を学ぶ人向けに書かれた参考書を読むことです。
最初に書いたとおり、地理というのは広範囲に及ぶ科目です。正しい解答をするためには正しい考え方を知っておく必要があります。それにはやはりいきなり問題を解くのではなく参考書を使うことがポイントです。

②問題演習をして実力だめし

参考書を読み地理の全貌を掴んだら問題演習をします。
やはりセンター試験の過去問が最もおすすめですが、1年分通して解くのではなく各分野毎に解いていくのがおすすめです。

③資料集、参考書から実戦的な知識をピックアップ

問題を解いていくと、参考書で見たけれど忘れてしまった知識に出会うと思います。
そういったものは都度資料集や地図帳を使って確認していきましょう。
資料集は大量の知識が網羅された参考書ですが、闇雲に覚えるのではなく問題を解いていく上でわからないものを補っていくという目的で使いましょう。

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【オススメ参考書】初めてでもセンター地理の考え方がわかるおすすめの参考書

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何もわからない状態で問題演習を始め、解答解説を読み知らないことを覚えるという勉強は日本史や世界史、また化学の無機分野などでは有効な場合もあります。しかし地理という科目は単純な知識問題というのは少なく、図表の読み取りや複雑な選択肢の組み合わせ問題等を通して知識を正しく使えるかどうかを訊ねてきます。
ということは、初めて地理を勉強するときは実際に問題に答えられるような「応用の利く」知識を整理しながら覚えていけるような参考書を使う必要があるのです。

オススメの参考書は『山岡の地理B教室』や『村瀬の地理Bをはじめからていねいに』などです。
これらは講義形式で地理という科目全体をわかりやすく学ぶことが出来ます。
知識量という意味ではまだまだセンター地理で8割以上突破するだけには及びませんが、地理に最も必要な考え方や図表の見方などの基礎を押さえることができとても役に立ちます。

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参考書名
山岡の地理B教室―大学受験地理 (Part1) (東進ブックス―気鋭の講師シリーズ)
著者
山岡 信幸
ページ
284ページ
出版社
ナガセ
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地理とはどんなものかと初めて触れる場合に適している教材だと思います。実際に初めて地理を習う私がそう感じました。内容も簡潔で分かりやすいです。ただ1つ頭を悩ませるのは講義後のテキストがやや難しめなことですね。

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授業で地理習って復習用としては村瀬さんのほうが良いです。 地理をある程度習ってる方には簡単すぎの感じです。

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全範囲を網羅しているので、この一冊やるだけですごく力がつきます。 この本のおかげで合格出来た…かも。

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参考書名
村瀬の地理Bをはじめからていねいに 系統地理編 (東進ブックス センター試験 名人の授業)
著者
村瀬 哲史
ページ
0ページ
出版社
ナガセ
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本当に普通です。他の参考書とほとんど変わりません。僕は授業受けてわからなかった所用になっています。

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いいんですよ、参考書としてはいいんですけど。 ちょっと書かれたのが前なんで、本文の情報が古いんですよね。 グラフとかは最新のデータだったりするんですけど、村瀬先生が学研に移籍しちゃったのもあって、本文の加筆ができないんでしょうね。 具体的には、東日本大震災以後のことが全く書いてありません。 電力供給の割合とか大きく変わったし、問題の出されどころだとは思うんですけど。 あとは観光についてですね。 日本はすっかり観光立国に舵をきっちゃって、 もう旅行収支は黒字だし、 日本からの観光客より、日本に来る観光客の方が多いんですけど、 それが反映されていません。 加筆はもう望めないと思うので、 学研の方から新しい参考書が出ることを願うばかりです。

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地理の世界に入るのにはベストな参考書だと思います。中学地理のレベルからセンター地理へと一気に格上げしてくれます。 東大などで地理を使う人は高1高2の先取りに、センターで使う人は高3前期に早期完成のために使うのがオススメです。

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初学者は参考書をまず通して一周読もう

これらの参考書を使う時のポイントとして大事なことは、まず最初の1周目は細かい知識を覚えることには重点を置かずに、できるだけ早く本全体を読み終えてしまうことです。
地理の知識と言うのは、一つ一つが独立してあるものではなく、木の幹から生える枝、枝に付く葉というように根幹となる考え方からどんどん派生していくものになります。
なので、まず初めにすべきことはその木の幹づくりになります。章末の重要知識をまとめたページにあまり時間をかけすぎること無く、サクサクと参考書を一周することで、問題演習と参考書を組み合わせながら勉強を進められる体制を作りましょう。

センター地理の過去問を解こう!

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参考書を一周すると、地理という科目がなんとなくわかってきたのではないかと思います。
どんな科目でもそうですが、実力を伸ばしていく上で避けては通れないのが問題演習です。
問題を解き、間違えたものを復習することでどんどん理解を深めていくことができます。
また、センター試験の問題は毎年同じ傾向・難易度で作成されています。
なので問題演習に使う教材は過去問(黒本・赤本など)が最もおすすめです。

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参考書名
大学入試センター試験過去問レビュー地理B 2017 (河合塾シリーズ)
著者
ページ
335ページ
出版社
河合出版
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参考書名
赤本606 センター試験過去問研究 地理B
著者
ページ
1312ページ
出版社
教学社
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年度ごとではなく分野ごとに解こう

ふつう「過去問を使って演習」というと1年分通して演習することをさすと思います。
しかし、今は地理の勉強の教材としてセンター試験の過去問を使っている段階になります。
1年分通すと、地理という広範囲に及ぶ科目のありとあらゆる分野に触れることになってしまい、知識を深めるのはなかなか難しいです。
そこで、「自然環境を勉強するという時は第1問だけを3年分解く」というように分野ごとに勉強するようにするとその分野の知識の定着や、出題傾向の把握など様々な良い効果が得られます。

分厚いセンター過去問を行ったり来たりするのが大変だという人には、センター試験の過去問を分野ごとにまとめた問題集もあるのでそういったものを使うと良いと思います。

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参考書名
分野別,難易度つきセンター地理B
著者
「分野別、難易度つきセンター地理B」製作
ページ
187ページ
出版社
河合出版
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資料集を活用しよう

「地理の勉強に資料集と地図帳は欠かせない」という言葉はよく聞きます。
それは何故かというと、「資料集と地図帳が圧倒的に多くの情報を含んでいるから」です。
地理の資料集を見てみると、各ページ各ページにおどろくほど細かい知識が載っていることに気付くと思います。
もしこれらをしっかりと覚えておいたとしたらどんな問題でもまず間違いなく解くことができます。
しかし、情報量があまりに多い資料集を1から覚えるなんてことはとてもじゃないけどできません。
資料集を効果的に使うタイミングは、問題演習をした後にその復習をするタイミングです。
センターの過去問で解けなかった問題は「知っておくべき必要があるけど知らなかった」問題です。そういった項目について資料集を開き周辺の知識を吸収することで、より実戦で役立つ知識を無駄なく押さえることができるのです。
特に地誌分野では細かい内容が問われるので、各地域ごとに漏れ無く知識が載っている資料集は大いに役立ちます。

参考書は問題集を解きながら繰り返し読もう

問題演習と並行して、参考書を繰り返し読み込みましょう。
最初に読んだ時にはよくわからなかった内容が、問題演習をして具体的なイメージが固まったことによりわかるというのはよくあることです。
また、ここは「過去問で問われたところだ」という意識を持って参考書を読むとより頭に残るものです。
更にレベルの高いことに取り組みたい人は『地理B 統計・デ―タの読み方が面白いほどわかる本』のように少し詳しい参考書を使うと良いかと思います。
この本は過去問でもかなり多く出題されている読み取り問題に焦点を当てたもので、2択までは絞れるけどその先が続かないというような人にとっては役に立つものになると思います。

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参考書名
改訂版 地理B 統計・データの読み方が面白いほどわかる本 (仮)
著者
伊藤 彰芳
ページ
223ページ
出版社
KADOKAWA
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最後に

ここまでセンター地理で高得点を取るためにするべきことを見てきました。
実際に理系の学生が地理にどれくらいの時間を掛けるものかというのは難しい問題で、他の科目との兼ね合いもあります。
しかし、多くの人にとって無理ないであろう週に2時間というペースの勉強でも、高校3年生の初めからコツコツと進めていけば8割以上、更に9割、満点と狙っていくことができるはずです。
参考書を素早く読み基礎を作った後、センターの過去問と資料集の往復を繰り返す。
そういった地道な勉強を理系科目の隙間にやることで、志望校までの距離はグッと縮まりますよ!

こちらの記事も参考にしてください

センター地理の勉強法+参考書!3ヶ月でセンター4割から8割へ!

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この記事を書いた人
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現役で東京大学理科2類に合格しました。いまは教養学部後期課程の4年生です。 得意科目は数学と化学、物理で、理系科目を中心に執筆していますので参考にしていただけると嬉しいです。

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