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センター英語で8割とるために必須の長文対策と効率的な勉強法

はじめに

「センター英語8割」はMARCHや早慶上智などの難関大学の合格可能性を判断する、1つの「基準」です。センター英語で8割以上得点することができる受験生は、MARCHの合格可能性も高く、早慶上智にも手が届く可能性のある学力に到達していると言っても良いでしょう。

しかし、現実には多くの受験生がこのレベルに到達できずにいます。
その原因の多くは、「長文問題での失点」です。

センター試験の長文問題は問題数が多く、学力が低い生徒にとっては困難な課題である一方、センター英語で8割以上得点することのできるハイレベルな受験生にとっては「読み飛ばせる部分」の多い簡単な問題です。

では、なぜこのように長文問題の出来が二極化するのでしょうか。

それは、「できる受験生」は高い基礎学力のうえに「長文問題の解き方」に熟達している一方で、「できない受験生」は低い学力に加えて「愚直で一生懸命な解き方」をしているからなのです。

本記事では、センター英語試験の問題傾向と、それぞれの大問の「解答のポイント」を紹介します。そのうえで、「解答のポイント」が試験で効果的に実践できるだけの基礎学力の身に付け方を提案します。

本記事を読んで、センター英語長文を得点源に変え、「センター英語8割」を実現しましょう!

センター英語問題傾向と対策

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センター英語で8割の高得点を実現するためには、各大問で安定して得点していくことが重要です。センター英語試験は一問の配点が高いため、中・長文問題で一問落とせば5点程度失点することになります。センター8割得点=160/200点なので、大問3以降の配点が5点を超える問題で8問間違えれば、8割達成は不可能になります。

*2016年度の問題では、大問3以降の読解が絡む出題で29問、142点。

センター英語で6割~6割5分未満の方は英単語・英文法を中心とした学習を、6割5分以上8割未満の方は英文解釈と英語長文対策がより重要になります。自分がどのレベルにいるにしろ、センター英語試験問題の問題傾向を熟知し、解き方を洗練させることで得点は伸びていきます。まずは各大問ごとの問題を知り、戦略的な解き方を実践しましょう。

大問1:「発音・アクセント」は暗記問題!?

センター英語試験の大問1「発音・アクセント問題」は暗記問題です。

「発音・アクセントなんて正直よく知らないし、対策するにも膨大な時間が掛かりそう」
「たった7問14点だから対策しなくてもいいか、なんとなくで半分くらい当たるし」

という風に考えているあなた。

実はセンター英語の「発音・アクセント」問題は、英語の発音・アクセントのルールを暗記しておくだけで正答率が上がります。センター試験の大問1で失点しているあなたは、まずはルールの暗記に取り組んでみましょう。

「Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服」

などの参考書を使用して、発音・アクセントのルールを覚えておきましょう。

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参考書名
Next Stage英文法・語法問題4th edition
著者
ページ
511ページ
出版社
桐原書店
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塾の先生の友達はフォレスト+キクタン+ネクステだけでセンター満点取ったらしいです。ちなみに帰国子女ではないらしいです。

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このニュアンス理解して置かなければ応用が利かなくないか?と言うような事もバンバン省略されてます。これ一冊だけだと、知識に非常に偏りが出ますので、大人しくフォレストと兼用しましょう

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ネクステは超難関大に受かるには2年のうちに理解するのがいいかなと思います。 京大では文法の後に解釈がウエイトを占めるので早めにやるのをお勧めします。

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大問2:「語句整序」はチャンク(塊)を作れ!

センター英語試験の大問2は「文法・語法」「語句整序」「応答文完成」問題です。

大問2では、英文法の知識が問われます。文法問題集を解き込んでいないと対応ができないため、文法問題集を一冊徹底して学習しておく必要があります。

「文法・語法」問題と「応答文完成」問題は、英文法の知識量がダイレクトに得点に反映されるため、英文法学習の量が重要です。既に紹介した「Next Stage」か、下記の参考書を使用して学習に取り組みましょう。

全解説頻出英文法・語法問題1000 (大学受験スーパーゼミ)

苦手な人が多い「語句整序」問題も英文法の知識が重要ではありますが、テクニックを使うことで正答率を上げることができます。私も初めてセンターの語句整序問題を解いた際には、文を完成させる正しい順序がわからずに苦労しました。しかし、実は語句整序問題は解き方のコツを知っているだけでずっと解きやすくなるのです。

語句整序問題のコツは、「チャンク(塊)を作る」ことです。
例えば、2015年度大問3、問2の語句整序問題は、下記の問題が出題されました。

Customer: Could I extend the rental period for the car?
Agent: Yes, but you will be charged an extra fee of $50 for each additional day.

① an extra fee
② be
③ charged
④ of
⑤ will
⑥ you

さて、あなたはジグソーパズルを作るときに、真ん中から埋めますか?全体を見ていきなり全ての組み合わせがわかりますか?

相当な実力者でない限り、いきなり全体を構成しようとするのはまず無理です。にもかかわらず、多くの「できない」受験生は「いきなり」全体を完成させるイメージで解いてしまいます。整序問題のコツは、全体を見るのではなく、「部分」を見ることなのです。言い換えれば、「最小チャンク(塊)を作る」ことです。

この問題では、問題の穴埋め直後部分に「$50」があり、選択肢に「an extra fee」があります。なんだか、「an extra fee」と「$50」は結びつきそうですね。しかし、an extra fee $50というのは、英文法的に不自然に思えます。そこでもう一度選択肢を見ると、「of」を見つけることができます。当てはめてみると、「an extra fee of $50」なら自然に思えますね。この段階で、

Customer: Could I extend the rental period for the car?
Agent: Yes, but           an extra fee of $50 for each additional day.

が確定しました。残る選択肢は下記の4つです。
② be
③ charged
⑤ will
⑥ you

かなり選択肢を減らすことができ、6つの選択肢を4つまで絞り込むことができました。
ここでもう一度問題文に戻ると、この文章にはS (主語)とV (述語動詞)が不足していることに気が付きます。そこで残る選択肢を見ると、主語になりそうなのはyouしか残っていません。また、V (述語動詞)になりそうなのはbe, charged, willが残っていますが、youの直後にbeが来るのは不自然なので消去できます。また、前文でお客さんからCould I extend the rental period for the car?と疑問を投げかけられていますので、you chargedと過去時制の文章で返答するのは不自然に思えます。ここで残る選択肢から、「受動態」の可能性を見抜ければこの問題は完璧に解くことができます。

つまり、Agent: Yes, but you        an extra fee of $50 for each additional day.にwill be chargedを当てはめれば文法的に正当な文章になることが確定するのです。

このように、語句整序問題は一見して困難そうですが、「部分」から解くという視点を持つことで意外と簡単に攻略できます。最小となるチャンクを、「選択肢内」と「問題文と選択肢部分の接着面」から作ることで、組み合わせの可能性を激減させ、正答の確率を上げることができます。

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参考書名
全解説頻出英文法・語法問題1000 (大学受験スーパーゼミ)
著者
ページ
367ページ
出版社
桐原書店
Btn amazon
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通っていた塾の企画でこの参考書を受け取ったその日に一周させられました (キツかった。) 難関私大にも対応できるようになっているので細かい知識もカバー出来ます 解説も詳しい 全部マスターすれば無敵でしょう しかしこれ全部を何周もするのはちょっとしんどい 僕は2周半で挫折 センターの過去問がいっぱい載ってるので最初はそれだけ取り出してやったりすれば多少は気が楽かもしれません ◇僕はエクセルで回答枠を作ってやってました いちいちノートに問題番号書かなくて済むのでオススメです。

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ただでさえ恐ろしい数「1000」と題するこの参考書だが、改訂後の現在1200題を超える問題数が収録されている。 何が言いたいか、もう分かって頂けたであろう。 そう、この1冊で全ては完結する。

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網羅性が非常に高くセンターレベル満点〜早慶レベル合格点まで達することができると思います。 非常に解説は詳しいのですが、初学者が使うにはダメな選択肢の解説が弱いのでそこが厳しいところでもあるとおもいます。 まずはきちんと予備校や学校の授業の文法の授業を受けて、しっかりと文法を理解してから、この問題集に取り掛かると、驚くような成長が見込めると思います! ぜひ活用して合格を勝ち取ってください!

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大問3:文章の前後の流れに注意!

センター英語大問3は、「対話文完成」「不要文選択」「意見の要約」の3つの問題形式で構成されます。

対話文完成では「対話の流れに相応しい選択肢を選ぶ」ことを要求され、不要文選択問題では「文章の流れとして不自然な文を排除する」ことを要求されます。同様に、意見の要約問題でも、「問題文の内容に一致する一文を選択する」ことが求められます。

どの問題にも共通する解答のコツ・視点は、「前後の流れに着目して一貫性のある選択肢を選ぶ」ことです。*不要文選択問題のみ一貫性のない選択肢を選ぶ。

そのため、「一貫性」を見抜くだけの精読力が必要となります。文章の内容を明確に理解することができれば、文脈に一致しない選択肢を見極めることは難しくありません。「設問の前後の文章」に注意して精度の高い解答ができるように練習しましょう。

*精読力の身に付け方については、「センター8割得点のために身に付けるべき4つの力」で紹介します。

大問4:「図表問題」は「最も読まなくていい部分が多い長文問題」!?

センター英語大問4は、「図表問題」が出題されます。

大問4では、図・表・グラフとそれを説明する長文を読んで設問に答える必要があります。多くの受験生がこの問題に苦手意識を持ち、時間をかけるわりに得点できないでいます。この問題では、正答に辿り着くまでに、長文と図表の両方から正確に情報を発見する必要があるため、「根拠発見」の難しい問題なのです。しかし実際には、この図表問題は「最も読まなくていい部分が多い」問題なのです。

この問題では、特定の「情報」が解答の根拠になります。グラフ問題であれば「数字」のような、設問が読み取ることを要求する情報を的確に読み取ることができれば、それだけで正答できるのです。それは言い換えれば、正答するのに必要な「根拠」の部分が非常に少ない(効率良く解答できる)ということです。要するに、森(全体の情報)の中から指定された木(特定の情報)を見つけるだけの作業なのです。実は設問文をよく理解できれば、「木」を発見することは意外に簡単なのです。

例えば、グラフの問題であれば、設問にはそのデータの読み取りが解答に絡んできます(そうでないとグラフを出題する意味がありません)。文章の流れとしては、イントロダクションがあり、グラフが示すものに関する概略的な情報があり、そのうえで初めて設問に絡む「部分」の情報に入っていきます。「森」の中から「特定の木」を探すのですから、一本一本をじっくりと見る必要はありません。俯瞰的な視点を持つことがより重要なのです。もちろん、全文を読むことが無駄だとは言いませんが、「読まなくても良い」部分が多いことは事実です。グラフを出題している以上、データなどの特定の「部分」の読み取りを問うのが作問者の意図です。大問4では長文を前から「真面目に」読むのではなく、設問から入りましょう。「設問の要求する情報」だけを発見し、その意味を理解出来れば、それで正答できるのが大問4の特徴です。

この記事を読んだあなたは、センターの過去問を使って「木」を探す練習を意識して繰り返してみましょう。大問4だけ5年分も解けば、かなり解き方に慣れてくるはずです。

全体を全て読むのではなく、「必要な部分」を読むことで時間を節約し、次の大問5・6により多くの時間をかけましょう。

大問5・大問6:根拠見極め力+精読力で高得点を実現!

センター英語試験の大問5・6は、長文読解問題です。

大問5・6で重要になるのは、問題の「根拠」を見つける力と、「根拠」の部分を正確に読み取る「精読力」です。小細工の効かないスタンダードな英語長文読解と言えるでしょう。

センター試験の英語長文問題で重要なことは、必ず「設問から解く」ことです。いきなり本文から入るのではなく、設問の1つ目を読むことから入りましょう。1問目に解答できたら、また次の設問を読んで、根拠の部分を本文から探すという過程を繰り返すことで効率よく時間を使うことができます。

本文から読み始めることをおすすめしない理由は、シンプルに「時間の無駄」だからです。

本文を先に読み進める場合、「どこまで読めばいいのか」「何の情報を拾えばいいのか」をわからずに読み進めることになります。とりあえず本文を読んで、流れを理解したうえで設問を初めて見るような解き方では、本文を読む作業が二度手間になってしまいます。まずは設問を読み、問題が要求している情報を明確にしてから、本文に入りましょう。心掛けなければいけないことは、「問題に正解するために本文を読む」ことです。つまり、問題に正解するのに十分な部分さえ読めて、理解出来れば他の作業は必要ないということです。

無駄を省いて、時間を「得点する」ためだけに使いましょう。不必要な作業を減らすことで、不安な部分やケアレスミスの確認に時間を使うことができるようになるはずです。

センター8割得点のために身に付けるべき3つの力

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センター8割を実現するために、以下の3つの力を身に付けましょう。

速読力

速読力は、分量の多いセンター英語試験を、時間に余裕をもって解いていくのに必要不可欠な力です。焦って速く読もうとするのは賢くありませんが、自然な読解速度を上げることは重要です。

読解速度を上げるおすすめの勉強法は「小説を英語で読むこと」です。
よく、受験生は「長文を読むスピードが上がらない」と言って悩んでいますが、実は彼らの読書量ではそれは当たり前のことなのです。私たち日本語のネイティブスピーカーは、膨大な日本語に触れてきたはずです。だからこそ、日本語の文章をスラスラと、ストレスなく読み進めることができるのです。

実は、英語学習の場合も同じです。大学受験の長文といっても、たかが700語(1ページ半)程度のものばかりです。仮に、毎日長文問題演習に取り組み続けたとしても、1年で長めの小説2冊分程度にしかなりません。それだけの読書量で、読む速度が上がると考えるのには無理があるとは思いませんか?

読書量を増やし、読解速度を劇的に上げるためにも、英語の小説を読みましょう。
ただし、自分が内容を知っているものを選ぶことが重要です。「ハリーポッターシリーズ」などが、読み易くてお勧めです。基本的に辞書を引きながら読む必要はないので、分からない単語があっても調べずに、内容を楽しんで読んでいきましょう(どうしても気になる単語は調べてもOKです)。最初のうちは1時間に数ページも進まないかもしれませんが、2週間も経てば1時間で10ページ近くは読めるようになるはずです。それだけ、読む量と速度は関係しているのです。お気に入りの小説を数冊読み終わる頃には、あなたはセンターの長文など長文とも思えないほどの読解速度が身に付いているでしょう。英語で文章を読む習慣が身についてしまえば、センター英語の長文程度の長さの文章は「長文」ではないことに気付くでしょう。

*小説を読むことは、単語力や文法力が十分身に付いてから実施しましょう。読んで全く内容がわからない場合には、無理をせず単語と文法を固めてからもう一度挑戦しましょう。「勉強」と思わず、英語ができるようになってきた「ご褒美」と思って楽しんでください。新しい言語を身に付けて、その言語で小説が読めるというだけで素晴らしいことです。「楽しんで」行えば自然と成長していくものです。

精読力

精読力を身に付けることは、本文全体の内容把握だけでなく、設問に根拠を持って解答する際にも重要です。

精読力とは、具体的にはどのような能力を指すのでしょうか。
この問いに、自分なりの答えが持てないあなたは、まだ精読の勉強が足りていないかもしれません。

この問いに対する、私の解答は、「精読力=英単語力+英文法力+英文解釈力」です。
英文を読んで理解するのに、単語力がなくては、英文の意味そのものがわかりません。
文法力がなくては、時制や比較、仮定や推測などの、文章の細かい意味合いを理解することができません。
英文解釈力が弱ければ、英文の構造を見抜くことができず、意味を理解するために重要な主語と述語動詞の判別等ができません。

このように、「文章の理解」と一言で括るのは簡単でも、精読力は幾つかの重要な力で構成されているのです。精読力の向上は、ただ文章を一生懸命読むのでは、実現できないのです。

精読力を高めたいあなたは、英単語と英文法の勉強と並行して、下記の参考書を使用して英文構造について学びましょう。

「英文解釈の技術100 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)」
「ポレポレ英文読解プロセス50―代々木ゼミ方式」

これらの参考書を用いて、英文の構造を見抜く力を高めましょう。英単語力と英文法力に、英文解釈力(英文構造を見抜く力)が加われば、英文の理解が格段に楽に、自然に行えるようになります。

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参考書名
英文解釈の技術100 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)
著者
杉野 隆, 桑原 信淑
ページ
230ページ
出版社
ピアソン桐原
Btn amazon
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これ一冊を8周しました。すると、京大入試本番で構文をミスすることなく解釈でき、差をつけれたと思います。

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英文の解釈方法が詳しく載っている。これを極めれば敵は無い。ただ必ずCDを使い、音読をすること。

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このシリーズが良いと聞いて前回の模試で60程度取れたので解釈100をいきなり買いました 単語の知識のなさに気付かされるいいきっかけになるかと思います...笑 問題に関してはまだ進行中なのではっきり言えませんが、基礎があればいけるものから単語とイディオムなど色々知ってないとSVOがとりずらいものまで幅広くあるかなという印象です とにかくこの教材の長所はリスニング付きのとこらしいのでそこをやらないならポレポレの方が断然いいとも聞きます(ポレポレやったことないからわからんけど実際どうなんだろw) 自分はリスニングを毎日やる事で偏差値はぐんと伸びるという方が周りに複数いるのでそれを信じてこっちでやってます! marchレベルも早慶も楽勝になる、とのことなので信じてやり切ります!

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参考書名
ポレポレ英文読解プロセス50―代々木ゼミ方式
著者
西 きょうじ
ページ
129ページ
出版社
代々木ライブラリー
Btn amazon
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基礎英文問題せいこうの次にやったから、ショック療法的な感じで解説多くてよかった けど、日本語理解不能なやつあるし、語彙載せてくれないし、まあまあ不親切、マイナス1点 一番いいのは薄さかな

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題材は悪くないと思う。私は西先生の授業を受けて、全く伸びませんでした。標準レベルを飛ばして、発展レベルだけを説明する、旧帝大の医学部くらいの人しかついていけない授業でした。なのでこれで伸ばせるとは思いません。

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阪大以下には漂うオーバーワーク臭 内容は最高

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消去法テクニック

長文問題の得点を左右する最後の決め手は、「問題の解答」です。

当たり前のことですが、どれだけ正確に設問の根拠を発見できたところで、選択肢を選び間違えれば不正解です。「消去法」を用いた解答テクニックで選択ミスを減らしましょう。

「消去法くらいもう知ってるし使ってるよ」

と思ったあなた。
消去する際に意識する「視点」を持てていますか?

Yesと答えられないあなたは、まだまだ意識的且つ効果的に選択肢の消去を行えていない可能性があります。問題の選択肢は、必ず正答を含みます。正答は必ず本文中の根拠に対応していますが、逆に言えば誤答には明確な誤りが含まれています。

この「誤りのパターン」を意識することができれば、より効果的に選択肢を選別することが可能です。自分で過去問を解きながら、よく出るパターンを見抜くように努めましょう。大抵の問題は、選択肢の意味そのものが本文から大胆にズレている、わかりやすい誤答か、本文の内容にそっくりだけど「部分」が間違っている誤答に分けることができます。よくある「部分」の引っ掛けは、「数量」や「時制」「推測」で引っ掛けてくるパターンです。本文中には「96/100名が~した」との記載があるのに、選択肢では「All of them ~」などとされているパターンです。また、時制が現在と過去でズレていたり、本文でwouldやmightなどの弱い推測が使われているにもかかわらず選択肢では確定事項として扱われていたりするケースがあります。

このように、選択肢の消去と一言で言っても、日頃から誤答のパターンを分類して意識しておくことで本番での対応が迅速且つ正確になります。過去問対策の時には意識して取り組んでみましょう。

3つの力を身に付けるために:得点域別勉強法

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センター8割を実現したくとも、伸び悩んでしまう受験生は多くいます。一生懸命勉強しているはずが、学力が全く伸びていかないという悩みを抱える生徒は、受験直前期になるほど多くなっていくものです。

センター英語の得点域別に、センター8割達成のための簡単な勉強方法を紹介します。

センター英語120点未満

センター英語120点未満のあなたは、大問1~6のどこが苦手で失点しているのかを見極め、その部分の徹底的な学習を行いましょう。

120点未満の場合は、未だ全体的に得点率が低い傾向にあります。その場合、得点が取れないのは単純に基礎学力が不足しているからです。英単語・英文法・英文解釈の知識自体が不足しているため、得点ができていない状態なのです。120点未満のあなたは、英単語のような基礎をもう一度徹底して学習しましょう。単語帳は90%以上覚えるように、文法問題集は90%以上正答でき、その根拠も明確に言えるレベルに到達してはじめて、120点を超え、140点台が見えてくるようになるはずです。まずは、自分に基礎学力が足りないという事実を認識してください。

もう一度言います。基礎学力が不足しています。長文問題や過去問に取り組む前に、基礎を短期間で叩き込みましょう。中途半端にあれもこれもと欲張らず、まずはもう一度2週間程度の間、基礎固めを徹底してみてください。基礎ができれば得点は驚くほど上がります。伸び悩む低学力の受験生の多くが、基礎学習を疎かにして長文問題などの応用問題に多くの時間を使っているものです。

基礎を徹底して潰す根性のあるあなたは、長文や過去問に取り組んでも必ず学力はやった分だけ伸びます。今現在伸び悩んでいるのは、基礎という土台が安定していないにも関わらず、さらに高度なことを一生懸命やろうとしているからなのです。

基礎固めを完璧にして飛躍的に学力を伸ばしてください!

センター英語140点未満

センター英語140点未満のあなたは、もう少しで中級者に到達できるところまで来ています。得点できない原因は、文法に苦手分野が多く、大問2で大量失点しているか、あるいは長文の得点率が高くないかのどちらかでしょう。140点近く取れていれば、全問正解に近い得点率の大問と、苦手な大問が明確に分かれてくるので、苦手な分野の対策を重点的に行いましょう。

長文の得点率が低い場合には、「精読」ができていないのか、「読解速度が追い付いていない」のか、どちらかの可能性が高いです。文章を読んでも、「理解できている」という感触がないあなたは「精読力」を、「読むスピードが足らず、焦ってしまう」というあなたは「速読力」を、それぞれ身に付けるための学習を行いましょう。

センター英語140点以上160点未満

センター英語140点以上で安定しているあなたは、受験英語の中級者と言えます。160点までもうすぐなので、気合を入れて学習しましょう。この点数では、基礎学力は高いレベルで安定しつつあるので、英語長文でどれだけミスを無くすかが勝負のカギになってきます。速読力と精読力の両方を総合的に磨く必要があるため、過去問を使った長文の音読が良い勉強になります。

これまでに解いた過去問の全ての長文を各題20回ずつ音読してみてください。そうすることで、それらの長文に含まれる語彙・文法・英文構造の全てが定着していきます。加えて、音読を大量に行うことで「英語を英語として理解する処理速度」が格段に向上します。この処理速度の向上は、解答時間の大幅な短縮に繋がり、余った時間をより正確な読解に充てることで点数がさらに伸びることでしょう。センター140点を超えたあなたにとって、音読はMARCHレベルを確実にし、早慶にすら手を伸ばすのに最も効果的で近道な勉強なのです。声を枯らすまで音読して、圧倒的な英語脳を手に入れてください。

最後に

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センター英語8割は、誰でも実現できます。

今実現できていないあなたは、学習時間が足りていないか、効率的に学力を伸ばす勉強ができていなかったかのどちらかです。

センターの各大問について熟知し、必要な学力を身に付けたうえで音読と過去問にあたることでセンター8割を実現してください。このラインを超えれば、MARCHや早慶がぐっと近づくはずです!

この記事を書いた人
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早稲田大学 文化構想学部に通っていました。大学では英語教員免許(中高)を取得しました。 教育業界への関心が強く、2017年9月からロンドンにある大学院「UCL」のInstitute of Educationに入学予定です。得意科目は英語で、IELTSのスコアは7.0です。

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