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大学受験英語勉強法!センター試験も二次試験も一石二鳥の対策法!

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はじめに

「単語帳で覚えるのは単語の意味だけ」
「一度読んだ長文問題は内容を覚えてるから解きなおさない」
「文法、読解、英作文とたくさん問題集を揃えてみたけど全部中途半端に終わっている」
あなたはこんな勉強法をしていませんか?

私もそんな受験生の一人でした。

文法や単語は覚えきれないし、長文読解は到底時間が足りず、
いつも模試終了時刻間際になって支離滅裂な英作文を書いていました。
あらゆる英語の問題が苦手だったのです。
しかしある時から使っている参考書の活用法を変えてみたところ急に成績が伸びだし、最終的には現役で東京大学に合格することができました。


英語の勉強に試行錯誤して一つのことに気付きました。
「センター試験と二次試験では問題の形式が大きく異なるから、全く異なる勉強法をしなきゃいけない」なんてことは単なる思い込みで、実は単語や文法と英作文の勉強や読解と和訳の勉強は密接に関わっているということです。

これから紹介するのは「センター試験にも二次試験にも役立つ」一石二鳥の英語勉強法です。

もし単語帳で単語を覚える間に英作文もできるようになるとしたら、グッと勉強の負担が減ると思いませんか?

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英語が苦手な人がまず知っておくべきこと

英語に対して苦手意識を持っている人はこう考えてしまいます。
「英語の勉強は覚えないといけないことがたくさんで、時間がどれだけあっても足りない。」と。
しかし実は、勉強の仕方を工夫するだけで英語の勉強時間はぐっと減らすことができるのです。

センター試験と二次試験は異なるテスト?

センター試験は全6問。
・単語の発音に関する問題が1問
・文法語法に関する問題が1問
・読解問題が4問
という構成です。
全問マークシート形式で出題されるので、長文読解も何となく意味がつかめれば対応できるような問題もあります。

対して二次試験は大学ごとに記号で解答できる問題に加えて英作文や英文和訳など記述式の問題も課されます。
これらの問題形式の違いから、センター試験と二次試験では異なる勉強法が必要なように思いがちです。

実際、単語・英文法・長文読解・和訳(英文解釈)・英作文...とそれぞれの形式に対応した参考書や問題集は沢山あります。それらを網羅して個別の対策をするには膨大な勉強時間が必要です。
しかし、それ専用の問題集を用いなくても単語帳や長文読解の参考書を上手く使えば十分英作文や和訳の問題をこなせるようになるのです。

英作文は意地悪な単語&文法問題

まず、二次試験で出題される問題形式の一つ、英作文について。
英作文で問われている力とはなんなのでしょうか?作文という言葉から、表現力とか独創性といったものが求められると思っていませんか。
実は英作文の問題では、単語と文法に間違いさえなければ、高得点を取ることができるのです。なぜなら出題者が英作文で求めていることはあなたの表現力でも独創性でもなく、正しい英文でコミュニケーションを取る能力があるかどうかだからです。
言い換えると英作文は出題形式を変えた意地悪な「単語」「文法」の問題なのです。
そう考えると、センター試験対策のために取り組んでいる単語帳の使い方を変えれば、単純に単語の知識を増やすだけでなく、英作文にも役立つというのがわかると思います。

和訳や要約は実は普段からやっている

また、英作文の他にも記述式の問題形式としては、長文中の一部を和訳する「英文和訳」や長文の主張を短い日本語にまとめる「要約」といったものがあります。
これらもセンター試験で出題される訳ではないですが、二次試験のために特別に対策する必要はありません。マーク式の問題を解くときだって、頭の中では英文を日本語に直すことも長文の言いたいことは何か考えることもやっているはずです。ただそれを解答として文字に書き起こすかどうかの違いです。
マーク式の問題を解いたあと、記述式の試験で問われる場合を想定しながら復習することで二次試験で使える力も伸ばすことができます。

問題集はやり込むもの

以上の話をふまえると、英語の勉強において使える参考書は実は想像以上に少なくできるのです。
英作文や英文解釈といったような言わば「二次試験専用」のものを用いず、単語帳や長文読解問題集をこれからお話しするやり方で進めていけば、センター試験だけでなく二次試験にも使える英語の力を伸ばしていくことができます。記述式の模試でも偏差値が上がっていくはずです。

個別の説明に入る前にもう一つだけポイントをお教えします。
それは、問題集をたくさんやるのではなく、一冊一冊をやり込むことが大切だということです。問題集の数を増やすとその分掛かる時間は増えます。時間効率を良くするためには数を絞って取り組むことが大切なのです。
問題集をやり込むことの真価が発揮されるのは、今よりもさらに入試が近付いた入試2週間前以降の直前期です。
想像してみてください。限られた時間で英語の能力を伸ばさなければいけない時に、新しい問題に取り組むことは果たして効率的でしょうか?それよりもかつて見た問題を復習し、一度覚えていたはずだけど忘れてしまっていることを思い出す方が効率が良いはずです。
入試直前に必ず行う復習を効果的に行うためにも、取り組む問題集の数は絞って、それらを徹底的にやり込むべきなのです。

【効率的な勉強法1】単語帳の例文を覚えて一石二鳥

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それでは単語帳の使い方について解説します。ポイントは単語以外の問題にも使えるように意識しながら覚えていくことです。

「例文暗記」は何がいいのか?

あなたは単語帳をどのように使っていますか?単語の意味を赤いシートで隠して、一個一個単語を覚えていったりしていませんか。そういう人は要注意です。単語と意味をただ覚えていくだけでは、「英作文にも使える単語帳の使い方」にならないだけでなく、表面的な暗記になりがちです。単語帳を見ているときは覚えたつもりでも、いざ英文に出てくると意味が解らないというような経験ありませんか。
そんな悩みを解決する方法が「例文暗記」です。
どんな単語帳にも必ず出てくる単語の例文が載っています。これはとりあえず付いているオマケではなく、寧ろ単語帳の本体とも言うべきものなのです。
この例文を覚えていこうというのが今回提案する単語帳の使い方です。

apple 林檎
ではなく
He eats an apple. 彼は林檎を食べる
というセットで覚えていきます。

例文を覚えていくことによって、文法や語法の知識も同時に身に着けることができます。上の例文でいえばeatという単語の意味、そしてeatの語法の知識が含まれています。
また例文の流れで意味を覚えることができるので暗記が深く定着します。
文法問題で悩んだとき、「あの例文はこうだったから正しい選択肢はこれだ」と選ぶことが出来るようになれば、単語帳だけで英語の成績はグッと伸びるのです。

日→英変換で単語に加えて英作文も

さらに例文暗記が定着してきたら例文の和訳を見て英語に直すことで英作文の練習もできます。
英作文用の例文集はたくさん出版されていますが、そういったものをわざわざ使う必要なく英作文の対策ができるのです。例文集を別に用いると更に暗記する量が増えますが、単語帳の例文を使えば短い時間で同じ効果を得られるのです。
先に述べた通り英作文の試験で使われているのは正しい単語と文法を使うことが出来るかどうかです。
単語帳の例文に出てくるような英文が書けるようになれば、十分合格レベルの答案が作れます。

単語帳の選び方

どんな単語帳にも例文は載っている、と書きましたが、例文暗記をする上でおすすめの単語帳というものもあります。ポイントは、例文が覚えやすいとか、例文の情報量が多い=一文に重要な単語が複数含まれているといったような例文への工夫がされているかどうかです。
私も受験生のころは最初は単語と意味を一対一で覚えていたのですが、『Duo3.0』という一つの例文に3~6個の単語が含まれている単語帳で例文暗記を始めてから成績が伸び始めました。
他にも『究極の英単語』などは一つの例文に3個以上の単語が含まれているので、例文暗記をする場合はかなりお得な単語帳だといえます。時間効率を最大にするときはこれらがお勧めです。

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参考書名
DUO 3.0
著者
鈴木 陽一
ページ
432ページ
出版社
アイシーピー
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DUO 3.0はよく知られているように覚えるべき英単語・英熟語・構文等を一つの例文にできるだけ詰め込み、それでいて実用英語として通用する例文を暗記していく英単語帳である。 ところで君は英借文という言葉を知っているであろうか。 英作文として英文を「作る」のではなく、暗記している文書を「借りる」ことによって英作文の問題文に対処しようとするものだ。 もちろんこの類の参考書は多い。例えば竹岡広信氏の「ドラゴン・イングリッシュ」などがそれに当たるだろう。しかしその多くは英作文用であって英単語帳ではない。すなわち、英作文を本格的に始める段階以前に単語帳として単語を学び、かつ構文を頭に入れることのできる本はこれ以外にはないだろう。 ただしこの本はよく言われる様に程度が高く、センターレベル程度で充分である場合は姉妹書であるDUO セレクトを勧める。

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圧倒的覚えやすさ!! 1周目は他の単語集と変わらないくらい苦痛ですが、この単語帳の威力はそれ以降に発揮されると思います 音読&復習用CDを繰り返すことで、自然とアタマに入ってます! そして例文がおもしろく、秀逸なので何度読んでも飽きない。むしろやみつきになるぜ!というくらいヤめられない&とまらない\(^o^)/ 560本の英語を復習用CDで1時間足らずで聞き取れるようになった頃にはボキャブラリーのみならず、英語のリズムやテンポが染み付いてきますよ〜 つまらずスラスラと音読できるようになれば、単にボキャブラリーの増強のみならず、リスニング、ライティング、リーディングにも効くなんてことに…(*´∀`*)☆ まさに最強の教材であって、やらない手はないと思います!! これをマスターすれば、一気に英語超者への道が開ける!

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学生時代NZに留学してましたが、勉強教材としてかなりお世話になりました。音声CDに関して言えばセレクト版の方が声優の感情がこもってて好きでした笑。

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【効率的な勉強法2】長文読解は数を絞って一石二鳥

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書店に行くと長文読解の問題集はたくさん並んでいます。一体どれを選べばいいんだという風に頭を抱えたくなりますが、大事なのはどの問題集を使うかではなく問題集を「どう使うか」なのです。ただ解いた問題が出来るようになるだけではなく、和訳や要約などにも役に立つ一石二鳥の問題集の使い方をお教えします。ポイントは、一度解いた問題を丁寧に復習することです。

「解答を見て終わり」はNG

さて、いま長文問題を解き終わりました。この後、あなたは何をしますか?まずは解答を開いて答え合わせ、続いて間違えた問題の解説や知らなかった単語の意味などをチェックするはずです。その後は全訳を読んで終わりという人が多いのではないでしょうか。
そうして読解問題を解き進めていくと、時間をかけて見直すよりも多くの長文問題を解くことができます。苦手意識を克服するために量をこなしたくなる気持ちはあると思います。しかし、往々にして解いた量の割に思うように成績は伸びていかないものです。
本当に効率の良い勉強をしようと思ったら、長文問題を解いた時は時間をかけて復習をするようにしましょう。そしてその復習のやり方にも効果的な方法があります。

精読→音読の復習黄金パターン

それが、精読→音読です。
今までやっていた見直しが終わったら次は英文を頭からじっくりと読み直しましょう。一文ずつ、和訳していきます。問題を解いたときに一度読んでいるので何となく意味が解る部分もあると思いますが、和訳問題を解くつもりで進めていきます。初めてみる和訳問題より取っつきやすいはずです。和訳を通じてその長文で解らない単語や文法を無くしていきます。これが精読です。
精読が終わったら次に取り掛かるのは音読です。
英語の勉強には音読が良いというのはよく言われていることですが、音読が最も効果的なのは一度精読した文章です。
音読が良いと知って英文を口に出して読んでみても、その文の意味するところが解らなければ何も身につきません。その点一度精読した文章であれば意味が解るだけでなく文法事項も出てくる単語もすべて解っているので一度の音読で沢山の情報が頭に入ってきます。また、もし一度精読した時に覚えたことで忘れている部分を見つけた時には再び覚えなおせます。
音読は復習の方法として最も効率的なのです。一度精読した文章は最低10回音読するようにしましょう。
また、以前精読→音読した文章を時間が経ってからもう一度音読すると、その間に忘れていたことを思い出すことが出来るので短時間で効率の良い復習が出来ます。
こうした方法を取っていくと一冊の問題集をやるのに今までよりも時間がかかると思います。しかし、適当に問題集を解いて身につかなければそれに掛けた時間は全く意味がなかったことになってしまいます。
「今まで3題解いて見直ししていた時間を掛けて1題復習」するくらいしっかりと問題をやり込みましょう。

【効率的な勉強法3】二次試験の過去問には今すぐ「目を通す」

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教学社から出ている「赤本」や駿台予備校から出ている「青本」などの過去問本も実は効率的な使い方があるのです。まだ過去問を解いても解ける気がしないと思っている人も、志望校が決まっているのであればぜひ手に取って役立てましょう。

まず「傾向と対策」欄を読む

過去問本の使い道は問題を解くことだけではありません。
どの大学についても冒頭に「傾向と対策」(赤本)や「出題分析と入試対策」(青本)といったようなその大学で課される問題の特徴についてまとめたページがあります。
ここを見て、「志望大学では長い自由英作文が出るのか」とか「和訳の配点がとても高いんだな」といったようなことを知りましょう。
志望大学の傾向がわかると普段から自分が何に注力すれば良いかがわかって、効率の良い勉強につながります。(ちなみに、今回は英語ですがこのテクニックは全科目共通で使えます!)

普段から過去問を意識した勉強をする

過去問の傾向を知ったらそれを普段の勉強に活かしていきましょう。
例えばもし受ける大学で英作文の出題量が多く和訳問題はそれほど重要でなかった場合。この場合は単語帳を使っての英作文の練習にかける時間を少し増やす必要があります。その時間はどこから捻出するかというと読解問題に掛ける時間を減らせばいいですね。精読をずっと続けると勿論力は伸びますが、その分時間も掛かります。勉強の成果が上がり、苦手意識なく文章の意味が取れるようになって来たら精読を少し簡単なものにしましょう。英文を読んですぐ意味が取れるのであれば頭の中で訳を作って進めていき、詰まった文は和訳するようにします。そうすると掛かる時間は短縮できるので、空いた時間を他の分野、この場合は英作文に充てることが出来ます。

最後に

ここまで、私が受験生の時に実践していた効率の良い「時短」勉強法をお伝えしました。
特に「例文暗記」は英作文専用の勉強をしなくても英作文を得意分野に出来たかなりおススメの方法です。
今回一番大事なポイントは「様々な形式の問題に対応できるような方法で取り組む」ということです。
この考え方は、英語だけでなく色々な科目や場面で活きてきます。
受験が迫ってくると焦りも出てきますが、工夫をして効率よく勉強していきましょう!

この記事を書いた人
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現役で東京大学 理科2類に合格しました。趣味は体を鍛える事で、卵とブロッコリーを主食としています。 得意科目は数学と物理、化学で、理系科目を中心に執筆していますので参考にしていただけると嬉しいです。

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